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2020年3月16日月曜日

不死鳥!高柳明音総選挙!

すれ違う人の数だけロマンチックになるの


 ちゅりこと、高柳明音さんの卒業コンサートが延期になりましたね。
 どこまで自粛が続くのか分かりませんが、これのせいで人生のスピードが殺されるのは、SKE48ファンの一人としては心配な限りです。彼女の卒業延期に関して、グダグダ文句を言う輩には、「すっこめ臆病な Hater」とだけ言いたいですね。

 
 さて、今回はちゅり関係で16位から1位まで並べていこうと思うんですが、珠理奈や奈和ちゃんと比べると、ちゅりについて知っていることが少ないので、果たしていけるか分かりませんが、「実はこういうのも私は印象に残っているぞ」というのがあったら、皆さんも教えてくださったら嬉しいです。なんというか、曲でとらえるというよりは、出来事でとらえた方が良い気もするんですね。ちゅりカメラで切り取った時間を見ていくと、関係性や何か別のアプローチも考えられますが、まずは曲と映像メインで並べてみます。
 じゃあ、行ってみましょう。

 第16位「ファッションモンスター」

 ソロコンサートでの、きゃりーぱみゅぱみゅのカバーなんですが、彼女が総選挙のポスター撮りの時に着てた衣装で個人的に凄く好きなので、選びました。にんじゃりばんばんといい、ちゅりは色々なキャラクターを持っているなあ。

 

 第15位「エビフライデーナイト」

 大久保さんとの関係も面白かったんですが、なんと言っても最終回!
 かおたんとのコンビは最高に面白かったですね。
 ちゅりはバラエティ向いてるなあと改めて感じさせられた番組でした。
 

 第14位「枯葉のステーション」

 横浜アリーナ1日目で披露した枯葉。
 音響のトラブルがあったんですが、後ろの映像の演出が曲の世界観とあっていて、コンサートの映像演出の中でもベスト3に入るぐらい良かったので、映像ソフトに残っていないのが勿体ない。ちゅりの貴重な枯葉衣装も似合っていましたね。

 第13位「二人だけのパレード」

 組閣後のチームKⅡ一発目のチーム曲なんですが、何かが始まるワクワク感が感じられるんですよね。
 みなるんが加わって、いったいどんな感じでこのチームは動きだすんだろう、そして、ちゅりは、と考えさせられた1曲です。この曲良いんですが、そのうち触れたいと思います。

 第12位「Bird」

 本店のSSAコンサートでの、本当にちゅりが空を飛んでしまった演出ですね。
 たかみなセンターですが、黒い羽の衣装がカッコいい1曲です。
 サビでふわりと浮き上がるところが凄く良いので、未見の方は是非。

 第11位「SKE推し」

 「堂本兄弟」に出演した時の1曲で「キスだって左利き」選抜が唄っているんですが、この時のちゅりの「アイラブバード!ちゅり!」の言い方が凄く好きなんですよね。
 また、別の回で秋元康とSKE48が出演した時に、秋元先生の著作を読んできて付箋を貼りまくっていたのも、番組1本1本にかける本気度が伝わってきて、彼女の人柄が垣間見える良い回でした。

 第10位「青春の宝石」

 凄く良い曲なんですが、まだ卒業の実感がないんですよね。
 変な話、明日もまたSKE48に居るんじゃないか、と思わせるような不思議な存在感があります。MV内では、女優の付き人をしながら頑張る新人女優を演じているんですが、これがまたいいんですよ。ちょっとしたチャンスから自分も出演できるんですが、これから彼女が旅立つ世界を連想させられて、良いMVになっています。
 でも、実感がわかないんですよね。本当に個人的な内容だけになってしまって申し訳ないんですが。受け入れたくないんですかね。

 第9位「2015年総選挙」

 ちゅり初の選抜入りの総選挙。
 「ハロウィンナイト」の時ですね。
 僕は福岡のヤフオクドームに居ましたが、16位まででちゅりの選抜入りの確定の瞬間は、凄く嬉しかったですね。
 ちゅりの「最後の選挙」宣言から「再出馬」に関して、色々と思うところがある人もいらっしゃると思いますが、1年前の自分と同じ考えでいることもあれば、ガラッと変わることってないですか?環境の変化もあってね。特に目まぐるしく変化していた当時の48グループのことを考えると、しょうがないのでは、というのが僕の考えです。

 第8位「兆し」

 ちゅりの元に届いた「ラムネの飲み方」公演の1曲目であり、最初の曲です。
 歌詞の一つの要素が、夜明けを待つKⅡの状況と重なっていて、「希望をください」の部分とちゅりの直訴が重なるように僕には感じます。
 東日本大震災の時なんかも僕はよく聴いていました。
 リクエストアワー2011でのちゅりの表情が凄く良いので、未見の方は是非チェックを!
 
 


 第7位「虫のバラード」

 えっ、ちゅりが虫のバラードなんて歌ってた?と思った方もいるかも知れませんが、「AKB49」の中で唄っているんですよね。彼女はこの舞台の中で前半のストーリーで非常ン重要な存在なんですよね。この役の為に喉に負担を強いてしまいますが、ライブビューイングで観た、この「虫のバラード」は凄い悔しさが伝わってきて、僕は好きなんですよね。主演の奈和ちゃんと真っ向勝負で向き合います。

 第6位「クロス」

 初めて観た時の、これを踊っているパワフルなセンターは誰だ!という衝撃。
 歌詞の世界もカッコいいんですが、松井玲奈のリクエストアワーでのオーディオコメンタリーの言葉を借りれば「ちゅりのKⅡへの想い」として聴くと、また違った味わいがあるんですよね。個人的には、トヨスタでの「クロス」がカッコ良くて好きです。果たして、卒業コンサートでは、どんなクロスになる?

 第5位「S子と嘘発見器」

 1回目の組閣の後のチームCが大好きでしてね。
 このチームを経験したことで、多くのメンバーがアイドル活動への取り組み方が変わったとインタビューなどで答えています。印象的なのが、須田亜香里と柴田阿弥でしょうか。どちらも元居たチームでのワンアーミーっぷりは凄かったですが、ここに来たことで「チームの大切さ」を知ったというね。さらにここに惣田紗莉渚まで来るんですから、凄いチームでしたよね、今考えたら。
 そんなチームCを象徴するのが、この1曲。
 とにかく遊び心に溢れた一曲になっています。衣装もカワイイんですが、ちゅりの「えっ、しょうがないの?」という台詞が好きです。ZEEPなんばであった最後のライブは、本当に楽しかったですね。
 

 第4位「高柳明音の暗黙の了解」

 SKE48のラジオ番組の中で一番好きだった番組がこれでした。
 毎週、SKE48のメンバーをゲストに迎えてトークを繰り広げるんですが、ちゅりのトーク力が炸裂するんすよね。
 ドラフト生たちを掘り下げていってくれたり、松井玲奈さんの濃い部分を引き出してくれたり。毎週、楽しみにしていました。今は「生まれてこのかた」ですが、卒業後も喋る仕事は続けていってほしいですね。行くことは出来なかったんですが、朗読劇とかも聴きたかったなあ。
 

 第3位「DADAマシンガン」

 コメディエンヌとしての高柳明音の魅力が爆発した1曲。
 「KⅡ探偵事務所」というもう設定だけで素晴らしいのに、そこの探偵として奈和ちゃんと一緒に事件に臨むちゅりの姿が最高に面白い。もちろん、曲の終盤でのシリアスな感じも良いんですが、「ひぃぃ」みたいな顔になっているところやダンスシーンを観ていると、謎の多幸感に包まれる1曲です。
 僕が富豪になったら、間違いなくネットフリックスでドラマ化すると思います。
 ちゅりが卒業した後、みなるん辺りが探偵事務所長になって、新たに入ってきた破天荒探偵とか、右手ぶん回し探偵とかと、謎を解いていくんでしょうね。事件証拠、すぐ無くなりそう。最終的に事務所から一歩も出ずに江籠さんが情報を分析して解決とかになる予感もしています。

 第2位 総選挙での直訴

 やっぱり、ちゅりと言えばこれでしょう。
 彼女の切実な願いというか、人生の中の間違いなく大勝負の場面。
 その心からの願いが、秋元康を動かした。
 この直訴から、総選挙で直訴するフォロワーのメンバーも出てきましたしね。
 自分一人のためじゃなくて、チーム全体のこと、いや間接的にはSKE48のことを考えた一言。
 ドキュメンタリー映画「アイドルの涙」でのこの場面は、何を言うか分かっていても泣いてしまいます。
 この人の行動をどれだけの人が真似できるか、アイドルですが本当に尊敬できるメンバーだと思います。


 第1位「マジカルラジオ」シリーズ

 いきなり、極端なことを言いますが、「マジカルラジオ」を好きになれるかは、高柳明音を好きになれるかだと思います。もちろん、役の中の「明音さん」と高柳明音は違いますが、彼女本人とどこか繋がる感じもしましてね。
 3シーズン通して彼女が大暴れするこのドラマ。時々、あの物語の中に帰りたくなります。その大事な要素は明音さんなんですよね。もう、ちゅりが卒業することで復活することは難しいかもしれませんが、僕は本当に「明音さん」を演じる明音さんが好きでした。調子に乗りまくるところ、シリアスに大切なことを知るところ、ラジオが大好きなところ。ああ、明日休みだし、大好きなマジカルラジオ2観よう。
 今、作るとしたら、どんな組み合わせがあるでしょう?


 うーむ、こうして並べていくと、ちゅりって、個人でも凄いんですが、周りへの影響力が凄いと思うんですよね。彼女が持つ独特の雰囲気がそうさせるのか、ただ、彼女がいる「場」の空気がたまらなく好きなんですよね。
 「ラジオ」も「マジカルラジオ」も高柳明音が楽しめる「場」なのかもしれません。そう考えると、「公演」もそうか。
 ちゅりがSKE48に居てくれることは嬉しいですが、ここから先は本来の予定とは違う「寄り道」の時間かもしれません。でも、「寄り道」の時間で過去を僕らに振り返る機会をくれたのかも知れません。
 それにしても、ちゅりのSKE人生はドラマチックだなあ。