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2020年3月12日木曜日

古畑前田のえにし酒#21の感想

北海道3部作中編


 映画の3部作だと2作目が多いことが多い。
 「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」、「ジョンウイック・チャプター2」、「劇場版パトレイバー2」、「ハイロー2 エンドオブスカイ」、「ゴッドファーザー2」、「エイリアン2」と面白い映画が多い。「スターウォーズの帝国の逆襲」とかね(公開順でいうと)。
 というわけで、北海道3部作の2回目。
 期待して行ってみましょう!

 まずは、オープンニングは札幌のすすきのから!
 おおっ、「探偵はBARにいる」で観たことある!
 これも2作目が面白かったですね。
 猛吹雪の中で、あいあい傘の二人。
 初めてのすすきのへ来た二人。
 「大人の階段上りましょう!」と夢ではなく大人の方の階段を上れ宣言の奈和ちゃん。
 いったい今週はどうなる!




 まずは、札幌市中央区南五条に来た二人。
 雪が走る車にも積もってますし、歩道も雪でいっぱい。
 寒さで呂律が回らない前田さん。「零下ー6度の闘い」が始まっています。
 まずは、炉ばた焼きで有名なウタリさんにやってきました。
 なんとこちらのお店、昭和29年創業ということで、札幌で一番長い歴史を持つお店だそうです。お店の中を照らしているランタンの灯りが良いですね。
 ここのお店の机もツルツルで二人は、「この前やつ!」と人間やすりを思い出します。
 さて、メニューの中に北海道初のカニを見つけて、「食べたい」と目を細める奈和ちゃん。この時の声が、本当に食べたいんだろうな、という呟き方です。
 こちらのお店は、お酒を氷で冷やしているそうで、「氷水の方が味が滑らかになる」とお店の方。
 出された氷がでかいのよ。
 まずは、前田さんが「札幌 杉ノ目 神威岬」、奈和ちゃんは「うめ酒(ソーダ割り)」で乾杯。毎回、お馴染みになってきたテレビの前のみんなとの乾杯シーンですね。ちなみに、僕はお酒が飲めないので、バーホーテンのココアで乾杯してますよ。なんでバーホーテンのココアかって?芥川龍之介が飲んでたからです。
 さて、番組に戻ると、「神威岬」を呑んだ前田さんは「凄い辛口、とっても濃いですね味が。多分、お料理とかに合わせるとすーっと入っていくのかな」と早くも料理との相性も見据えています。
 さあ、いよいよ「浜ゆで毛がに」が登場です。
 「バリうまいー!」と目を細めて幸せを噛みしめる前田さん。
 「えっ、カニの身ってこんなに弾力あるんだ」と食感に驚く奈和ちゃん。
 なんか、飲んでるとこアップになって気づいたんですが、奈和ちゃんのピアス、また変わってないですか?
 「本物を食べるとときめくね」とときめき草の花が咲いた奈和ちゃん。
 なんとこちらのお店、10分で満席状態に!
 お隣の席のお客様たちは、関東から来られたそうで、北海道の会社の人に連れてきてもらったそうです。うーむ、有名店なんですね。隣りの方と乾杯するんですが、乾杯する時に、「へっへーい!」とめちゃくちゃ陽気に隣りの方が声出してましたね。
 「乾杯したお酒はおいしい」とお酒の場の楽しみを感じる奈和ちゃん。
 今度は北海道のご当地食材である、「玉ねぎホイル包み焼き」です。
 ううむ、テロップが出るまでは、玉ねぎだと分からないぐらい良い色になってますね。
 「玉ねぎの味がふわーって」と前田さん。奈和ちゃんも「あまーい!」とハンバーグ師匠みたいになっています。料理のおいしさにお酒がBlowin'.Blowin' in the windになる奈和ちゃん。
 

 お隣のお父さんたちにも、玉ねぎをプレゼントする前田さん。
 なんと、奈和ちゃんは3杯目に突入。
 お隣のお父さん方に美味しいお店を聞いたところ、「開陽亭」という「活イカおどり造り」なる「EAT KILL OLL」な食べ方を推奨しているお店。
 メニューに迷っている二人がお父さん方におすすめを聞くと、「ほっけ」と「こまい」の名前が出ました。僕はメニューにあった「大助のカマ」と「きんき」が気になりましたよ。
 「北海道でほっけを食べた時に、めっっっっちゃくちゃおしくて!大好きになっちゃったそこから!やっぱ東京とかと比べて、肉圧だし脂がすごい乗って、本当に別物のお魚!北海道のほっけ、マジでおススメです!」とほっけの魅力を我々に訴えかける奈和ちゃん。
 「ハイテンション!」と思わず前田さんも言ってしまうぐらい、奈和ちゃんはほっけへの愛が強い。
 さて、二人の目の前でほっけが網で焼かれていきます。
 「裏切らない!」とテンションフォルティッシモな奈和ちゃん。
 運ばれてきた「ほっけ」はお皿から飛び出すビッグサイズ!
 張りも肉厚も凄いですね。
 おいしさで奈和ちゃんが、目をつぶって味わいます。
 この番組を観てると、奈和ちゃんが目を開いておいしさを感じることが多いので、目を閉じてしみじみ味わうのは珍しいかもしれません。
 「北海道のほっけはこれですよ!」と大満足の奈和ちゃん。
 奈和ちゃん、気づいたら4杯目に。えっ、「乙女酒」時代から振り返っても一つの店で4杯ってありましたっけ?
 おいしい料理とおいしいお酒。
 おもわず「至福の時!」とチャン・イーモウの映画みたいなテロップが出ます。
 次は、お父さん方がいっていた「こまい」ですね。こちらもお魚ですね。
 直接、手で取りに行く前田さん。
 既に酔いが来てるそうです。
 「噛めば噛むほど塩っけが出て来るね」と奈和ちゃん。
 さあ、毎週恒例「ここで古畑が、どうーしても食べたい」メニューがやってきます。
 今週は「焼きたらば」。カニですね。
 なんと奈和ちゃん、4杯目が終了。誰か彼女を止めてくれ!
 前田さんも3杯目終了。
 急に電波少年風に「10分後」というテロップが入ります。
 完全に目がすわって、「おいしいなあ」と言いながらお酒と間違ってお水を飲む前田さん。肩を抱いている奈和ちゃんが優しいですね。
 「休憩しよう」と、奈和ちゃんストップでこのお店は終了!


奈和ちゃんが注文したメニュー

「うめ酒(ソーダ割り)」 (550円)
「ウーロンハイ」(550円)
「ゆず酒(ソーダ割り)」(550円)
「レモンハイ」(550円)

前田さんが注文したメニュー

「北海道/日本清酒株式会社 札幌 杉ノ目 神威岬」(550円)
「レモンハイ」(550円)
「梅酒(ソーダ割り)」(550円)

二人が注文したメニュー

「浜ゆで毛がに」(1650円)
「玉ねぎホイル包み焼き」(550円)
「ほっけ」(1980円)
「レモンハイ」(550円)
「こまい」(550円)
「焼きたらば」(3080円)


 次はイクラが並々と盛られた看板の「海味はちきょう いくら御殿」にやってきた二人。
 「お酒呑んであったまりましょうか」という奈和ちゃんに、「あたし、今、温まっているかも」とバーニング前田さん。謎のテンションの前田さんを店に入れていく奈和ちゃん。なんか、いつもの感じと前田さんの様子が違いますね。
 こちらのお店、店員さんが胴着を着てます。映画「少林寺」を思い出しますね。
 なんと、こちらのお店、創業者の方が漁師で、漁師さんたちへの敬意を忘れないために頭を丸める習慣があったんですって!従業員全員!
 な、なんだ、その強豪野球部みたいなルール。
 現在は10センチくらいまでOKなんですって。
 調理場もフロアもハチマキだらけで気合いの入った人々が、お店を切り盛りしているわけですよ。
 さて、おすすめのメニューとして店員さんに驚きのイクラ丼「元祖つっこ飯」を教えてもらった二人。前田さんが、メニューに「メロンサワー」を発見。
 「しかも、夕張メロンサワーと聞いたら頼むしかないよね」と奈和ちゃん。さらに「ナポリンサワー」というもう一つ気になるメニューが。
 こちらは北海道で愛されている「リボンナポリン」という炭酸水を使ったサワーだそうです。
 ついに奈和ちゃんは5杯目へ突入。「夕張メロンサワー」です。
 前田さんは、4杯目の「ナポリンサワー」。でも、大丈夫なんでしょうか?
 「ゴジラ対デストロイヤー」を観るような緊張感が走ります。
 「おいしい、あたし、こんなにメロンの味がガツンと来るメロンサワー初めてです」とメロンの味を堪能する奈和ちゃん。
 「なんかあたし、オロナミンCみたいな健康ドリンクの味がします」と前田さん。
 次は「バフンウニ」です。
 ウニ大好きな前田さんは、「ああ、濃い、甘い」と大満足。
 奈和ちゃんは6杯目の「北海道ハスカップサワー」へ。
 えっ、この人どんだけ酒強いの?
 続いては、「はちきょう刺身盛り合わせ」です。
 こちらの刺身の内容なんですが、「ホッキ貝・しめさば・平目・ぼたん海老・ウニ・にしん・タコ・サーモン・本マグロ」と海の幸オールスターですね。
 前田さん、5杯目の「みかん酒(水割り)」へ。
 おお、止まらなくなっている。この現象を奈和ちゃんは北海道マジックと名付けていますね。
 まだまだきます。「本ししゃも」です。
 こちらも「ふっくらとした食感で、凄くおいしい」と奈和ちゃんも満足。

 ここで、奈和ちゃんの近頃の居酒屋エピソード。
 最近は専ら「土間土間」に行ってるんですって。
 前田さんによると、声優さんは、飲み会で演技論を語るそうです。
 僕が知ってる声優とお酒エピソードといえば、飲んだら可愛くなる森久保さんと、仲が良い鳥海さんが年末年始いっしょに過ごしたエピソードぐらいでしょうか。
 前田さんが語る、声優あるあるの中で「お酒が進むにつれてめちゃくちゃ説教する」というエピソードも面白かったですね。
 「かおりんの話をつまみに呑めちゃったなあ」と鬼平みたいな感じで酒を空ける奈和ちゃん。粋ですねえ。
 ちなみに奈和ちゃんの場合はこんな感じ。

「お仕事の話は極力メンバーとしない。なんか、あんまり、じぶんのなんだろ、なんだろうなあ。深くを逆に知られたくないといか。もう、なんか自分が燃えるのは、『奈和ちゃんってなにも考えてなさそうだよね』って言われるのが凄い好きで。ってなると、この人は私のことあんまり分かってない、嬉しい、みたいな。自分は逆に隠させてるんだみたいな。っていうのが、スゴイ、なんだろう。嬉しい」

 自分のパーソナルな部分を持ち続けてるところが、奈和ちゃんらしいですね。「君の心が分かるとたやすく誓える」ような状態嫌ですもんね。
 
 奈和ちゃんのエピソードを聞けたところで、「つっこみ飯」が登場します。
 なんと、こちらご飯にいくらをガンガンかけていくんですね。で、ストップって言ったら止めてくれるんですが、言わなかったらギリギリまでのっけられるんですね。
 「オイサー」という掛け声と共に店が盛り上がっていきます。いや、どんだけ乗っかってんのよ。
 「いくらでも食べれますね、いくらだけに」と、オードリーの若林さんが聞いたら「ご機嫌ですねえ」というベテランを処理する時のワードが出てきそうなギャグを飛ばす前田さん。
 いやあ、気合いの入ったお店でしたね。


奈和ちゃんが注文したメニュー

「北海道夕張メロンサワー」(528円)
「北海道ハスカップサワー」(528円)

前田さんが注文したメニュー

「ナポリンサワー」(528円)
「みかん酒(水割り)」(649円)

二人が注文したメニュー


「バフンウニ」(1089円)
「はちきょう刺身盛り合わせ」(2200円)
「本ししゃも」(913円)
「つっこ飯(中)」(2585円)

 来週は、札幌雪まつりに殴り込みじゃい!
 北海道完結編に期待です!