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2019年11月30日土曜日

古畑前田のえにし酒#6の感想

上京物語


 さて、今回は東京の谷中銀座商店街前から番組が始まります。
 空模様は生憎の雨。
 しかも、結構振ってる。
 今回の場所は、福岡出身の前田さんが上京する前に物件を探しすために来た街だそうで、ここら辺のホテルやネットカフェを泊りながら探したそうですよ。結構居たのかな?



 早速、お店に向かう道中で懐かしさを感じる前田さん。
 「見たことあるし、まさにここがね。私が泊ってたホテル」と思い出のホテル登場。スタッフさんも知らなくて偶然だったそうです。そのすぐそばに巨大なぶりが印象的な魚屋さんが。この魚屋さんの隣がお店をしているそうで。
 お店の名前は「魚貝三昧 彬」。お店の中のお酒のお品書きも気になるものが多そうです。
 まずは、「鍋島特別純米」と「日本酒で造ったゆず酒(ソーダ割り)」で乾杯。
 「鍋島」は色が赤いんですね、と書こうと思ったら、升の中の色でした。
 ここでお店の人が持ってきてくださった、鰤の頭を豪勢につかった鰤大根のお鍋が登場します。すかさず、サムズアップ風に親指を立てて「鰤大根でお願いします!」と奈和ちゃん。
 ここで、なんであのホテルにしたのか、という話に。
 「安かったんだよね。一人で泊まるには怖かったけど、ちっちゃい大冒険って感じで」
 確かに、初めて旅行とかでホテルの予約した時、しかも行ったことない土地の時はどきどきしますよね。未だにしますしね、僕は。
 さて、ここで「刺身の盛り合わせ(ブリ・マグロ・サワラ)」が到着。
 まずは、お店おすすめの炙ったブリから。
 食べた奈和ちゃんは「んっまぁ!」と、声が出てしまいます。
 次は、前田さんがインドマグロを食べます。
 「溶けていく」と、おいしさを堪能。
 奈和ちゃんも「優勝じゃね?」となります。
 「なんならさ、バナー持ってやりたいよね」という前田さんの言葉に「あっ、それはちょっとゴメン」とシャッターを下ろす奈和ちゃんの温度差も面白い。
 おいしいのに安くて、他のお店より2割3割は他のところよりも安い、とご主人が言っていましたが、やっぱり魚屋さんをやってるから、コストもカット出来てるんでしょうね。
 次は「帆立のバター焼」が登場。
 日本酒とバターだけで仕上げた素材のうまみが引き立ちそうな一品です。
 ここからは、何故、前田さんが上京したのか、という話に。
 声優になるには、上京する必要があると思った前田さんは福岡と北九州を行ったり来たりしながら、1年ほどバイトをするんですが、頼れる友人から「先に上京した方がいいよ!」とアドバイスをもらい、上京することに。
 お母さんは、芸能界に対する不安もあったそうで、反対していたそうですが、お父さんの「やりたいことをやればいい」というグローリーデイズ的な言葉が後押しになって上京が決まったそうです。
 「今、考えると無謀だったなあ」と前田さんは、当時を振り返っていますが、やっぱり最前線で活躍する人には、チャレンジ精神が必要なんだろうなあ、とふと思いましたよ。
 さて、味がしみ込んだ帆立をいただきます。
 甘味があっておいしそうですね。
 ちなみにここの料理はご主人が一人で作っているそうで。
 「このご時世で人で不足で。なり手がいないんですよ」とご主人。
 ここで、奈和ちゃんが驚愕のアイディア。
 「じゃあ、ここで募集します?」
 この発想はなかった。
 この番組がきっかけで、このお店で働く人が出てきたら凄く良いなあ。
 二人は2杯目のお酒に突入。
 奈和ちゃんは「ざくろサワー」、前田さんは「芋焼酎造りにごり梅酒」。
 いよいよ、鰤大根が来ます。
 わざわざ、前田さんに目隠ししてから、メニューを見せる奈和ちゃんが無邪気ですね。
 いやあ、もう大根の色がピンクみたいになってる。
 僕は魚介類苦手なんですが、好きな人にはたまんないやつなんでしょうね。
 奈和ちゃんの「なんであのホテルに泊まっておきながら、このお店に行かなかったの?」という問いが出るぐらい美味しかったんですね。
 締めは「さんまで包んだ焼おにぎり」(1078円)がおいしいそうですよ。
 いやあ、これは、是非後継者が見つかって欲しい。 
 

 奈和ちゃんが頼んだメニュー
「佐賀県/富久千代代酒造 鍋島 特別純米」(グラス 770円)

 
「ざくろサワー」(550円)

前田さんが頼んだメニュー
「日本酒で造ったゆず酒(ソーダ割り)」(616円)
「芋焼酎造りにごり梅酒(ホット)」(660円)

 二人が頼んだメニュー
「刺身の盛り合わせ(ブリ・マグロ・サワラ)」(2530円)
「帆立バター焼」(1078円)


 
 次は東京・湯島の「玉善」さんにやってきた二人。
 とにかく、メニューが安すぎる。
 一瞬、上海とかなのか、と思いましたよ。
 お店は、なんか酸っぱいや、大人のパラダイス!ということでサラリーマンのお父さんたちで溢れていますよ。
 なんとこちらのお店、創業35年で、ずっと値段を変えずにやっているんですって。
 もうね、壁の色が「鬼平犯科帳」に出てきそうな色ですもん。
 ご主人の話によると、頼まれると原価割れしてしまうメニューもあるそうで。
 「じゃあ、頼んでいきますか」と容赦なく、闘いのファンファーレを鳴らす奈和ちゃん。
 前田さんは、「お父さんがよく晩酌で呑んでいた」という「黒霧島」を注文。
 お椀があって、その中に氷やレモン、柚子的なものが入ってますよ。
 そして、それがグラスに注がれるというね。
 「これ、凄いわ」と二人。
 ここで、お隣の席のお父さんたちに話かける二人。
 今、何を食べてるか聞くと、優しくお鍋の説明をしてくれるお父さんたち。
 いやあ、映画「アシュラ」の主人公とかが隣りの席じゃなくて良かった。
 この縁を記念して乾杯していくんですが、こんな感じで縁が広がっていくといいなあ、とふと思いましたよ。
 ここで、前田さんは「グレープフルーツサワー」を注文。
 そして、わりとそのまんまな「イカの姿焼き」がでてきます。原型がすぐ分かる感じの形ですね。
 今度は、前田さんの上京後の話に。
 「最初はホームシックが凄くて。あとやっぱ、バイトが慣れなかった」と前田さん。派遣のバイトで色々とやってそうです。
 うーん、派遣って、本来ある程度キャリアを積んで、技能を持っているプレイヤーが、色々な会社を渡り歩きながら、幸福度が高い感じの働き方をするためにあるような気がするので、今の日本での広がり方を見ると、凄く複雑な気持ちになる時があります。
 話を戻しましょう。
 ミスタードーナッツでバイトしていた時の先輩が、今のアミューズのオーディションを教えてくれて、見事合格という。なんというか、出会いって大切ですね。そして、巣鴨に最初は住んでいたんですが、「遊ぶところがもうちょっと欲しいなあ」と思って、と更なる引っ越しをしたそうです。
 ちなみに、奈和ちゃんは、賃貸とかのサイトで自分の好みの条件を入れていくと、条件にあったお家は0になっていくそうです。いったい、どんな条件を入れてるんだ!
 さて、ここで更に「日の丸サワー」が前田さんのもとに。
 下に梅が入ってるんですね。潰して広げていくと、グラスの中の色もちょっとずつ変わっていきます。
 奈和ちゃんは、「玉露割り」をオーダー。
 あっという間に飲み干していきます。
 おいしいメニューにお酒が止まらない感じですかね。
 グループで行くことで、色々なメニューをシェアして楽しめるそうですよ。
 ちなみにお店のおすすめメニューは「六宝菜」(550円)ですって。

 いやあ、今回は前田さんの上京話を色々と聞けましたが、SKE48でも地方メンバーが名古屋に来るまでと、来てからの話とか、聞いてみたいな、と思いましたよ。
 なんとなく、連想した曲を貼っておきますね。
 
 奈和ちゃんが頼んだメニュー
「玉露割り」(363円) 


 前田さんが頼んだメニュー
「グレープフルーツサワー」(495円)
「日の丸サワー」(495円)

 二人が頼んだメニュー
「バチ割り 芋焼酎 黒霧島」(2750円)
「イカの姿焼き」(715円)