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2019年11月6日水曜日

永遠のレガシー①

大矢真那というレガシー


 「浮世離れ」という言葉がありますが、僕は、大矢真那さんを見る度にこの言葉を思い出すんですね。凄くフワフワした感じがするというか、よくSKE48のマッドマックスかおたんと仲良くなったな、と思うんですがね。
 僕が彼女の魅力的な要素として、「言葉」があると思うんですね。
 彼女がブログに残していった言葉の数々、それは時として、SKE48の指針になる時もあれば、ファンの声を代弁してくれる時もあり、今のSKE48がファンの目にはどう映っているのかを問うような内容の時もありました。

 そして、珠理奈の保護者的なポジションでもあり、要所要所で珠理奈を支えてくれたことも印象的です。2018年の総選挙の舞台裏で、珠理奈の控室に彼女が来たときの、珠理奈のリラックスした顔を見ると、ああ、やっぱり心を許せる大事な存在なんだな、と感じました。

 さて、そんな彼女の卒業曲が「永遠のレガシー」です。
 まずは、聴いてみましょう。



 うーむ、もう観てるだけで、これまでの大矢真那の歴史を感じる素晴らしいMVですね。個人的には、メイキングの方が画質が良い気がするんですがね。
 劇場、レッスン場、羽豆岬、名古屋ドーム、大須、そして劇場と戻ってきて、最後は珠理奈からお花をもらうという構成になっているんですが、羽豆岬のところの綺麗なお嬢様感が凄く良いですね。こんな品性を感じるメンバーなかなかいないですよ。

 歌詞の世界を見ていくと、先が見えない未来へ進んでいく曲の主人公と、残されていく者たちへのメッセージが描かれています。自分が抜けても新しい夢がきっとそこに芽生えていく埋まっていくというのは、どこか新しい期への期待も感じられます。

 この曲を生で聴いたのは、大矢真那卒業コンサートの時なんですが、どうしても、1曲前の「神々の領域」が凄く好きで、涙の珠理奈の表情がたまらないんですよね。そして、この曲を挟んだ後の「未来とは?」の再登場もほんわかして良かったんですよね。
 総選挙曲を中心としたユニット曲ブロックも凄く、ファンの方への感謝の念が伝わってきて、良かったです。
 まさなコミュニティの強さは、SKE48ファンだったら、お馴染みだと思います。
 かくいう僕も、2017年の速報で、珠理奈の2位が発表されて、「速報1位は誰だ?」となった時に、僕は「真那が来るんじゃないのか、1年分のチャージをみんなみんなが爆発させたんじゃないのか?」と怯えたものです。
 
 彼女の誠実さ、真面目さとオモシロが融合した独自のキャラクターは、今後も登場しないんじゃないでしょうか?
 舞台「AKB49」での呪いキャラで、かおたんやみなるんからツッコまれるシーンとか最高に好きなんですけどね。

 最後に僕が観たのは映画「アイドル」の特典ディスクですが、また、いつかSKE48のコンサートを観に来て、彼女が残していったチームSの後輩たちや珠理奈の活躍を観に来て欲しいなあ、と思いますよ。