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2019年11月22日金曜日

気付けばブログが一周年!

今日までのこと、これからのこと


 SKE48について考えようと思った時に、5、6年前の僕は、まとめサイトを見たり、そのサイトのコメント欄を見るか、『ブブカ』などのアイドル雑誌のぺージから考えることしかできなかったんですね。

 やがて、時は経ち、SKE48について動画で語る人やブログで語る人がどんどん増えてきました。各メンバーや箱全体の魅力を動画にする人も増えました。
 でも、SKE48の曲について、じっくりと語っている方って、ほとんどいなかったんですね(貴様の10年前からやっとるわい、という方がいたら失礼)。

 急に話を飛ばしますが、僕は映画が好きで、映画の評論って作品ごとに書かれていることが多いんですね。もちろん、監督や俳優ごとに書いてる本もありますがね。
 ネットでもプロアマ問わず、映画についての感想が広がっていき、たとえば、黒澤明にハマった時に、youtubeにあった春日太一さんと町山智浩さんの「午前10時の映画祭」の「七人の侍」の動画とか、最高に楽しかったなあ、と思いましてね。映画が公開されたのは、もう50年以上前なのに、今でも楽しめるし、色々と考えて、他の人の意見と照らし合わせてさらに様々な発見をしていく。ネットというほぼ永久に残るものなので、これからも「七人の侍」で検索した人は、あの動画と出会って、様々なことを知り、二人の観点から観た「七人の侍」を聴くことで、さらに見識を深めたり、楽しみ方を増やしたりしていくんだろうなあ、と思いましてね。

 これをSKE48でもできないかな、できたら、50年後のSKE48ファン(レプリカントでも可)が読んでも楽しめるような、何かを作りたいな、と思い、ブログを始めました。
 丁度、東浩紀さんの「弱いつながり」や宇野常寛さんの「プラネッツVOL10」なんかを当時読んで、ネットに何かを残すことの意味やじっくりと考えてものを書くことについて考えましてね。
 書きたいことがあるけど、焦らずにじっくりと考えて、質の良いものを残していきたい。
 どこまで、この1年で出来ているか分かりませんが、この1年、曲については頑張ってきたつもりですが、まだまだですね。
 テレビやライブの感想系の記事は、やっぱり上記の内容からずれるんですけど、意外と自分以外あんまり書いてないものもあったりするので、もう少し続けようかな、と思っています。

 さてさて、色々と書きましたが、折角の1周年なので、色々と振り返ってみましょう。
 まず、この1年で一番ブログで取り上げたメンバーは誰か?
 ぶっちぎりで、古畑奈和でした。
 まあ、2018年から2019年にかけては、センターにもなりましたしね。
 色々と語りがいのあるメンバーですもん。
 そして、珠理奈、だーすー、どんちゃん、よこにゃんが後ろを追っている感じですね。
 
 1年間で書きたい曲もほとんど書いたんですね。
 「石榴の実は憂鬱が何粒詰まっている?」や「誰かの耳」という自分が書きたかった曲や「出航」や「コップの中の木漏れ日」のような、じっくりと考えていくと、色々と見えて来る楽しみもありました。実は、1月ぐらいから、常にネタ切れだったんですが、この1年で書いた記事の数が400。バランスで言うと、SKEを始めとしたアイドルについてが7割、映画が1割、お笑いが1割、本が1割なんですが、不思議なもんで、読まれてる数は、映画やお笑いについてが圧倒的に多いんですよね。これは、色々な理由が考えられますが、もうちょいメジャーなブログになるように頑張りたいと思っていますよ。

 僕自身については、さっき映画「パトレイバー2」を観ました。いやあ、面白かった。じゃなくて、まあ、時計の針を1年前に戻すと、会社を退職したんですよね。去年の11月に。そして、暇になったので、色々、自分がSKE48に関することを世間様にアウトプットしてみるか、と始めてみたんですね。そこから、今年の6月に就職するまで、ひたすらブログの更新を続けました。この半年で完全に書くための準備の手順や論説のフォーマットが確立されたのかな、と今では思っています。就職してからは、書く時間が大分減って、一週間に2~3更新になってしまいましたが、これからもこれぐらいのペースで、あと1か月は行くかと思っていますよ。

 嬉しかったこととしては、このブログを上記の春日太一さんが読んでくださって、紹介してくださったことや、今年のベスト級の衝撃だった「京都国際映画祭」に参加された監督さんたちが、このブログを読んでくださったことがありましてね。もうね、映画好きとしては、もう死んでもいいかな、という感じでした。
 悔しかったこととしては、来年の1月に京都で行われる文学フリマの申し込みを忘れて、参加のチャンスを逃してしまったこと。これは、滅茶苦茶くやしかったですね。同人誌という紙の本にすることで、よりマニアックな内容を書こうかと思っていただけに、残念でした。

 これからの動きとしては、ブログを続けつつ、新しいアクションを起こしていこうと思うので、期待せずに待っていてください。
 これからもSKE48ファンとして、SKEを楽しみながら応援していきたいと思います。来年は現場に行きたいなあ、ほら、後藤隊長も言っていたじゃないですか。
「戦線から遠のくと、楽観主義が現実にとって代わる。そして、最高意思決定の段階では、現実なるものはしばしば存在しない。戦争に負けているときは特にそうだ」
 来年は「戦線」に立って、書いてることが「楽観主義」にならないようにしないとなあ、と。やっぱ、DMMとかで観るだけじゃなくて、コンサートに行くことで、得られること、握手会に行くことで知ることができるものもありますしね。
 あとね、ちょっと、新しいことを考えているので、お楽しみ。