きっかけ
先日、前の職場の同僚と食事に行く機会がありましてね。
この方は僕なんかより、読書をされている方で、「最近は電子書籍が便利になった」という話題になったわけです。まず、選べる本の量がひと昔前と比べて、格段に増えたこと。新刊も発売日の0時から買えるものが増えていること。そして、持ち運びが超楽なこと。たとえば、「芥川龍之介全集」と「太宰治全集」が同時に持ち歩けるのは、超便利です。更に電子書籍だけの特典やそもそも配信限定のものもあるということ。
以上のことから、これから紙の本を持ち歩く意味ってこれから薄れていくのかなあ、となんとなく考えていたわけです。
そんな中、SKE48文庫がセブンネットで発売されることが決まりました。
詳しくは公式サイトをチェック!
https://7net.omni7.jp/general/002102/191101ske48bunko
古い48グループファンの方なら、集英社のナツイチで珠理奈や奈和ちゃんやみなるんが、読書感想文書いてたのを覚えてると思います。あの時、買った「宵山万華鏡」、未だに読んでないなあ。あと、玲奈ひょんが「人間失格」担当だったのも印象に残ってますね。
読んだことある本の感想をメンバーが書いていて、「あっ、この子はこう感じるんだ」と少し、距離を近く感じたものです。
で、今回のSKE48文庫のラインナップなんですが、選抜メンバーよりは、なんでこの作品になったのか、何か意図があってなのか、ランダムに選ばれたからなのか、ベストセラー的なものの中から選んだのか、気になります。
このキャンペーン、既にスタートしており、特設ページにはここでしか読めないインタビューがいくつか掲載されてましてね。僕はだーすーとみなるんの対談がなかなか興味深くて、二人の読書する場所や時間なんかも分かっていいですよ。
https://7net.omni7.jp/general/002000/191101dokujyo?utm_source=twitter&utm_content=twitter&utm_medium=tw191101&utm_campaign=tw191101_2
更に、書き下ろしサインとコメントがついてくるのも良いですね。
既に、真木子はTwitterに感想を書いてくれてますが、こういうのを見ると読みたくなりますね。
私が担当させて頂くのは森沢明夫さんの「#虹の岬の喫茶店」。誰もが感じる心の疲れにそっと寄り添い癒しをくれるような、じんわりと優しさが染み渡る素敵な作品です。読み終えたあとはきっとコーヒーが飲みたくなりますよ、是非。https://t.co/931QaiqDPz#セブン文庫#セブンネットショッピング— 斉藤真木子 (@saitomakiko_628) November 1, 2019
さて、話をこれからの本について戻すと、電子書籍ではなく、物の本として持つことに関しては、このような何か付加価値を持つことが一つ。そして、「偶然の出会い」があるんじゃないでしょうか。
電子書籍で買い物をする時って、ある程度、作者や作品を絞っていることが多いと思うんですよね。もちろんレコメンド機能のあるサービスもありますが、自分の趣味の範囲内で、大きなジャンプは無いんですよね。じわじわと広がるかも知れませんが。
たとえば、こういうキャンペーンでの偶然の出会い。
とりあえず、SKE48がコラボしてるから買ってみるか、という理由での出会いも良いじゃないですか、僕みたいに読まずに終わる人もいるかも知れませんが、そこから読書の幅が広がっていくというなら尚よしです。
メンバーきっかけで、普段は手に取らない作品に触れていくというのも良いのではないでしょうか。
あと、視覚的な効果でもう一つ物としての本の良さを見出すとすれば、並べられるというのもあるかもですね。モニターの大きさにとらわれることなく楽しめるというね。
これからの展開としては、SKE48と各出版社が良い関係を続けて行ってほしいなあ、と思いますよ。
出来たら、このキャンペーンが成功して、「今度はSKE48表紙の文庫を本屋に置いてみよう」と思ってくれる出版社さんが出てきてくれるように。だって、乃木坂はやってますからね。
ジャケ買いで作品に出会うも良し、作品買いでSKE48に出会うもよし、色々な偶然の出会いに期待します。
なんだかんだ言いながらも、仕事帰りに本屋さんに寄る癖が未だに抜けません。
新刊のコーナーや書店員さんのレコメンドのコーナーに、思わぬ良作が隠れているかもしれませんからね。
なんとなく連想した曲を貼っておきますよ。
うーん、どれを選ぶか迷うなあ、全部買うべきか。
実は既に読んでる本があるんですよね。まあ、それ言ったらハードカバーと文庫どっちも買う本とかもあるんですけどね。
もう暫く迷ってから買おうかなと思いますよ。
青海ひなのが表紙の「雨のなかの噴水」とか、北川愛乃が表紙の「数えずの井戸」とか、仲村和泉表紙の「オン・ザ・ロード」とか、石川花音表紙の「デジタルネイチャー」とか、水野愛理が表紙の「平家物語」とか、絶対買いますよ。妄想が広がり過ぎましたが、皆さんも「こんな組み合わせいいぞ」というのがあったら、この際ですから教えてください。