君の勘違いの海を僕は泳いでいただけ
※週末恒例の肩の力を読んで欲しい記事です。
放送作家のせきしろさんが出した「たとえる技術」という本があります。
文字通り、何かを例えることで、そのものを読者によりはっきりと伝える技術が書かれています。
「違い」を表すたとえとして、「部活のOBが言う『俺らの頃の練習』と『お前らの練習』のように違う」、「3年生が引退した部活のような別世界」など、どこか共感できたり、その表し方があったかと、たとえマニアにはたまらない本です。
不思議なもので、普段とは違う表現をすることで、そのものが明確化されたり、別の一面が見えてきたりすることがあるものです。
それはSKE48も同じで、普段と違う曲を通してそのメンバーのいつもと違う一面やより本質が見えてくることも多いです。
僕の場合は、2016年のソロコンでのだーすーこと、須田亜香里がカバーした森高千里さんの「私がおばさんになっても」のカバー。
子供の頃に聴いた懐かしさと、ああ、だーすーって、なんて人間としてカワイイ人なんだ、という感じで、彼女の良さが浮き上がってきました。
須田会のゆうかたんこと、浅井裕華が対照的に中森明菜さんの「少女A」をカバーして、こちらも普段とは違う一面を見せてくれましたし、昔の曲も知ってるんだ、という新鮮な驚きがありました。
そんなわけで、今回はSKE48のメンバーにカバーしてほしい曲は何かを考えてみたいと思います。
僕が真っ先に思い浮かんだのは、中島みゆきの「悪女」を谷真理佳に彼女にカバーしてほしいな、と思うんですよね。
彼女の元々持っている声の良さと、実はすごく空気も読めるし繊細な人だという感じがして、相性が良さそうな気がしています。
あと、声質的に松本梨香さんの「A live a life」なんかも聴いてみたいですね。
ちなみに、僕の元推しの岡田美紅は、miwaさんの曲をよくカバーしてましたが、個人的には「サヨナラ」を唄ってるとこを観てみたかったなあ、と思っています。
あとは、古畑奈和ちゃんには、Coccoの「Raining」とか聴いてみたいですね。彼女の歌唱力と演技力が丁度融合する予感がしています。
「樹海の糸」や「雲路の果て」とかもどんな風になるんだろう、と思います。
ちなみに、僕の推しの五十嵐早香先生にカバーしてほしいのは、中谷美紀の「フロンティア」です。
彼女の内面はいったいどうなっているんだ、でも、知ろうとするときっと形を変える、量子力学的な存在に見えているのかも知れません。
あと、なーやんこと竹内ななみさんに川本真琴の「微熱」を唄って欲しいですね。
こうして、カバーしてほしい曲を書いていくと、自分がメンバーのどんな要素に注目しているかや、どんな風に見えているかが浮き彫りになってきますね。
皆さんは自分の推しに唄って欲しい曲はありますか?