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2020年5月6日水曜日

5月3日 松井珠理奈showroom配信の感想 

セットリストをかき乱せ!


 哲学者であり思想家の東浩紀「弱いつながりー検索ワードを探す旅」を読んだのは2014年のことでした。
 ざっくり書くと、たとえば僕らがGoogleで検索する言葉は偏っていて、毎日、同じような言葉を検索していないかい?という発見からスタートするこの本は、かなりの衝撃でした(本当にざっくり書いてるから、この問題の解決策を含めて、一読することをお勧めします)。
 無意識のうちに、無限に世界と接続するツールを、自分でその機能を狭めているのではないか?
 これは、別に検索ツールに限ったことではありません。

 たとえば、「ああ、48の曲になんだか飽きたなあ」とか、「プレイリストが決まり過ぎて退屈だなあ」とか、「軽い気持ちでSKE48の楽曲と映像についてのブログ始めたけど、なんか最近、メンバーの歴史ばっかり追ってないか?」という袋小路に突き当たる人も多いと思うんですね。
 そんな僕らの憂鬱をぶっ飛ばしてくれたのが、世界王者、松井珠理奈のカラオケ配信ですよ。
 彼女が先日唄った曲を、覚えている範囲で挙げていきましょう。

 ・チューしようぜ!
 ・センチメンタルトレイン
 ・誰かのせいにはしない
 ・叱ってよ、ダーリン!
 ・Mystery Line
 ・永遠プレッシャー
 ・エリアK
 ・花占い
 ・トイプードルと君の物語
 ・お手上げララバイ
 ・わるきー
 ・眼差しサヨナラ
 ・チューよりkiss
 ・ハレーション
 ・アボガドじゃねえし
 ・花火は終わらない
 ・大声ダイヤモンド
 ・スキャンダラスに行こう
 ・世界が泣いてるなら
 ・We`re All This Together
 ・Glory days

 正直に書くと、初めて聴いた曲が何曲かありました。
 さらに昔の本店の曲を改めて聴けたのも良くてですね。
 「アボガドじゃねえし」とか、久々に聴きましたよ。
 そういえば、珠理奈のキャリアの半分ぐらいは、本店のカップリングや公演曲も経験してるんですよね。
 もはや、「超選抜」とか「神7」という言葉は時代遅れとなってしまったのかも知れません。しかし、黄金期を知っているメンバーは48グループを見渡しても、峯岸さん、柏木さん、珠理奈ぐらいじゃないでしょうか(ゆいはんたち9期生はもう一つ次の波ですかね)?
 メンバーの中にはアイドル曲が好きで48グループの曲を沢山知っている子も多いですが、あの時代を経験した珠理奈が唄うことで、彼女が何をしていて、誰と歌っていたかなんかも連想できていいいな、と思っています。
 あと、ちゃんと定番も押さえているのも嬉しくてですね。
 「大声ダイヤモンド」のイントロを聴くと、やっぱり盛り上がります。

 携帯電話に入れている曲も、「シャッフル」設定にしても、最近は聴く曲に結構偏りが生まれているんですよね。そもそもダウンロードしてる時点で、曲を選別しているわけなので。
 昨日からは、「Spotify」なんかで知らない誰かの作った48のセットリストとかを聞いて楽しんでおります。
 そうすることで、いつも聴いていた曲が、違った聴こえ方がしてくるかもしれません。
 自粛期間中で、どうしても色々なことのマンネリ化が進む中、新しい発見やまた違った曲の魅力を知ることが出来た方も居たんじゃないでしょうか、「ああ、そういえばこういうブログにしたかったんだ!」という人もきっと居たと思います。
 彼女がSKE48に居る間に、曲の思い出を色々と聞きたいです。また、知らなかったり忘れてしまっていた曲も、魅力を知るきっかけをくれる人だな、と改めて感じました。