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2020年4月19日日曜日

行ってみたかったコンサート ガイシ2012

伝説の目撃者たちへ


 いつSKE48を好きになったかは、人によって違います。
 たとえば僕が、どっぷりハマったのは2012年の『アイシテラブル!』発売後ですし、職場に居た古畑奈和ちゃん好きのデザイナーさんは、2013年の『マジカルラジオ3』放送時でした。

 すると、当然ですがもっと早くファンになっていて、あの時のあのコンサートに行けてたらなあ、と思うことがあります。SKEに限らず、皆さんにとってもそういうコンサートはないでしょうか?

 僕の場合は「SKE48春コン2012 SKE専用劇場は秋までにできるのか?」がそれでした。

 このコンサートの大きな特徴としては、当時のSKE48の目標であったガイシホールに初めて単独で立つことが出来るということが一つ。
 そして、もう一つは松井珠理奈が不在である、ということです。原因としては、その2012年3月23日に行われた兼任発表からの体調不良によるものでした。珠理奈は入院。4月12日に松井珠理奈は退院するものの、パフォーマンスは厳しいのでは、と考えられていました。
 果たして、SKE48は、このピンチをどう乗り越えて、コンサートを成功させるのか?
 このコンサートの見所を書いていきたいと思います。

① W松井のユニットチェンジ

 1日目の目玉はやはり、珠理奈の「枯葉のステーション」と玲奈の「Glory days」でしょうか。それぞれのセンター曲をシャッフルして、登場するインパクト。
 特に珠理奈の「枯葉」は、病み上がりだったのもあって、曲の世界観ともあっていたように感じます。
 舞台裏で、玲奈ひょんが曲披露後に、ゆっこや真那にチームSメンバーから「良かったよ」と言われているのもよかったですね。
 

② 矢神久美が大活躍!

 そして、この2日間で個人的にMVPを挙げるとするなら、矢神久美ではないかと僕は思っています。「Gliry days」を2ポジション覚え、サックスまで覚え、「GM5」の楽器まで。この人はいったいどれだけ多才なんだ、と思いますよ。いつかまた、踊るくーみんを見てみたいですね。

③ KⅡの勢いを感じるセットリスト

 丁度、「ラムネの飲み方」公演が来て、まだ1年経ってないんじゃないか、という時なので、凄い勢いを感じます(リクアワ2011でも感じましたが)。初日の「兆し」、2日目の「お待たせSet list」どちらも良かったですね。あと、「16色の夢クレヨン」はいつ聴いてもいいですね。もっと全体コンサートでも聴きたい。

④ チームEって良い曲多いよね


 急にため口になって申し訳ないですが、改めて「パジャマドライブ」公演って良い曲多いな、と思いましてね。更にこのコンサート後に「逆上がり」公演にうつっていくことを考えるとチームEって、本店のチームBとチームKの良いとこを吸収しつつ、SKEらしさを作っていったチームだったのかもしれませんね。


⑤ 研究生のフレッシュさ


 とにかく、みんな若い。
 今から約8年前というのもあるんですが、えごなるは勿論、奈和ちゃんやなな子の顔も幼い。でも、「強き者よ」のパフォーマンスはカッコいいですし、同時多発「天使のしっぽ」はカワイイ。
 みっきーのバク中もこの年に既にやっていたんですね。

⑥ チームSの安定感

 この頃のチームSから溢れるSKEっぽさって何なんでしょうね(超抽象的な表現)。
 「恋を語る詩人になれなくて」もそうですが、「PARTYが始まるよ」の躍動感。ドキュメンタリー映画「アイドルの涙」を観た人間からすれば、そりゃそうなるよね、という躍動感でした。
 

⑦ ユニット曲も大会場ならでは


 まずは、卒業組の「思い出以上」。はーちゃんのセンターがカッコ良かったですね。
 個人的には「孤独なバレリーナ」と「眼差しサヨナラ」が凄く好きでしてね。どちらもガイシのステージを贅沢に使ったパフォーマンスになっています。だーすーの美しさ、「眼差し」の赤と青のステージの美しさ。
 そして、なんといっても松井玲奈・秦佐和子の「狼とプライド」でしょう。このコンビ、わりと好きな人は多いんじゃないでしょうか?もっとみたかった二人です。

⑧ ステージが見やすい。

 
 楕円形でステージ構成がなかなか良くてですね。2013年はこれが十字型になっていたのが、ちょっと残念でした。同じステージの作り方だと、真那卒業コンサートや2018年のSSAがそうですかね。
 大きすぎず小さすぎない会場なので、ファンの声が凄く響きやすいのが印象的です。1日目の「over ture」がいつもとちょっと違う感じのMIXなのも時代を感じますね。
 

⑨ 仲間の歌の幸福感


 2日目の最後に唄った「仲間の歌」。
 歴代でもトップ3に入るぐらいの幸福感があります。
 卒業するメンバー、もきゅ松さん、そして、珠理奈。
 みんなで唄った「仲間の歌」でのエンディングは何度観ても幸福感があります。

⑩ メイキングも見どころたっぷり


 僕としては、珠理奈が「枯葉」のリハーサル中に玲奈が見ているんですが、その時に彼女が着ていたパーカーには、「松井珠理奈」の文字が!
 色々という人もいますが、やはり、この二人の関係は特別なものがあるんだと、ずっと僕は思っています。この後、2012年総選挙が、二人には待ち受けているんですよね。

 今回は、もう少し早くSKE48にハマっていれば、絶対に行っていたコンサートについて書きましたが、皆さんはそんなコンサートありますかね?

 後悔しないために、行ける時に、どんどんコンサートに行っておきたいと、自粛が続く2020年4月に思いました。