このイシューを君に捧ぐ
はあ、もう自粛自粛で、多くのアイドルの芸能活動が止まって早くも1か月以上が経ちましたね。
先日、何気なく書いた「SKE0048」という言葉が、自分の中で膨らみ始めたので、知的遊戯的に設定を考えてみました。
ものすごーく、力を抜いて、固定概念に囚われずに読んでいただけると嬉しいです。
プロローグ
0048支配人のツバサさんは、先聖センセーの導きで、サカエスターというアキバスターから遠く離れた星を目指すことになります(0048はアキバスターで待機)。途中で寄った名前の無いある星。
そこは雲に覆われ、芸能が禁止され、正体不明の疫病が広がる星でした。
近代的な建築とは対照的に、街の大型ビジョンには外出禁止、芸能自粛文字。
人々は、外出することもなく家の中に閉じこもっています。
しかし、道端に落ちていたラジオから、明るいメロディが流れてきます。
おそらく非公式な電波で、ノイズ混じりに流れる歌。
その声の中に、聞き覚えのある響きをツバサさんは感じます。
「これは4代目出口陽と2代目中西優香の声?」
いつか、DESとの戦闘で行方不明になったはずの元0048のメンバーの声。
やがて、ツバサさんは、町の真ん中に、動かない観覧車の前に来ます。
「すべての時が止まっている」
そう思った時、観覧車が突如動き始めます。
今まで閉まっていた周りの家々のカーテンが開きます。
「0048が来る!」
窓を開けるマスクをしたり、防護ヘルメットをかぶった人々。
雲が晴れていき、オレンジ色の光に辺りが包まれます。
「どうして、0048と分かるの?」
不意に近くに居た人に聞いてみると、「ラジオだよ、0048はラジオで教えてくれるんだ」と自作のラジオを見せてくれます。
やがて、巨大なシャチのような宇宙船が姿を見せます。
そこから、フライングプレートに乗って、登場する少女達。
唄っている歌は、「大声ダイヤモンド」?
なぜ、この歌を?
曲と共に、溢れる光であんなに憂鬱だった空気は消え、街に活力があふれ出します。
ところが、DES軍がここにも現れます。
突然の攻撃に、動じずに唄い続ける少女たち。
闘い慣れている?
やがて、「大声ダイヤモンド」が終わり、次の曲になります。
「僕は知っている」
初めて聴くのに懐かしい。
分かる。
間違いなく先聖センセイのリリック!
やがて、DESを撃退した少女の達は宇宙船に戻ります。
その中の一人が上空から「やっと来てくれたー。麻里子さまー!」と太陽のように大きな声で、叫びます。
ゆっくりと宇宙船は麻里子さまの前に降ります。
「待ってたんだよ、来てくれるの。これでやっと言える」
「どういうこと?なんで私のことを?」
「先聖センセーから聞いてる」
「何故?もう先聖センセーの声が聞こえるの?」
にやりと笑う少女は、こう言った。
「私、11代目松井珠理奈は、来年の春にガイシスターで卒業します。それまでに、ここにいるツバサさんが、新しいメンバーを育てるから。来たれ!新しい0048よ!!」
「新しい00?」
そう、と呟くと松井珠理奈の後ろから続々と少女たちが現れる。
そこには、出口や中西の姿も。
この子たちは?
「私たちはSKE0048!」
そして、珠理奈だけが心の中で呟く。
「もうすぐ、行くからね。玲奈ちゃん」
第1話 終
はあ、なんか、いかに元祖0048が素晴らしかったが、自分で設定を考えてみて感じました。
この後の展開
この1話の時に、ライブを聞いていた主人公の少女たちが、オーディションを受けるところから2話が始まります。
元8代目高柳明音が支配人のチュリさんになって、独自の電波を通じて、アイドルたちの楽曲やトークを流す「マジカルラジオ」を使って、芸能不毛の地にアイドル文化を根付かせようとしていきます。また、元8代目松村香織が、独自の動画サイトを作り、情報をゲリラ的に発信していきます。もちろん、9代目松村香織はケツバットで戦うぞ!
主人公たちは鬼軍曹の10代目桑原みずきなどのしごきを乗り越えながら、SKE48研究生として、初の戦闘に参加しますがそこで、通信が途切れて、各々がワンアーミーで戦うしかない状況に!
しかし、通信がなくても、研究生たちの動きはぴったりとリンクして戦闘を乗り越えていきます。
他にも6代目菅なな子の発明するロボたちが活躍したり、7代目藤本美月がアクロバティックな闘い方をしたり、とAKB0048とは違った形で戦っていきます。
センターノヴァがSKE0048でも発生していたことが、徐々に明らかにされていき、松井珠理奈と共にSKE0048を引っ張った11代目松井玲奈もその一人だったことが明らかになります。
1期のラストに松井珠理奈がセンターノヴァになって、物語は幕を閉じます。多分、最終回1話前で、「それを青春と呼ぶ日」エピソードを入れるはず。
2期は、珠理奈不在のSKE0048に久々に現れた襲名メンバー。
それは主人公たちとは、別の研究生だった。
彼女は5代目小畑優奈になる。
突如現れた彼女の活躍によって、一時の安定がもたらされます。
そこで、ツバサは主人公たちのAKB0048との兼任を発表。
主人公たちはアキバスターを目指す。
14代目前田敦子になった凪沙たち共に戦いながら、新しい発見をしていく主人公たち(この週のオープニングは『希望について』、エンディングは『この涙を君に捧ぐ』という組み合わせ)。
やがて、サカエスターに帰った時、5代目小畑優奈はセンターノヴァとなってしまっていた。残された11代目須田亜香里や9代目古畑奈和を中心にSKE0048は戦っていた。しかし、DESのプロパガンダにより、SKE0048は完全にサカエスターの人々から排斥されていた。果たして、どう乗り越える!
みたいなね(凄い便利な言葉)。
ヲタクの悪い癖で、細い枝葉は思いつくのに、大きな幹があまり作れていませんね。前作や現実の接続は簡単なんですが、オリジナル要素の薄いこと。本当に2次創作や創作が出来る人たちのことを改めて尊敬するきっかけになりました。
もう、「無意識の色」とかキララが輝く時とかにガンガン流して欲しいし、切ない恋の時には「Doubt!」とかね。きっと流れると思いますよ。ええ。あとは、5代目矢方美紀が病気を乗り越えて活躍するとことかも観たい!
3代目、北川愛乃がデザインする独特なセンスの武器とかね。
もちろんね、キャストもまたオーディションしてほしいな、と思いますし。
秋元先生も「NO NAME」の時みたに気合いの入った曲を作ってくれると信じてますよ。
ええ、「SKE0048」という単語だけで、色々と妄想を展開してみましたが、皆さんはどんなことを思い浮かべたでしょうか?
こんな感じで帰ってくると信じています!
※0048についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/02/akb0048.html