演じる難しさと楽しさ
白い画用紙に横線を2本引きます。
次に縦線を2本その横線を貫くように引きます。
すると、四角いマス目が9つできます。
左上から順番に対象について思いつくことを書いていき、最後の8つ目や9つ目に苦し紛れに書いたことが、普段の自分が発想しないことで、創造のヒントになっていく。これは元NHKTwitter担当で、現在は作家で制作企画者の浅生鴨さんの「だから僕はぐぐらない。」の中で紹介されている発想方法です。これに慣れてくると、もっとマス目を増やしていくそうです。
さて、僕はこの手法をあるSKE48メンバーに対して使ってみました。
それは須田亜香里です。
彼女に関する言葉、「握手」とか「軟体」とか「バレエ」とか色々思いつきますよね。
皆さんは8つ目や9つ目に何が来るでしょう?
ちょっと待つんでやってみてください。
さあ、何が来ましたか?
僕は「演技」という言葉が入りました。
皆さんは、女優須田亜香里は好きですかね。
ゴリゴリの「マジカルラジオ」信者の僕は、毎シーズンで個性的な役を演じただーすーが大好きでしてね。メイキングを観ていると、台本の科白を全部覚えてきている彼女の姿があるんですよね。
本当に努力家です。
本当に努力家です。
「マジカルラジオ」の小悪魔子ちゃん。
「マジカルラジオ2」の河合ぶり子さん。
「マジカルラジオ3」のAKARIさん。
様々な役柄を演じてきましたが、3で演じたAKARIさんの話が来た時は、少し驚きもあったようで。当時の彼女のブログをチェックしてみましょう。
10日前に発表があるのね、という驚きもあるんですが、彼女の役へのアプローチも良いですね。そういえば、確かに毎回、性格の悪い女の子を演じています。毎回、感情のふり幅が大きいというか、ギャップが大きい役が多かったですね。
さらにマジすか学園シリーズでは、ツリシ役で4から出てますね。5でも出演していましたが、あまり出番はなかったなあ、というのが正直な感想です。
それは彼女自身も感じていたようで、クランクアップの時のブログを観てましょう。
そうですよね、「マジすか」って、当時は各グループの代表的なメンバーが出てましたもんね。松井玲奈ひょんがインパクト残したのもここですし。ただ、彼女は勿論、我らがSKE勢は、かおたん、谷、そして、奈和ちゃんの出番もそこまで多くはなかったです。SKEの代表として来ているのになかなか出番がないという悔しさもあったのかも知れません。
そして、忘れてはいけないのは、「AKB49」。
2014年には岡部愛役、2016年には主人公の浦山実役を演じています。
本編も良いんですが、メイキングが凄くよくてですね。
岡部として、一つ一つの行動の意味を理解して身体を動かしていくだーすーも良いんですが、浦山実として自分の喉の限界と戦いつつも頑張る彼女の姿が好きなんですよね。茅野先生から演じる人に対する評価の日本と外国の違いの話も凄く興味深いので、是非是非チェックしてみてください。
そして、千秋楽のブログを読んでない人は、こちらも凄く良いので、読んでみてください。僕は泣いてしまいました。
稽古の最終日まで役を掴めずに苦労していた彼女が最後に気づいたこと。
本当に凄い。
この経験は、彼女の役者人生の中で大きな経験になったのではないでしょうか。
2017年、今度は「豆腐プロレス」に参加します。
彼女の軟体はプロレスでもオクトパス須田として活躍します。
個人的には、バトルロワイヤル回が大好きでしてね。
珠理奈とにらみ合うところはゾクゾクします。
あと、ロープを利用してのスイング式のDDTはしびれました。
でも、ご家族からしたら心配ですし、プロレスにおけるヒールを演じるのは大変なところ。
豆腐プロレスに関しても良いブログが多いんですが、こちらのブログが僕は好きです。
ヒールを演じることの難しさがひしひしと伝わってきます。今はプロレスのキャラについて理解のある人が多いですが、なかにはストレートに受け取ってしまう人もいるかも知れませんしね。ブーイングを浴びてこそ、本物というのも難しいところです。
あと、2017年で忘れてはいけないのが、NHKドラマ「1942年のプレイボール」ですね。
あと、2017年で忘れてはいけないのが、NHKドラマ「1942年のプレイボール」ですね。
ここで演じた野口や江子さんは実在の人物ということで、その人を演じるプレッシャーを感じつつも伸び伸びとした演技が僕は好きでした。
左利きのダースーが、右利きの役を演じるというのも面白いですね。
この時のブログも凄くいいので(こればっか)、おすすめしておきます。
多分、ドラマの尺的にカットされたシーンが沢山あるはずなので、きっとダースーが出ているシーンもいくつかカットされているかも知れませんが、なかなか素敵な役なので、是非またNHKさんからのオファーが来ないかなあ、と思います。「特撮ガガガ!」とか良いドラマを作ってるだけに。
これも入れて良いのか分かりませんが、「スカっとジャパン」の「リコピン」も当たり役ですね。丁度良いうっとうしさを演じるのはなかなか難しいと思いますが、毎回見事に演じています。
前職でSKE48を知らない職場の方に、僕が愛用していたCoco壱番屋コラボのクリアファイルを指さして「この子って、リコピン?」と聞かれたこともあるぐらい、彼女の知名度を高めた役でもあると思います。
2018年では「SKEBINGO!」で演技の勉強をさらにしましたが、文化祭での演技が凄く好きでした。
さらに2020年では、「名古屋行き最終列車2020」にも出演しています。
もし、彼女がSKE48に入っていなかったら、という役だったそうですが、まだ観られてないんですよう。こちらもチェックしないと。
バラエティで売れっ子のだーすー。
もう、気づけばテレビに出ているのが当たり前になっている気がします。
だからこそ、次は、ドラマや映画に沢山出ている彼女が観たいな、と思います。
うちのセンターはこんな一面もあるんだよ、と世間の人にも教えたい、そんな気持ちになります。
毎回、役と真正面から向き合って昇華させていく彼女、次はどんな人を演じるのか、楽しみに待ちたいと思います。
最後はこの曲でお別れです。
毎回、ここで一発だ!
毎回、ここで一発だ!