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2020年7月19日日曜日

ファンの皆さんがくれたもの

声が届く幸せ




 皆さんは、推しと会えない時間をどのように過ごすでしょうか?

 かつて大場美奈は、2011年9月2日から2012年1月4日まで過去のプロフ流出で謹慎したことがありました。
 このことに関するWEB上の関連記事は4万を超えます。
 4万全てを確認できてないですが、まず、本人への過去のことに関するプロモーションも兼ねたインタビューの記事がいくつか出てきます。
 次にあることないことを書いたり、ニュースをそのまま書いただけだったり、「調べてみたけど分かりませんでした」みたいな記事が多かったです。
 しかし、その中で気になるものもありました。
 以前、このブログでみなるんこと大場美奈のことを取り上げる為に、色々と調べている時にあるファンの方のブログを発見しました。そこには、推しには会えないけども、それでも変わらずに応援する旨が日々書き綴られていました(URL貼りたいんですが、もうネットの海に飲み込まれて見つかりませんでした。画像にメッセージを書いてるタイプのブログだったので、アメブロとかではないはずです)。
 他にもいくつかのブログで、彼女を待つメッセージを書いてらっしゃる方を発見しました。Googleプラスも見たかったんですが、こちらはもう閉鎖されていて確認できませんでした。
 僕の話になって恐縮ですが、かつて自分の推しにスキャンダルが出て、何も運営から発表がなかった時に、「いや、僕は推しを信じる!イモーターン!」とも「裏切り者は許さん!滅亡迅雷!」となることもなく、凄い宙ぶらりんな気持ちで推し続けることしかできませんでした。信じてるんですが、心の中が少しもやっとするという感じです。
 だから、みなるんのように謹慎を申し出て、ファンの方々が1回それを受け入れて待ち続けるというのはとても羨ましかったな、と思います。

 復帰した彼女のチーム4での活躍はここでは控えますが、ドキュメンタリー映画の3作目を観ていくと、ようやく物語が少しずつでき始めていた時に組閣で解散が発表されます。
 毎回ドキュメンタリー映画でこの場面を見ると、胸が締め付けられるような気持ちになります。
 
 2013年4月28日からSKE48のチームK2兼任が発表され、2014年2月24日の大組閣からSKE48に移籍します。
 彼女が4回チャレンジしてついに入ったAKB48を離れる決断をします(4期・5期・7期)。
 その時の気持ちはこちらのアメブロをチェック!
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12591379484.html?frm=theme

 そこから大場美奈は、SKE48を引っ張っていく存在に成長していきます。
 ファンの皆さんとの関係も高めていき、最後の総選挙では自身が憧れた柏木由紀さんが2010年にランクインした8位まで昇り詰めました。
 この時の気持ちは2020年3月15日のブログで確認しましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12582440492.html?frm=theme

 総選挙のスピーチのためのマイクに向かうまでの幸せな時間。
 彼女とファンの方々との関係が、形になった一つの瞬間だと思います。

 しかし、僕は今、彼女とファンの方々との関係はより強固になっているのでは、と思います。それはコロナ禍でSKE48での活動が止まった数か月間、自身のアメブロでファンの方との質問に答えていきます。
 握手会という限られた時間で話す場合と違って、彼女がじっくりと考え丁寧に答えられる。そして、多くの人が確認する場なので質問のリテラシーも上がっていくこと。さらに、他推しの人も参加しやすい。
 さらに、彼女がきちんとコメントに目を通してくれる。

 会えなくてもちゃんと声が届く。

 テーマトークで一番印象的だったのが、SKE48に来て変わったことについて書いた「過去の自分にソーユートコあるよね?」の回です。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12561114956.html?frm=theme

 自分なんかが、と思っていた彼女が素直に自分の思いを表して、選ばれる人になっていく、その気持ちを作ってくれたのがみなるんファンの皆さんだった、というのが凄く良い関係だなあ、と僕は思います(2020年2月12日のブログでも『自信』を作ってくれたファンの皆さんへの感謝を述べています。https://ameblo.jp/ske48official/entry-12574604155.html?frm=theme)。
 チーム4時代に応援ブログを作っていたあの人は、今でもみなるんファンでいるんでしょうか。この写真の中に居たりするんでしょうか。今も彼女を推し続けているんでしょうか?

 2019年4月13日にあった生誕祭では、「来年もし、総選挙があったら7位になりたい」という目標を掲げました。
 僕は「ひょっとしたら、行けるんじゃないか」と思っています。
 8位という結果を出したことで写真集を出版することが出来たというのは、目に見える大きな成果ですし、また、次の仕事に繋がっていくかも知れません。その可能性にかけたい、彼女の未来に投資したいと思う人はこのコロナ禍の間に増えたんじゃないでしょうか。
 
 ウイルスも不安も目に見えませんが、可能性も希望も同じように目に見えないと僕は思っています。
 同じように信頼関係も。
 会えない間に彼女はファンの声を読み、ファンの声に応えていった。
 そうすることによって、信頼関係はより強まっていったのではないか、と思います。

 かつて、自分が絶望に落ちた経験は映画「地獄少女」での経験で生きていますし(詳しくはこちらをご覧あれ!https://townwork.net/magazine/job/workstyle/89514/)、かつて憧れた柏木由紀のような正統派アイドルは、先日の「コップの中の木漏れ日」でしっかり表現できていると僕は思います。

 最後に2020年4月6日の彼女のブログを貼っておきたいと思います。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12587640572.html?frm=theme

 この文章を読むと、本当に彼女は状況を客観視して分析できるところが、本当に唯一無二の存在だと感じます。
 演技する彼女が映画館やテレビ、配信で沢山観られる日がこれからも増えて欲しいです。個人的にはコメディ演技が大好きなので、野間口さんとのコントがもっと観たいなあ、とも思ったりしてます(https://ameblo.jp/ske48official/entry-12562392357.html?frm=theme)。

 ファンの皆さんと作った「自信」。 
 これも目に見えないです。
 けれど、目に見えない「自信」が、ファンの皆さんという帰る場所が、時計の針が進み始めた時に、きっと彼女が外の世界で戦える原動力になるのではないか、と思います。