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2019年10月16日水曜日

サステナブル①



耐えた夏、耐える秋


 最近、AKB48の方の曲への興味はぐんと下がってましてね。
 明らかに「大声大声ダイヤモンド」とか「beginner」の頃のようなワクワク感が無くてですね。で、今回紹介する「サステナブル」も、元々はさとかほとおーちゃんが出ている「モニカ、夜明けだ」の記事を書く為に購入したんですね。

 それでまあ、聴かないまま過ごしてたんですが、ある日、暇だったので、MVを観てみたら中々良くてですね。
 まあ、まずは一緒に観てましょう。



 いかがでしょう。
 こういうの、「エビカツ」でやったじゃん、と古くからのファンの方は思うかもしれません。しかし、「エビカツ」がどちらかというと、メンバーを変えて似たような感じにしているのに対し、今回はどこか時代を感じさせるものになってましてね。
 なんで、その分け方にしたんだ!という疑問は正直あるんですけどね。「ティーチャー・ティーチャー」いる?なんで、「真夏のサウンドグッド」入ってないんだよ!とかね。
 まあ、そんな話は置いといて、歌詞の世界をびっくりするぐらい薄く説明すると、去年の夏は二人で海に行ったのに、今年は誘えなかったなあ、でも、僕の気持ちはずっと変わらないよ、好きで居続けるよ、という内容なんですね。
 なんか、最近の夏シングルの中では、キラキラした歌詞じゃないな、と思いましてね。
 どうしたどうした秋元先生、と思ってタイトルの意味を調べたら、「サステナブル」というのは、「維持できる」とか「耐えうる」、「持ちこたえられる」という意味なんですね。
 もちろん、これは今の48グループとして読み解くことも出来るかも知れないんですが、僕には2018年6月16日から珠理奈を待ち続けたSKE48ファンの気持ち、そして、奇しくも現在、珠理奈が休養期間に入っているこのタイミングを考えると、すごく意味深な曲に聞こえてきましてね。
 もちろん、発表されたのは珠理奈の休養前なので、後付けですが、2018年の夏を思い出した人もいるんじゃないでしょうか。

 このMVなんですが、SKE48目線で観ると、最後の学校のシーンが凄く良くてね。
 10年後にタイムカプセルを開ける。
 すると、「センチメンタルトレイン」が入っている。
 これは、高橋監督なりの、「センチメンタルトレイン」のアンサーなんじゃないでしょうか。転校した珠理奈とだーすーが10年後に再会した感じがしましてね。
 「センチメンタルトレイン」のやりとりが本当に泣ける二人だっただけに、ついつい思い浮かべてしまいました。
 あの「センチメンタルトレイン」を観た時の珠理奈の感情はどんなものだったのか。
 僕には想像もつきません。
 でも、どこか懐かしいような顔をしているように僕には見えました(さっそく想像してるんじゃんというツッコミはなしで)。
 去年の夏もサステナブルだったから。
 今年の秋も、珠理奈が復帰するまで、サステナブル。
 きっと、耐えられる。
 そう思うと、少し曲が違って響いた秋の夜でした。



※「モニカ、夜明けだ」についての記事はこちら。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/09/blog-post_19.html

※「センチメンタルトレイン」についての記事はこちら。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_16.html https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/05/blog-post_27.html