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2019年10月27日日曜日

古畑前田のえにし酒#3の感想

縁が無ければ作っていく



 ※ちょっと今週からこの番組の感想の書き方を変更してみました。
 読みにくかったら、また前に戻します。


 今回は、東京の浅草演芸ホール前からスタート。
 前田さんの髪型を見ていると、何故かちゅりを思いだす。
 そして、奈和ちゃんは、上は黒単色かと思いきや、手を挙げるとおへそが見えるファッションになってるんですね。


 ナイツとかが漫才してるところですね。
 僕の浅草のイメージといえば、「オードリーのオールナイトニッポン」の死んでもやめんじゃねえぞのコーナーで流れるビトたけしさんの(決してビートたけしではない)「浅草キッド」ですね。


 浅草は小劇場や演芸場が多いんですよね。
 奈和ちゃんも前田さんも舞台に関する仕事が多いということで、未来を見据えて縁を結ぶことに。
 まずは、東京・浅草六区通りに来た二人。
 1950年創業の「水口食堂」から入ります。
 メニューが充実していますね。100種類以上もあるんですって。
 常連さんにお勧めメニューを聞く前田さん。この辺りは「いにしえ乙女酒」の古川さんを思い出しますね。常連さんが教えてくれたのは、「まぐろのぶつ切り」(800円)。お店のオリジナルだそうですよ。
 奥の席では、水道橋博士似の劇場支配人さんと若手の芸人さんが食事中。うーん、こういうところが、浅草っぽくていいですよね。そういえば、オードリーの二人も売れる前ははなわさんに服をもらったり、前田健さんにご飯おごってもらったって、ラジオで言ってましたね。
 全然関係ないですけど、若林さんの「どろ団子日記」は、今読んでも最高に泣けます。
 お時間がある人は是非(今は若林さんがブログを消してます)。


 劇場支配人さんは「いり豚」(630円)をおすすめしていましたね。玉ねぎと豚肉をオリジナルソースで炒めたものですって。
 現在、2代目の方が経営しているそうですが、先代の頃から「食堂だから、お酒は安く」という教えだそうです。
 まずは、お気に入りのお酒で乾杯。そして、お店の皆さんで乾杯。
 そして、「まぐろのぶつ切」です。
 「トロトロじゃない?」と奈和ちゃん。
 「なんかジューシーだね」と前田さん。
 続いては、前田さんがどうしても食べたかったという「生うに」です。
 目を閉じてウニのおいしさを堪能する前田さん。
 「すごい甘い」、「全然にがくない」とかなりおいしいウニだというのが伝わってきます。
 次は「いり豚」。
 「ケチャップのような甘さを感じる」、「子供の好きそうな味じゃない?」と奈和ちゃん。
 飲むのが好きな人は是非、来るべきお店ということで、奈和ちゃんも推してます。
 前田さんは、ビールをおでこに当てて、「たまらなーい!」となっています。
 「生あじフライ」のおいしさに「う、うまい」となる前田さん。
 サクサクの食感なんですね。
 
 このお店は寄席の終わりに芸人さんが、よく来るんですって。
 正直勉強不足で、ナイツと林家正蔵さん以外、名前が分からなかったですよ。
 2杯目を呑んだあとには、しめの「カツ丼」。これが、お正月のおせちの箱みたいな重箱にぎっしりとつまってるわけですよ。匣の中にはみっしりと少女じゃなくて、カツ丼が入っていたわけです(ミステリーファン向け)。
 映像からも美味しさが伝わってきます。
 前田さんの「奈和ちゃん見てると、お腹空いてくるわ」という名言は、彼女がこういう酒番組のレギュラーとして継続して採用される理由の一つかも知れませんね。
 お店の店主から聞けた昔の浅草の話が興味深くてですね。
 昔は映画館が15、6軒もあって、そこが満杯で、月に1回ぐらいの休みに映画を観にいっていたそうです。今は映画館がなくなってしまったという話はなんとも切なくて。確かに、今はちょっと待てば、レンタルで観られるし、動画配信サイトとかで質の高い作品を観ることもできるようになってはいるんですけどねえ。でも、切ないなあ。
 前田さんの「国がなんとかすべきだよ」という意見には大賛成。良い映画館は残していって欲しいですね。それだけで地域の若者の文化レベルって少し上がると思うんですよね。

 奈和ちゃんが頼んだメニュー

 レモンサワー(450円)
 ライムサワー(450円)


 前田さんが頼んだメニュー

 梅サワー(450円) 
 生うに(690円)
 グレープフルーツサワー(450円)

 二人で食べたメニュー

 まぐろのぶつ切(800円)
 いり豚(630円)
 生あじフライ(690円)
 カツ丼(1080円)



 続いてやってきたのは、「浅草一文」というお店。
 写楽の暖簾がカッコいいですね。
 日本酒は80種類以上あり、店主は唎酒師の方なんですって。隠れメニューとして、「十四代」というのもあるそうです。香りと酸味が楽しめるおいしいお酒だそうで。初の十四代を味わった前田さんは、「あっ、めっちゃ美味しい。フルーティ凄く。華やかですね」とおいしさを堪能してます。
 「いちご梅酒」を呑んだ奈和ちゃんは、「不思議」という感想。
 「梅酒の味が先に来るのかな、と思ったら、優しい苺の甘さ。いちごジャムみたいな。いちごジャムの、しかも、凄い砂糖がいっぱいバッと入れたいちごジャムじゃなくて、おばあちゃんと一緒に作った優しいいちごジャムだよみたいな。これは、古畑さんヒートアップものです」と大満足。

 次はここの名物のメニュー。
 江戸時代の庶民が作り出したものだそうです。
 ここで二人に問題。
 「保存に適さなかった為に捨てられていたある食材を美味しく食べる為に江戸庶民が考え出したメニューは?」という問いです。
 前田さんは「海鮮ユッケ」という時空を超えた回答。
 ヒントは「今は高級食材」。
 奈和ちゃんは「マグロ」。これが正解。
 丁度、トロの部分だそうです。
 ねぎとマグロを使った「ねぎま鍋」が名物だそうですよ。
 トロの部分は油を弾いて保存に適さなかったんですが、これを利用するんですね。
 
 さて、名物が来る前に店主のお勧めメニューを味わっていきましょう。
 まずは「葉山牛極上かるびねぎ焼き」です。
 焼く前から既に美味しそうというのがいいですね。
 いいテンポで焼けていくお肉。おいしさに目が閉じる二人。
 「逆に教えたくないお店です」と前田さん。いや、全国放送なのよぉ、BSだから。

 ここで奈和ちゃんからマル秘情報が。
「これはSKEの関係者の人、ほんと観て欲しくないんだけど。罰ゲームで千振茶があって。ファンの人にもちょっとショックな話だけど、罰ゲームだからさ、ちょっと苦い顔しなきゃいけないじゃん」とちょっと演技した話へ。
 前田さんもシュークリームの中にわさびが入っていたけれど、苦いの大丈夫すぎて、抹茶クリームと勘違いしたという話をしました。
 うーむ、奈和ちゃん、流石の演技力です。すごい。
 いよいよ、「上江戸ねぎま鍋」へ。
 野菜は「三河島菜」という江戸伝統野菜を入れてるんですね。
 江戸時代の人は白菜の代わりにこれを入れていたそうで。
 いよいよトロを投入。筋がゼラチン質に変わっておいしくなっていくそうですよ。
 食べた前田さんは、「嘘でしょ。溶けたんだけど」とお肉の柔らかさに衝撃を受けています。弾力があって食べやすいんですって。
 ちなみに、前田さんは吹き替えの仕事で朝の収録を終えて、昼間から六本木へ飲みに連れて行ってもらって「ますみ」というお酒を呑んだのが凄く印象に残っていたそうです。
 奈和ちゃんは、品川駅が凄く印象に残っているそうで、新幹線でくる時に一番、東京駅と品川駅がよく来るからだそうで。
 次回は、寅さんで馴染みの柴又へ行きますよ。


 奈和ちゃんが頼んだメニュー

 いちご梅酒(ソーダ割り 500円)
 
生グレープフルーツハイ(700円)

 前田さんが頼んだメニュー 

 純米吟醸 十四代 龍の落とし子(1合3000円)

 二人が頼んだメニュー

 特選葉山牛極上かるびねぎ焼き(2500円)
 上江戸ねぎま鍋(2人前 6000円)