捕まえられない人
いやあ、先週は松井珠理奈のソロアルバムの先行配信開始で、そちらの曲のことを中心にブログを書いていたんですがね。ふと、心のどこかで気になることがあったんですよ。そういや、奈和ちゃんのソロアルバムの曲、全部、取り扱ってなかったな、とふと思ったわけですよ。多分、このブログの読者の奈和ちゃんファンの皆さんも、「おっ、コイツ。何を奈和ちゃんのアルバム全部取り扱ってないのに、調子に乗って珠理奈のアルバムの曲を触りまくってるんだ?『ジョンウィック・パラベラム』みたいな目にあわせようかな?」と考えていたかも知れません。まあ、僕も長いこと気がかりだったので、やっと触りますよ。
古畑奈和のソロアルバム「Dear 君とボク。」は、2018年12月24日に発売されたソロアルバムで、まあ、名曲が多いわけですよ。
「観覧車」も「本性」も凄く好きな曲でしてね。
ブログでも早いタイミングで紹介させていただきましたが、1曲だけまだ触ってない曲がありましてね。それが「4me」です。
まず、歌詞の世界から見ていくと、電話が鳴る部屋を飛び出し、街を抜けて踊りに行くんですが、誰も歌詞の中の「私」を捕まえることができないんですよね。自分の奥の部分まで見られるのなら、構ってあげるよ、というスタンスなんですね。
そして、徐々に「私」の生き方が見えてきます。
それは、誰かに期待するんじゃなくて、期待せずに自分で決めて好きなように歩いていく。さらに、全部のことを楽しむというのは、今の奈和ちゃんとぴったりリンクしましてね。なんか、2015年でも2017年でもなく、2019年の古畑奈和とリンクした歌詞だなあ、と感じます。
曲の方もアルバムの中では、一番音が多いんじゃないかな、と思いましてね。大人なメロディで、夜の街を自由に遊んでいくイメージを連想させます。個人的には、この曲「いにしえ乙女酒」のエンディングテーマになってたら、似合ってたんじゃないかな、と思いますよ。
さてさて、2019年は奈和ちゃんにとって飛躍の年になりました。
センター、ソロコンサートとどんどん目標を達成していきました。
また、大好きなお酒に関するレギュラー番組も始まり、ソフト化。本日、2019年10月6日からは、「古畑前田のえにし酒」がBS日テレで始まります。
BSということで、全国で観られるのが嬉しい。転職先の僕のお酒好きの同期にも「いにしえ乙女酒」をおすすめした結果、SKE48の中で、松井珠理奈、須田亜香里に次ぐ、知っているSKE48の第3のメンバーとして、認知されることに成功しました。
ひょっとしたら、奈和ちゃんはこれから、みんなが知ってる第3のメンバーを目指していくレベルに来ているのかも知れません。ちゅりやみなるんも居るんですが、彼女の残して結果を考えると、彼女はまだまだ世の中に知られていくポテンシャルを持っていると思います。
その為にも、ソロアルバムの配信やセカンドアルバムの発売、演技仕事の出演も増やして欲しいなあ、と思いますよ。
そうそう、また、僕の話になって恐縮ですが、転職先の坂道ヲタの人とSKE48の話をした時に、奈和ちゃんの名前を出して、「FRUSTRATION」を紹介したところ、奈和ちゃんの変わりっぷりにビックリされてましてね。彼が知ってる奈和ちゃんは、2014年の頃だったので、「これが古畑さんですか?」と驚かれてました。多分、2014年の僕も驚くと思いますよ。髪とかピアスとか、視線の使い方とかね。
でもね、良いことも悪いことも、楽しんで歩いて来た結果が今の奈和ちゃんなんですよね。この子はこういう子という枠から、これからも逃げ続けて欲しい。一筋縄ではいかない人で居てほしいな、と思いますよ。
※「古畑奈和 関連曲」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_80.html