色が差し込む時
皆さんは、美容室に行ったとき、どんな風に髪型をお願いしていますか?
学生の頃はパーマかけ放題だったので、ひたすら「オダギリジョーみたいな感じでお願いします」と注文していたもんです。社会人になってからは、ずっとカットしてくださっていた美容師さんの好みで「『モテキ』の時の森山未來さん」の長さだったんですが、近頃は、映画好きの美容師さんと出会うことが出来ましてね。「オビ=ワン・ケノービみたいにしてください」とか「『新感染』の父親みたいにしてください」とかが全部通じる素敵な毎日を送っておりました。
実家の愛媛県宇和島市に帰ることになったので、先日、そちらの美容室にも別れの挨拶を言いに行って、最近の映画の感想を語り合ったんですが、その際に、「折角ですから一度ぐらい髪を染めてみたらどうですか?」とアドバイスをいただきましてね。僕自体は髪を染めた経験は無いんですが、髪の色を変えると印象って変わりますよね。個人的に、茶が綺麗に染まっている人なんかは好きですし、黒髪が綺麗な人も大好きです。
近頃、東京大学情報学環教授の暦本純一さんの「妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイディアのつくり方」を読みましてね(スマートスキンやマルチタッチを作った人ですね)。
これがなかなか面白くてですね。妄想や想像のヒントだらけなんですが、ヒューマン・オーグメンテーション(人間拡張)の話がとても興味深いんです。思えば僕らは自分というものを変化させたい欲望があり、それが多くのSF作品や発明にも繋がっていたんじゃないかな、と考えさせられました。
身近な例でいえば、ピアスとかも簡単な拡張ですよね。耳に穴を空けることで装飾品をまとうことができる。僕は今、眼鏡を書きながらこのブログを書いていますが、コンタクトではなく、あえて物としての不便さがある眼鏡の方を選んでいるのも拡張です。
で、もっと簡単な拡張を考えると、僕らは裸の身体に服を着ます。
髪型を長くしたり短くしたりします。
推しメンの髪型が変わったり、色が変わったりすると、心が躍ることもあればがっかりすることもあるかも知れません。
さて、そこで考えてみたいのが、近頃の兵頭葵さんのSNSに載せるコスプレ画像についてです。
コスプレと言うと、衣装をキャラクターに近づけること、そして、顔や髪型もなるべく近づけるというものがあります。
最近の彼女の投稿を観ていると、髪の色を変化させることで、ここまで印象が変わるのか、と新鮮でしてね。
まずは、こちらが普段の兵頭さんです。
柔らかい雰囲気の笑顔が素敵ですね。
おやすみかん 🦋 pic.twitter.com/2ux833orPD
— 兵頭葵 ☻ (@blue_Aoi118) February 3, 2021
次に節分の時に、髪をグレーにした兵頭さん。
角の違和感よりも髪の色の変化に視線が持っていかれます。
こちらを見る時の視線も先ほどの見方とは違いますよね。
映画「燃ゆる女の肖像」の肖像画のような、視線を感じます。
ちょっとハードな感じなんですよね。
鬼は外ーーーー👹#節分2021 pic.twitter.com/V4TIxPupmT
— 兵頭葵 ☻ (@blue_Aoi118) February 2, 2021
次は髪をピンクゴールドにした時です。
なんとも柔らかい雰囲気になりますね。
僕は思わず金属バットの友保さんのように、「きゃーわいんだ!」と叫んでいました。
ピンクゴールドの髪の毛になりました🌹#オンラインお話し会#STU48 pic.twitter.com/PDAp5jstbY
— 兵頭葵 ☻ (@blue_Aoi118) January 29, 2021
#兵頭葵#金属バット https://t.co/A0JxBRIu7l
— 栄、覚えていてくれ。 SKE48の楽曲と映像 (@SKE90947313) January 29, 2021
たとえば、SKE48に自由自在に髪の色を変える古畑奈和という人がいるんですが、彼女の場合、ある程度イメージが確立されている感じがありましてね。髪の色よりも衣装の変化の方が大きくイメージが僕は変わります。
それに対して、兵頭さんの場合、髪の色の変化から、大きなイメージの変化がありましてね。兵頭さんの顔の輪郭が関係しているのかも知れませんが、麦わら帽子やニット帽も凄く似合うんですよね。 なので、実はモデル仕事に行っても需要があるではと考えています。
NMB48を卒業された吉田朱里さんのエッセイを読んだ時に、彼女がプロデュースした化粧品が、普通の女の子の生活に基づいて、どんな場面で使うとより魅力的に映るのかを試行錯誤して開発されていたことが書かれていました。吉田さんの場合は「あんな風になりたい」という憧れも購買層には多いかも知れませんが、彼女は著作の中で「いつまでも等身大であること。大阪の女であること」を書いていました。
そういう意味では、兵頭さんはとても「等身大」の魅力があります。変に飾らない20歳の女性の魅力。そんな彼女だからこそ、普段と違うカラーリングをすると、一気に非日常感が出て印象が変わるのかも知れませんね。
もし、同じ町で兵頭さんが働いていたら、という妄想をしたことがある人もいるんじゃないでしょうか。
えっ、したことない?
一瞬、映画「青くて、痛くて、脆い」の吉沢亮みたいな孤独な気分になりましたが、話を戻すと、様々なファッション性を付加した時に魅力が増す兵頭さんこそ、実はモデル仕事を入れてみると面白いのではないか、というのが今回の僕の結論です。
最近の兵頭さんの服で素敵だったのは、こちらです。
20歳まであと『28日』🕰🧸🗝
— 兵頭葵 ☻ (@blue_Aoi118) December 20, 2020
今日もありがとう#STU48 pic.twitter.com/kVLAZKvawM
髪型はこちら!
今日はたくさん感動しました🥲
— 兵頭葵 ☻ (@blue_Aoi118) January 15, 2021
足を運んでくださった方ありがとう。
配信で見てくれた方ありがとう。
いつもみなさんに助けられています!
STU48 6th single#独り言で語るくらいなら
めちゃめちゃ聴いてください😉#STU武道館 #STU48 #日本武道館 pic.twitter.com/6j6peQNSFY
ええ、ちょっとボブっぽい髪型になると弱いんですよ、本当に僕のどうでも良い好みの話ですが。
とにかく、兵頭さんの魅力は光の入射角によってまだまだ変わっていくというのが、2021年の序盤から見えてきたので、STU48の運営さんは思い切ってファッション系や美容系の仕事に兵頭さんを投入してみるのはどうでしょうか?20歳になったし、今が推しどころだと思いますよ!
人間は様々な色を当てることで、拡張されていくはずですから。
それにしても甲斐心愛ちゃんって、SNSでも可愛いよね!!
中村舞先生の説教中… pic.twitter.com/d0yoTZC6Gx
— 甲斐 心愛 (@k_cocoa1128) February 4, 2021
いや、待て待て、だだでさえ、今、無職でお金もないのに、ここで推しメンを増やしたらどうなる?多分、こうなるぞ!!
とにかく、関西を離れてこのブログもどう運営していこうか、考え中ですが、大事なものからは目をそらさずにいたいなと思っています。
たとえ、何色に変わっても。