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2021年2月26日金曜日

わくわく企画「自分でセットリストを考えよう」②花束みたいな恋をした公演

 君と過ごした思い出


 さて、帰ってきたセットリストを考えよう企画。
 今回は、1月からジワジワとヒットしている映画「花束みたいな恋をした」をヒントにセットリストを組み立ててみたいと思います。
 ちなみに、「花束みたいな恋をした」はこんな感じの映画なので、予告をチェック!



 ある一組の男女がある喫茶店でばったり会います。二人は元恋人同士でした。二人はそれぞれの思い出を回想していきます。惹かれ合い、別れて、再会。二人は、言葉を交わすことなく別れて行きます。そんな感じで、あるきっけで昔の恋人をふと思い出して、過去を旅して、また現代に戻る物語をセットリスト化したいと思います。
 この映画では男女それぞれのモノローグが入るので、その辺りも意識して組んでみたいと思います。

1、反射的スルー(SKE48)
2、バナナ革命(SKE48)
3、Stand by you(SKE48)
4、いい人いい人詐欺(SKE48)
5、せーので言おうぜ!(カミングフレーバー)
MC
6、寡黙な月(SKE48)
7、好き、好き、好き(AKB48)
8、君について(AKB48)
9、ハートの独占権(NMB48)
MC
10、誰かのせいにはしない(SKE48)
11、金の愛、銀の愛(SKE48)
12、コスモスの記憶(SKE48)

EN1、君がいない世界(カミングフレイバー)
EN2、引っ越しました(AKB48)
MC
EN3、君はメロディー(AKB48)

出演メンバーについて

 今回は、元恋人との再会がコンセプトにあるので、メンバーも「SKE48の入り口になった人」を選んでみました。「この人からSKE48が好きになって今の推しになった」となりそうなメンバーですね。最初は1推しで今は2推しや3推しになってる可能性もありますし、ずっと1推しだよという方もいらっしゃるかも知れません。
 でもね、1推しとして好きだった頃の魅力を思い出したり、ああ、こういうとこがやっぱり好きだな、ああ、こういう要素に惹かれたのかもなあ、というのを発見できる公演にもしたいんですよね。なので、21年現在のパブリックイメージとは少し離れた配置もあります。
 上記の視点で並べると、どうしてもベテランが多くなってしまいましたが、まずはメンバーを見てみましょう!
 

出演メンバー
松井珠理奈・斉藤真木子・高柳明音・須田亜香里・大場美奈・山内鈴蘭・古畑奈和・江籠裕奈

セットリスト解説
 さて、前半のブロックでは、男女の視線を交互に入れながら、恋の始まりまでを描いて行きます。

1、反射的スルー(全員)


 まずは、ふいに主人公が元恋人と再会するところから。この記事を書いている2月26日は、とても暖かい春の訪れを予感させる陽気です。
 思い出せる愛を探りながら、公演が始まります。
 センターは、春のイメージと心の揺らぎというアプローチが、あまり無い気がする須田亜香里で!

2、バナナ革命(全員)
 


 まずは、平凡な毎日を送る二人の目線から。
 実はこの曲、「僕」も「私」も出てこないので、どちらの気持ちとも受け止められるんですよね。やはり、ここはバナナを推している山内鈴蘭さんに、センター行ってもらいましょう!

3、Stand by you(全員)


 まずは、友達になった二人。
 そこから、一緒に出掛けたりして、関係を深め、恋人として意識し始めます。
 個人的に、この曲のメロディがお気に入りです。
 曲の世界観と友達から恋人への変化を上手く演じ分けられそうな、みなるんがセンターでどうでしょう。個人的に、チェックの衣装とみなるんの相性の良さは抜群だと思っています。

 
4、いい人いい人詐欺(全員)


 そして、いよいよ、二人の関係が変わっていきます。まずは、曲調が楽しい「いい人いい人詐欺」。いきなりキスされる歌詞なんですが、草食系の人かと思いきや、実は積極的な一面もあったという衝撃。あえてセンターちゅりバージョンで。彼女がどんな風にこの曲を料理するか楽しみです。

5、せーので言おうぜ!(全員)

 二人の関係が変わる曲をもう一曲。
 実は描かれている時間は、もの凄く短いんですが、その間に脳裏に駆け巡ることが描かれています。先に女性目線の「いい人いい人詐欺」から来たので、今度は男性的な感じがするこちらの曲を選びました。あんな大胆なことをした裏では、こんな葛藤があったのか、的なね。センターは、松井珠理奈で。彼女の明るい面が全面に発揮されそうな気がします。
 
6、寡黙な月(須田亜香里・大場美奈)
 さあ、ここからはユニットブロックです。いよいよ付き合い始めた二人なんですが、歩く時の距離感や言葉に上手く出せないこともあります。でも、信頼し合っている二人の関係が良いですよね。普段はバラエティー色の強い二人ですが、今回は正統派の曲で勝負です。

7、好き、好き、好き(松井珠理奈・高柳明音)
 
 というわけで、「付き合って二か月」が過ぎましたよ。
 付き合っている時のお互いの好き度が重なり合うとは限らないんですが、そのモヤモヤをこんなに可愛く歌詞にするとは、秋元康おそるべし!
 そして、贅沢なコンビの使い方。
 珠理奈が甘えん坊モードでこの歌を唄ったら、ノックアウトする人続出じゃないでしょうか。ちゅりももこういう曲担当では、思いっきり弾けて欲しいですね。
 

8、君について(古畑奈和)
※公式がなかったので、探してみてください。
 さあ、付き合って1年近くが過ぎました。凄く相手のことが見えてきます。
 今度は僕目線の曲です。この記事を書いている僕自身も凄く好きな曲です。様々な固有名詞が出てきますが、2021年現在だと、どんな単語が並ぶのかな、と想像できますし、自分の恋人で歌詞を作るなら、と色々遊べそうな曲でもあります。


9 ハートの独占権(斎藤真木子・山内鈴蘭)
 彼氏の方が相手のことを分かっているように、彼女も相手のことをよく知っていることが伝わる曲を選んでみました。こちらも歌詞は固有名詞が多いですね。メンバーについては、ミッドナイト公演でいつか一緒に出た時に、もっとこのコンビが観たかったので、選びました。

10、誰かのせいにはしない(SKE48)


 いよいよ、別れです。
 コンサートで歌われるのは、1番が多いんですが、実は2番の歌詞が凄く良いんですよ。
 二人の関係性について考える内容で。センターは、あの時、紅組に居なかった斉藤真木子センターで。彼女がどんな風にこの曲のアプローチをするか観てみたいです。

12、金の愛、銀の愛(SKE48)


 さらに別れた時の悲しさを表した1曲を選んでみました。
 ちょっと重すぎるかな、とも思ったんですが、この曲って中盤にいれるよりもセットリストの後ろに置いた方が、より重度が増して良いかなと思いましてね。
 欅坂46が、セットリストの最後にあえて「黒い羊」や「自分の棺」を持ってきて、グループの独自性を作ったように、実は何で終わるかでグループの色って変わってくる気が最近はしています。
 センターは、江籠裕奈で。
 時には、悲しみに暮れた江籠ちゃんの表現も見てみたいと思いましてね。
 
 

13、コスモスの記憶(SKE48)


 いよいよ別れなんですが、悲しい別れではなく、少し明るいメロディでの別れを選びました。引っ越してしまう大好きな人を見送るシチュエーションが切ないですね。きっと、コスモスの花をみる度に、彼女のことを思い出すんだろうな、と聴いていて思います。どうでもいいフリの言葉を言っても、自転車でギリギリ間に合って追いかけるという行動が、凄い青春感があるんですよね。
 最近、攻めた曲が多かった古畑奈和に、あえて王道のアイドルソングを歌ってもらいたいと思い、彼女をセンターにしました。

EN1、君がいない世界(カミングフレイバー)



 彼女と別れた後の男性側目線の曲を選びました。
 時々、別れたあと、自分の思い出を振り返って、あの人とはどんな関係だったらベストだろうと考えることはないでしょうか?
 夢を語り合うような関係だったら、そのままだったら上手く行っていたでしょうか?
 でも、もう君がいない寂しさも微かに感じます。

EN2、引っ越しました(AKB48)

 今度は男性が引っ越す側の曲を選んでみました。
 こちらも肉体的に離れても、心情的には離れることが出来ないんですよね。
 もう、この曲で綺麗に終わろうかな、と思っていたんですが、もう一度、二人を出会わせたくて、この曲はラストから外しました。1推しではなくて、実家みたいに時々帰りたくなるんだよ、という意味も込めてみました。

EN3、君はメロディー

 

 ラストは彼女との様々な想いでが、春のぬくもりと共に終わります。
 その思い出を様々な公演曲で感じてきたので、「君はメロディー」を配置するのがベストかなと思いました。
 きっと皆さんも自分の大切な人との思い出のメロディーがありますよね。
 公演が終わる頃には、入り口になった人達の新しい一面を観て、きっと惚れ直しているんじゃないでしょうか?

 今回は、「元恋人との再会と思い出」をSKE48に置き換えると、「最初に推しになった入り口の人」なんじゃないかというアプローチで書きました。
 いつか、推しが卒業して、もう二度と会えないとしても、曲の中やyoutubeのサイン動画やshowroomの配信アーカイブの中に、僕らの日々は残っているはずです。

 今回は、引っ越しのドタバタがあったり、メンバーの配置がなかなか定まらかったりして、更新するまでに時間がかかって申し訳ないです。また、閃いたら、セットリストを組んでみますね。

※前回のセトリ記事はこちら!