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2020年6月15日月曜日

2020/1/25 末永桜花ソロコンサートの感想

ソロコンという宙をかける


 2019年11月24日におーちゃんこと末永桜花のソロコンサートの開催が発表されました。
 東京ドームシティホールで1月25日の10時からの開催でした。
 彼女の前後にはAKB48からは村山彩希さんと岡田奈々さんのコンビ(1月22日)。HKT48の田中美久さん(1月23日)。STU48からは石田千穂さん(1月24日)。NMB48の梅山恋花さん(同日昼)、NGT48の本間日陽さん(同日夜)。AKB48から久保怜奈さん、山内瑞葵さん、小栗有以さん(1月26日)。

 選出されたメンバーの中では、おーちゃんはキャリア的に丁度真ん中ぐらいでしょうか。
 この時の率直な感想としては、「これは勝負だな」というものでした。2019年11月の時点で、7期にはゆななも楽々も居ません。7D2という「キセキの世代」の中で次に誰が飛び出すのか、「触らぬロマンス」のセンター、「モニカ夜明けだ」の選抜で布石は作られていただけに、いよいよ試される時が来たかという感じでした。
 
 で、当日は観ることが出来なかったんですが、AKB48グループ映像倉庫での配信が始まったので、早速観てみたんですがね。





 もう、ただただ彼女の選曲センスの良さとファンの皆さんとの関係を感じました。
 まず、1曲目で「恋よりもドリーム」からワクワクしますし、おーちゃんの魅力を味わうライブだということを連想させる2曲目の「桜、みんなで食べた」。さらに、好きな人の些細な要素も好きなんだ、というのが伝わる「オレトク」。この3曲だけで期待感が高まります。

 「賛成カワイイ!」を挟んで、かわいい曲メロディの選曲も素晴らしい。
 「心の羽」「軟体恋愛クラゲっ娘」を久々に聴けたのが嬉しかったですし、まさか、栄で「なめくじハート」が聴けるとは。
 また、なるぴーと唄った「微笑みのポジティブシンキング」もこれからの未来を感じさせて良いんですよね。
 この辺りを彼女がアメブロで語ってくれているので、読んでみましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12570158661.html

 
 そして、初センターの「触らぬロマンス」では、筋肉モリモリマッチョマンたちが(意味が分からない人は映画「コマンドー」を観よう)、ラグビー要素でおーちゃんを盛り上げ、「清純フィロソフィー」ではおーちゃんに花を渡していく大活躍をしていきます。この人達がおーちゃんの邪魔にならない程度にちゃんと存在感を出しているのも良かったですね。
 バックダンサーの方について書きましたが、おーちゃんの「触らぬロマンス」の一人バージョンも良かったですね。特に最後の表情。この歌詞の世界だと、声をかけたのか声をかけなかったのか、明らかになってないんですが、ひょっとしてと思わせる感じでしたね。

 髪を振り乱して踊る「絶滅黒髪少女」を挟んで、「誰かの耳」ですよ!
 モニターを観ながら、「うおおおお!」と声を上げてしまいました。
 ゆななのセンター曲であり、古畑奈和が表現力を爆発させたあの曲にチャレンジするのか、これは勝負だなと思いました。おーちゃん版の良さは、大サビ前の爆発寸前の溜めです。ああ、ここから主人公の苦悩が爆発するぞ、というのが伝わってきました。
 初選抜の「いきなりパンチライン」では谷とのコンビで踊ります。
 谷のシリアスな歌声っていいですね。
 MCを挟んでの電車曲ブロック。
 最初の映像って、ひょっとして「桜、覚えていてくれ」の駅ですか?
 だとしたら、元中西推しとしては、かなり嬉しいところです。
 惣田さんとの「センチメンタルトレイン」、谷も加えての「初恋の踏切」もワクワクして良かったですね。
 MCで二人とおーちゃんの関係が明らかになるんですが、こういうエピソードってもっと聞きたいなと思いますね。
 ここまでの流れをおーちゃんのアメブロで確認しましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12570161483.html

 会場を移動しながら、「バンジー宣言」や「チャイムはラブソング」というSKE48曲も良かったんですが、「永遠よりも続くように」を持ってきたのが、本当に素晴らしい。実は、この曲大好きなんです(「めちゃイケ」世代)。
 丁度この曲の記事を書けないかなあ、と何度も聴いていただけに一緒に口ずさみながら観ました。
 ゲスト3人を加えた「Stand by you」も良くてですね。「何回も通っているのに」の部分のフォーメーションが本当に好きなんですよね。
 本編最後は、尊敬する先輩の柴田阿弥ちゃんのセンター曲「愛の意味を考えてみた」です。先日もインスタライブでコラボして、生誕Tシャツの素晴らしさを語ってましたね。そういえば、「3じゃないよ」の最後の回もおーちゃんはゲストに呼ばれてましたね。

 アンコールでは、「君と虹と太陽と」なんですが、僕はこの曲を聴く度に2014年の総選挙開票前コンサートを思い出しますよ。あえて、後ろの席から登場というファン想いな演出も良いですね。
 「47の素敵な街へ」では、谷がヲタクの恰好で出てこないかな、と一瞬期待したんですが、凄まじいガチ恋口上でしたね。
 そして、電車の駅名をどんどん答えていくところで、おーちゃんの「好き」の本物さを感じましたね。
 おーちゃんへの愛を叫ぶ「アイシテラブル!」から最後の「桜の花びらたち」。
 良い選曲!
 研究生時代からの彼女の「始まり」を思い出させるし、ソロコンサートの成功という「新しい世界のドア」をまた開けたなあ、と未来を感じさせるエンディングでした。
 よし、この辺りの曲についてのおーちゃんのアメブロも確認しましょう!
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12570163558.html

 更にこのコンサート、衣装さんとの関係も泣けるので、ぜひ「その4」も読んでみてください。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12570165684.html

 スタッフの方やファンの方への感謝をつづった「その5」も貼っておきましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12570167733.html


 最後までコンサートを観ての感想は、おーちゃんは「正統派にして異端」だな、ということです。
 かわいい曲メドレーで見せたアイドル性。今回は「鉄道」でしたが、「ガンダム」、「聖地巡礼」という趣味人としての側面。どっちも持っているバランス感覚の良さを感じます。さらに阿弥ちゃんと同じく、ソロプレイヤーとしての強さも感じさせます。

 2019年の生誕祭では、センターを目指すということを語った彼女。2020年1月にソロコンサートという最高のスタートを切りました。
 はたして、後半からどんな1年にしていくのか、注目です。

 僕としては、セットリストのセンスの良さから、もう1回ソロコンサートして欲しいですね。あと、時代劇が凄い似合いそうなんですよね、ギルデンスターンも良かったんで、おーちゃんに演技関係の依頼が来たら面白くなるのでは、とも思っています。
 最後におーちゃん版の「サイレントボイス」が聴きたい!

 ※「モニカ、夜明けだ」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/09/blog-post_19.html

 ※「触らぬロマンス」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_5.html