非日常のお酒
今回のいにしえ乙女酒は、名古屋から千葉へ。
千葉県の上総中野駅から大原駅を走るローカル線のいすみ鉄道 大多喜駅に来ています。上総って言ったら、「南総里見八犬伝」とかに出てくる下総の真逆なんですかね。
今回のテーマは夏休みということで、「旅呑みの儀」にチャレンジしていきますよ。
予告を観た時に、電車や船が登場していて、結構、楽しみだったんですよね。
東京から日帰りで楽しめるスポットを紹介していきますよ。
この駅、乗車券の券売機が「うどん屋さんやん」と奈和ちゃんが言うように食券みたいな感じの自動販売機で売ってましてね。「いっぱい山、いっぱい線路続いてる」といった感じで、のどかな風景が広がっています。
さて、この電車では、なんと電車に乗りながら食事やお酒を飲むことが出来るんです。古川さんも「電車の中にはあってはいけない、グラスのようなものが!」と驚いています。なんと、毎週日曜日にレストラン列車というのが出てるそうです。正式には「レストラン・キハ 伊勢海老特急・お箸DEイタリアン」という名前で、予約制の16000円だそうです。
なんと、この列車ではグラスワイン飲み放題という豪快なサービスも。凄いぜ。
約2時間30分で大喜多駅から上総中野駅を往復するこの列車。ゆっくりと食事やお酒が楽しめそうですね。
しかし、電車でイタリアンが楽しめるなんて素敵ですね。
電車の中ということで「転んだことはありますか?」と奈和ちゃんから無邪気な質問が。「転んだことはないんですが、提供しずらいのはあります」とのことです。確かに大変そう。
まずは、ウェルカムドリンクのスパークリングワインで乾杯。
味は甘くておいしいそうですよ。
「非日常すぎて不思議だね」と古川さん。
こういう楽しみができるのっていいですね。
ここで房総のお刺身が登場。
大原でとれた新鮮な魚介類が、箸で取りやすいように少し分厚くして皿に盛られてますね。食感は「とろけるタコって初めて!」と古川さんが驚き、「タコじゃない」と奈和ちゃんも驚く感じ。
ここで電車でお酒を飲んだ経験トークに。
古川さん、奈和ちゃんともにないそうです。
ここで奈和ちゃんは、1杯目が終了。
呑み終わった奈和ちゃんを見た、古川さんの「古畑さんや」という昔話のおじいちゃんみたいな語り口が最高ですね。
続いては、「鮑の柔らか煮ゆず味噌ソース」が登場。
こちらも柔らかくてゆずの香りがちゃんと飛んでいる( 奈和ちゃん談 )仕上がり。
本日2杯目のワインの味にびくりとなる奈和ちゃん。
古川さんは、番組を通して、ワインは赤ワインより白ワインの方がお気に入りと気づいたそうです。
次にメインの「大原産伊勢海老の香草オイル焼き ワサビクリームソース」が登場。
お店で作ったものをここに持ってきているそうで、厨房がない電車なので、大変だそうです。こちらもクリーミーな味わいに二人の目が細くなります。
マイクロきゅうりってのもあるんですね。
食感がトマトっぽいということで、トマトが苦手な奈和ちゃんは、そっと箸を下ろします。この動作が面白い。
電車の中という特別なシチュエーションが、非日常感があっていいですね。
さて、大原漁港にやってきた二人。
なんだか衣装が、乙女チックなものから黒一色という「ミッションインポッシブル」シリーズのトムクルーズみたいないでたちになってます。
なんと、今回は釣りにチャレンジ。
「鯛を釣って、兜焼きや煮つけを食べたい!」という奈和ちゃんの目標は果たして叶うのか!
「ヒラメを釣って、えんがわを食べたいと思います!」と目標を語っている時の古川さんのパワフルな表情も素敵。
初めて乗る漁船にテンションが上がっていく二人。
「ゲームでは凄い釣り大好きなんで」という古川さんに、「未鈴ちゃん。ここ現実世界だよ」と非情なツッコミを入れる奈和ちゃん。
釣りあるあるの針が地面について引っかかってしまう現象、通称「根掛かり」になってしまった古川さん。僕もこの「根掛かり」でいったいどれだけのルアーを失ってきたことやら。
ついにヒットがと、古川さんがリールを巻いていると、実は奥の奈和ちゃんだったというのも面白かったですね。
そして、最終的に船長がヒット。ワカメをゲットというまさかのオチ。
悲しいかな、ここで海釣り終了。
二人は船長のお母さんがやっている旅館「伝九郎」へ。
船長がおすすめの日本酒を持ってきてくれていますよ。
地元のお酒3種を試していきます。
「千葉県 木戸泉酒造 しぼったまんま 純米生酒」、「千葉県 木戸泉酒造 自然舞 スパークリング」、「千葉県 木戸泉酒造 アフス 高温山廃一段仕込み」の3種です。
まずは「スパークリング」から。
「ちょっとしたビール代わり」という感じだそうです。
ここでお母さんが「なめろう」を持って登場。お母さん、何故かキャプテンマーベルと同じ髪型ですね。「まったり感がすごい」と古川さん。「これはご飯かけたくなる」と奈和ちゃん。美味しさに「なめろう!と思いました」という感想も面白いですね。
次は「お刺身の盛り合わせ」。今が旬のイサキ・ヒラメ・シマアジのお刺身です。
中でも今は、シマアジがおいしいそうです。
2杯目は瓶ビールを注文。
古川さんは、目を閉じて味に浸っています。
「釣りの後のビールは美味しい、釣れなかったけど」という一人ツッコミもいいですね。
ヒラメを食べる奈和ちゃん。
ビールを飲みながら、無言で手を挙げています。
締めはタコ釜飯です。
その前に古川さんの大好きなお酒、アフスをいただきます。
「柑橘系のフレッシュジュース飲んでるみたいな酸味が来るから、おいしい」と古川さん。あまりのおいしさに寝そうになってます。
そして、さっきのタコ釜飯へ。
「釣れなかったことがチャラになるぐらい」のおいしさだそうで。
漁師飯も楽しめる旅館 伝九郎 お母さんのお勧めは「カサゴの姿揚げ」だそうです。
うーむ、こんな感じで、非日常を楽しめる旅呑みっていいですね。
なぜか僕は、あやめろとかここなさんにこういう旅ロケをしてほしいな、とも思いましたよ。
次回はいよいよ秋葉原へ!
てか、このブログを書いてる今、余裕で放送されてるんですが。
頑張って追いつくから、しばし、お待ちあれ。