2020年のイメージ
もうすぐ、2020年も終わりですね。
2019年後半から発生し、2020年に日本にも感染が拡大した新型コロナウイルスは、僕らの生活や文化、人との関わり方まで変えてしまいました。
今回は、20年代を表すSKE48の曲を考えてみました。
まず、この新型コロナウイルスは、様々なことを加速させました。
ビジネスの形態や移動の見直しというプラスの加速もあれば、これまでギリギリの状態でなんとかやってきた人たちをマイナスへと加速させもしました。
連日のニュースで報道される感染者数と志望者数。
コロナによる失業、また、ステイホームによるストレス。
SNS上での政治や社会問題に対する今も続く、差別や分断。
僕らはこれほどまで様々な声にならない悲鳴を聴き続けた日はないのではないでしょうか?
今日、食料を買いにぶらりと町へ出ると、大学院の頃に、隣りの研究室の先輩に連れて行ってもらったお店が張り紙と共に閉店していました。僕が住む町で3軒目の閉店でした。
張り紙に店主の手書きで書いた「悔しいですが閉店します」という文言と、賃貸業者のおそらくPCでデザインされたであろう「テナント募集」の綺麗な張り紙が同時に貼られていました。
僕は家に帰りながら、その店主の手書きの文字と、「テナント募集」の文字が何度も頭の中でいったり来たりしました。日本、いや世界のどこかで同じような現象が沢山起こっているんでしょう。僕は未だにこの時の気持ちを上手に処理できません。
僕がまず、選びたいのは「世界が泣いてるなら」です。
「見てみぬふりなんて、できないのさ」と電撃戦隊チェンジマンの主題歌みたいな気持ちになることが、今年は沢山ありましたよ。
SKE48のメンバーに目を向けてみましょう。
一旦ストップして、自分のこれからを考え直して再スタートするという意味では、「前のめり」や「ラムネの飲み方」が挙げられるかも知れません。
また、リモートによる公演の中継、握手会からお話会が当たり前になった今では、「遠くに居ても」がしっくり来るかも知れませんね(来年のオンラインサイン会や手形会もどうなるか楽しみです)。
確かにステイホーム期間は、コンテンツが溢れている現在、めちゃくちゃ不便ではないです。でも、退屈な時もある。このコロナで新しいビジネスが台頭してきた。これまでと違い、様々なことの「表現の仕方」、「面白がり方」を考え直す機会にもなったと思います。
はっ!
毎日の中で、「退屈」が増えてしまったかも知れない。
それを見つけた人が、この2020年を楽しめたのではないでしょうか?
僕自身は、仕事に就いて仕事を辞めるという「バナナ」に滑った気もするんですが、そのおかげで自分がやりたいことを始めるきっかけにもなりましたし、後から考えるとあの2020年が「バナナ革命」だったな、と思えるようにしたいですね。