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2020年10月27日火曜日

末永桜花が目指すもの

 「好き」の理由


 以前、末永桜花についての記事を書いた時に、少しだけ彼女のブログを読んだんですね。その中で、一つ、疑問に思ったことがありました。ただ、それは一部しか読んでいない結果かな、と思って、時間をおいてアメブロを全て読むことにしました。全部読み終わっても、僕の疑問は変わりませんでした。
 それは、「何故、この子は自己評価がこんなに低いのか?」ということです。
 握手会や生誕祭についてのブログで「こんな私に」とか「何も持っていない私に」という言葉が度々登場します。
 おーちゃん推しではない、僕から見ても美人だと思いますし、アイドルとしてのたたずまいも凄く説得力があるメンバーだと思います。なぜ、自己評価が低いんだ、と。
 最初は、謙遜として書いているのかな、と思ったんですが、2018年から2019年、そして、2020年になっても変わりません。
 昔からコンプレックスが多かったということを本人も総選挙ガイドブックの中で語っていますが、アイドルという自己承認欲求が満たされやすいし、可視化されやすい職業に就いていても、そう感じてしまうのか、と。
 勿論、48グループという競争社会にいれば、自分よりも上の数字を叩きだすメンバーや、先に選抜入りした同期たちの姿もあるでしょう。
 ただ、この自己評価の低さこそが、上を貪欲に目指していく姿勢と繋がって来るかと思いますし、あの柴田阿弥が認めたアイドルでもあるんだろうな、と思います。
 これまでの僕のおーちゃんに関する認識については、「好きなことを紹介する時の姿がとても素晴らしい」という感じでした。僕はガンダムはZガンダム派ですし、電車に関しては全く知識はありませんが、好きが伝わってくる発信がとても素晴らしくてですね。以前、仕事で京阪電車を利用していた人間としては、「まさか、そこを紹介する?」と衝撃を受けたものです。
 さて、じゃあ、アイドルとしての末永桜花はどうなんだ、と。
 なんで自己評価が低いんだ、そして、何故、今の地位まで登っていったんだ、と考えました。
 研究生時代、恵まれたポジションでのスタートではなかったおーちゃん。
 当時は、ダンスが得意な同期の姿、選抜に次々に選ばれていく同期の姿も見てきたと思います。
 ただ、彼女の姿をちゃんと見つけて、彼女を応援していく人達がいました。
 それが「セレッソール」、おーちゃんのブログ流に言うと、「皆様」です。
 もう、何回登場するんだ、というぐらいブログの中で「皆様」へのメッセージが登場するんですね。
 2018年7月4日のブログを読んでみましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12388518361.html?frm=theme
 更に総選挙のトロフィーが届いた2018年9月5日のブログも。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12388518361.html?frm=theme
 いずれも、現場・在宅問わず、セレッソールの皆さんとおーちゃん自身が努力した結果の結晶だと思います。
 先ほど、挙げたおーちゃんの「好き」の中には、SKE48もあります。
 彼女の聖地巡礼っぷりは本当に凄いですよね。
 そんな彼女の好きが魅力的な曲のユニットを引き寄せます。
 2018年9月15日のブログを読んでみましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12405233855.html
 見てくれている人は、見てくれているんだなあ、としみじみ思います。
「曲を大切にしてくれるメンバーにやってほしい」というみこってぃの粋な計らいも素敵ですね。
 少し脱線しますが、おーちゃんと先輩たちの関係というと、阿弥ちゃんが印象的ですが、実は、谷が推しメンなんですよね。今回調べていきながら、初めて知りました。気になった方はこちらをどうぞ。(2019年1月8日のブログより)
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12431431874.html
 谷、本当にこういうとこも素敵ですね。
 2019年6月24日のブログでは、「こういうせんぱいになりたいです」というメッセージを書いています。
 さて、先輩の話に触れたので、同期に関して書いておくと、やっぱり町音葉さんについてもチェックしておきましょう。チームS、チームEと別々のチームになったものの、仲良しの二人の別れが訪れます。2018年11月18日と11月29日のブログを連続して読んでみましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12420004208.html?frm=theme
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12422506843.html
 11月29日に、町さんから言われた「ドレスを作って貰えるぐらいの大物」には、約1年2か月後、卒業を待たずに彼女はなることになります。
 さて、どんどん脱線して行ったので本筋に話を戻すと、セレッソールの皆さんと掴んだ総選挙ランクインと選抜入りは、彼女をSKE48の枠だけでなく、48グループの枠へと躍進させていきます。
 まずは、総選挙ランクイン曲「友達じゃないか」についてのブログを読んでみましょう。
 うん、あの曲、歌詞はいいのに。メンバーもいいのに。何故、あのMVにしたんでしょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12406147738.html
 2018年11月6日のブログでは、最強ツインテール選抜に選ばれたことを触れていますし、「モニカ、夜明けだ」などのカップリングにも参加していくことになります。2018年12月12日のブログの「加入時は予想できないことが起こっている」という状態が徐々に進んでいきます。
 「SKEBINGO!」では、舞台ハムレットのメンバーにも選ばれます。
 この期間で印象的だった2019年1月29日のブログを読んでみましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12436387580.html
 初めての試み、勇気を出して新しいことをしていく。
 こういう文章を読むと、メンバーがチャレンジする場がどんどん増えていくと良いな、と思いますね。たとえば、演劇関係とかは継続してやっていって欲しいところです。SKE48をステップに夢を叶えていくメンバーが増えていくように。
 さてさて、ここらでまた先輩との関係をピックアップしたいんですが、それがかおたんです。
 https://ameblo.jp/ske48official/entry-12438316471.html
 センターというチャンスだけでなく、MCの回しという阿弥ちゃんやみこってぃや谷を彷彿とさせる役割を任されていきます。勿論、かおたんの後輩への態度も学んでいますね。
 そして、2019年3月29日。
 先ほど、「羽豆岬」でおーちゃんを選んでくれた内山命が卒業します。
 ちょっと、ブログを読んでみましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12450519861.html
 こうして、おーちゃんの視線を通してみることで、みこってぃの重要性もみえてきますね。
 さらに、おーちゃん視点から見た奈和ちゃんについても、2019年4月11日のブログで見てみましょう。
 https://ameblo.jp/ske48official/entry-12453630490.html
 ちなみに、由麻奈や綾巴についても書いてますが、気になった人は、是非是非、検索してみてください。
 
 2019年10月29日の「ソーユートコあるよね?」の選抜に選ばれます。 
 彼女は変わらず控えめながらも、少しずつ自信を持って未来へ進んでいきます。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12540493384.html
 上を目指す彼女を後押しするように、2019年11月29日。ソロコンサートの発表があります。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12548580505.html
 
※ その時のソロコンの感想の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/06/2020125.html
 ちなみに、ソロコンで彼女は衣装さんたちの愛がこもったドレスを着る「大物」になります。
 更に時は流れて、「12周年公演フェス」で彼女は研究生時は端っこだった彼女が、センターに躍り出ます。
 この時の動画がちょっとした伏線になっていますね。 
 そして、「12周年公演フェス」についてのブログ。
 本文に出てくる「大好きな2期生の先輩」も、もうここまで読んだ方なら分かりますよね。

 ここまで、調べてきて、いよいよ最初の問いに戻りたいと思います。

 「何故、この子はこんなに自己評価が低いんだろう」ということです。

 ひょっとして、偉大な先輩たちや同期の背中が良いお手本として、目指すべき目標としてあるからじゃないでしょうか?
 それは、グループの中にもいるし、外にもいる。
 それぞれの場所で輝いている姿がある。
 コンプレックスではなく、まだまだ上を目指せるから、彼女の自己評価は控えめなのではないかと。
 だから、貪欲にチャンスに挑んでいけるし、「好き」を仕事に繋げてちゃんと継続できる。
 彼女の実績はトップクラスへの道を進んでいます。たとえば、SKE48の中でもソロコンサートをしたのは、松井珠理奈、古畑奈和、野島樺乃と限られたメンバーだけです。
 これから、彼女がどんな未来を仲間たちやセレッソールと作っていくのか、どこかで満足するのか。次は彼女のどんな「好き」が観られるか。そして、彼女を目指すメンバーがいずれ出てくる。SKE48の歴史がまた接続していく。

 最後におーちゃんのブログで一番好きなものを貼ってお別れです。おーちゃんとセレッソールの「皆様」が作る物語は、次の章も熱くなりそうです。


※Zガンダム派の僕ですが、おーちゃん版「サイレントボイス」が聞きたいです。