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2020年10月25日日曜日

古畑奈和で印象的な曲は?

 超接戦!


 先週1週間は、ブログがほとんど書けないぐらい体調が悪くてですね。てぬ…じゃなかったアンケート企画でSKE48のことを考えて、何か出来ないかと思いましてね。今回は古畑奈和ちゃんに関するアンケートを取ってみましたよ。



 なかなかの接戦になりましたね。
 まずは、1位になった「10クローネとパン」。
 もともとは、「次の足跡」というAKBのアルバムに収録されていた曲で歌唱力の高い山本彩がセンターで入っていましたね(卒業公演でのさや姉のパフォーマンスは圧巻です)。
 山本彩が5人で実現した世界を古畑奈和は、一人で表現していきます。
 さらに、山本彩がキレのある「ダンス」で表現したのに対して、奈和ちゃんは「演舞」に近いオリジナルの表現で魅せます。
 この曲についての奈和ちゃんのブログを読んでみましょう。

https://ameblo.jp/ske48official/entry-12221385307.html 

 僕自身もこの曲の世界観が大好きで、終盤の「呼吸をする度 白い息」から「僕は目を閉じて 走ってる」は、初めて聴いた時、世界とも時間とも離れた世界になっていて、素晴らしいと感じました。
 20世紀後半のアメリカ文学における、ひたすら物語の中でマイナスの札が出続けて、最後に希望の光を手に入れるような世界観が好きです。もし、奈和ちゃんソロのセカンドアルバムが出るなら、アコースティックバージョンで入って欲しいな、と個人的に思っています。 

※「10クローネとパン」についての記事はこちら!

https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/11/blog-post_30.html


 第2位は同率!
 まずは、「誰かの耳」。
 この曲に関しては、総選挙の感謝祭で披露していますが、そこに辿り着くまでのドラマが凄まじすぎてですね。曲自体は、ネットに溢れるちょっと失敗した人に対して石を投げる文化や、ファクトチェックもせずにデマを信じて広めていくことの怖さを描いた曲なんですがね。これほどまで2018年総選挙における古畑奈和にリンクした曲はないんじゃないでしょうか?
 この時の奈和ちゃんのブログを読んでみましょう。

https://ameblo.jp/ske48official/entry-12395214436.html

 いやあ、もう読んでてヒリヒリしてきますね。
 ブログの中の「狂気的でヤバい奴」とありますが、申し訳ないですが、そういうところが、大好きでしてね。竹久夢二や萩原朔太郎に通じるような「狂気」も本当に好きです。しかも、それを「アイドル」という枠からはみ出してやってしまうと下品になりがちですが、48グループという当時の大メジャーの中で枠ギリギリで表現し続けているところも素晴らしかったです。エピソード込みなら文句なしに1位です。

※「誰かの耳」についての記事はこちら!

https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/04/blog-post_26.html


 さらに同率2位の「本性」。
 中田敦彦さん作詞ですね。
 ソロアルバム「Dear 君とボク。」が届いた日のことを皆さん覚えてますかね?
 僕は、歌詞カードや曲順も読まずにCDをプレイヤーに入れ、1曲目を聞き始めたわけですよ。まあ、「10クローネとパン」みたいな曲が1曲ぐらい入っていたらいいなあ、と思っていたんですが、1曲目からパンチが効いた曲が来ましてね。

 公式の動画を貼りますので、歌詞に注目しながらお聴きください。


 最初聴いた時は、ただただ、「とんでもないアルバムが出来たな」と感じていたんですがね。最近、聴きなおすと、まさに「アイドル」について「恋愛」のフィルターを通して間接的に描いているようにも感じましてね。この曲における「互い」が、アイドルとファンの関係にも見えます。「本性」を剥き出しにして全部さらけだした僕も愛せる?と試しているようにも感じます。ちなみに、ライブの時に、イントロで顔を手で隠すと表情がすっと変わるところとかが、まさにこの曲の世界観を表していると思います。


 そして、最下位になってしまったんですが、実は1番好きな曲が「観覧車」。
 もの凄く未来の話ですが、古畑奈和卒業コンサートでこの曲を聴いたら、絶対泣くんだろうな、と思いましてね。
 曲の中の時間は観覧車のようにゆっくりと進みます。
 二人の「別れ」に向けて、曲の主人公はそれに逆らうように「出会った日」のことを思い出します。
 「一番上」の景色を想像するくだりは、「総選挙」は勿論ですが、「約束」を果たした先の未来を連想させられます。
 上の3曲がどちらかというと僕は、夜の路上で聴くことが多いんですが、この「観覧車」は夕方に聴くと本当に良いんですよね。さらに言うと、自発的に「聴く」という行為をしなくても、頭の中で「流れてくる」曲になっています。

 先日、youtubeで10月公開の映画の予告をひたすらウォッチしていた途中で「おぬしへのおすすめ」に出てきた素敵な動画も貼っておきますね。



 ここまでで、「いや、オルフェスが無いじゃないか!『ゲティ家の身代金』の息子みたいな目に遭わせるぞ」と思われた方もいらっしゃるかも知れませんし、「『コールボーイ』がないとか、『ジョン・ウイック』シリーズの最初の15分のキアヌみたいな目に遭わせるしかないな」と検討されている古畑奈和ちゃんファンの皆さんには、本当に申し訳ないです。Twitterは4つまでしかアンケートの選択肢がないんですよ。どうか、見逃してください。飼い犬を殺したり、家をバズーカで吹っ飛ばしたり、世界中の殺し屋から狙われるような目に遭わせないでください。


 さて、話を戻すと、ラジオのレギュラー番組「10月のお楽しみ」も毎回、素敵な曲との出会いがあり、ゲストの方がちゃんと奈和ちゃんのキャリアと接続している方ばかりで、本当に良い番組だな、としみじみ思います(武田さんとのサックストークなんか特に良かったです)。あと、声がラジオ向きの声でいいんですよね。邪魔にならないけど、心地よい。


 「えにし酒」の配信イベントもなかなか良かったですしね。
 僕は20時に会社の休憩をとって、クイズコーナーに関しては、「くっくっく、伊達に『乙女酒』と『えにし酒』の感想を総集編以外、全部書いていないぜ、この勝負もらったな」と挑みました。しかし、自分のブログを改めて読み返すと、「クイズの答えが1問も書いていない…」という悲しい事実にぶつかりましてね。僕の半年間は何だったんだろうと、思いながら、そっと画面を閉じましたよ。

 色々と書きましたが、今年は歌唱力№1にもエントリーしているので、果たしてどんな結果を出すのか楽しみです。

 2020年も2021年も奈和ちゃんにとって、「おめでとう」が沢山の日になることを願いながら。

https://ameblo.jp/ske48official/entry-12329997877.html