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2020年5月29日金曜日

Who are you?②

全部忘れないから


 皆さんは、推しが卒業発表してから卒業するまでの期間を覚えていますかね。
 僕はこの名前の無い期間がとても切なくてですね。
 みるみる綺麗になっていく子もいれば、徐々に卒業に向けて色々な思い出を語っていく子もいます。

 今年の2月7日に卒業発表した松井珠理奈に関しては、新型コロナウイルスの影響もあり、公演やコンサートは中止になるし、卒業コンサート自体も延期になるという、なかなか寂しい状況が続いています。

 実は週末にあるメンバーの記事をアップする為に、2020年1月19日に行われた「ソーユートコあるよね?」の「SKE選抜コンサート」を繰り返し観ているんですが、珠理奈がやっぱり凄いんですよね。

 この「Who are you?」はMVをご覧になった方ならご存じの通り、黒珠理奈と赤珠理奈が向かい合うものになってましてね。


 しかし、今回は赤い衣装の大人珠理奈。
 そういえば、この前にソロライブを配信していましたが、こちらでもソロ曲をじっくりと歌う感じでしたもんね。
 
 かつてアクション俳優の千葉真一さんが、「アクション俳優は、動かない演技をした時にその凄みが出る」と語っていましたが、まさに珠理奈もそうなんです。
 指の動き一つ、片手の動きだけで曲の世界を表現する。
 自分の声の邪魔をしない。
 これは、ソロアルバムやソロライブをしたのも大きいかも知れません。
 今までは身体全体を使って表現していたものを、絞り込むことで別の何かを表出させていく。
 大サビ前で寝そべる演出では、ちょっと体調が悪くなったのかな、と心配だったんですが、無事に歌いきってホッとしましたよ。丁度、2019年9月から10月末まで体調不良で療養していたことを思いだしてしまいましてね。
 なんというか、余裕とスリリングの使いわけが上手いというか、まさに、手のひらの上で踊らされる感じですね。

 卒業が決まった後に観ると、「この時、もう決心していたのかな?」とか、様々なことを考えてしまいます。
 アイドルの珠理奈が観られるのもあと何回なんだろう、と。
 珠理奈の笑い顔も、踊る姿も、時々でる名古屋弁も。
 全部覚えていたいな、と思うと、切なくなってきました。
 彼女が唄い終わった後に顔を横に向けると、「ソーユートコあるよね?」選抜が居て、表題曲を唄い始めるという演出も憎いですね。これからのSKEは任せろ感があります。

 あと何回アイドル松井珠理奈が観られるか分かりませんが、できたら1回でも多く、生で多くの人に見て欲しいなと思っています。ガイシも白紙になってしまったのなら、トヨタスタジアム2デイズはダメかなあ、と僕個人としては思っています。
 勿論、ガイシへの思い入れがあるのも分かるんですけどね。

 卒業発表を聞いた日は、全身から力が抜けていきましたが、未だに珠理奈が卒業するという実感がわきません。出来ることなら、運命のいたずらで伸びてしまった卒業までのこの時間に、48グループの超選抜たちと共に経験したものを後輩たちに伝えていって欲しいなと思います。
 もう、超選抜と一緒に活動できたメンバーなんて、SKEに何人いるでしょう?
 ちゅり、だーすー、奈和ちゃんがギリギリではないでしょうか?
 だから、珠理奈には本当はずっと居て欲しいんですけどね。
 ああ、本店の「バケット」が聴きたくなってきました。
 今は、この名前のない時間を大事にしましょう。

※「バケット」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_41.html

※珠理奈と奈和ちゃんの「二人に惹かれる理由」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/05/blog-post_7.html

2020年5月28日木曜日

本性③

開拓者が解放される時


 演者の演技が凄まじくて、涙が出てきたり鳥肌が立ったり、なんなら尊敬を通り越して恐怖すら感じることは、皆さんありますか?
 凄すぎて頭から離れないことはないですか?

 週末にあるメンバーの記事を書くために2020年1月19日実施の「SKE48選抜メンバー」のコンサートを繰り返し観ているんですが、選抜メンバーがメドレー形式でソロ曲を発揮していくんですが、もう、古畑奈和の「本性」が凄まじいんですよ。

 直前の鎌田菜月さんの「寡黙な月」で本当にほのぼのというか、ハートウォーミングな推しとファンとの良い関係を見たあとに、突然、豪華のバックと共に「オイ!オイ!叫べー」と言いながら和洋折衷衣装の奈和ちゃんが登場します。
 映画の予告編で「しまじろうとそらとぶふね」の予告を観た後に、突然、「マッドマックス 怒りのデスロード」の予告が来たぐらいの衝撃なんですね。しまとら島に突然、ウォーボーイズを引き連れたイモータンや武器将軍が来たぐらいの衝撃(ギターから火が出るあいつも)です。

 この衝撃は2016年のソロコンサートの最後に珠理奈が「赤いピンヒールとプロフェッサー」を披露した時の衝撃に似ていて、「か、格が違う…」と無意識のうちに呟いていました。自分の一番の得意分野で戦うことで、最大限の自分を見せていくスタイル。
 奇しくも奈和ちゃんも珠理奈も、自分のソロ曲ですね。

 まずは、イントロでお客さんを煽って、そこから心情を吐露していくAメロ。まるで、誰かに秘密を打ち明けるように歌います。虚ろな表情で時には目を閉じて。
 ちょっとイヤモニを調整しながら、上空を見上げ、そこからわなわなと震えるようにBメロを歌いあげていきます。声の強弱が同一人物とは思えないぐらい変わっていきます。
 そして、サビ。
 もうね、「ひれ伏して泣け」っていいながら極上のスマイルをするわけですよ。
 このサビあたりの振り付けというか、体の動きも曲の世界観とあってるんですよね。感情の吐露につれて、体も上下左右に揺さぶられていく。
 
 いよいよ大サビ前のAへ。
 ここで、一瞬メロディはゆっくりになって奈和ちゃんは横たわります。
 「どこで間違えたのか?」あたりですね。曲の主人公の悲嘆が身体全体で伝えてきます。このあとの盛り上がりの予感も。
 ちなみに、このコンサートで珠理奈が自分の曲を表現する時に取ったアプローチを思い出してください。このアプローチをしているのは、奈和ちゃんと珠理奈の二人でした。

 さて、普通の曲ならば、ここで大サビなんですが、スリリングな大サビ前Bに行きます。「積み上げたものがすべて」からですね。
 僕はここで、涙が止まらなくなりましてね。
 剥き出しの本性が古畑奈和の本能とリンクして、凄まじいものをコンサートという場に登場させてしまったな、と。
 ちなみに、この時奈和ちゃんのイヤモニは外れた状態で、すぐに直しますが、会場の音を頼りに表現していたのかと思うと、本当にこの人はなんて人だ、と思ってしまいます。

 大サビは、背景の炎のように、感情を叩きつけるように言葉を連ねていきます。
 僕は聴きながら、「ああ、終わっちゃう」と思わず呟いていました。

 このコンサートを生で観られた方は本当に羨ましいです。
 奈和ちゃん推しでもない僕が勝手に言うと、これは古畑奈和のベストパフォーマンスなんじゃないか、と個人的には思っています(2015年の「前のめり」と2018年の「誰かの耳」も捨てがたい)。
 この後、youtubeにアップされた「本性」の方は、周りのバンドの皆さんと一緒に曲の世界を作り上げていっているのに対して、こちらは一人で思う存分暴れまわっている彼女が観られます。
 そう考えると、奈和ちゃんのソロプレイヤーとしての強さを感じます。

 とにかく、このことを書きたくて、ここ数日、奈和ちゃんのブログとかを読んでいただんですが、Twitterでしか触れていなかったので、今回は引用なしですが、何故、彼女が、わざわざSKE48という自分のグループであり、東京で行われるグループコンサート前後のよそのファンも来やすいところで、「本性」を選んだのか?

 自分という人間の魅力をフルパワーを見せられる楽曲を選ぶことで、「SKEの入り口になる」という2015年からの目標を今も変わらず持ち続けているからかも知れません。

 しかし、毎回、奈和ちゃんはもう書くことないな、と思うんですが、更新してしまいますね。「書いている」のか「書かされているのか」、どちらにせよ、次のベストパフォーマンスが今年中にあるんじゃないか、と期待しています。
 あと、ファーストアルバムを流通化と電子化させて、セカンドアルバムを出しましょう。前田さんや古川さんとのデュエット曲とかも聴いてみたいですね。

 youtubeのコメントもチェック!
 

※「本性②」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/04/blog-post_12.html

※「いきなり!古畑奈和総選挙」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/03/blog-post_10.html


2020年5月27日水曜日

2020年も大場美奈が面白いぞ!

何度でも輝く人




 キャリアが長いメンバーになると、「おっ、またこのメンバーが凄くなっている」ということがあります。

 SKE48の場合、そういうメンバーが沢山いるんですが、今年のみなるんこと、大場美奈が凄いことになっていることに気づきましてね。

 きっかけは、週末に更新予定のあるメンバーの記事の為に、「ソーユートコあるよね?」選抜のコンサートを何度も映像倉庫で観ているんですが、その中で選抜メンバーが一人一人ソロ曲を唄うところがあるんですね。
 そこでみなるんが選択した「コップの中の木漏れ日」が凄くてですね。 
 「コップの中の木漏れ日」は、SKE48の次世代ユニットラブクレッシェンドのデビュー曲なんですが、あれ、このみなるん、全然次世代感の爽やかさがあるぞ、と思いましてね。
 よし、今日はこの曲について書こう!と思いきや、既に書いてましてね。

※みなるんが披露した「コップの中の木漏れ日」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/01/blog-post_74.html

 いやあ、老いの恐ろしさを感じましたよ。
 今年の1月30日に書いたのを完全に忘れてました。

 さて、話を戻すと、みなるんがアメブロの中で書いている「推しとファンは似る」理論も面白いですね。
 10期生の五十嵐早香推しの僕もどこか似たところがあるんでしょうか。
 
 さて、こちらのアメブロを遡って読んでいたんですが、理想的な空間を彼女は作りつつあるんじゃないでしょうか?

 毎日、ファンの方からの質問を聞いて、それに答えていく。
 それだけだと、いやいや、Twitterとかでよくメンバーがリプライ欄に返事してんじゃん、と思う方もいるかも知れませんが、一味違うんですよ。
 まず、質問の文字数が自由であること。そして、みなるんが選ぶのと他のファンの方が読んでいることもあってか、結構良い質問が多いこと。小説家の高橋源一郎が「答えよりも問いを見つけられる人の方が素晴らしい」という旨で書籍まで出していましがが、僕も読んでいて、ああ、この人の質問面白いな、とか答えが広がりやすいな、と思う質問がいくつかありました。裏話シリーズも良いんですよね。
 僕が印象に残っているのは、本店ドキュメンタリー映画をみなるんはまだ観ていないことですかね。
 あの震災から生き残った一本松を見上げるみなるんを観て、なんて綺麗な横顔なんだろう、そして、この子もアイドル業界で強く生き残ってくれ、と願ってからもうすぐ8年ですね。
 あれから山を越え、谷を超え、忍びの国からニンニンなアイドル人生のみなるん。
 だからこそ、一緒に歩いてきたファンの方々と理想的な空間をアメブロに作ることに成功していると思います。タイムラインに消えずにずっと残ってくれるのも嬉しいですね。
 かなり質が高いコミュニティになりつつあって、素晴らしいです。
 今年のリクアワでの「動機」も凄く気になっているんですが、これも触れる機会があれば是非、さわりたいと思っています。

 個人的には2020年のみなるんに演技の仕事が沢山あるといいなあ、と思っています。「ハケンアニメ」での演技を生で観て、コメディエンヌだけでなく、正統派の女優としても活躍できる人だと期待しています。

 まだまだアップグレードを続けて、進み続ける大場美奈の2020年後半も楽しみです。

※「ハケンアニメ」の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/10/blog-post_13.html

※移籍組について書いた「引っ越しました」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/10/blog-post_8.html

2020年5月26日火曜日

何故、新人に惹かれるのか?

この町で俺以外、君の可愛さを知らない


 皆さんは今の推しに出会った時に、推しは新人でしたか?
 それとも、もうある程度のベテランになっていましたか?

 僕が小学生の頃は、アニメが今よりも少なくて、みんなが観ているアニメというものがありました。
 その中でもガンダム系や角川アニメ系が隆盛を極めている中、オリジナルビデオアニメ略してOVAがそこそこリリースされていました。
 1本1本の値段が高くて近所のレンタルビデオショップに、せいぜい1本あったらいいとこみたいな作品が、昔の「アニメージュ」の真ん中ぐらいのページにありました(母親にお小遣いをもらって毎月買ってもらったものです)。
 その時、僕は生涯の名作OVA「THE八犬伝」に出会うことになります。
 勿論、クラスの中で誰も知りません。
 いや、下手したらこの町で僕以外、このアニメの面白さを知らないんじゃないか、毎回誰も借りないし。スピッツの「大宮サンセット」みたいな気分で謎の優越感と孤独感を同時に感じていました。
 ああ、誰もまだ気づいていないのか、という気持ちと、誰かとこの作品の話がしたい!という二つの気持ち。
 愛媛県宇和島市というド田舎でもがいていたものです。

 さて、なんでこんな話をしたかというと、新人を推そうと決めた時、上記のような気分になることはないでしょうか?
 そして、下手したら、ウィキペディアやまとめサイトよりも自分の方が詳しいという時が結構あるんじゃないでしょうか?
 SKE48で言うと、研究生を推している人はこういう時間が結構あるんじゃないでしょうか(なんか今日、疑問形ばかりですね)。

 推しの良さに気づいた瞬間の嬉しさと、ああ、もっとこの子の良さを知ってもらいたいという二つの気持ち
 勿論、なんとなく推しになっているという時もあるんでしょう。言語化しにくい「しっくりくる」という感覚の時もあります。

 僕の話になって恐縮ですが、最初の推しが中西優香だったんですが、彼女を推そうと決めたのは2012年で、ある程度彼女はキャリアを重ねた状態だったんですね。
 けれど、彼女のことを知って行く時間は「新人」のメンバーの情報を知る時のような楽しみがありました。さらに、握手会などの「自分だけの情報」の更新があった時の嬉しさ。それが他人からしたら、どうでも良いようなことでも。

 話をOVAの話に戻すと、中学・高校と「THE八犬伝」の話をできなかった僕は、大学という全国から様々なタイプの人間が集まる場所で、初めて「THE八犬伝」を知っている人間に出会います。
 その人物は、「アニメージュ」の同じページに載っていた「魔法使いTai!」の方をベストの一つに挙げていました。
 「そっちに行ったか!」という驚きと、「こいつは自分とは違う審美眼を持っている!」という驚きがありました。
 
 これをSKEにあてはめて考えると、自分の推しと同期のメンバーを推している感じでしょうか。同じ時期に同じ人達を見ていて、君のセンサーはそっちに反応したんだな、と。

 僕は中西卒業後、8期生の岡田美紅推しになります。
 でも、2018年の年末ぐらいに同期のよこにゃんの演技力の素晴らしさに気づき、よこにゃん推しの方々のセンサーの鋭さに震えました。
 また、倉島杏実さんという純正のSKE48魂の持ち主にも最近は惹かれています。
 この気づく時差も面白いですね。気づいた時は僕にとっては「新人」と同じ新鮮さがあるんですよね。そこから情報を追っていき、どんどん知っていく面白さがあります。

 スポーツで新人選手を応援する時の成長を見守るという楽しみが「新人」を推すことにはあるのかも知れません。
 たとえば、僕はプロレスラーの中邑真輔のデビュー戦からのファンです。
 彼はこれまでの既成概念を壊していく活躍をプロレス界で見せていきます。
 そう、新人を応援する楽しみの一つにその人の人間としての才能が爆発する瞬間や人生の岐路に立ち会えるというのもあるかも知れません。48だと選挙だったり選抜だったりですかね。 
 現在、推している五十嵐早香さんは、デビューの時期から文章力の凄さに惹かれました。これまでのSKE48のベクトルとは違う、いったいこの子はどう変化していくんだ、という楽しみがあります。珍しくお披露目から見ています。彼女ならSKE48というグループの新しい選択肢になるんじゃないかと期待しています。
 ただ、情報源がモバメ、ショールーム、公式ブログぐらいなんですが、ヒイヒイ言いながらおっかけてます。昔は、もっと情報が絞られてましたね(その代わりに公演がありましたが)。

 最初は、「何故、研究生に惹かれるのか?」というタイトルにしようと思ったんですが、それだと間口が狭い気がして「新人」としました。
 これからも沢山の「新しく出会う人」と巡り合いたいと思います。
 
※なんとなく連想した「オレトク」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_1.html 

2020年5月25日月曜日

推しを悪意から守るためには?

僕に出来ることって何だろう?


 2020年5月23日未明にプロレスラーの木村花さんがこの世を去りました。一プロレスファンでもある僕は、新日本プレロスの前座試合でスターダム提供試合で出たところから、彼女を知りました。その後、スターダムが定期的に行っている配信で試合なども観ていました。最後に彼女の姿を観たのは、これからのスターダムについての会議をする配信だったと思います。彼女が亡くなる4日ほど前だったと思います。
 彼女が亡くなった原因として、SNSによる誹謗中傷が挙げられています。
 こちらに関しては、今、世界でリアルショー番組の出演者の自殺が増えていますが、まさか、日本で初めての該当者が彼女になるとは思いもよりませんでした。3月中旬から彼女への誹謗中傷が増え、最終的に命を絶つということになりました。

 僕は暫く放心状態でしたが、とりあえず、自分の考えを書き、日常に戻りました。
 ただ、自分の好きなSKE48のメンバーも同じように誹謗中傷を受けていることが多いなと感じましてね。
 そして、いつからか、それが日常になってしまっていないか、と。
 友人「SKE48がブスって言われたらムカつかない?」
 僕 「えっ?全然。もう、何も感じない」
 友人「日向坂が言われたら?」
 僕 「すげえ、ムカつく」
 これは、以前、アイマスファンの友人に京セラドームのコンサートに連れて行ってもらった時にした会話なんです。
 いつの頃からか、アンチが色々なところに書き込む罵詈雑言を無視してスルーするスキルがついてしまったのです。ただ、これは全然良いことではなくて、単に「鈍くなっていた」んですね。叩かれ過ぎて慣れてしまったというか。
 もちろん、SHOWROOM配信などで、直接的に悪意を向けられた時は「通報」をするようにしていますし、youtubeであまりにも酷いものは「報告」しています。
 嫌だなあ、と思うのと、行動するのとでは雲泥の差があるな、と思います。

 ただ、何の権限もない僕の力では限界があります。
 やはり、運営がある程度アイドルを守っていて欲しいです。
 
 ここまで書いてふと思い出したことがあります。
 それは2017年6月15日に起こった、だーすーこと須田亜香里をインタネット上で脅迫していた男性の逮捕です。
 犯人は46歳の会社員の男性で、元須田亜香里推し。個人でアメーバブログもやっていて、だーすーのTwitterに直接「死ね」などの文言を残しています。同期は、「好きすぎてその嫉妬心から犯行に及んだ」という歪んだものでした。この動機は欅坂46の平手友梨奈さんが握手会で襲撃された事件の犯人が彼女のファンで自分のイメージから離れることを動機に襲ったことを思い出します。
 話を戻すと、逮捕の報道は2017年の総選挙の前日でした。
 奇しくも僕は、その日のだーすーの最後の投票の配信を観ていましたが、「色々ありましたが、私は元気です」ということを語ってくれて終わりました。
 ファン思いだからこそ、心配をかけまいという言葉だと思うんですが、当時の彼女の心境を考えただけで辛くなります。
 何の罪もない彼女がなんで、こんな思いをしなきゃいけないんだと。
 少し過激な書き方をすると、いい歳こいて何者にもなれてない人間がなんで才能のある人間を潰そうとするんだろうと。
 だーすーの所属事務所のツインプラネットさんが対応してくれたから良かったものの、AKSのままの場合、ひょっとしたら、放置されていたのかも知れないと考えてしまいます。

 何故かと言うと、松井珠理奈が小学生の時から様々な悪意に直接間接を問わず、悪意を向けられてきたことをずっと放置してきた事実があるからです。顔が見えないことをいいことに、彼女をひたすら叩いていた連中がいました。
 また、2018年の総選挙後には、更にその傾向が加速してきました。
 「知らないけれど叩く」という恐ろしい思考を止めてしまったようなコメントも沢山みました。

 SKE48には、松村香織という炎上の女王がいましたが、彼女ほど大人なメンバーはなかなか居ないと思いますし、そんなかおたんでさえ、頭皮に影響が出るほどのストレスを感じていたわけですから。
 直接握手会で悪意をぶつけに来る人もいれば、ネットでねちねち文句を行ってくる人もいるでしょう。そのせいで有望な若手メンバーもいなくなってしまったかも知れません(別のベクトルで繋がり目的の厄介もいると思いますが)。ただ、そういうところもこれまで放置で来てしまったのは問題だと思います。

 以前、「誰かの耳」の記事でも書きましたが、古畑奈和へのデマからの叩きコメントやそのまとめ記事の量たるや。真実が明らかになるまで、24時間以内の出来事でしたが、いやあ、あの記事の時は調べがいがありましたよ。どのサイトが公平に取り上げてて、どのサイトがアクセス数稼ぎのためにモラルとか矜持とかを捨ててるかとかね。
 あの時、信じて待った奈和ちゃんファンの方々は素晴らしいと思いますし、気軽に石を投げていた人々の動物的な反射神経には寂しくなります。インターネットってもっと集合知的なものだと思うんですけどね。
 それだけに限らず、755戦争の時に直接彼女に文句を言ってきた人のコメントもそうですが(その時の彼女の対応コメントが本当に素晴らしかった)、まだ10代のメンバーになんでこんな言葉を言えるのか?それをジョン・ウィックとかにも言えるのか?とつい考えてしまいます。

 こういう時だからこそ、ゼストさんはメンバーをネットの悪意から守るシステム作りをしっかりと作って欲しいですね。何かをする度に叩かれていたら、気づかぬうちに行動にセーブがかかりますし、精神的にも辛いです。メンバーに「仕方ないよ、そういうもんだから、我慢しなよ」じゃなくて。今はそれを変えるチャンスだと思います。
 そして、メンバーへのケアや叩く側にならない工夫が必要になってくると思います。
 たとえば、HKTの選抜に対して失言してしまった都築里佳は、猛バッシングを浴び謝罪することになりました。勿論、失言は問題行動だと思います。ただ、反省した後に道を踏み外したり、自分を傷つけるような選択をしなくて良い道を示して上げられるかが重要だと思います。「自業自得」だと言えばそれまでですが、大切なSKE48のメンバーだと僕は思っています。

 「SKE48」という大きい主語への文句には鈍くなっていても、推しや尊敬するメンバーについての文句言われたらやっぱり嫌ですもん。
 「有名税」だからとか「気にするな」というありきたりな言葉で、理不尽を飲み込まなければいけない時代は終わりを迎えてほしいな、と思います。
 
 少しでもメンバーたちが、好きなことを思いきりできる環境作りを応援できればと思っています。だって、SKE48のおかげで僕のとっくにサビを過ぎた人生は本当に楽しくなりましたから。

 正直に書くと、僕だって「合わないなあ」と思うメンバーもいます。映画「アイドル」なんてブルーレイが届いたその日に本編ディスクを捨てるぐらい自分の価値観とは合いません。でも、竹中プロデューサーがSKE48のために試行錯誤してくれるのは、本当に感謝しています。長いこと付き合うと良さが見えてくるメンバーもいます。「ロッキー」のポーリーみたいに。
 好き嫌いだけではなくて、もう少し重層的に見るようにすると、色々と見え方が変わると大人になってからは思っています。
 
 当たり前のことしか書けなくて恐縮ですが、どうしてもモヤモヤしていたので、書きました。

 このブログに関しては、本当に読者の方のリテラシーが高くて、平和に運営できていることに感謝して終わります。

僕らの春夏秋冬①

失った季節を思う時


 COVID-19の影響で、僕らは「安全」と「自由」を天秤にかけ、「安全」を選びました。
 「自粛」を「要請」という日本語的に違和感を覚える政府の方針で、エンターテイメント業界は、人が集まるイベントを「自粛」することになりました。
 それは48グループも同じです。
 公演を始めとするコンサート、握手会、その他のイベントも中止となりました。
 48グループの時計のスピードが急速に遅くなったのを感じます。
 
 ぽっかりと「春」が失われたような感覚でもうすぐ「梅雨」から「夏」を迎えようとしています。
 そんな時にSTU48の「僕らの春夏秋冬」の動画がアップされましてね。
 ちょっと聴いてみましょう。




 2020年1月29日発売の「無謀な夢は覚めることがない」のタイプBのカップリング曲なので、秋元康が作詞した頃は、まだCOVID-19の感染やこの未来を予想していなかったと思いますが、見事に時代にマッチした曲になりましたね。

 歌詞の世界を見ていくと、まず1番のAメロでは、曲の主人公が好きだった一本道の話から始まります。そこは桜がキレイなんですね。歌詞の中の「君」と往復して色々なことを話した思い出の場所。サビ前に出てくる「満開の夢」を語り合っていたんでしょうね。現実の満開の桜は散っても、夢はずっと散らずに残っている。
 
 そして、サビなんですが、春夏秋冬が過ぎていくことが語られます。そして、「できなかった何かを残して」いることも。僕はこの表現が大好きです。
 それでも「次のチャンス」を待てと。年月が流れていきながら、何度も空を見上げて「今度こそ」と誓います。
 そして、サビの終わりで「君」と離れ離れになっていることが分かります。
 

 2番では、桜の咲いてない季節に「僕」が偶然、思い出の場所に辿り着きます。時間は桜の咲いていない季節です。一人で歩くことで、二人で居たことの楽しさを噛みしめます。1番のサビ前では「桜」が「散る」風景でしたが、今度は「雨」が「降る」表現が語られるんですが、2番では「恋しい」という誰かに対する感情が明らかになっていきます。また、悲しみのニュアンスが強まるように「濡れる」という言葉も加わっています。
 そして、「君」のことを思い出す。今は会えない遠い場所にいる二人の関係ですね。
 
 2番のサビが面白くてですね。
 春夏秋冬があることについて疑問を抱くんですね。
 確かに季節と同じように人との出会いと別れがあります。
 そして、「僕」が「君」を愛していたことがここで明らかになります。

 ようやく、この曲の全貌が明らかになってきましたが、風景とその人の記憶が重なりあって「物語」としてずっと残っている。この人の「物語」の場合は「春」の「一本道」なんですよね。
 
 大サビ前では、「君」がどこにいて、どんな「後悔」を胸に秘めているのかと思いを馳せます。ということは、二人とも望んで分かれたわけではないのかも知れませんね。
 そして、大サビ。
 ここまでの歌詞をおさえて聴くと、「できなかった何か」の中に「君」と夢を叶えることもあったんじゃないか、と僕は思っています。
 そして、「次のチャンス」もいつか「君」と再会することなのかも知れません。
 そう考えると、今回は偶然きた「一本道」も春に来たら、また違うかも知れませんね。

 歌詞の世界を恐ろしいほど雑に見ていきましたが、凄く爽やかなメロディなんですよね。特にサビの終わり方が切なくて僕は好きです。

 純粋に作品としても素晴らしいんですが、この2020年5月現在の状況に当てはめて楽しむとまた、違う味わいがありましてね。「君」を推しにして「一本道」を「劇場」でも「握手会」に変えるというミクロレベルの変換でも良いと思いますが、この2020年春に起こった色々なことを当てはめながら考えると、「できなかった何か」の響きがまた変わってきます。

 僕はSKE48のファンなので、SKEのことを書かせてもらうと、高柳明音というグループにとってとても大切な人の卒業コンサートが行われませんでしたし、片岡成美というSKEの劇場を守り続けてくれ、後輩たちのお手本となるようなメンバーの卒業公演が出来ませんでした。

 今はまだ動けませんが、「次のチャンス」がやってくることを信じて、今は日常を過ごしていきたいな、と思います。
 STU48の「大好きな人」と地続きのようで、素敵な曲でした。

 ちなみに、STU48では、同郷の兵頭葵さんを応援しています。
 毎週金曜日にshowroomで配信されている「あおぞらじお」も面白くて、最近は、投稿までしています(結構、読んでくれるのでお勧めですよ!)

 2期生も魅力たっぷりなメンバーが沢山いて、この動画では清水沙良さんが気になりましたね。


 それにしても、甲斐心愛ちゃんって、可愛いよね!


 もうさ、2期生もいいけど、やっぱ甲斐心愛ちゃんだよね。
 こないだのnoteの対談も良かったし。B.L.Tのカレー画像も美味しそうだったしさ。
 もう毎日、カレーでも良いと思うんだよね。
 朝、昼、晩、カレーでさ。
 2013年から2015年ぐらいまでの秋から冬はCoco壱番屋いきまくってたしさ。

 いや、待て待て、落ち着け。
 仮にお前が兵頭さんから甲斐心愛ちゃんに推し変したとしよう。
 すると、どうなる?
 謎の細菌兵器がマンションのエントランスで爆発。
 恐ろしいガスが迫ってきて、つまり、こうなるぞ!
 

 

 ふう、危なかったぜ。
 何回観ても、ボンクラが普段鍛えてきたことを非常時に役立てる映画は最高だぜ。
 

 話を戻すと、過去に作った作品が未来の出来事によって、新しい解釈を可能にしていくのが面白いし、今しかできないことですよ、珍しい作品です。

 個人的にSTUのシングル曲は質の高いものが多いので(その秘密は『土地』や『場所』の設定にあると思っています)、次も期待しています。

 さあ、推しとの「物語」を更新する「次のチャンス」を待ちましょう。

※「無謀な夢は覚めることがない」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/01/blog-post_28.html

※「STU48 2周年公演」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/stu48.html


2020年5月24日日曜日

今こそ、松井玲奈総選挙

遥かな歴史の階段を



 松井玲奈がSKE48を卒業したのは、2015年のことなので、2020年5月現在、既に彼女が居なくなって、5年近い時間が経とうとしています。
 それでも、未だに彼女をきっかけにSKE48に入ってきたメンバーは沢山います。また、僕がSKE48ファンというのもあるかも知れませんが、検索エンジンのトップ画面には、彼女のニュースが出てきます。
 そこで、今回は松井玲奈に関することで総選挙をしてみたいと思います。
 ただし、卒業後の彼女の活動をすべて追えているわけではないので、あくまで僕の印象に残っていることになります。
 それでは、行ってみましょう!

 第16位 「松井玲奈のオールナイトニッポン0」

 この日は、「オードリーのオールナイトニッポン」で、若林さんが春日さんの「騒動」で、パチキレた伝説の回でして、その余韻でワクワクしながら聴いたのを覚えています。ちょっとだけそのことを彼女が語ってくれていましたしね。彼女のソロラジオ、また聴きたいなあ、と思います。

 第15位 「gift」

 松井玲奈の初主演作品ですね。
 序盤の廃れた感じが衝撃でしたが、徐々に自分を遠藤憲一さん演じる篠崎に開いていき、最後のシーンで見せる表情が全く違うものになっているのが、印象的な作品です。時々、見返したくなる名作です。

 第14位 「2次元同好会」

 この書籍が大好きでしてね。
 様々なコスプレや作品の魅力について語っているんですが、とにかく作品の愛で方が分かってらっしゃる、というものもあれば、そこに注目してるんですね!というところもあり、自分の知っている作品も知らない作品も、彼女の眼を経由することで新しい発見がある本です。

 第13位 「フィンランドミラクル」

 これはですね。
 リクアワのオーディオコメンタリーを聞いて欲しいんですが、曲の魅力をこれでもかというほど語ってくれるんですよね。凄く嬉しそうに。彼女の「可愛い」を嗅ぎ分けるセンサーを感じることが出来る名解説でもあると思います。

 第12位 「ニーチェ先生」

 ひょんさんの良い意味で「どうかしてる」ところが全開に活かされた役柄でした。もう、一途だけど、そのベクトルがあまりにも凄い方向に向かっているところは、ハマり役だったんじゃないか、と思っています。あのオープニング、印象的でした。

 第11位 「TWO ROSES」

 ダブル松井のユニット曲です。
 この曲を卒業コンサートでしなかったのは、意外でしたが、彼女が居なくなった今、この曲が披露される機会があると、何故か松井玲奈の面影を探してしまいます。珠理奈の卒業コンサートで実現しないかなあ、と思っています。

 第10位 「雨のピアニスト」

 松井玲奈の表現力の片鱗を見せられた1曲です。
 個人的には、卒業コンサートの時の雨の中で1期生3人で唄ったバージョンが大好きす。

 第9位 「キスだって左利き」

 このMVって、ダブル松井の良さが凄い出てて、好きなんですよね。
 二人乗りするところとか、色のなかった玲奈の日常に珠理奈が現れることで色づき始める演出とか、本当に大好きです。
 美しい景色と、涙が印象的な作品です。

 第8位 「片想いFinally」

 かなり刺激的な内容のMVです。
 ここでの松井玲奈は、珠理奈との出会いで変わっていくんですが、「キスだって左利き」とは違い二人の関係はとんでもない方向に変わっていきます。車の衝突シーンも衝撃でしたが、雨の中のビンタが凄く印象に残っています。

 第7位 「世界が泣いてるなら」

 彼女のダークな演技が炸裂する名作です。
 多重人格者を演じる難しさもあると思うんですが、控えめな少女が狂気の独占欲を示し始めるところは、今観てもゾクゾクします。

 第6位 「マジカルラジオシリーズ」

 すいません、マジカルラジオ大好きなんです。
 マジカルラジオ1でのノリツッコミ。
 マジカルラジオ2での一人芝居。
 マジカルラジオ3での厳しい役。
 全部良いんですよね。
 バラエティコーナーで素の表情が観られるのも素敵です。
 いつかまた、マジカルラジオ始まらないかなあ、と日々妄想しています。

 第5位 「マジすか学園シリーズ」

 ゲキカラさんですね。
 初登場時の衝撃。
 マジすか2での頼もしさ。
 舞台版で明かされた過去。
 僕はマジすか2での、溜めて溜めての爆発が大好きなんですが、舞台版も良くてですね。
 本当に一瞬ですが、「強き者よ」が流れるところは感動しました。

 第4位 「枯葉のステーション」

 彼女が居なくなった今でも伝説級に残っている名曲です。
 リクアワを二連覇し、彼女の代名詞になっていました。
 菅原や後藤楽々は歌い終わった後、泣いていましたが、この曲の持つ重みはこれからも大事にしてほしいなと思います。
 松井玲奈の儚さや繊細さを活かした名曲だと思います。

 第3位 「カモフラージュ」

 松井玲奈初の短編集。
 「食」ということをテーマに、価値観やコミュニケーションの変化が描かれていきます。詳しくは感想を書いた記事を読んでいただきたいですが、本当に良い作品が多いんですよ。
 個人的には、この路線は10期生の五十嵐早香さんに受け継がれていくのでは、と考えています。
※「カモフラージュ」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/04/blog-post_8.html

 第2位 「2588日」

 これまでの彼女の思い出の地を順に進んでいく素晴らしいMV。
 そして、何か大事なものをSKE48に残して行ってくれた、今でもその大事なものは残っていると僕は思っています。時々振り返りたくなる名曲です。

 第1位 「前のめり」

 彼女が単独センターを務めたSKE48のシングルにして、ダブル松井の別れを感じさせる名作です。
 浜辺を走るあの二人の姿。
 以前、TwitterでこのMVの裏話として、二人が走っている砂浜は、貝や石が落ちていて、結構痛いはずだというのを読みましてね。様々な声の中をSKE48の顔として走り続けてきた二人の姿が思い起こされます。
 いつか、また二人が共演する日が来ますように。
※「前のめり」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/11/blog-post_29.html

 多分、「あのことが入っていない!」という方も多かったと思います。
 皆さんの松井玲奈総選挙はどうでしょう?