一つ一つを大事にしながら
誰にでも「人生の中で忘れられない1年」というものがあります。
今、この文章を書いている僕にも読んでいるあなたにも。
須田亜香里にとってはいつでしょう?
僕個人の感想としては、2020年、2018年、2015年、2013年の4つかなと思います。全然、「忘れられない1年」ではないですね。
でも、それぐらい須田亜香里のアイドル人生は、ドラマチックなんですよね。
今回は、2013年前半のだーすーに焦点を当てて、考えてみたいと思います。
何故、この時期のだーすーに焦点を当てようと思ったかというと、彼女がギリギリ「有名」と「無名」の間に居た期間だと思いましてね。この2013年6月以降に完全に全国区になっていったのでは、と個人的に思っているからです。
それでは早速読んでいきましょう。
まず、2013年の始まりは、紅白歌合戦の後の年明け公演から始まります。
彼女は、2012年3月31日の紅白歌合戦での「パレオはエメラルド」で見せ場を用意され、数秒かも知れませんが国民の目をくぎ付けにしました(特にバレエ経験者の方には衝撃だったようです)。
須田亜香里と第63回NHK紅白歌合戦(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
2013年1月といえば、SKE48ファンにとっては忘れられない出来事がありますよね。
そう、大量卒業発表です。
だーすーは、どう感じたのでしょう?
須田亜香里*変わらない笑顔で(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
ううむ、これはだーすーだけに限らず、メンバーやファンの皆さんにとっても波乱の2013年がスタートしたわけですね。
彼女と同期のメンバーだと、選抜常連の小木曽汐莉や、じゃんけん選抜に入った上野圭澄もいました。
僕個人の話を書かせていただくと、だーすーとおぎちゃんのコンビが好きで、「すだくん、おぎそくん」と呼び合う独特の関係が大好きでしてね。
もうこの二人がアイドルとして共演する時間は限られていくわけです。
ちょっとだけ、おぎそくんのブログも読んでみましょう。
小木曽(・*・振り返ったら。)3汐莉 | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
言葉にはしないけど、心には同じ風が吹いている。
本当に素敵な関係ですね。
さて、このおぎそくんのブログに登場したリクエストアワーですが、その最終日で彼女はAKB48の30thシングルの「アンダーガールズ」に選ばれます。
これがいかに重要なことか?
少しだけ彼女のブログを読んでみましょう。
須田亜香里からのプレゼントを受け取ってください(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
総選挙以外で手に入れた「アンダーガールズ」。
彼女の実力を本店運営も認めてくれた証拠ですし、他のグループのメンバーも須田亜香里という才能に。より触れて行くことになります。
ちなみに月末にはシングル曲「チョコの奴隷」が発売されます。
イントロからワクワクする素敵な曲で、矢神久美、秦佐和子、小木曽汐莉というこの後、卒業していくメンバーたちを含めたSKE48前期の到達点のような選抜だと思っています。
ちなみに、1月末頃「ヤングアニマル」でだーすーのソロ撮影があったんですが、この時のコンセプトが素晴らしいんですよ。前回のことになっちゃうんですが、素晴らしいので、ちょっと読んでみましょう。
須田亜香里*ヤングアニマルさんでのオフショット(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
2月22日、体調不良で週末に予定されていた握手会の欠席が発表されます。
この時のブログは、彼女の想像力のリーチについて考えさせられます。
須田亜香里 | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
1回1回の握手会を大事にしているのを感じます。
そして、「マジカルラジオ3」の出演が、番組の予告で分かります。
何故かマジラジだと、だーすーは、2面性のある役ばっかりですよね。
僕は「ぶり子」さんが好きでした。
須田亜香里 | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
ちなみにこの日のブログのタイトルは2021年現在、叶いつつあります。
そして、1回1回のメディア出演を喜んでいるのが先ほどのブログや引用しなかったブログでも書いているんですが、出られるのが当たり前ではなかった頃なんですよね。「SKE48」で呼ばれるのと「須田亜香里」で呼ばれるのは違いますし、「SKE48」でもどのポジションでいるのかでまた違ってきます。だから、1回1回が前に進んでいる感じもして、この頃の快進撃の予感の時期も好きです。
2013年3月6日のブログでは「マジカルラジオ3」の出演について語られています。
須田亜香里*マジカルラジオ3*AKARI(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
演技の仕事への試行錯誤しながらのアプローチ。
2021年現在、映画主演も果たした彼女ですが、「どうしよう」という思いと共に役作りに励んでいたんですね。
いつか、ファッション雑誌の表紙になっただーすーも見てみたいですね。
夢といえばもう一つ。
写真集についての夢もこの年、書いています。
さらに、この時に実はNMB48の山田の菜々さんとも一緒になっていたんですね。
須田亜香里*Waiting room*もはや悪役の女神がついている(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
個人的にはこの曲のMVの衣装が大好きです。
悪女役が連続していたのは、何故でしょう?
翌日、盟友の秦佐和子さんが卒業を発表します。
須田亜香里*一番仲良のいいメンバー(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
おぎそくんとのコンビも好きなんですが、秦さんとのコンビも好きなんですよね。
「孤独なバレリーナ」の振り付けにまつわるエピソードも好きなんですが、このブログに関するエピソードも大好きです。
※ 卒業発表をした時の秦さんのブログも貼っておきますね。
秦*卒業報告 | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
それから暫くして、だーすーはK2公演を観に行きます。
須田亜香里*チームKⅡさん(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
だーすーから見たK2公演や曲の魅力も良いんですが、秦さんの姿ですよね。
そして、彼女は先に卒業していきます。
運命のいたずらで一緒に踊ることは出来ませんでしたが、手紙を送ることが出来ました。
須田亜香里からしゃわこへのお手紙(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
ううむ、この二人の共演、もっと見てみたかったんですが、夢へと向かう秦さんの姿と、自分がしなければいけない仕事をちゃんとやっていくだーすーの姿が素敵ですね。いつかまた、二人の共演をみたいところです。
翌日、彼女は、更に全国放送のゴールデン番組で、お茶の間の人々を驚愕させます。
須田亜香里*軟体女王に?!(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
見事に優勝しただーすー。しかも、競った相手が世界クラスと来たのだから、実力の本物さが伝わります。
個人的には優勝の喜びもですが、自分の名前が入った楽屋の扉の写真がぐっと来ますね。
そして、4月。
彼女にはさらなる別れがまっています。
その前に彼女がアメーバブログを大事にしていることが分かるブログがあったので、それからまずはいきましょう。
須田亜香里からHappyBirthday(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
そうか、誕生日のメンバーをアメブロに載せて行くのはそういう意味があったんですね。
選抜に入る前に先輩にしてもらったことを、ちゃんと後輩に託していく。
今は全員がアメブロを解禁している状況ですが、またアメブロが限定されたメンバーになった時は、後輩たちもこの文化を残していってほしいな、と思います。
そして、4月4日。
総選挙に立候補します。
2つ連続でいきましょう。
須田亜香里*AKB48選抜総選挙(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
須田亜香里が感じた優しさ(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
そうか、前年は29位だったんですね。
しかし、何回見ても総選挙の立候補は、心をざつかせられますね。
速報からの選抜入りを目指します。
ちなみに、2013年4月7日のだーすーの選対スレを確認していくと速報5500から7000必要ではと提案されています。まずは、速報16位以内を目指すことも。いやあ、この感じ、他人事だと超面白いんですが、一度でも戦ったことがある人ならこの「やるしかねえか」感が懐かしいのではないでしょうか。
4月14日。
ガイシ1日目夜公演で、SKE48初の組閣が行われます。
須田亜香里*SKE48組閣(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
新公演をもらって「初日」を迎える夢は幻に終わりますが、この後、彼女はチームCという素晴らしい出会いをします。
翌日、ガイシ2日目夜公演と18日、19日と卒業公演を迎えていきます。
須田亜香里*ずっと仲間なこと(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
須田亜香里*笑顔で輝きましょっ(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
須田亜香里*チームSの皆へありがとう(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
中でも先輩たちとの別れのブログが僕は好きです。
誤解されがちな1期生の厳しさについて説明してくれています。
4月26日。
SKE単独での武道館公演が行われます。
伝説の31曲ぶっ通しライブですね。
須田亜香里*SKE48単独で武道館ありがとう!(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
「限界を超えた」とありますが、この頃の経験が、後々様々な場で生きてくるんですね。
ちなみに、26日には彼女のソロ表紙の雑誌が発売されます。
須田亜香里*初めてのソロ表紙(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
彼女の夢がまつ一つ叶いましたね。
さらに、29日、全グループによる武道館公演がありました。
この時、ライブの終盤で大島優子が各グループの代表格一人一人にアドリブで質問をしていくところが、あったんですが、この時指名されたのが、珠理奈でも玲奈でもちゅりでもなく、ゆりあでした。思わぬ指名に戸惑うゆりあ。この時、彼女を救ったのがだーすーの軟体芸でした。
須田亜香里*AKB48グループ臨時総会*武道館(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
そして、きたりえの兼任解除。
NGT48のイメージが今となっては強いですが、SKE48も兼任してくれていたんですよね。
更に、みっきーとの別れも待っています。
須田亜香里*福井競輪場(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
こうして、いくつもの別れが続いた4月を越えて、戦いの5月が幕を開けます。
まずは、総選挙のアピール動画。
須田亜香里のアピールコメントの隠れメッセージ(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
須田亜香里が一番大切にしている想い(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
この動画にもちょっとした仕掛けがあったんですね。
そして、いよいよ5月23日。
速報が発表されます。
須田亜香里*速報(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
目標よりもさらに上の速報11位!
いやあ、この2013年のSKE勢の速報順位は色々と凄い位置にいるので、是非確認してほしいです(僕が推してた中西優香も速報で凄い位置にいます)。
その速報を受けてのブログをもう一つ。
須田亜香里*不器用かも?でも直球の想い(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
いよいよ、開票日が近づいてきますが、その前に5月のブログで素晴らしいブログが一つあったので、こちらも時間のある方は是非。研究生の特権について書いています。
須田亜香里*ツーショットいっぱい!(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
6月の始まり。
ファンの方から素敵なプレゼントが届きます。
須田亜香里の軟体の基本(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
こういう心遣いがいいですね。
一つ一つの結果を共に分かち合えている感じがします。
勿論、このメダルだけに限らず、握手会やSNSを通じてのコミュニケーション、発信しなくてもグッズを買ったりメディアをチェックしたり、様々な方法でだーすーとファンの人達はつながっていきます。
そして、6月9日。
日産スタジアム。
彼女の目標は、見事に達成されます。
須田亜香里*16位ありがとう(・⌒+)☆ミ | SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
この日のスピーチの「瞳の中のセンター」は、もう名言ですが、ブログに書かれた言葉たちも素敵で、「辛いことと嬉しいことの比率」についてと、その苦しみを乗り越えさせてくれた一人一人のファンの方々の存在。SKE48ファンとしても、彼女の16位以内確定が決まった時、他人事なのに自分のことのように嬉しかったです。
2021年5月現在、彼女はテレビに毎日のように映っていますし、雑誌にも沢山出ていますし、そして、今でも変わらず沢山のファンの方々と進んでいます。
躍進と別れの2013年前半、それは現在の活躍の予兆を感じさせる半年間でした。