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2019年6月29日土曜日

おすすめの映画と本「スパイダーマン ファーフロムホーム」

アベンジャーズを越えて行け


 ※前半ネタバレなし、後半ネタバレ全開で書いてます。
 
 いやあ、なんとか観ることが出来ましたよ、スパイダーマンの新作。
 劇場の席に着くと、隣りの席のじいさんが、うまい棒のチーズ味を食いまくっていて、非常に不安でしたが、僕の二つ隣りの人がスマホまでいじっていて、不快感の二重奏を奏で始めましてね。果たして大丈夫か、快適に観られるのか、と不安でしたが、なんとか開始15分ぐらいからどちらも辞めてくれたので、ほっとした限りですよ。

 正直、6月は会社の研修で合宿所に籠ってましてね。
 この映画が生きる楽しみだったわけです。
 「アベンジャーズ・エンドゲーム」の続きがやっと観られるとね、もう遠足を待つ子供のようにワクワクしてたわけですよ。

※ここからネタバレ全開で書いて行きます。

 見事に騙されましたよ。
 てか、ラストシーンまで疑える人、何人ぐらいいるの?
 最初のヴェネツィアの街での水のエレメンタルとの闘いシーンがめちゃめちゃ燃えましてね。運河が流れる街がエレメンタルにガンガン壊されていくシーンは、凄く興奮しただけに、えっ、全部ホログラムだったの、というガッカリ感はあったんですがね。

 ここ最近は「キャプテン・マーベル」やら「スパイダーバース」やら「エンドゲーム」やらで人外の化け物たちとの闘いと比べると、ドローンかぁという気持ちはあったんですが、最終戦はスパイダーマンらしい躍動感あふれる闘いが観られて凄くよかったですよ。

 MJとの距離を詰めたいピーターと、余裕で彼女が出来てるネッドの関係も面白かったんですが、今回はハッピーさんが面白かったですね。でも、飛行船の中でスパイダーマンのスーツをデザインしていくピーターを見て、なんとも言えない感慨にふけるところとかは、何かこちらもしんみりしましたよ。

 要所要所で出るトニー・スタークの面影。
 果たして彼の期待に応えられるのか、というプレッシャーとの闘いでもあったわけですね。
 一度は手放したその期待をもう一度握りしめて戦うというのは、なかなか良かったですね。ただ、その代償がヤバすぎ。

 ラストシーンで、トニー・スタークと同じように正体がバレて、しかも、悪人扱いされてしまったピーター。
 これからどうなる!
 そして、ニックは何故宇宙にいる?
 謎が謎を呼びますが、Xメンと繋がるんじゃない説は、今のところないんですかね。もう早く続きを見せてちょうよ、と思いますよ。

 全部分かった上で2回目観たらどんな感想になるのか、楽しみです。