のびしろ
クジというのは面白いもので、こちらが思いもよらない組み合わせを作るものです。
先輩メンバーやセンター経験メンバーたちをどんどん引いていくおしりん。
カミフレ勢を中心としたフレッシュメンバーをたくさん引いたレオ様。
それでは熊ちゃんこと熊崎晴香はどうだったでしょう?
彼女が引きあてたのは、2021年、今まさに進化の過渡期にある者たちでした。
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チーム熊崎晴香。#SKE48ユニット曲特別公演 pic.twitter.com/fiPd4Nn4Kw
— SKE48 (@ske48official) November 2, 2021
まずは、先日行われた生誕祭が記憶に新しいほののこと、相川暖花。
彼女は今年の始めに結果が出たティーンズユニットでは、ぎりぎりでユニット入りを逃しましたが、先日の生誕祭ではファンの方々への「恩返し」をしていきたい、と宣言しました。
そんなライムスターの「ONCE AGAIN」が似合いそうな彼女は、ここから再び風をまき越して欲しいです。ここからは、凄く感覚的な書き方になると、笑うとこちらも幸せを感じるメンバーがSKE48の中に何人かいるんですが、ほののはその筆頭だと僕は思っています。
そんな彼女のユニット公演で観たい1曲は、「リターンマッチ」でしょうか。
彼女のやる気が燃え上がる感じと、ぴったり合う気がします。
白い女性の方の意識のほののが観たいですね。
あとは、「チョコの行方」で上目づかいにチョコを渡すほののも捨てがたいです。
次は、ドラフト1期生のどんちゃんこと福士奈央です。
今年はお笑いにカムバックした彼女。
めちゃくちゃ嬉しかったです。
女芸人大好きでお馴染み「馬鹿よ、貴方は」の新道辰巳さんの次ぐらいに喜んでましたよ。
みほとけさんとのライブで見せた新ネタとコラボネタも面白かったし、「THE W」の準決勝まで進んでいます。
ライムスターで言えば「待ってろ、今から本気出す」が似合いそうですね。
そんなどんちゃんで見てみたい曲は、「ごめんね、ジュエル」です。
お笑いとの関係をあてはめて読み解くと、凄く良い感じに僕はなります。
あとは「ハートの独占権」のどんちゃんも観てみたいですね。ほののと対決するどんちゃん、愛理と対決するどんちゃんとか、観たくないですか?
次に考えて行きたいのは、アルパカさんこと、荒井優希さんです。
彼女は今年5月から東京女子プロレスに参戦しています。
誰もが忘れかけていた「豆腐プロレス」の文脈を(珠理奈はガンガンプロレスネタを続けていましたが)復活させたのが、アルパカさんでした。
最初はスポット参戦かと思っていたんですが、「週刊プロレス」に掲載されることも多く、プロレスファンの方々からも運動神経の良さを評価されています。
果たして彼女は、プロレス界にどこまで行くのか、個人的には女子プロレスはスターダム派の僕ですが、プロレスファンの方々を今度はSKE48の方へ引っ張ってきて欲しいです。
「愛しさのdefense」の感じとも似合いそうですが、「純情主義」のアルパカさんも観たい、そして、「Blue rose」衣装でのアルパカさんも観たいところです。
次はらぶりんこと、中野愛理さんです。
今年の夏に「bis」の最終オーディション出演権を獲得した彼女、おもえば、2020年からの1年越しの悲願だったと思います。
昨年歩いたランウェイも凄かったですが、今度は彼女が全国誌でどんどん活躍していくところを沢山見て行きたいですね。
今のらぶりんに似合いそうな曲を考えたら、「雨のピアニスト」が思い浮かびました。
あの衣装が凄く似合いそうな気がします。勿論、「リターンマッチ」も観てみたいです。
あとは、「愛の色」は曲も衣装も似合いそうなので、こちらも観たいですね。
個人的には、ネットフリックスの「イカゲーム」を全話観ていたので、コスプレの緑ジャージをみた時に改めて素材としての素晴らしさを感じました。曲や衣装という調理方法の組み合わせでまだまだ素晴らしいものが出来て行くと思っています。
次はいずりんこと、仲村和泉さんです。
今年の48Timesガールズセレクション2021では東ブロックのトップ10に入ったものの(SKE48ではトップ)、トップまでは今回まだ手が届きませんでした。しかし、いずりんの魅力は動いている時の表情の豊かさと、曲終わりの静かに1点を見つめる時の視線はいつも印象的です。
観てみたい曲は、「奇跡は間に合わない」です。王子様いずりんは、まだ観たことがないんじゃないでしょうか(生写真で執事はあったでしょうか)?
あとは、「MARIA」を歌ういずりんもみてみたいですね。さらに「君のC/W」の衣装のいずりんも捨てがたい!
さあ、次はあやめろこと太田彩夏さんです。
FC岐阜での活躍は勿論ですが、「ずぶ濡れSKE48」の表紙に今年はなりましたね。
ムック本の表紙になったメンバーってかなり限られているんじゃないでしょうか?
競馬BEATにも出演し、「世界のスーパーヒーロー」ではセンターも務めています。
徐々に結果を残してきているあやめろ。
これは今年もう一つぐらい大きな花火を上げてほしいところです。
彼女で観たい曲は何かというと、「コップの中の木漏れ日」です。
正統派アイドルとしてのあやめろは、やっぱり素晴らしいんですよね。各動画でのおもしろ要素も良いんですけど、「エンドロール」でバキバキに踊るあやめろも観たいです。
あとは、「ガラスのI LOVE YOU」のあやめろも観たいところです。あやめろとあの曲の衣装や世界観って似合いそうなんですよね。
同じく7D2の水野愛理もまさに過渡期に差し掛かっていると思います。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、彼女に波が来ていると僕は思っています。
Black Pearlに選ばれ、プリマステラにも選ばれていますね。
最近は、SNSの自撮りの雰囲気もちょっと変わってきています。
今の水野愛理でみたいのは「虫のバラード」ですかね。
なんというか、仲間を大事にしつつも自分の道を確かに進んでいく姿が見てみたいからでしょうか?
「リターンマッチ」で男装愛理も見てみたいところです。
次はよこにゃんこと、北川愛乃さんです。
彼女に関しては、今年の2月に壱劇屋さんの舞台で演じた「ブラスミ」に僕は、かなり精神的に救われましてね。人生のどん底の時期にあの作品に触れられたことは、とても貴重な体験でしたし、そこに行くきっかけはよこにゃんがその前に出演した「猩獸」だったりします。
メディア出演をしつつ、毎日のアメブロで僕らに作る楽しみを教えてくれるよこにゃん。僕の弟はプラモデル大好き人間なんですが、かつてホビージャパンで見た彼女の作品は未だに覚えていますし、現在のプラモ作成の記事も共有しています。
才能あふれる彼女の観てみたい曲は、「おしべとめしべと夜の蝶々」か「残念少女」です。
いや、よこにゃんになんて曲を思われる方もいるかも知れませんが、全く新しい顔を見てみたいなあ、と考えた時、この曲が頭に浮かびました。
あとは彼女のパフォーマンスで元気をもらいたい、という視点からは、「初恋よ こんにちは」や「心のソファー」でしょうか。
いよいよ大詰め、次は松本慈子です。
気づけばチームSを引っ張る立場になった慈子。
元中西優香推しとしては、彼女がドラフトで獲得した慈子がチームSのリーダーをやっているというのは、非常に感慨深いです。
チーム作りという非常に難しいことを現在進行形で進めている彼女。
そんな彼女で観たいのは、「Glory days」です。
いま、チームSで頑張っている後輩達へのメッセージにもなりますし、かつての自分と照らし合わせながら踊って欲しい気持ちもあります。
そして、「ごめんねジュエル」の衣装が似合いそうなんですよね、こっちの慈子も観てみたいところです。
あとは、「君について」の世界観とも似合いそうな気がするんですよね。
最後はこのチームのリーダーの熊ちゃんこと熊崎晴香さんです。
正直に書くと、次のセンターは熊ちゃんかなあ、と思っていました。
ここ2、3年のSKE48の傾向を見ていると。
しかし、残念ながら彼女はセンターに選ばれませんでした。
センターの若返りは良いことだと思いますし、若い期からセンターが生まれるというのは、これまでの握手会至上主義以外の選択肢が生まれる気がするので、喜ばしいことだと個人的には思っていますが、じゃあ、熊ちゃんはどうなるという話ですよね。
僕は次のシングルのセンターに彼女が来るのでは、と予想しています。
勿論、まだまだ美澪ちゃんをセンターで育てていくぜ、という可能性やいやいや、次は他の期からという可能性もあります。ただ、少なくとも今年の始めぐらいは準備が出来ていた気がします。
さて、そんな今の熊ちゃんで観たい曲は何でしょう。
僕は「鏡の中のジャンヌ・ダルク」です。
笑顔の熊ちゃんも良いんですが、シリアスな表情の熊ちゃんが僕はどちらかというと好きで、「嘆きのフィギュア」の彼女も観たいです。
あとは、慈子との「てもでもの涙」も見てみたいですね。
笑顔が素敵な曲だと「明日のためにキスを」でしょうか。
偶然が集めた10人ですが、みんな今、進化への過渡期に今年入っていると思います。
今年集まったことは、時が流れた後にターニングポイントだったと語られるようになるといいな、と期待しています。