人気の投稿

2020年4月11日土曜日

みんなで考えよう!「SKE0048」

このイシューを君に捧ぐ


 はあ、もう自粛自粛で、多くのアイドルの芸能活動が止まって早くも1か月以上が経ちましたね。
 先日、何気なく書いた「SKE0048」という言葉が、自分の中で膨らみ始めたので、知的遊戯的に設定を考えてみました。
 ものすごーく、力を抜いて、固定概念に囚われずに読んでいただけると嬉しいです。

 プロローグ

 0048支配人のツバサさんは、先聖センセーの導きで、サカエスターというアキバスターから遠く離れた星を目指すことになります(0048はアキバスターで待機)。
 途中で寄った名前の無いある星。
 そこは雲に覆われ、芸能が禁止され、正体不明の疫病が広がる星でした。
 近代的な建築とは対照的に、街の大型ビジョンには外出禁止、芸能自粛文字。
 人々は、外出することもなく家の中に閉じこもっています。
 しかし、道端に落ちていたラジオから、明るいメロディが流れてきます。
 おそらく非公式な電波で、ノイズ混じりに流れる歌。
 その声の中に、聞き覚えのある響きをツバサさんは感じます。
 「これは4代目出口陽と2代目中西優香の声?」
 いつか、DESとの戦闘で行方不明になったはずの元0048のメンバーの声。
 やがて、ツバサさんは、町の真ん中に、動かない観覧車の前に来ます。
 「すべての時が止まっている」
 そう思った時、観覧車が突如動き始めます。
 今まで閉まっていた周りの家々のカーテンが開きます。
 「0048が来る!」
 窓を開けるマスクをしたり、防護ヘルメットをかぶった人々。
 雲が晴れていき、オレンジ色の光に辺りが包まれます。
 「どうして、0048と分かるの?」
 不意に近くに居た人に聞いてみると、「ラジオだよ、0048はラジオで教えてくれるんだ」と自作のラジオを見せてくれます。
 やがて、巨大なシャチのような宇宙船が姿を見せます。
 そこから、フライングプレートに乗って、登場する少女達。
 唄っている歌は、「大声ダイヤモンド」?
 なぜ、この歌を?
 曲と共に、溢れる光であんなに憂鬱だった空気は消え、街に活力があふれ出します。
 ところが、DES軍がここにも現れます。
 突然の攻撃に、動じずに唄い続ける少女たち。
 闘い慣れている?
 やがて、「大声ダイヤモンド」が終わり、次の曲になります。

 「僕は知っている」
 
 初めて聴くのに懐かしい。
 分かる。
 間違いなく先聖センセイのリリック!
 
 やがて、DESを撃退した少女の達は宇宙船に戻ります。
 その中の一人が上空から「やっと来てくれたー。麻里子さまー!」と太陽のように大きな声で、叫びます。
 ゆっくりと宇宙船は麻里子さまの前に降ります。
「待ってたんだよ、来てくれるの。これでやっと言える」
「どういうこと?なんで私のことを?」
「先聖センセーから聞いてる」
「何故?もう先聖センセーの声が聞こえるの?」
 にやりと笑う少女は、こう言った。
「私、11代目松井珠理奈は、来年の春にガイシスターで卒業します。それまでに、ここにいるツバサさんが、新しいメンバーを育てるから。来たれ!新しい0048よ!!」
「新しい00?」
 そう、と呟くと松井珠理奈の後ろから続々と少女たちが現れる。
 そこには、出口や中西の姿も。
 この子たちは?
 「私たちはSKE0048!」
 そして、珠理奈だけが心の中で呟く。
「もうすぐ、行くからね。玲奈ちゃん」
第1話 終
 
 はあ、なんか、いかに元祖0048が素晴らしかったが、自分で設定を考えてみて感じました。

 

 この後の展開

 
 この1話の時に、ライブを聞いていた主人公の少女たちが、オーディションを受けるところから2話が始まります。
 
 元8代目高柳明音が支配人のチュリさんになって、独自の電波を通じて、アイドルたちの楽曲やトークを流す「マジカルラジオ」を使って、芸能不毛の地にアイドル文化を根付かせようとしていきます。また、元8代目松村香織が、独自の動画サイトを作り、情報をゲリラ的に発信していきます。もちろん、9代目松村香織はケツバットで戦うぞ!
 主人公たちは鬼軍曹の10代目桑原みずきなどのしごきを乗り越えながら、SKE48研究生として、初の戦闘に参加しますがそこで、通信が途切れて、各々がワンアーミーで戦うしかない状況に!
 しかし、通信がなくても、研究生たちの動きはぴったりとリンクして戦闘を乗り越えていきます。
 他にも6代目菅なな子の発明するロボたちが活躍したり、7代目藤本美月がアクロバティックな闘い方をしたり、とAKB0048とは違った形で戦っていきます。

 センターノヴァがSKE0048でも発生していたことが、徐々に明らかにされていき、松井珠理奈と共にSKE0048を引っ張った11代目松井玲奈もその一人だったことが明らかになります。
 1期のラストに松井珠理奈がセンターノヴァになって、物語は幕を閉じます。多分、最終回1話前で、「それを青春と呼ぶ日」エピソードを入れるはず。

 2期は、珠理奈不在のSKE0048に久々に現れた襲名メンバー。
 それは主人公たちとは、別の研究生だった。
 彼女は5代目小畑優奈になる。
 突如現れた彼女の活躍によって、一時の安定がもたらされます。
 そこで、ツバサは主人公たちのAKB0048との兼任を発表。
 主人公たちはアキバスターを目指す。
 14代目前田敦子になった凪沙たち共に戦いながら、新しい発見をしていく主人公たち(この週のオープニングは『希望について』、エンディングは『この涙を君に捧ぐ』という組み合わせ)。
 やがて、サカエスターに帰った時、5代目小畑優奈はセンターノヴァとなってしまっていた。残された11代目須田亜香里や9代目古畑奈和を中心にSKE0048は戦っていた。しかし、DESのプロパガンダにより、SKE0048は完全にサカエスターの人々から排斥されていた。果たして、どう乗り越える!

 みたいなね(凄い便利な言葉)。
 ヲタクの悪い癖で、細い枝葉は思いつくのに、大きな幹があまり作れていませんね。前作や現実の接続は簡単なんですが、オリジナル要素の薄いこと。本当に2次創作や創作が出来る人たちのことを改めて尊敬するきっかけになりました。
 もう、「無意識の色」とかキララが輝く時とかにガンガン流して欲しいし、切ない恋の時には「Doubt!」とかね。きっと流れると思いますよ。ええ。あとは、5代目矢方美紀が病気を乗り越えて活躍するとことかも観たい!
 3代目、北川愛乃がデザインする独特なセンスの武器とかね。
 
 もちろんね、キャストもまたオーディションしてほしいな、と思いますし。
 秋元先生も「NO NAME」の時みたに気合いの入った曲を作ってくれると信じてますよ。
 ええ、「SKE0048」という単語だけで、色々と妄想を展開してみましたが、皆さんはどんなことを思い浮かべたでしょうか?
 こんな感じで帰ってくると信じています!

 
  

※0048についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/02/akb0048.html

so long !

じゃあ、またね!


 今朝(2020年4月11日)起きると、映画監督の大林宣彦さんの訃報を知りました。
 彼の作品は、恥ずかしい話ですがあまりチェックしていなくて、「転校生」や「時をかける少女」を辛うじて知っているぐらいで、名作が多いと言われる新尾道3部作や「野のななか」、「この空の花 長岡花火物語」なんかは観られてないんですね。だから、大林監督について、僕なんかが語るのはおこがましいんですが、AKB48に関わった「so long!」について書きたいと思います。

 
 この「so long !」のMV。
 64分の長編で何の知識もなく観た僕は、衝撃でした。
 きょ、曲が始まらん。
 いったいどんな曲なんだ、ひょっとしてコンサートの時にはこれ、全部やってから唄うのか、とか様々な想像をしていました。いや、大げさだろ、と思われるかもしれませんが、本当に予想外の展開でした。
 また、独特の編集術や合成映像に、もの凄い違和感を覚えました。
 今までの48系列のMVの中でも、これと似たものを出せと言われても、出てこないんじゃないでしょうか。
 だからこそ、強烈に残る作品となりました。
 長岡の一つ一つの風景が美しくかった。
 また、台詞に関しては、最初は説教臭い感じがするかも知れませんが、48グループの音楽に触れる人の年齢層を考えれば、間口の広い言葉になっていると僕は思います。この作品のおかげで、僕は長岡の過去と今を知ることが出来ました。
 この作品の素晴らしさの一つとして、渡辺麻友の声があると思います。
 もともと、綺麗な声だと思っていましたが、この作品との相性は凄く良いなあ、と思います。なんとなく、麻友選手は、NHKの生物ドキュメンタリーのナレーションとかしたら、凄く合うんじゃないか、と僕は思っています。
 そして、ドラマパートを観終わってからの「so long !」はまた別の味わいがあるんですよね。
 「思い出が味方になる」や「辛いこと」、「ぎゅっとハグしたら」、「夕暮れ」、色々なものに別の意味が加わる。そして、2番のサビの解放感。
 大サビ前の「映画だ!」「撮影だ!」は、フィクション内フィクションってこと?と解釈していますが、皆さんはどうでしょう?
 そして、この「so long !」もあくまで作品の挿入歌という感じで、曲の要所要所に台詞が入るんですが、僕はこのアプローチがわりと好きでしてね。珠理奈演じる「未来」が「夢、私、元気よ」とメッセージを送るシーンなんかも曲の邪魔になっていないと思います。
 あと、「結婚式」の麻理子さまと珠理奈のカップルがもう、最高です。
 全然、関係ないですが、このMVの松井玲奈ひょんの衣装が好きなのは僕だけでしょうか。

 さて、話がどんどん俗っぽくなってきましたが、MVの最後に大林監督が語るメッセージを聞いていくと、なぜ、彼女たちが少しイノセントな感じに描かれていて、細かい日付の詳細が出ているのに、どこか浮世離れした感じになるのかが見えてくると思います。
 きっと、今だけではなく、遠い「未来」にいるだれかのための「so long !」、日本語に訳すと「じゃあ、またね!」だったのかも知れません。

 それにしても、この頃の48グループって偉大な映画監督と沢山仕事をしてきてたんですねえ。まゆゆと珠理奈、二人の女優としての大きな経験になったんじゃないでしょうか。
 
 最後に大林宣彦監督の最新作についての情報を少し。
 2019年末、時代劇・映画史研究家の春日太一さんと、映画プロデューサーの奥山和由さんのトークイベントに行きました。
 その中で奥山さんがプロデュースされた大林監督の最新作「海辺の映画館」についての話。クローズドな空間での話なので、詳しくは書けませんが、是非、カットなしの完全版がみたいなあ、と思わせる作品でした。


 

 この大きな悲しみが去ったら、大林監督の作品を観ていきたいと思っています。
 奇しくも監督が撮影した「so long !」と同じく桜が咲く朝に。

2020年4月9日木曜日

おすすめの映画と本「AKB49」

感情吐き出して、今すぐ素直になれ!


 僕は映画が好きで、黒澤明監督の作品も大好きです。
 彼が撮った映画の脚本の多くを手掛けた橋本忍の著作や黒澤関連の本を読んでいると、黒澤作品は、何人かの脚本家を集めて、毎回大喜利のように解決が無理な状況をまず考えさせて、それをどう解決させるかをさらに考えさせて、傑作を作っていったそうです。主人公たちが、置かれた状況の中で様々な知恵やスキルを発揮して解決していく。そして、毎回観終わった時には心が動かされる。だから、時代や国境を越えて残っていくんでしょうね。最近だと、「ジョン・ウィック」シリーズや「犬ヶ島」の監督も参考にしていたことを聞いて、驚きました。

 今回紹介する「AKB49」を読んだ時、まさに漫画でこの手法を真正面からしてくれているな、と思いました(そういえば、8巻で黒澤映画という言葉が出てますね)。
 AKBの中に一人の男子高校生が入り、同じく研究生として入った、自分の好きな女の子をセンターにさせてあげたい。
 まず、この大きな目標が早くも無理難題なんですよね。
① 男であることがバレないか?
② 好きな女の子である寛子をセンターに出来るのか?
 物語を通じて、まずこの二つの課題が貫かれます。
 全29巻で、何度も主人公のみのりが浦山実であることがバレそうになりますし、何度も寛子がアイドルで居られるかどうかが揺れていきます。
 また、48グループの本人メンバーが出てきます。
 もちろん、フィクションなので、そのままではないかもしれませんが、漫画版のたかみなとか、僕は大好きですね。

 アイドル漫画のようでいて、内容は真っすぐな少年漫画で、読んでいると本当に心が熱くなるし、時には涙もでてきます。
 その中で僕がおすすめのストーリーをネタバレをなるべく抜きで3編選んでみました。


① GEKOKU嬢編(7巻~12巻)

 丁度、ミュージカル版「AKB49」の少しあとのエピソードなんですが、みのり、寛子、岡部愛の3人が、CD13万枚を完売させて、正規昇格を目指して試練に立ち向かっていくんですが、ライバルであるJewelのMAYAが超嫌がらせをしてくるわけですね。
 それを毎回、みのりたちがとっさの機転やこれまで積み上げてきた努力で、乗り越えていく姿は本当に燃えます。
 また、クイーンレコードの妃先生の「1で客の目を引き、2で心を掴み、3で120%」というセットリストに関する言葉。これは、ライブを観る時、特に対バン系のライブを観る時の新しい視点になりますね。

② SKE48編(14巻~16巻)

 みのりと寛子、そして、14期生のアリスは、秋元康から「全国兼任」というなんとも夢のある人事異動を告げられます。
 まず、最初に3人がやってきたのが、栄。
 SKE48ですね。
 兼任の3人がファン全員に認められるかの投票が、毎回の公演で行われるんですが、まあ、排他的なんですよSKEファンが(まるで他人事のように書く)。
 過剰に描かれているところもあると思うんですが、なかなか賛成の白票を入れない人達の気持ちも分かるんですよね。大組閣の時、僕も最初は凄く違和感を持ってましたもん。特にチームSは。
 じゃあ、いったい3人がどう乗り越えていくのか。
 このSKE48編の最後に登場するあの曲は、涙なしには聴けません。
 ちなみに、中西推しとしては、沢山描いてもらえて本当に嬉しいです。

③ 最終公演(28巻~29巻)


 男としてAKB48に居るということ。
 この物語を通して守ってきた実が、いよいよ自分がしてきた事と向き合う時がきます。
 もう、僕は28巻のラストぐらいから、涙が止まらないんですよね。
 29巻での奥平先生の言葉。
 この言葉は、「アイドルを推すということ」が、自分たちの日常に入ってきたこと、アイドルたちのおかげで、他人の幸せが喜べるようになったこと。
 その時間が、何よりも貴重だということ。
 これだけ推して悔いがないぐらい、誰かを推していきたいですね。

 さて、短くまとめてみましたが、僕が知っているアイドル漫画の中では、ぶっちぎりの1位です。
 いったいこれだけのストーリーが完成するまでに、どれだけの時間、打ち合わせや思考錯誤があったか。想像するだけで脱帽です。
 各巻の最後にスタッフの方々の推しメンが書いてあるのも面白くて、だーすー推しの方や秦さん推しの方がいらっしゃってのも嬉しかったですね。

 いま、「AKB49」が連載していたら、新潟や瀬戸内、いや、海外編もあったのかもしれません。
 とにかく、マガジン連載時には、この漫画を入口に48に入った人もいたはず!
 当時、僕の職場のアルバイト君が、「松井玲奈ってデカいんですか?」と謎の質問のあと、「49」から48を知っていき、きたりえ推しになっていったのは、衝撃でした。
 コロナで気持ちがダウナーになりそうな今日この頃、熱い気持ちにさせてくれる漫画を読んでみませんか?

※宮島礼史先生の「彼女、お借りします」も早く読みたいんですよね。こちらもチェック!

2020年4月8日水曜日

「AKB0048」と本

僕たち次第でゼロゼロは広がる


 2020年4月8日現在、新型ウイルスの影響で多くの芸能活動は自粛されています。
 こういう事態が続くと、なんとなく、「ああ、0048来ないかなあ」と思うんですね。
 でも、「0048」についてはある程度書いたかなあ、と思って過去に発売された「0048」関連の本をパラパラ読んでたんですが、よし、この本自体のことを紹介しようと思いましてね。

 なんとなく、オーディションの時の公式動画を貼っておきますよ。
 メンバーが実際の役とは違う役を演じているのが新鮮!




 もっと観たい方は、ブルーレイを買ってくんなんし。
 最終巻には、サウンドトラックもついてお得ですし、第1話はディレクターズカット版になってて、オーディオコメンタリーでの監督の話が凄く面白いですよ。たとえば、なぜ、凪沙が「会いたかった」の「YES!」の部分しかオーディション用の映像を撮る時に歌えなかったのかとかも分かりますよ(キングレコードさんが、わりと格安で販売しててびっくり)。





 さて、今回は「AKB0048」をより楽しむための書籍を、目的別に紹介していきたいな、と思います。

① 0048のストーリーをじっくりと振り返りたい方におすすめ


 ファンブックと設定資料集です。

  
  

 ファンブックの方では、シーズン1からネクストステージまでのストーリーやキャラについてをページを割いてフルカラーで追っている上に、グッズ展開や用語集なんかもおさえていて、さらにスタッフインタビューも充実しています。まずは、この1冊を手元に置いておくことで、「あの話って何話だっけ」とか「あのキャラの名前なんだっけ」はだいたい解決します。
 逆に「設定資料集」の方は、一人一人のキャラクターデザインを出すだけではなくて、コメントがかなり詳しめに書かれているので、こちらは「0048」をある程度観て、何か新しい発見がしたいなあ、という方におすすめです。
 

② 48メンバーを中心に楽しみたい方におすすめ




 信じられない話かもしれませんが、昔はAKB48のムックがコンビニで普通に売ってたんです。僕は確かこの本を近所のファミリーマートで買って、レジのオバサンに「あら、うちの子もAKB好きなのよ。でも、真ん中の子以外、知ってる子いないわねえ」と言われたもんです。
 「声優の選抜なんですよ」とニコニコしながら答えましたが、当時はまゆゆの知名度が凄かったんですね。
 家に帰ったぐらいで、「秦さんを知らんとはけしからん店だ。いつか『レザボア・ドッグス』みたいな目にあわせよう。僕のコードネームはオレンジ」と決心しましたが、今でも元気にオバサンはファミリーマートで働いています。
 話が脱線しましたが、こちらはシーズン1の内容をおさえています。
 そして、メンバー一人一人のグラビアが充実しています。
 一人につき最低でも2ページ割かれています。
 また、各話を関係しているメンバーが語っているのもよくてですね。 
 「0048」では一条友歌と護のストーリーが好きな僕としては、12話の「愛をうたうアイドル」について、亜美菜が語っていたり、河森監督が「もうこのまま最終回でもいいかな」と思ったエピソードや亜美菜の声の変化について語っていたのも面白かったです。
 

③ 秦佐和子の美しさを堪能したい


 

 まだ、放送される前に「AKB0048」の特集をした本なんですが、もう秦さんとエミリーという服のブランドとのコラボが凄くよくてね。歴代の秦佐和子グラビアの中でも1位だと僕は思っています。あのグラビアなのに、俯いてる写真。控えめなピース。一つ一つについて、「レザボア・ドッグ」の最初のシーンみたいに熱く語りたい。僕のコードネームはオレンジ。
 あと、この号では珠理奈の兼任発表についても語っているので、かなり秦さん推しには貴重な1冊だったのではないでしょうか?
 また、なかやん、亜美菜、華怜がアフレコ現場に突入するレポもあります。
 4話のストーリーについて、亜美菜が「かなり来るものがある」と語っていました。握手会に全然人が並んでいなかった研究生時代を経験しているからこそ、共感できるし、これから48グループに入る子にも見て欲しい、というメッセージは凄く良いエピソードでしたね。

 こんなご時世だからこそ、「希望について」僕らは語りたいですね。あと、いつかこの作品で流れている「少女たちよ」が凄く好きだということをどこかで書きたいと思っています。

 ここからは、僕の妄想ですが、なんで「AKB0048」には松井珠理奈や松井玲奈は、出てこなかったんでしょう。
 それは「SKE0048」のためなんじゃないでしょうか?
 アキバスターとは違うサカエスターの物語とか観たいですけどね。
 もうすぐリリースから10年。
 そろそろ記念に新作作りません?

※「希望について」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/02/blog-post_87.html

※「おすすめのアニメAKB0048」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/02/akb0048.html





2020年4月7日火曜日

鳥は青い空の涯を知らない①

新しい世界を乗り越える勇気


 2020年4月7日現在、世界はCOVID-19による影響を受け、日本でもついに緊急事態宣言が出ました。
 僕は関西に住んでいるんですが、休みの日はほとんど家から出ずに過ごしています。
 僕らの「日常」は、ゆっくりと失われて無味乾燥な「非日常」が新しい日常になり始めています。
 SNSでは、不安や将来の先行きの見えにくさから、2011年3月11日の東北の大震災の時のような「極端な分かりやすさ」に逃げてしまう人がちらほら出始めていて、情報を整理するために僕はミュートやブロックを進めています。
 確かに状況はどんどん複雑になって行って、考えずに誰かの考えに乗っかることの方が楽なんですが、その危険性を僕たちは学んでいるはずです。
 まあ、気持ちも分かるんですよ、解決までのロールモデルがまだぼんやりとしか示されてないし、終息が見えないから。 
 
 さて、偉そうなことを書きましたが、すっかりと気持ちが沈んでしまって、SKE48の曲で何かこんな気分を変えてくれるものはないかな、と思ったんですね。
 秋元康の曲に限らず、アイドルの曲って凄い肯定的だったり、無責任に前向きな曲が多かったりするんですが、なかなか聴くような気分にもなれなくて。
 NONAMEの「希望について」にしようかと思ったんですが、実は「0048」関連は今、準備している記事が一つあるので、そちらに回すとして、SKE48の曲を朝から色々聴いてたんですね。
 そこで、ああ、今の気分にぴったりなのはこれだ、と思ったのが、「鳥は青い空の涯を知らない」です。ちょっと聴いてみましょう。



 まず、歌詞の世界から見ていきましょう。
 この曲の歌詞は、実は2者の視点から構成されています。
 一人目は鳥に対して自分の疑問を問いかける「君」。
 二人目は「君」を「ガンバレ!」と応援する「僕」(あるいは僕たち)。
 「君」が知りたいものは非常に抽象的です。
 1番で聞きたいのは、空の涯についてであったり諦めそうになる気持ちであったりです。2番では「雨雲」という比喩的なものですが、これは困難な状況の比喩ではないか、と僕は考えています。
 そして、「僕」は、空を「飛ぶ」という夢へのアクションが取れない「君」に考えるよりもアクションを起こすしかないというアドバイスをします。
 いや、当たり前だろ、と思う方もいるかも知れませんが、新しいことや一度困難な状況に陥って、再び動きだすのって、本当に大変なんですよ。無職を半年やってた僕が言うんだから、間違いありません。でも、いつかは動きだすんですよね。
 その辺りが2番の歌詞で、自分たちの憧れたあの「美しく飛ぶ鳥」だって、羽を畳んで休む時もあると伝えています。
 ここでいう「美しく飛ぶ鳥」というのは、「飛ぶ」というのが夢へのアクションという文脈で考えていくのであれば、「君」の夢を既に叶えた人のことなのではと僕は考えています。
 「地平線」という涯が見えない先を考えていても仕方がない。
 逆に「空」というのはどこまでも続いてると考えろ、と答えを出します。頭上にもあるし、きっと「夢」にもつながっています。
 ここまで読みながら、「僕」というのは、実は「君」が質問している「鳥」なのではないか、と推測もしました。
 なんで、わざわざガンバレとか負けるなというメッセージをかっこ書きにしているのか、という謎がありましてね。本当は、通じていないけれど、「鳥」の方が励ましているのではないか。だから、2番の歌詞でわざわざ「答えて」という言葉を入れているのではないかと。
 ちょっとロマンチックな解釈なので、整合性があるか分かりませんが、皆さんの解釈はどうでしょう?
 先のことを考えず、がむしゃらに「空」を飛ぶ勇気が「君」には必要で、あきらめずに「夢」を見続けることが重要であるということを伝える名曲では、と僕は考えています。

 曲はとても静かな立ち上がりで、サビになるとメンバーのコーラスが入っ、立体的にメロディが聞こえてきます。僕はこの曲の「ガンバレ」のメロディがとても好きで、暑苦しくなく、静かに励ましてくれている感じがして、僕は好きです。そして、聴いていると、ふいに空を見上げてしまいます。

 MVは写真部が舞台になっているんですが、金子の金ちゃんと木下ゆっこが主人公になっていて、ちょっとしたすれ違いから、険悪になった二人の仲が写真を通して再生されていきます。写真という時間を閉じ込めて、思い出の中で再生させる装置にスポットが当たっているのも凄くよくて、モノトーンの世界が写真を撮った時だけ色が付くという白黒写真とは逆転のアプローチになっているのも面白いですね。
 二人が最後に一瞬、触れ合ったあとの表情がとても好きなんですよね。
 ゆっくりと味わいたい名作です。

 さて、こんな日の夜だからこそ、じっくりと聞いて考えたい曲を選んでみました。

 SNSによる動員でフェスやライブなどが伸びた2010年代。
 コロナによって、これがまた変わっていくんじゃないか、と思います。
 「非日常」の場から再び「日常」という生活の場へ。
 このブログに関しては、SKE48の曲を中心としたアイドルの曲をどう面白く楽しめるか、皆さんの発想が生まれるきっかけになれるかを、じっくりと考えて模索していくと思います。
 今のブログという形態の方が良いのか、もっと別のメディアの方が伝わりやすいのか、「飛び方」を考え続けていこうと思っています。
 
 じゃあ、将来の不安に飲まれずに、未来で美味しいものを呑んでやりましょう。
 地平線が見えなくても、僕らが飛ぶための「青空」は常にそこにあります。

 


2020年4月6日月曜日

FRUSTRATION③

解放へ


 2020年の春は、コロナウイルスによって、世界中が自粛の雲に覆われました。
 この数か月間、我々の生活は徐々に変わっていき、エンターテイメント業界は政府からの要請によってほとんどが中止や延期の選択を取りました。大阪と東京で予定されていた古畑奈和のコンサートは中止になりました。
 この発表がされた際の奈和ちゃんがTwitterに書いた「私は大丈夫だから」という言葉は、「ラムネの飲み方」を聞いたことがある人なら、どんな気持ちか想像がつくでしょう。

 決していま、裕福な状況ではない僕ですが、せっかく大阪まで来るんだし、行きたいなと思っていたので残念でした。彼女のコンサートだけではなく、48グループ全体のイベントが次々と中止・延期が続きました。
 僕らの「当たり前」は少しずつ、見えない雲に覆われていきました。

 しかも、日本は諸外国と比べてもお世辞にも保障がしっかりしている状態とはいえず、ひたすら「自粛」という名の「我慢」を要請されました。
 3月末時点でIMFがまとめた「COVID-19への政策対応」では、コロナでの医療対策費をGDP比にしてフランスは14%、ベルギーは12%、アメリカは10%であるのに対して、日本は0.1%と、フランスの約140分の1の対応しか日本はまだ出来ていません(フランスを15パーセントとする資料もあり)。
 少しずつ政府から補填の給付案が出ていますが、既存の社会保障制度なども現在、各所で紹介されています。

 僕の通勤経路の電車は、この季節になると、通学する学生たちのにぎやかな声で溢れているんですが、今年はそれもなく静かです。
 大好きな映画館も、ついに週末は休館を選びました。近所のライブハウスもシャッターは閉まりっぱなしで、楽しみにしていた年に1度のプロレスの祭典「レッスルマニア」も無観客で行われました。無観客を利用してまるで、映画のような演出にしたのは、流石としか言いようがないですが、静かな客席に響き渡る受け身の音が寂しかったです。

 簡単に言うと、「静かに」していることが要請されている期間なんだと思います。

 この事態に対して、僕は「SKE48の時間が少し遅くなった今、ゆっくりとSKE48」について考えるチャンスという提言をしました。メンバーたちも様々な工夫を凝らしました。たとえば、みなるんこと大場美奈の始めたファンへの質問をしていくというアプローチや、よこにゃんこと北川愛乃のドムヘッドの制作日誌もそうですね。
 奇しくも、もう時代遅れになりつつある「ブログ」というSNSの中では「遅いメディア」を使っていることも印象的でした。
 
 僕個人の話をすると、3月末から明るいところで眼を開けられなくなってしまい、それでも働かないとお金はもらえないので、働きに出ます。
 しかし、太陽の光はあまりに強すぎて、毎日、曇りや雨の日を願って過ごしていました。
 そんな状況になると、気持ちも落ち込んでくるもので、ブログも書けなくなっていきました。実は、3月末から4月にアップしたものの80%は既に書き溜めしていたものを一部修正したものです。
 最終的に眼の状況が悪化したのもあり、ブログを休むことにしました。

 2020年4月3日の夜。
 SKE48のyoutubeチャンネルに一気に動画がアップされていきます。
 それが、古畑奈和の「FRUSTRATION」でした。
 僕は、通勤帰りの電車を駅のベンチで、しかも、照明が一番当たらない隅っこの闇の中で待っていました。
 僕は、その一報を確認した時に、小さく「そう来たか」と呟きました。
 

 
 まさに理想的なアップデートだと僕は思います。
 原曲のFRUSTRATIONがレゲエとヒップホップのメロディーを基調に作曲されているので、それをロックアレンジするとは!
 共演していただく予定だったBRIDEARさんが演奏してくださると、こんなに立体的にリズムが浮き上がってくるのか、と衝撃を受けました。

 そして、「FRUSTRATION」が溜まりに溜まったこの世界を、解放するかのような奈和ちゃんの明るさ。
 「FRUSTRATION」の歌詞も、まさかこんな風に響くとは。
 「静かに」「自粛」していることが望まれる社会で、「騒げ」とか「踊れ」と叫ぶ解放感。奈和ちゃんが扇動する右手は、きっとライブの時には、僕らがコールしているはずの部分なんでしょうね。画面の中の無観客という限られた「解放区」かもしれませんが、もの凄く明るい気分にさせてくれました。

 観られなかったライブがこんな形で観ることができて嬉しいし、「FRUSTRATION」の別アレンジが観られるとは。しかも、これが大阪・東京の2都市の限られた人数ではなく、世界規模の人々が観ることが出来たのは本当に素晴らしいことだと思います(配信予定だったらごめんなさい。でも、無料で公開されることで、より多くの層に届いたのではないかと思います)。
 
 彼女の歌う「FRUSTRATION」を聞き終わると、ああ、早く眼を治してこのことを書きたいという思いでいっぱいになりました。

 やがて、闇の中から近づいてくる電車の強い光に一度、眼を瞑りながらも、今度は力強く眼を僕は開きました。

※「FRUSTRATION」のコールについての奈和ちゃんの思いを書いた記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2020/02/frustration.html

※「FRUSTRATION」の曲について書いた記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/07/frustration_31.html



 

2020年4月2日木曜日

3月下旬のnoteを更新しました。

少しずつ動きだした。


 3月の下旬から明るいところで目が開きにくくなり、いよいよ、人口照明の下でも目が開かなくなってきたので、4月5日いっぱいまでブログをお休みします。

 3月下旬に更新したnoteのリンクを貼りますので、良かったら、お楽しみください。

「怪獣魂」
https://note.com/oboeteitekure913/n/n12dfac9d7493

「僕は真那に借りがある」
https://note.com/oboeteitekure913/n/nb8d83cea4ede