王者の凱旋
2018年6月16日から2018年9月6日までの間、松井珠理奈はSKE48の歴史から姿を消します。ずっと悲願だった総選挙1位を手にした翌日から居なくなるという運命は、あまりにも皮肉です。表舞台を離れた原因としては、SKEヲタ目線で書くとフェアではないと思いますが、僕の見解としては、「文化の違い」「育ってきた環境」「グループの色」の違いだと思います。
まあ、げんなりするぐらいアンチが増えましたし、何も知らない人達からも散々言われたもんですよ。
さて、珠理奈が復帰するまでのSKE48に関しては、映画「アイドル」というドキュメンタリー映画に描かれてましたね。僕は、あの映画に関しては、納得いかない部分があるので、手にいれてすぐに本編ディスクは捨てましたが、良い面も多くてね。
たとえば、珠理奈が復帰する舞台裏を公式の映像で観られるのはこれぐらいなんですね。予告をちょっと観てみましょう。
予告の最後の方に、2018年のリクエストアワーで登場する珠理奈が出てましたね。
9月6日の野島樺乃生誕祭で復帰の挨拶をした珠理奈は、同年9月15日のリクエストアワー2018最終日の第3位「赤いピンヒールとプロフェッサー」でいよいよパーフォーマンスをします。
9月6日は公演を珠理奈はモニターで観ていたんですが、きっと自分も踊りたかったんでしょうね。
事前にリクアワで復帰するのでは、という噂はあったんですが、「思い出以上」で珠理奈が登場しなかったことで「ちょっと無理かも」と思い始めたんですね(この曲に対しての山内鈴蘭の発信が良かったので、これもまたいつか)。
しかし、そんな予想を裏切り、第3位で珠理奈が登場!
現地にいた人間としては、第3位が表示された時に、まだメンバーが出てない時に「珠理奈!」と叫んでいた方がいましたね。ずっと待ってたんでしょう。
登場した時の盛り上がりが凄くてね。
珠理奈自体、登場した時に少しはにかんだような笑顔になっていましたね。
パーフォーマンスも圧巻の出来でしてね。
本当に復帰戦かよ!と言いたくなるぐらいでしてた。
大サビ前で黒いレザーのコートから赤いドレスに変身し、大サビでは赤い羽根が舞い散る中で踊る姿は、思わず「あれ、これが1位?」と思うぐらい画が綺麗で。
パーフォーマンスが終わった後の、彼女の爽やかな笑顔とメンバー達の表情が本当によくってね(しみじみ)。バックダンサーを務めた都築里佳・山内鈴蘭・杉山愛佳・上村亜柚香それぞれのコメントも素敵だったんですが、中でもぴよすこと都築里佳のコメントを聞いてもう1回、ぴよすのパフォーマンスを観てみると、彼女の意気込みが伝わって良いですよ。
さて、復帰後の珠理奈は失われた時を取り戻すかのように活躍します。
「Stand by you」のセンター、バラエティー出演、ドラマ出演などのメディア仕事もどんどん増やしています。もし、出来たら、彼女が大好きなプロレスの仕事がまた返ってかないかなあ、とも思ってましてね。
新日本プロレスさん、お願いしますよ。
握手会で中邑真輔の話できるの彼女ぐらいなんですよ。
と、まあ馬鹿なことを書きましたが、先日の「SKE版 ハムレット」を観ても感じたように、SKE48のストーリーに間違いなく必要な人物であり中心人物の一人が松井珠理奈であるなあ、と認識させられた2018年でした。
2019年は総選挙がありません。
1位を手にした彼女は、次に何を掴むのか。
僕個人としては、松井玲奈との再会がいつになるのか、凄く気になっています。
ソロコンの時を書いた「赤いピンヒールとプロフェッサー①」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_36.html