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2019年1月31日木曜日

JOKER①


平気なふりは下手なままでいい


 ※今回は一人のヲタの客観性のない文章になっています。

 2019年1月31日、21時32分。
 その時、僕は台所で料理をし終わったパスタを皿に盛りつけているところでした。
 スマホにSKE48メンバーのモバイルメールが着信しました。
 推しの岡田美紅からのメールでした。

 目の前が真っ暗になりました。
 嘘だろ。

 公式サイトを確認すると、「活動を控え、安静にするように」の文字。
 それからもう一度、モバイルメールを読みました。
 最後の2行を読んで、そうだよなあ、と思いました。

 不思議なもので、悲しい時でも人間、お腹は空くんですね。
 パスタを食べながら、友人たちに自分の推しが休業することになったことを連絡しました。

 
 食事を終えて、広報用に使っているTwitterを見ると、よこにゃんからコメントが!
 まず、嬉しかった。けれど、なんだか少し後ろめたい気持ちにもなりましてね。
 こんな光栄なことはないのに。
 それからお礼のコメントを書いて、少し夜道を散歩に出ました。外の空気は澄んでいて、人も歩いてなくて。遠くで踏切の音がするぐらいでした。

 イヤホンをして、SKE48の曲をランダム再生しながら歩きました。

 推しの岡田美紅を知ったのは8期生のお披露目ぐらいでした。
 独特の声と喋り方が好きで、気づいたら中西優香卒業以来、空席だった推しになりましてね。モバメも普段は可愛い内容なんですが、ここぞという時はシリアスな内容が多くてですね。生き急いでいる感じもして、そこも魅力だと感じていたんですね。


 できるだけ推しのことは記事では目立たせないでおこう、私情が混じるから、と思っていたんです。でも、今日のことだけは記事にして残しておきたいな、と気持ちが変わりましてね。

 途中にあった自動販売機で買ったココアを飲みながら、どんな曲にしようかと、考えたんですが、まだSKE48の曲で彼女が歌っててリンクするものは中々無いかなあ、と混濁した頭で思いましてね。

 そして、岡田美紅が尊敬している山本彩さんの曲から選ぼうか、と思いました。
 去年の総選挙のポスターのキャッチフレーズに使っていた「レインボーローズ」で、「頑張れ、無限の可能性!」と完全に前向きに考えることがまだ出来なくてですね。今の気分はどちらかというと、山本彩さんの2枚目のアルバムの標題曲の「JOKER」だな、と思いましてね。

 まあ、聴いてみてください。
https://youtu.be/jR6f3sTRuJc?list=RDjR6f3sTRuJc

 歌詞付きのライブバージョンはこちら。
https://youtu.be/iJXfH8MI75c

 そうなんですよ、「JOKER」だったんですよ。きっとみいぽぽファンの皆さんにとってもそうかもしれません。
 別にみいぽぽファンじゃなくても、自分の推しは自分にとって「JOKER」なんじゃないでしょうか。

 本当に真面目な性格の子なので、何日間も徹夜して仕上げてくるんですね。でも、それを僕は「頑張ってて偉い」ぐらいにしか思ってなかったんですね。人間としてみれば、それは必ずしも身体に良いことではないのに。「妥協を許さないスペシャリスト」みたいな見方をしてしまっていたんですね。

 「どんなに季節が変わってもこの気持ちだけ変わらない」と歌詞の中にありましたが、推しメンの席はずっと彼女が帰ってくるまで、ずっと空席にしておこうと思っています。

 でも、これもヲタのエゴというかね。
 帰ってきて欲しいけれど、一人の女性としては、自分の身体を優先して欲しいという気持ちもありましてね。まだ、宙ぶらりんです。

 家に帰ると、パソコンに向かいこの記事を書きました。

 一体自分に何が出来るのか分からないけれど、毎日を誠実に生きなきゃな、と思いました。
 彼女の身体が一日も早く良くなることを願ってやみません。
 
 
 
 
 

前のめり②



二人の5期生の今①


 皆さん、好きな期ってありますか?
 最近だとドラフトと合わせて、6D1とか、7D2とかね。
 僕は奇数期のメンバーが割と好きでしてね。
 元推しの中西優香は1期生ですし、3期はやはりSKE48の黄金世代だと思うんですね。
 そして、5期生ですよ
 かつて、僕がSKEを知り始めた頃、とてもキラキラしていたのが彼女たちでした。
 日産スタジアムで「美しい稲妻」が初お披露目された時に、うおっ、なな子と奈和ちゃんとぺんぺんって、これからは5期生が引っ張っていくんだなあ、がんがん「結果」だしていくんだろうなあ、としみじみ感じました。

 やがて、5期生たちは一人、また一人と辞めていきます。
 それぞれに辞める理由はあったでしょうが、とても個性的なメンバーが多かっただけに、卒業発表がある度に悲しい気持ちになったものです。

 今回は時計の針を2015年11月29日で止めましょう。
 この日、「SKE48 リクエストアワーセットリストベスト30 2015」が行われましてね。この年はシングル曲部門と公演曲部門に分かれたんですね。「桜、覚えていてくれ」が入っていて嬉しかったなあ。紅條はどちらも映画館のライブビューイングで観てたんですね。やがて、「前のめり」が6位にランクイン。既にセンターである松井玲奈は卒業していたので、「果たして誰が?」と思っていたんですが、ここでセンターとして出てきたのが奈和ちゃんでした。

 最初の「風の中で~」の奈和ちゃんコールに涙ぐみ、やがて歌いながら泣いていく奈和ちゃん。最後は覚悟を決めたような顔の後に笑う奈和ちゃん。
 この時の心境をアメーバブログの方で奈和ちゃんは書いています。
 ちょっと読んでみましょう。
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12101752443.html
 そういうことだったのかあ!
 よし、解散!
 というわけにもいかなくてですね。
 当時の「悔しかったこと」とは何なのか。
 これはですね、2015年冬コンのDVDのオーディオコメンタリーで、松村香織先生がコメントしてくれているので、引用させていただきましょう。

「嬉しくてだと思うよ。うん。なんかさ、奈和ちゃんもさ、結構さ、次世代ってされてるしさ、玲奈さんのさ、アンダーのポジションをよくずっと色んなところで。奈和ちゃんはなんかアンダーのポジションでよく玲奈さんのとこをやってたの、当て込みで。でさ、そういうのをもらうとさ、意識も結構さ、変わるじゃん。任せてもらってるしって、で、そういう中で。あのユニット曲の発表があった時に、表題のメンバーに入れなかったじゃん。で、それで、奈和ちゃんはやっぱり色々思うところがあったりして。で、楽々とかも新しい子たちもどんどんくるからさ。たぶん、色んな思いもたぶんあって、今回センターこうやって、珠理奈さんをさ、センター移動するのもあったわけなのにしなかったじゃん。たぶんそういうのもあったと思うよ、奈和ちゃんは。任せてもらったのも絶対嬉しいだろうし。だって今までさあ、珠理奈さんスライドさせてたじゃん。しなかった意味って絶対あると思うし」(一部割愛)

 そう、この時、奈和ちゃんは運営、ファンどちらからも「松井玲奈がセンターの曲」のセンターを担当できる存在として認められたわけです。しかも劇場ではなく外箱のコンサートで。果たしてこれが任せられるメンバーは何人いるでしょう?
 古畑奈和が名実ともにSKE48のセンター争奪戦で充分戦える人間として大々的に認められた瞬間だったのではないでしょうか。
 
 そして、2019年1月。
 気づけば5期生は二人になりました。
 奈和ちゃんは、まだシングル表題曲のセンターになっていません。 
 「前のめり」のセンターも他のメンバーになることも多いです。
 しかし、彼女は自分だけの「結果」を手に入れました。
 総選挙は2年連続選抜入り。
 ソロアルバムも発売。
 ここまでの「結果」を出しているメンバーってグループ内で何人いましたか?
 僕が思い浮かんだのは、高橋みなみ、山本彩、柏木由紀です。
 勿論上記の三人と入った期や立ち位置は違います。
 48グループを取り巻く環境の違いを考えるとかなり凄いことだと思いますよ。
 そして、選抜争いをする相手も違います。
 評論家の宇野常寛さんが、「AKBの総選挙にランクインするよりもSKE48の選抜に入る方が大変になってきてるよね」とおっしゃっていましたが、その通りだと思いますす。
 
 すでにシングルのカップリング曲ではセンターを取っています。僕個人としては、幻に消えた写真集もいつか出して欲しいと思ってます。あの755戦争の時の心無い人に対する、誠実なコメント。今でも僕は忘れていません。先ほど挙げたレジェンドメンバーの「結果」を超える可能性があるのは、ひょっとしたら、奈和ちゃんかもしれません。たとえば、2019年、演技の方でも飛躍があるかもしれません。ミュージカル「AKB49」主演を務め、「花より団子」の舞台にも出演した経験は、今年更に活かされてくるのではないでしょうか。

 奈和ちゃんと奈和ちゃんのファンの皆さんが、笑顔で喜び会える時がこれから1回でも多く来て欲しいな、と色々と過去のことを遡りながら思いましたよ。もし、次に奈和ちゃんについて書くことがあったら、あの独特の言語センスについて書きたい今日この頃でした。
 
古畑奈和ちゃんの2018年の代表作になりそうな「観覧車」の記事はこちら。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/blog-post_30.html

スリリングな内容の「本性」の記事はこちら。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_9.html

ユニットコンで踊った「スクラップ&ビルド」の記事はこちら。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_63.html

歌唱力と世界感が融合した「10クローネとパン」の記事はこちら。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/11/blog-post_30.html

2019年1月30日水曜日

「SKE48の楽屋話 第2回」感想

新たな発見

※「SKE48の楽屋話 第2回」のネタバレに触れているので気をつけて!

 なんかね、何度も繰り返し「SKEBINGO!」を観ていると、メンバーの怒った顔ばかり観ることになるんですよ。そしたら、何か新しいものに目覚めてきそうなので、10分ぐらいカワイイ子犬の動画を観て、感情をプラマイゼロに戻して再び、ブログに戻ってきた紅條です。

 さて、今回も前回と同じメンバーで楽屋トークです。
 三四郎のやさしさについて語るメンバー達。
 MCが三四郎で良かった。リトルトゥースの僕としては、こんなこと言うと、ナマ言ってんじゃねえよ、って言われるかもしれないんですが、またいつか若ちんと春日とも共演してほしいんですがね。

 続いておーちゃんが女優になったきっかけが語られます。
 おーちゃん、昔はモデルやってたんですね。同じ友達の仲間が女優をしてたのがきっかけだったんですね。おーちゃんは時代劇に映えそうな気がするなあ、あと映画「デッドプール2」の「雪緒」のコスプレして欲しいですね(謎の願望)。

 そして、自主練習として胸キュンシーンを練習します。お題は「イルミネーションを観に行った時にキュンとさせる演技」です。イルミネーション?あの東宝シネマズに映画を観に行く度に出てくるあれ?ワイルドスピードのブルーレイを再生するたびに「免責事項」みたいなので出てきてカットできないミニオンズが出てくるあれ?何回も観てたらだんだん不愉快になってくるあれ?あれで胸キュンって、全勢期の秋山奈々でも難しいんじゃないですか?

 雑なボケは無視して、各メンバーの胸キュンシーンが出てきます。
 ポイントは感情と情景
 各メンバーの個性が出てましてね。
 上目使いが素敵な真凛ちゃん。
 なぜか彼氏がどっちにもいるおーちゃん。
 ツンデレなねがいちゃん。
 この中でゆなながやはり凄くてですね。
 ホットココアで季節感を感じさせつつ、私さあ、好きな人と見るイルミネーション初めてなんだよね」。ここでだーすーは後ろで口を押えてます。「これからもずっと、あなたとイルミネーションがみたいな」と来ましたよ。そりゃ、だーすーじゃなくても「その引き出し、どこに持ってたの?」となりますよ。ここで、衝撃的なことが分かるんですが、「AKBINGO!」の萌え台詞はだーすーが考えてたそうです。成長したなあ。
 あと、ラストのみよまるの目力が凄くて、ビートボーイズの「エピキュリアン」の中にある「見つめてはいけない人だと気づく前に恋していた」という歌詞を思い出しましたよ(知ってる人は「美味しんぼ」ヲタとみた)。「同じ15歳に見えない」というねがいちゃんの言葉に共感できるぐらい大人びた感じがしました。

 さて、次はSKE48全員オーディションの後半戦が来ます。
 まずは、寝坊かと思ったら日曜日だったシーン。
 「現代っ子感がすごい。シチュエーションに合ってる」という評価の大谷悠嬉ちゃん。
 次は母親に引き出しを開けられたと娘というお題。
 「新しいキャラ。癖になる。ああいうのは作っても作れない」という評価の白雪希明さん。
 自分の喜怒哀楽エピソードでは、野々垣さんの一人芝居がツボでした。
 さらに倉島杏実ちゃんのぬいぐるみエピソードも本当に微笑ましくてね。家に置かれたぬいぐるみをどんどん拾っていくと、プレゼントに辿りついたんですって。なんて素敵なエピソードなんだ。喜んでる顔を観てると、普段、人の命が激安の映画ばっかり観て喜んでる自分が本当に卑しく思えてきましてね。今日から真面目に生きて行こう。テレビ局が主導で制作する安っぽい1年後には忘れるような青春映画も否定せずにいようと思いましたよ。そこの犯罪に走りそうな君、この笑顔を見て踏みとどまれ。明日も娑婆でこの笑顔が見たいだろ?今日から俺たちは仲間だ。結婚して、娘が出来たら絶対これをしよう。息子だったら、ぬいぐるみの代わりに「13人の刺客」を配置しよう。
 仲村和泉さんのお母様からのプレゼントの涙も本当に良くてね。心がほっこりしますよ。
 
 感情と真逆の演技をするというのも面白くてね。
 痩せたことを「私のキャラが崩壊しました」と表現するあいあいや、家族へのプレゼントでお金がなくなくなったことを喜びで表現する松本慈子も良くてね。「お金って使うためにあるんやー」という吹っ切れたセリフは映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」とか「マネー・ショート」みたいで良かったです。
 
 もうね。今回はゆななの凄さと倉島杏実ちゃんの笑顔と慈子の名言に持っていかれましたよ。

第1回の感想はこちら
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/ske48.html    
  

「SKEBINGO! #2」の感想



発想力と表現力


 映画好きな紅條からしたら、お芝居の新しい楽しみ方を発見する番組になりつつある「SKEBINGO!」。第2回は、再びセリフ読みですね。
 お題は「寝坊を母のせいにするが、日曜日だったことに気づく女子高生」というものです。
 続々とチャレンジしていくメンバーの中でも凄いな、と思ったのがだーすーです。
 「日曜日であるということをカレンダー」で示したというところが審査員の先生から高評価でした。「ペロっとしなければね」は確かに!
 熊ちゃんの「朝食」→「ちょうそく」、「こんなに」→「こんにゃに」は爆笑でした。凄い熊ちゃんの良さが出てましたしね。

 松田誠先生の優月に対しての「(芝居を)やりたい気持ちがあるのに自分の中で恥ずかしいから抑えてる」というのは、凄い鋭い視線だと驚かされました。感情の解放が大事、というアドバイスを聞いていると、なんとなく映画「愛しのアイリーン」のナッツ・シトイさんを思い出しますね。あれこそ、感情の解放という感じがします。

 続いて「母親に引き出しを開けられて怒る娘」というお題。
 真凛ちゃんもるーちゃんも可愛いですね。今回も目力をネタにされるみよまるにも笑いました。昭和すぎるゆまなは一体…。「何かをやろうという気持ちが大切、美人さん」と高評価でしたね。

 最後は「別れ話をされても泣かないと強がる女性」というお題。
 「好感が持てる」という評価のゆなな。
 「受けの芝居が出来ている」と高評価なみなるん。紅條個人としても、唇を噛んだり、視線をそらしたりと色々な工夫が出来ていて、情景が浮かびやすいお芝居だと思いました。やはりコメディ強い人は演技も強いですね。
 ちゅりも「いいんじゃないか」と評価されてます。
 そして、「もう一段階上に行っている」という高評価の奈和ちゃん。感情の動きが呼吸の仕方や間の取り方で表されているのは、流石の一言。ただ、インフルエンザで欠席とは!もったいない!

 最後にスタジオで追加オーディション。
 「デート中に彼の二股が発覚して修羅場」というお題です。
 発想力と演技力がチェックされるんですね。
 彼氏役は三四郎の小宮さん。流石は若林が天才と認める男。流石は売れない頃女子相撲のチャンピオンを番組中にキレて普通に倒してしまった男。
 熊ちゃん対優月は、二人とも中々普段見られない怒りの表情が見られて良かったんですが、最後は面白くなりますね。「相手がやっていることを受けた方が気持ちが生まれる」という、松田さんのアドバイスも為になりますね。喋りすぎちゃだめ、聞いた方が良いんですね。メンバーに的確なアドバイスを送る松田さんがドニー・イェンに観えてきましたよ。

 続いて菅原対ねがいちゃんですね。
 紅條としては、「いきなりパンチライン」の特典映像で放映を自粛するぐらいのアグレッシブ演技をした深井ねがいちゃんには、期待していましてね。たぶん、あの時は偽審査員を映画「アトミックブロンド」みたいに脱いだヒールでボコボコにして殺したから、あの後の偽審査員はそっくりさんだな、とか勝手に想像してたんですよ。今回も菅原を鉛筆1本で撃破、小宮をフィリピンの伝統武術カリで処刑だろうなあ、と思ってたんですがね(菅原ファンの方、ねがいちゃんファンの方、小宮ファンの方ごめんなさい)。残念ながら攻撃描写はカットされてましたが、「どブス!」という衝撃的な一撃を小宮に放ってましたよ。菅原は笑顔本当に素敵でこのまま自然に居そうな感じでしたね。ねがいちゃんも怒りの表情と素の笑顔のギャップが素敵。「楽しいデートなのに最初から攻撃的なのはダメ」という松田さんのアドバイスも的確。だんだん松田さんが映画「ジョン・ウィック」シリーズのバワリー・キングに見えてきましたよ。

 最後は珠理奈とゆななの夢のタッグ。
 これが意外性抜群でしてね。
 浮気相手らしきゆななを発見した珠理奈は驚いてしまいます。ところが、小宮は「妹だよ、妹」と言うわけです。会場は爆笑。
 悲しみにくれる珠理奈。
 保険証を見せるゆなな、実は本当の妹!
 小宮と珠理奈は結婚するというハッピーエンド!
 「すごい面白かったし、意外性もある。松井さんの芝居の感情が分かりやすい、小畑さんも凄い細かい演技をしている」と高評価。ううむ、流石はセンターたち。
 これはどちらのアイディアで決まったのかは、分かりませんが珠理奈だとしたら、やはり歴戦の戦士は違うぜ、と思いますし、ゆななだったら、フォースの覚醒を感じますね(なんだそりゃ)。

 「やったことがないことを教われるのは収穫」というだーすーのコメントはその通りですね。「演じることでそのこの個性が分かるという」ドニーじゃなかった、松田さんのコメントもその通りで、僕も演技をすることでメンバーの新しい魅力を感じている次第です。

 今週は、やはりダブルセンターの力に持ってかれましたね。安心して観られる。ねがいちゃんたちのチャレンジにも期待です。

 来週は殺陣ですね。
 時代劇好きとしては、楽しみな限り。
 ゆななの表情がカッコいい!
 早く次が見たい!
 そして、「むすびのいちばん」もHuluに入れて!

 第1回の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/skebingo.html   
  

「SKE48の楽屋話 第1回」感想


バラエティ班強し!

※「SKE48の楽屋話」第1回とオーディション完全版のネタバレがあるので気をつけて!

 現在、絶賛放送中の「SKEBINGO!」で1分ほど流れる「SKE48の楽屋話」というコーナーがあるんですが、これの完全版がFuluで配信されていましてね。こちらの感想もついでなんで書いてみたいと思いますよ。

 おーちゃんが司会役でしたね。
 まずは、初回収録の感想。
 だーすーが昔は喋れなくて、悔しくて帰ったエピソードや最初の2、3年は生放送禁止だったというエピソードが出てきましてね。確かに昔の公演MCを観ていると、だーすー大丈夫か、という時もありましたね。すべったことを反省するねがいちゃんに「大事!」というだーすーを観ていると乗り越えてきた者の説得力という感じがします。「手を挙げることが大事だし、スタッフにもやる気が伝わる。あわよくば、テロップでフォローしてくれることもある」というのは、バラエティー慣れしただーすーが言うからこその説得力もありました。

 全員オーディションのスペシャル版も公開されてましてね。今回はその前半なんですが、やっぱり演技経験者は強いなあ、と思いましてね。「刀使ノ巫女」で主演を張っていた斉藤真木子は表情や話し方、特に間の持たせ方が良いなあ、と思いました。
 それから古畑奈和ちゃんの「真夏の夜の夢」の本読みでは、提案するような話し方と歩きながらの演技「セリフ的に大勢に言っているから、動きたくなる気持ちは正しい」、「手が自然」と高評価でしたよ。

 続いて喜怒哀楽芝居なんですが、ストーブを家族に取られたエピソードを演技する江籠ちゃんの可愛さ。後ろの谷も「可愛い」って言ってますね。昇格の喜びが「わーい、みたいな…」というめっちゃ淡泊な石黒友月ちゃんも面白かったですね。はたごんの新作落語が聴けるのも良かった。
 そして、流石、谷。まさかすっぴんで行った薬局で、子供に「お化け」と言われるとは!審査員の先生方も「サービス精神がある」と高評価でしたよ。」
 そして、西満里奈ちゃんが倉島杏実ちゃんより小さかったとは!顔が少し乃木坂46の西野七瀬さんに似てますね。
 まあ、書いてませんが、他にもメンバー達の素敵な演技が観られてニコニコだったんですが、一番衝撃だったのは、福士奈央ことどんちゃんですね。
 実家の弟に彼氏ができたことを知らずに何故、報告してくれないのか、とキレるっていうエピソードが流石だなあと思いました。「面接したいって言ってたのに、全然言ってくれない」って、たぶん、原因それだよ!どんちゃん、母親になったら「アイ、トーニャ」の母ちゃんみたいにならないように気をつけてくれ。姉の狂気というかね。「エチュードに強い」と審査員の方々からも高評価でしたよ。
 エピソードトークは、やはりオチがある方が強いですね。そういう意味では、谷やどんちゃんは流石です。演技のオーディションなんですけどね。

 次は感情と反対の感情で芝居をするオーディション。
 特に印象的だったのが、かおたん。
「数年前、福袋を買った後、財布をなくした話を楽しい感情で」という既に設定だけで充分オチがついてるエピソードを演じました。走る姿がめちゃくちゃコミカルです。財布がなくなった後、福袋の商品をすぐに1000円で売り、危機を脱するというエピソードはメルカリの先駆けとして、これからも語り継がれていくことでしょう。

 今回の回は、谷もどんちゃんも良かったですが、やはりかおたんは凄い


 

 
 

「SKEBINGO! #1」の感想


ベテランの格と若手の発見


 ついに「SKEBINGO!」が始まりましたね。
 関西に住んでいる紅條は、Huluに登録して観始めてますよ。
 司会は芸人の三四郎。
 「三四郎のオールナイトニッポン0」も聴く紅條にはたまらない人選、ーナァヘー!
 しかも、審査員に松田誠さんがいるとは!刀剣乱舞を今、ダラダラ観ている紅條にはたまらない人選。

 さて、1回目は「全員オーディション前半戦」ということで、オーディションの様子を観て行くんですが、ここで気になったのは、やはり演技経験者の強さ。珠理奈、だーすー、奈和ちゃん、ぴよすは、特に凄かったです。
 「この声って舞台上で映える」というだーすーへの評価。
 「自分で世界を作ってる」「読んでるというより伝えてる」というぴよすへの評価。
 「風格が違う」といわれた珠理奈。
 やはり、経験者は強い。

 さらに若手のメンバーは、演技を観るのは、ほとんど初めてだったんですが、キラリと光る逸材たちがいましたね。
 後藤楽々のはきはきとした演技、ゆななの天性の雰囲気。「伝えようという気持ちがある」という水野愛理。「面白い、抑揚が独特」という評価の深井ねがい。そして、目力と「握手をくだされば」のみよまる。「生き様を感じた」というくまちゃん。

 今回一番面白かったのは、喜怒哀楽を伝える演技
 楽々さんの怒り方が凄く可愛かったのと、ゆまなの謎のミュージカル(『勇気もあるし、表現力もある』と高評価でしたよ)。
 その後の正反対の感情表現をする、というところがさらに面白くてですね。
 「おじいちゃんへの感謝の気持ちを怒りで表現する」というお題を演じた北川愛乃ちゃんが、凄くてですね。
 舌打ちからの「で?」で始まるところは、本当に凄くて(『凄いドスのきいた声』と高評価でした)。よこにゃんぬんちゃくの愉快な子かと思ってたんですが、涙を自然に出せるところや表情も良くてですね。この演技企画で一番魅力が出てくるんじゃないか、と気になるメンバーの一人ですね。
 
 怒りながら焼き鳥を食べた話をするだーすー、靴に缶チューハイがかかった悲しみを嬉しそうに語る珠理奈、二人とも流石でしたね。そして、奈和ちゃんの「私、22、にゃんにゃんになっちゃって」からのハイテンションの後に「ステージ上」というナレーションの温度差が面白かったですね。

 正直、第1回のひな壇に推しがいなかったので、観るのはソフト化されてからでいいや、「悪魔の手毬唄」観ようと思ってたんですが、いざ観てみると、様々な発見がありますね。やっぱりレギュラー番組は大事!
 演技経験者である珠理奈を始めとする先輩メンバー達はこれまで蓄積したものを存分に発揮されていけば良いと思いますし、若手たちはお芝居のスキルをどんどん開花させて行って、新たな魅力を発揮していければと思います。

 これは、今から頑張れば、映画「ボーダーライン」3部作の3作目にSKE48メンバーをねじこめるんじゃないか?期待に膨らむ第1回でした。

 北川愛乃ちゃんが気になってきました。注目です。

1月22日から1月28日までの備忘録

1月22日から1月28日までの備忘録


1月22日 散歩に目覚める→ブログ→資格の勉強
1月23日 散歩→ブログ3本アップ
1月24日 散歩→資格の勉強
1月25日 資格の勉強→ブログ→散歩
1月26日 ワイスピを観まくる→散歩
1月27日 散歩→ブログ→資格の勉強
1月28日 昼まで眠ってしまう→ワイスピを観まくる

 散歩に目覚めましてね。
 特に先週からは皆さんと生活リズムがえらい違う感じになってまして、夕方に起きて昼前に寝るみたいな日が何日も続きましてね。このままではいかん!と色々考えた結果、散歩をしようと思いましてね。主に夜の街を散歩するんですが、別に映画「イコライザー」とか映画「デス・ウィッシュ」的に街のダニ共を全員潰す、とかそういうわけではないんですがね。音楽を聴きながら、何にキロか歩いているだけで楽しいもんですよ。色々と散歩にむいている曲、ランニングに向いている曲とかあるなあ、と感じるんで、いつかお勧め曲をまとめてみようかな、と思ってます。

 ちなみに先週、転職がいよいよヤバイということを書いていましたが、理由としては、僕が転職先の業界に対して、この道で本当に良いのか、と映画「この道」を全否定するかのような悩みを抱いてましてね。ずっとエージェントの方に返事をせずに気づけば月日は経ち、どうしたもんか、と考えてたんですが「動けなくなる前に動きだそう」という相川七瀬の声が聴こえましてね。やっと返事をしまして。エージェントの方を紹介してくださった方にも「返事が遅くなって申し訳ない」と謝りまったんですが、「君の人生だから、悩むのは当然だ」と温かい言葉を頂きましてね。更にエージェントの方からも「私達の仕事は待つことです。ずっと待っていましたよ」とありがたい言葉を頂きましたことで、「よーし、ここからまた頑張るぞ!アイム、クリード!」となって、今、先方からの仕事の依頼を待っている状態です。どんと来い!

 あとは、無料動画配信サービス「Hulu」に加入しましてね。
 ただでさえ、Amazonプライムすら、観きれていないのに「SKEBINGO!」目当てに加入を決めましたよ。これもニーズがあれば感想なんかを書いていこうかと思ってます。

 さて、今週はよく行く美容院のマーベルとスターウォーズファンのイケメン美容師さんから「紅條さんみたいな、映画好きの方には受けないかもしれないんですが・・・」とやや遠慮気味に勧められた映画「ワイルドスピード」シリーズを全部観たんですよ。全8作をね。観ていて感じたこととしては、このシリーズ、回を重ねるごとに面白くなる。ばかばかしさもパワーアップしていくので、チェックしてほしいです。で、全部レビューするのは大変なので、特にお勧めの物を紹介していきますよ。

「ワイルドスピード スカイミッション」7作目にあたります。

 ワイスピシリーズの最高傑作ではないか、と思います。
 主演の一人であるポール・ウォーカーの事故死が撮影期間中にあったということもあって、感傷的にな期分にさせられるラストが良くてですね。ドゥェイン・ジョンソン対ジェイソン・ステイサムのタイマンが観られるというアクション好きにはたまらない演出あり、車が文字通り飛ぶという壮絶なアクションも炸裂していて、車の知識0の紅條も存分楽しめた1作です。


「ワイルドスピード メガマックス」5作目にあたります。

 最初の方でガラスを割って追ってくるドゥェイン・ジョンソンさんが、出てくるだけで100点!あとは、これまでのシリーズのキャラがガンガン集まってくる演出も良くてですね。頑張って1作目から観て良かったと思わされる1作です。「これ、ヘリで運べば早かったんじゃ…」みたな細かいことを考えてはいけない。ワイスピでそんな細かいことを考える奴はボコられて、路地に捨てられます。僕もドゥェイン・ジョンソン目指して今日も鍛えようかな、と思う次第です。

 

2019年1月28日月曜日

青春カレーライス①



命ある限り闘い、壮絶に散る


 皆さん、「SKE48ラーメン部監修 進化系 名古屋らーめん シビ辛鳥白湯」の応募券はもう送りましたか?1月31日が締め切りですよ。紅條も近所のイオンで「お勤め品」という名の安売り品コーナーに並べられていたのを確認するや否や、一瞬で掴み取るのさ ARE YOU REDAY?とゲットして、まさに今食べ終わったところです。いやあ、辛いけど、癖になる味ですね。頑張って2杯食べようものなら、お腹を壊す日もザラです。

 さて、SKE48と言えば、タイアップ!
 最近ではイオンカードや和食サガミとか、ラーメンのうま屋さんですかね。昔は、靴のメーカーやピザ屋さんとのコラボもありましたね。ファミマもありましたね。僕としては、時計メーカーのTAIMEXとのコラボが嬉しくて、珠理奈モデルとゆりあモデルを買ったものです。中西優香モデルも出せや!と思ってたんですがね。

 その中でも一番印象に残っているのが3年に渡るカレーショップCoCo壱番屋さんとのコラボでしてね。毎年のように推しトッピング対決が繰り広げられましてね。目覚まし時計だの、メンバーと一緒にカレーを食べられる権利だの、様々の豪華景品が当たるんですよ。最後の年は謹賀新年ポスターも張り出されてましてね。色んな店舗に行ってメンバーのポスターの写メを取りに行ったもんです。
 まずは、2013年の各メンバーの推しトッピングを観てみましょう。2013年の総選挙にランクインしたメンバーが中心に入っています。
 僕の元推しメンの中西優香も入ってました(やったねー)。
 ちなみに僕は魚介類が大嫌いでしてね。戦争といじめの次に魚介類が無くなればいいなあ、と思ってるぐらい食べられないんです。
https://youtu.be/g203pZ71Xxg


 ええ、中西優香の推しトッピングご覧になりましたか?
 「あさり」って、言ってましよね。
 僕はこの発表を聞いた時に、メタルクーラが何体もいた、ぐらいの絶望感を抱きましてね。
 それでも、推しには頑張って欲しいので、お店に行って渋々あさりをトッピング注文。泣きながら、口に運ぶんですが、やっぱり辛くてね。何度もダウンして、カウンターに頭を打ち付けたもんです。すると、耳の中に映画「クリード チャンプを継ぐ男」のロッキーが「お前の魂を見せろ!」「さげすんだ奴らの目を思い出せ!」とボクに激を飛ばすわけですね。うおおおお、アイム・クリード!気づけば、1週間ほどであさりが食べられるようになってましたね。推しの力って凄いですね。
 毎日のように食べに行くと味に飽きてくるので、甘口にしたり、トッピングを増やしたりと色々としてみたんですが、一番紅條がお勧めするのは、チーズとスクランブルエッグのトッピング。これは外れがないですよ。自分の推しメンのトッピングと一緒によくトッピングしたもんです。
 お昼ご飯として食べることが多かったんですが、余裕があれば晩御飯としても食べてたんですね。もう、外で店員さんにあっても挨拶されるぐらい。毎日こんな感じでココ壱番屋に向かったもんです。
https://youtu.be/ztXTHdJi02Q?t=155

 さて、どうでも良い前置きが長くなりましたが、今回考えて行く「青春カレーライス」は2014年の推しトッピングキャンペーンの曲として使われてましてね(2013年は『ここで一発』、2015年はラブクレが使われてましたね)。

 まあ、まずは聴いてみましょう。
https://youtu.be/Sz8zZ1jnYLg
 ちなみにCoCo壱バージョンもありますよ。

https://youtu.be/tciInKWSXsA
 
 ああ、なんかあの味や匂いを思い出してきましたよ。
 ベトナム帰還兵が戦場での体験がフラッシュバックするように
 撮影が行われたのは茨城県にある鹿島スタジアムですね。
 うーん、大きい。こんなところでまたコンサートする姿を観たいもんです。
 バブルサッカーをしたり、チアになってダンスをしたりして、お疲れさんとカレーを食べるんですね。ただ、ハーフタイムにカレーを食べるという暴挙に出るのはいかがなもんかと観る度に思いますよ。後半が終わった後、玲奈ひょんが、カレー一緒に食べようとだーすーを誘うところでMVは終わります。鹿島スタジアムの上空からの映像がダイナミックが良くて、この頃は予算が潤沢だったのかなあ、と深読みしてしまいます。
 

 この曲、子供の頃にカレーを食べていた経験を1番で描いてましてね。
 2番では大人になってから忙しい毎日が食事が適当になってしまうんですね。そんな時、遠い母親の声が聴こえてきたような気がするんですね。主人公は一人暮らしなんでしょうね。そして、今もカレーライス好きだわ、と感じるんですね。
 大サビ前に「ああ 何回 食べても もっともっと 食べたくなる 何故だろう?」というたぶん、カレー食べたんだろうな、という歌詞がでてきます。食べたんでしょうね。
 好きなものを聞かれたときに「カレーライス」っていうと、「ベタだな!」とか「子供か!」みたいなツッコミを入れる人もいるかもしれません。でも、日本人が好きな食べ物ランキングだと「カレーライス」ってよく入ってますよね。
「ずっと好きだ」、「今も好きだ」という歌詞には、子供の頃からずっと好きなものは変わらないというメッセージになってるわけですね。更にいえば、生まれたところから身体は離れているけど、味覚や嗅覚といった自分の生きて行く上での核になるものはずっと離れていないよという風にも感じるんですね。皆さんにも自分の家の味や地元の味ってないですかね。

 この曲がCoCO壱の店舗で各時間丁度になったら(いわゆる00分になったら)、かかるんですね。その為、紅條は毎回、13時50分とか、19時50分とかにお店に行くことが多かったですね。果たして、他のお客さんにはどんな風に聴こえているんだ、とドキドキしたもんです。また、運悪く会社の上役が食べにきたことがあって、注文に聞き耳を立てていると、ガンガントッピングしてて「スクランブルエッグをトッピング? まさか、きょん推し?」とか謎の焦りをよく感じたもんですよ。

 SKE48とCoCo壱のコラボは成功しまして、毎年収益をアップさせていきます。
 参考に2013年のことを書いた「宣伝会議」の記事のリンクを貼っておきますね。
 恐ろしい広告効果ですよ。
https://mag.sendenkaigi.com/senden/201403/production-company/001701.php

 次はどんなコラボをするのか、できれば映画館とコラボして欲しいなあ、と思う紅條です。タイアップという入口は多ければ多いほど良いですし、僕らヲタも実は振り回されるのが楽しいのかもしれませんね。きっとまたコラボが始まったら、こんな感じでお店に向かっているでしょう。
https://youtu.be/brk5rBraggk
(「青春カレーライス」より引用)  
    
  

2018年11月25日配信 「SKE-1グランプリ 第1回クイズ女王決定戦」


ヲタクって素晴らしい


 今回の記事を書こうと思った背景には、2019年1月現在、NHKで毎週金曜日の22時から放送されている「特撮ガガガ」の影響がありましてね。特撮ヲタクの主人公が周りへのヲタばれを隠しながらヲタク活動をしていく、というドラマなんですね。我らがみこってぃこと内山命さんも出演してますね(卒業生だとわんちゃんも)。今期のおすすめのドラマなので、是非とも観て欲しい1作です。

 さてさて、皆さんはSKE48のことが好きだと言うことを周囲に明かしてますかね。小心者の紅條は、働いていた会社で自分と同じ役職の人にだけ言って、上司には言わないようにしてたんですが、どんどんバレていきましてね。休みの申請を取る度に「おっ、紅條くん。またAKBのライブ?」と言われるようになりまして。本当に「24」のCTU並みに内通者だらけなんですね。
 そこからは開き直って、好きだということを全面にアピール。
 会社のデスクには、松井珠理奈卓上カレンダーを置きましてね。
 えっ、中西優香推しじゃなかったかって?
 いや、面倒なんですよ。説明するのが。分かってもらえるか分からないですけど。
 たとえば、あなたがアベンジャーズでホークアイが好きだったとしましょう。でも、世間の人は何人ぐらい「ああ、ホークアイね」って、言ってくれると思います?今年の4月まで待っても何人増えると思います?でも、スパイダーマンのことはある程度知ってるでしょ、アイアンマンとかも。そういうことですよ。(分かってくれ!)

 それでね。
 周りには残念というか、ラッキーというか、NMB48のファンは居るんですね。福本愛菜推しの同僚とか、矢倉楓子推しの後輩とかね。なので、「北川謙二」ぐらいまでのNMBの知識もそれとなくあるっちゃあるんですが、SKE48の話を出来る仲間はいなかったわけです。あっ、木下百花さんの「プライオリティ」はいつか珠理奈にやってほしい。


 仕方ないので仕事も一生懸命頑張って、休みの申請をする時も「紅條くん。名古屋に行ってリフレッシュしてきなさい」と上司に言われるぐらい周囲に理解してもらえるようになったんですね。COCO壱とコラボした時は、会社の人々がレシートをくれたもんですよ。
 毎回、総選挙の度に周りの人からは、「指原の1位についてどう思う?」とか「あの新潟の子って何者?」みたいなことしか聞かれないんですね。
 違うんだ、そんな知識、披露したくないんだ。
 どうせ悪口になるし。
 僕が語りたいのは、SKE48のことなんだ。
 だから、こんなブログを作ったんです。

 皆さんも豆知識というか、このことなら詳しく話せるよって、ことあるでしょう?
 でも、インターネット全盛の現在より前って、知識を披露しあう場が少なくなかったですか?大正から昭和の文学者たちが東京の田端周辺に集まったのもこの理由からでしょうね(たぶん、違う)。

 さて、こんなSKE48の知識をぶつけあえる場。
 それが「SKEー1グランプリ 第1回クイズ女王決定戦」なんですね。
 ちょいと動画があるので、観てみましょう。
https://youtu.be/BpPXXYO2or0

 内容に関しては有料コンテンツなんで詳しくは書けませんが、なかなかレベルが高い問題が頻出してましてね。SKE48モバイルに問題が出てるので、チェックしてない人はぜひ確認してみてください。いやあ、恐ろしいレベルの問題が出てきますよ。
『コケティッシュ渋滞中』で松井玲奈が持っていた本の色は何色?」とかね。
SKE48Mail 10月送信数No.1は誰でしょう?」とか。
 レベルが高い、と画面の向こうで唸らされたもんですよ。
 ヲタクにも色んなヲタクがいると思うんですね。現場に行くタイプの人もいれば、在宅で知識を増やしていく人、自分自身がSKE48になる人。最後に関しては、好き過ぎて好きなものになるという凄まじいパターンですね。
 握手会やコンサートの列に並んでいると、時々思うんです。この中に明日のSKEメンバーが居るのかなあと。

 今回出場したメンバーの中にもSKE48ヲタの福士奈央(珠理奈ヲタ)、坂本真凛(ゆめちヲタ)、浅井裕華(須田亜香里ヲタ)、ぴよす(須田会)といったバリバリのヲタメンバーもいれば、全然ヲタ色のしないみよまるーちゃんやはたごん、ちかこも出場しています。

 なんで倉島杏実ちゃんが出ていないんだ、どうしちまったんですか、琥珀さん!と思ったのはアナタだけではないはず。きっと第2回で新たな刺客として登場してくるんでしょう。あと、SKE歴の長い1期から3期メンバーから出場するのも面白いかもしれませんね。

 紅條としては、まあ、どんちゃん対ぴよすの決勝だろうな、と思ってたんで良い意味で裏切られましたよ。是非、チェックしてみてください。

 メンバーにSKE48ヲタがいることで、握手会に行く動機付けが一つ増えると思うんですね。僕も初めてどんちゃんの握手に行った時に「中西優香って、どんちゃんの目にはどう映ってた?」と聞きに行ったもんです。答えは「みんなのお父さん!」という性別を超越した答えでした。頼もしいということでしょうね、念のためフォローしとくと。今では、スターウォーズの話をする為に握手会に行くときは1枚とるようにしてますよ。今度は、真凛ちゃんとかにも話を聞いてみたいなあ、と思う次第です。握手会の動機付けに関しては、SKEだけに限らず自分の好きなものの知識をメンバーも持ってる、なんなら体感しているというのは素晴らしいことで、珠理奈がプロレス好きになったことで、握手会で中邑真輔の素晴らしさを語れるのは嬉しい限りです。

 このブログを書くようになって握手会に行ってませんが、次に行くようになったら、「好きな曲やMV」について聞いてみたいな、と思ってます。裏話とかね。

 これだけSKE48に詳しいメンバーが揃ってるんなら、次はメンバーを集めて「ベストセットリスト総選挙」とか「最強フォーメーション大会」とかしてほしいなあ、と思う次第です。

 仲間がメンバー側にも居た!という喜び。
 遠くにいるけど、今日もSKE48のことを好きな仲間が居る。
 それだけで、何か許されたような気分になったもんです。親近感も湧きますしね。
 俺たちの街のチャンピオンみたいなね(自分でも何を書いてるか分かりません)
 
 顔は分からないけど世界中にいる仲間のために、心火を燃やして今日もブログ頑張ろうと思う紅條でした。

2019年1月27日日曜日

走れペンギン①

遠い昔の君は


 ついにこのブログ、ネタが尽きて本店の曲まで使い始めたか、と思ったあなた。
 すいません、実は今回考えたいこととSKE48の曲を繋ぎ合わせていくと、なかなか難しくてですね。読んでいくと原因がだんだん見えて来ると思うので、まあ、お付き合いください。

 さてさて、この「走れペンギン」なんですが、AKB48のチーム4の曲でリクエストアワー2013の1位にも輝いたぐらい素晴らしい曲なんですね。MVもあるんで、ちょいと観てみましょう。

https://youtu.be/nN2vuYPI_HQ

 いやあ、可愛らしいMVでしたね。
 恋心とペンギンをうまくマッチさせた曲です。
 また「センター」というワードから当時のチーム4への期待も感じますね。
 SKE48と関係してくるのは、チームSの山内鈴蘭とチームKⅡの大場美奈の二人ですね。ちなみに岩田華怜さんもチームSに大組閣で選ばれてましたね。

 このチーム4なんですが、今もあるので、ここからは大場チーム4のことをこの記事では指していると考えてください。2011年6月に結成が発表され、2012年8月の東京ドーム公演で解体が発表されるという僅か1年ちょいの短い活動期間なんですが、様々なドラマがありましてね。

 チームが始動して暫くした頃、大場美奈の過去の交際をうかがわせるプロフの流出で謹慎になるんですね。
 これに関しては、ドキュメンタリー映画で高橋みなみが言っていた「頑張ろうと思う前のものが出てきたら辛い」というコメントが凄い的確で。アイドルになろうと思う前に普通の学校生活を送っていたら、友達も出来るし、恋人も出来るだろうと。金持ちのおっさんからスパイダーマンのスーツ渡されて世界も救うだろうと。アイドルになってから過去が足を引っ張るというのは、乃木坂のドキュメント映画でも描かれていましたが、2019年1月現在、この手の処分はないです。

 大場美奈が謹慎でチームを離れている間、チーム4のキャプテン代理として、島田晴香がチームを引っ張ります。ユンボ島田ですね。彼女はとても根性があって、体育会系でぐいぐい行くタイプだったんですね。島田がみなるんが謹慎中もみなるんに連絡を取っていたエピソードも好きでね。本当は彼女とみなるんのドラマも語りたいんですが、また機会があれば。


 2012年のドキュメンタリー映画でのみなるんが復帰の為にチーム4のメンバーに「一緒にレッスンさせてください」と泣きながらお願いするんですね。静まりかえったレッスン場。そこで、「しましょう」と言って声を挙げたメンバーがいるんです。それが山内鈴蘭。これは、なかなか出来ることではないと思います。
 彼女のメンタリティーはお嬢様育ちというのもあるんですが、浮世離れしたところが加入当初からあったようで、その素直さから来る行動かなと思いました。黒澤明監督の「一番美しく」の主人公みたいにね。
 彼女は小さい頃からゴルフのプロになるという目標に向かって努力をし続けました。やがてアイドルになり、公演中のパフォーマンスから気付けば釣り師と呼ばれるようになっていました。よく考えたら、大組閣当時のSKE48って、3大釣り師(須田亜香里、山内鈴蘭、渡辺美優紀)が全員居たんですね。握手会でこの3人のレーンとかあったら、凄いことになってたでしょうね
 さてさて、チーム4メンバーは結構推されてるな、というのが、当時ヲタになりたてだった頃の紅條の印象だったんですね。メディア露出の多さや曲の割りあても豪華だったというのもあったんでしょうね。本店黄金時代を体感した数少ないメンバー達。
 
 話を進めていくと、チーム4はAKB48の東京ドーム公演で解散が発表され、みなるんと鈴蘭は、チームBに移ります。この時の悔しさも凄いと思うんですね。ドキュメンタリー映画の2013年版を観ると涙するチーム4メンバーの姿が。特にキャプテンのみなるんのくやしさたるや。僕だったら、映画「カメラを止めるな」の監督みたいに「そうですね。はい、わかりました。じゃあ、4止めましょう。明日からBで頑張りましょう」と妥協する時の笑顔で流して、しょんぼりしてますよ。映画好きの娘にさげすまされてますよ。涙するメンバーに「この時の気持ちを忘れてはいけない」というみなるんの姿がまた良くてですね。本当は自分も辛い筈なのに。この人はあと何回、辛酸をなめればいいんだと思いましたよ。
 やがて、2013年4月の日本武道館公演で組閣が発表され、みなるんはチームKⅡと兼任することが発表されます。2013年5月15日の「ラムネの飲み方公演」でみなるんは兼任の挨拶をしに栄の劇場に出ます。もう泣きながらの挨拶だったんですが、「暖かすぎて涙が」とコメントしていることから、来るまでの不安もあったんでしょうね。
 ホントにドラフト会議とかでも思ったんですけど、SKE48ファンを悪く言う人達ってとことんまで言うじゃないですか。「必殺」シリーズにおける「上方」のように、魔境のように語りますが、良い人の方が多いと紅條は思ってますよ。

 そして、2014年の大組閣でみなるんと鈴蘭は移籍します。
 みなるんに関しては慣れてきてたんですが、鈴蘭の知識がそんなに紅條は無かったんですね。関西で放送されていた「AKB48と××」でゴルフのチャレンジをしていた子というぐらいの知識だったんですね。
 迎えたチームS公演の初日。
 違和感。
 当然です、育ちが違うから。
 この辺りは2014年に公開されたドキュメンタリー映画「アイドルの涙」の豪華版での全員インタビューで鈴蘭自身も語っています。「ダンスを活かせるところだな、と思っていたので。ちょっとAKBとは違うダンスの仕方ですけど。今は楽しくSKEのダンスを研究しながら公演とかあと歌番組とかでは披露させてもらってます」また、初めて劇場に出演した時のことを聞かれて「負けない!SKEのファンに負けないという気持ちでやりました。こんなもんでしょ、AKBから来たからSKEのダンス出来ないでしょ、みたいな目で見られたくなくて。ずっと居たから。5年も居たから消えませんよ消えないけど、一生懸命溶け込もうとする姿は観て欲しいという気持ちで初日は立たせてもらえて」とコメントしてます。
 もうね、こういう人に弱いんですよ。
 心の芯の強さ!
 さっき書き忘れてましたけど、「AKBと××」でもチャレンジを成功させるためにひたすらゴルフをする姿に「この子、初めてみたけど、根性あるなあ」と感心してたんですね。
 気づけば、二人ともどんどん溶け込んで行きましてね。
 山内鈴蘭は公演で弾けまくってますし(ミッドナイト含む)、みなるんはSKE48の枢軸にまで入っていると思うんですね。
 みなるんの48人生のアップダウンは、SKE48に移籍することで、さらに上昇します。総選挙の最高順位を更新し続け、2018年の総選挙ではついに選抜にまで入りました。
 一方鈴蘭は、2018年の総選挙は辞退し、2019年の総選挙に備えています。彼女がゴルフ仕事に沢山出演していることを皆さんどれぐらい喜んでますか。僕はもう当たり前になりました。ここが彼女の凄いところだと思うんですね。自分の武器を見つけて、そのジャンルでは「当たり前」として定着していくこと。これはアイドルとしてではなく、芸能人としてもなかなか出来ることではないです。彼女の幼少期からの努力の賜物でしょう。

 二人ともベテランの良さを活かして、外仕事や公演でも後輩メンバーの良さを引き出しています。
 でも、時々、こうも思うんですよ。
飛べよ!ペンギン 忘れたのか? 遠い昔の君は 走ってたんだ 空だって飛べただろう
 決して昔より今が低いとかそういう意味じゃないです。
 何度も悔しさを乗り越えた「遠い昔」があることが素晴らしいと思いましてね。
 彼女たちは今も走っています。
 ただ、チーム4時代を今回の記事の為にもう1回見直してみると、プレイヤーとしてまだまだ最前線で行けるんじゃないかと思うんですね。後ろに引くには早いぜ、と。
 特に鈴蘭は今回、ドキュメンタリー映画で語っているところを見ましたが、こっちのらんらんの方が紅條は好きです。みんなを楽しませるために弾けている彼女も良いですが、落ち着いたトーンで話す彼女や真剣なまなざしでゴルフをする彼女はとても魅力的だと感じます。みんなの前では明るい彼女が自分の前では少し暗いみたいなね(何を書いてるか自分でも分かりません)。
 
 みなるんは、もうコメディエンヌとしての大活躍ぶりが良くてですね。SKE48に来て陽の魅力が爆発してますよね。
 「妄想少女 大場」はもはや名作ですね。
 「春コン2018」ガイシ昼の部でのアホな子の役も最高でした。
 2019年2月から始まるドラマでも一体どんな活躍をするか、リトルトゥースとしても気になっています。
 彼女が大好きな乃木坂には移籍しないで欲しいとマネジャー共々願っています。

 生まれた場所を離れて活躍する二人のAKB9期生。
走れペンギン 動かなくちゃ 始まらない 前に出ろよ
 移籍というチャレンジを成功させた二人には、今後もSKE48で大活躍して欲しいと思います。
 後輩たちに頼もしい背中を見せてほしい。
 今も走り続けているペンギンとして。
             (「走れペンギン」より引用)

2019年1月25日金曜日

軽蔑していた愛情①


ホラーが好きなあの人は


 皆さん、2014年2月に行われた大組閣。
 衝撃の一つとして、移籍メンバーのことがありました。
 他のグループのメンバーがSKE48にやってくる。
 なんならシングルの選抜にも入ってくる。
 正直、最初は受け入れ難い気持ちだったんですね。
 当時、「今のSKE48メンバーで満足!」という感じだった僕からしたら、映画「悪魔の手毬唄」に急にCG爆発が入って、ドウェイン・ジョンソンも参戦!ぐらい余計に感じたんですね(わかりにくい喩えなんですがね)。公演も急に変えてくるわ、メンバーも兼任させられまくるわでね。

 博多から来た谷は、最初のうちはMCで「指原さん」を言い過ぎて、正直、ちょっとなあ、という感じだったんですね。
 ところが、「エビショー」のヒッチハイクの旅ぐらいから、何かこの子は凄い子なんじゃないか、と気づき始めましてね。あのかおたんと一緒に無謀な戦いに挑んでいく姿は毎週、頑張れ!と応援したくなりましてね。「エビカルチョ」でも「懸賞生活」を頑張って、このまま行ったら猿岩石みたいに曲を出すんじゃないか、と思ってたんですがね

 気づいたら、「谷、今日も頑張ってるなあ」とか「谷、歌巧いなあ」と思うようにもなりましてね。
 こんなに苗字呼びが似合うのは、映画「帝都物語」の加藤とオードリー春日ぐらいだと思う今日この頃ですよ(どうでもいい雑感)

 そんな、谷が2016年に行われた「ソロコン」では、なんともおどろおどろしいゾンビ(?)になって、「軽蔑していた愛情」を歌ったんですね。この歌自体は、いじめを題材にしたAKB48の名曲でしてね。秋元康さんもご自身の著作の中で、「AKB48にはこういう社会性のある曲もあるんだけどなあ」と書いてたぐらいシリアスな曲なんですね。
 谷が歌う「軽蔑していた愛情」は「テレビのニュースが伝える」のリズムの合わせ方が凄い好きで、ここだけ何回も観たものです。
 いつも通り、YOUTUBEのリンク張ろうと思ったら、公式になかったので、各自、一瞬で掴み取るのさ、ARE YOU READY?

 さて、「軽蔑していた愛情」を歌った後、谷は怪談話風にSKE48のオモシロ裏話を語ってくれるんですね。ちょっとだけ公式にあるので、観てみましょう。
https://youtu.be/ayts47GhTfc?t=85

 つくづく思うのは、谷って声が良いですよね
 朗読劇なんかも似合うんじゃないでしょうか。
 ライブ当日、紅條は5階の最上階から見守っていたましたが、客席の上から下まで赤いサイリウムが灯ってましてね、まるで百物語の始まりのようでしたよ。
 途中から聞こえてくるほののこと相川暖花の声も面白くてね。
 
 「アイドルのソロコンサートなのに、なんでホラー?」というホラー映画が苦手な紅條は、疑問に思ったんですね。2018年の傑作映画「ヘレデタリィ 継承」を未だにビビって観に行ってない紅條としては、「なぜの嵐」だったんです(スケバン刑事の観過ぎ)。

 それで、もっと谷のことを知らねばと思い、この記事のために5日程前から、谷のSNSやこれまでの出演番組をチェックしていったんですね。観られる範囲で。いやーTSUTAYAにはHKT関連のDVD多いな、SKE48ももっと置いて欲しいな。

 さてさて、谷は「死霊のはらわた」が好きなんですね。
 参考の為に、ちょっとGoogle検索してみたんですが、もう、画像だけで怖すぎ。
 ちなみに佐藤佳穂さんは、「ラザロ・エフェクト」が好きらしいですよ。

 そんな谷は、みんなの前では明るく「ウザ楽しい」キャラなんですが、オフの時は、反省ノートを持っていて、まあ、いっぱい書いてるわけですよ。努力家なわけです。また、お母様の証言では、「辛い時は一人ベランダに出て、暫くしてから明るい顔で帰ってくる」というエピソードも「うおー、谷無理すんな!」と思わず守りたくなる繊細な一面も持ち合わせているわけです。「1たす1は2じゃないよBB」でも後輩メンバーに積極的に絡んでいくとことかも、凄く空気読んでるんだろうな、としみじみ感じましてね。

 話を戻すと、ホラー映画を観る人について、色々と調べたんですが「ストレス解消のため」とか「辛い現実から離れたいため」とか様々な意見がでてきましてね。

 なんか、どれも当てはまりそうで、当てはまらなくもあるなあ、と途方に暮れてたんですがね。しかたないので、谷を中心に考え直してみようと思いましてね。例えば、谷がソロコンで変身したゾンビですが、見た目は凄いインパクトがあるんですよ。ちょっと谷のTwitterに上がっていた写真を見てみましょう。
 うん、怖すぎ。
 ただね、ホラー映画をほとんど観ない僕が言うのもなんですが、数少ないホラー映画知識を全開で考えると、幽霊やゾンビにはインパクトのある外見の裏には、ストーリーがありますよね。何か悲劇が原因だったり、その人の人間性が残っていたり。強い外見と弱い内面というかですね(もちろん、全然関係ないゾンビもいると思いますが)。攻撃は強いけど、打たれ弱いとかね(どっちも強いゾンビもいると思いますが)。
 どうしても、谷と被るんですよね。
 インパクトのあるトークと繊細な内面
 選抜落ちした時のTwitterでの自虐とかね。
 あれは、相当自分を客観視できる人間じゃないと出来ない芸当だと思います。俯瞰で見られるというのは、お笑い芸人さんがよく持ち合わせてらっしゃることですが、彼女が一人でお笑いの現場でお仕事ができるのもこういうところからかも知れませんね。
 一見、雑なからみでも場の空気を考えている。お馬鹿な風に見せて、クレバー。これはなにか孤独な時間を過ごした経験のある人間じゃないと、なかなか持てないんじゃないでしょうか。
 ギャップの魅力なんでしょうね
 そんな谷だからこそ、多くの人を惹きつけるんだと思います。

 2019年1月現在では、家に行くこはぴ、ぴよたにごんというチームを跨いだ仲良しメンバーがいますが、博多時代の松井玲奈との出会いも良くてですね。その後、SKE48に来た後に再会することになるわけです。なかでも卒業発表したオールナイトニッポンでの「谷、なんて大嫌いなんだから!」という究極のツンデレエピソードも良くてね。

 他にも同級生の中西智代梨さんとのエピソードも良くてねえ。今回の記事をきっかけに「今キミを想う」というHKT48の名曲も知りましたよ。

 SKE48では「~期」とか「ドラフト~生」とかで語られることも多いんですが、移籍メンバーという縦軸では語りにくい横軸のメンバー達のドラマももっと観ていきたいなあ、と思う今日この頃でした。

 ちなみに僕が一番美しいと思う谷の顔は「月の仮面」の時の谷です。いつか、この曲も考えてみたい!

 これからもホラー映画のように、僕らをはらはらさせて、最後に涙させて欲しいです。大組閣の時と違って、今はまだまだ選抜争いから離れるには早い、SKE48にますます必要になる存在だと思っています。何度でもあの綺麗な声を聴かせてほしい。


2019年1月23日水曜日

ごめんね、SUMMER①

遠くまで響かせる言葉


 皆さん、カバー曲って好きですかね。
 48グループの場合、どうしても初期の公演曲とかはオリジナルメンバーの卒業があって、どうしてもカバーにならざるを得ないということが多いと思います。
 中には「本家を超えた!」という声のものもあるかもしれません。
 で、僕が考えたいのはそういうところではないんですね。
 本家には本家の良さがあるし、カバーにはカバーの良さがあるので、どっちが上とかはないと思ってます(映画は別だけどな、犬神家とか)。
 
 少しだけ余談を挟みますが、皆さんスコットランド民謡の「故郷の空」という曲をご存知でしょうか。

 まずは、原曲を聴いてみましょう。
 https://youtu.be/CHC3bkj7BWs
 うーん荘厳。みなさん、メロディはばっちり耳に残りましたかね。
 どっかで聞いたことありません?

 これを日本語でカバーして歌詞をつけたのが、ドリフターズの「誰かさんと誰かさん」にしたんですね。ちょいと聴いてみましょう。
 https://youtu.be/PN23SDeH-0E
 加藤茶さんの少しとぼけた歌い方と歌詞が良いですね。
 あと、歌詞が日本語なので、つずつの意味が意識されてストーリーが思い浮かびますね

 次に90年代ぐらいにかかってたサントリーの「烏龍茶」のCM曲で使われていた曲を聴いてみましょう。
https://youtu.be/j7_g1K3bgxM?list=PLJu6vGpdujRmONqw8JJrOLBD4g5yAM3w2

 凄い懐かしい。
 バックでかかってる音楽がピアノのみということもあって、唄っている方の素朴さが出てますね。第2言語はドイツ語を専攻していたので、中国語はさっぱり分かりませんが、メロディの素敵さが浮き上がってきますね(音楽知識0のコメント)。

 さて、なんとなく今回の僕の狙いが見えてきましたでしょうか。
 SKE48の曲は海を越えて、他のグループにも歌われているわけです。
 そう、名曲「ごめんねSUMMER」ですね。
 まずは、原曲を聴いてみましょう。
https://youtu.be/50tdxFws5x4
 すごい清涼感。
 これも自分の中で考えが固まったら、曲単体でじっくりと考えていきたい曲なんですがね。まだ、難しいです。

 では、次にJKT48の「ごめんねSUMMER」を聴いてみましょう。
 曲が始まるまで1分ぐらいあるんですが、バックステージ裏でする太鼓の音とか、外国感がして、良いですよ。
https://youtu.be/IrDhxOgNpms

 インドネシアのヲタの声の方がメンバーのマイク音よりでけえ…。
 てか、うりゃおい、もオーイングもしないんですけど…。
 カメラがブレブレじゃねえか…。
 中盤の振りがそろってねえ…。
 とか、そんなマイナス的なことはね、誰でも言えるんですよ。JKT48の味として、楽しむ余裕を持ちましょう。
 僕がまず凄いと思ったのは、うまくメロディーを崩さずにインドネシア語に変換していることなんですね。恐らく日本語と比べて1音か2音多くなっていると思うんですが、よくぞここまで原曲のメロディーを崩さずにJKT48のものにしたと思います。あと、メンバーの無邪気な笑顔とそれを温かい目で見る海外のファンの皆さん。遠い空でもこんな開放的なステージで「ごめんねSUMMER」が歌われて、ファンがミックスを打ってるんだなあ。なんか、それも嬉しくてですね。AKBのドキュメンタリー映画5作目の「存在する理由」ではテロと隣り合わせの日常の中で、公演しているということが描かれていましたが、歌の力って凄いなあ、と思いましたよ。

 話が膨らみましたが、僕が「ごめんねSUMMER」からJKT48を検索して、「おおっ、JKT48版UZA面白いな」と別の曲も聴いていったように、SKE48の曲を海外の人が聴いていくきっかけになる曲かもしれません(『強き者よ』もJKT48版ありましたよ。あと、BNK48版『君はメロディ』も可愛かったですよ)。

 よく外からファンを獲得するという話が出ますが、別にそれは、国内だけではないと思います。国外からもどんどんファンを獲得する手もあると思います。すっかり握手会に行っていない紅條の感覚になってしまいますが、珠理奈レーンは海外の方もよく来られています。

 じゃあ、今、そんな海外に発信できるメンバーがいるのか?
 いるじゃないですが、後藤楽々が
 2016年に行われたソロコンで、「世界には愛しかない」、「虫のバラード」、「Gonna jump」を全部、英語で唄ったんですね。いやあ、これは全部英訳していくの大変だったろうなあ、と思ったんですね。メロディーを損なわずに言葉を乗せて行く作業は凄い苦労だと思います。で、聴きながら思ったのは、やはり日本語の方が相性良いなという曲と英語でも行けるな、という曲があることです。
 僕は「Gonna jamp」は英語版の方も良いんじゃないか、と思いましたよ。疾走感を損なわずに進んでいく感じがとても良くてね。

 
 現在、NMB48は海外でもコンサートをしてますが、SKE48も国内だけでなく、国外でもコンサートが出来るように、語学ができるメンバーは海外に向けてSNSなどでアピールしていくのも良いかもしれませんね。同じような意味で韓国に修行に行っていた、ゆうかたんこと浅井裕華さんのこれからも気になりますね

 言葉は変わってもメロディの素晴らしさは損なわれない。
 別の顔も出てくる。言葉って面白いですね。
 これからもSKE48の曲が色んなグループで唄われたらいいな、と思っています。

 
 最後に余談。JKT48の公式サイトは国旗で言語が選択できるので、非常に言語変換がしやすかったです。SKE48の公式サイトは日本語で言語選択することになるので、少し選びにくいかもですね。運営さん、どうでしょう?国旗にしません?


スクラップ&ビルド①



過去に生きない


「もう一度名古屋ドームを!」というのはSKE48の目標の一つです。
 勿論、僕としても名古屋ドームを経験してない世代には、是非体験してほしいんですね。
 ただ、それと並行して何か新しいストーリーも必要かな、とも思いましてね。
 言い換えると、誰かの目標じゃなく、自分の目標が欲しいな、とこちらとしては思うんですね。
 別に実現できるできないにしてもですね。だから、珠理奈の「いま、戦うべきは坂道」という考えは賛成なんですね。おもしれえと。
 ところが、若手のメンバーは、まだ借りてきた言葉が多いかなと思うんですね。新しい夢を個人としても、チームとしても、グループとしても目指してほしいところです。欲張りですかね。
 さて、そんなことを意識させられるのが、今回考えて行く、「スクラップ&ビルド」です。
 もともとこの曲はAKB48のカップリング曲でしてね。
 この曲をSKE48のユニットコンサートで「いろは」というユニットが披露しましてね。メンバーは、古畑奈和、石黒友月、岡田美紅、白雪希明です。5期生一人に対して8期生3人というメンバー構成でして、果たしてどんな感じになるのかな、と思ってたんですね。
 最初に「ファーストラビット」で迷える子兎たちを先輩兎の奈和ちゃんが励ましていくという「SKE48魂を研究生に注入」という看板に偽りなしの演出でしてね。その後、何が来るかと思ってたらこの曲で、しかも2番からというのがうまい!
 歌詞を見て行くと、「確かにいい時代だったんだ 老人は懐かしむけど 今をスタートにする者たちは 思い出じゃ生きられない」というフレーズから始まるんですね。
 もうね、若手中心のユニットでこのフレーズを持ってきたのは、素晴らしい。
 相当勇気がいると思うんですが、よくぞ選んだ、という感じです。
 演目を選んだ奈和ちゃんは凄い。
 
褪せたポスターが剥がれるように 未だ見ぬ世界が 瓦礫の下生まれるよ
 一度壊れてしまった場所に新しい世界が生まれてくる。

Baby! 恐れることはない Baby!僕らはできるんだ 何かに縋って生きてくより その手を離そうか
 この「何かに縋って生きてくより その手を離そうか」は僕も勇気をもらってますよ。「恐れることはない」、「僕らはできるんだ」というのも若手を後押ししてるようでね。

Baby!恐れることはない Baby!また作れるだろう 守ってたものは まるで価値のない過去 心に鉄球をぶつけろよ!
 過去にとらわれずに新しい何かを作ることができるはずだって、ことですね。
 なんかねえ、これを書いた秋元先生自身が今、どう思ってるんでしょうね、48グループの取り組みを。

未来は与えられるより 自分で切り拓こう
 未来は誰かに拓いてもらうんじゃなく、自分で切り拓こうということですね。
 誰かに連れて行ってもらうコンサートじゃなくて、自分たちで行くコンサートにするべきなんですね。

Baby!スクラップ&ビルドだ! Baby!全部壊そうぜ! 何も規制されずに やりたいようにやろう! Baby!スクラップ&ビルドだ! Baby!もう一度作れ
 規制はいらないんですよ。
 もっと自由で良いわけです。
 ここから「改革の鉄球を振り下ろせ!」というメッセージで終わるわけです。ちなみにこのユニットの裏話としては、振りを覚えてなかったことを奈和ちゃんが怒ったというエピソードもありましたね、あの奈和ちゃんが、成長したなあと感じましたよ(詳しくは、『100%SKE48』の第4号をチェック)。

 そりゃね、僕も昔のSKE48好きですよ。初代チームSとか大好きですよ。
 未だに2012年のガイシの「仲間の歌」観てわーいとなりますし、「箱で推せ!」Tシャツとか着る時ありますしね。マジカルラジオ2は最高ですよ。松井玲奈卒業コンサートのセットリストは最強だと思ってます。
 でもね、不思議と今のSKE48が好きでしてね。
 毎週のラジオやテレビ番組、公演が楽しみでね。
 これから関東ツアーも始まりますし、今のSKE48がどんなストーリーを作っていくか楽しみなんですね。
 奈和ちゃんは、まだまだ上に行けると思いますし、8期生の3人もそれぞれの個性を伸ばして行ってます。
 もう、石黒友月ちゃんは、細い手足をパワフルに動かして踊ってますし、岡田美紅さんは山本彩を彷彿とさせる歌い方をしますし、白雪希明さんもやはり歌唱力があるんですね。もちろん、歌だけでなく、今回の演出をした奈和ちゃんにも新たな才能を感じます。

ここまで頑張ってきた先輩達を見習いつつ、若いメンバー達も新しい夢を掴んで行って欲しいですね。
 
 
 

凍える前に①

今、考えていること


 先日観た「ラジオ惑星開発委員会 松本慈子」でチームS問題について少し触れられていましてね。
 かつて、チームSだけ弱いんじゃないか、チームSは選抜少ないし、とか色々言われてたんですね(今も言われてるか分からないですが)。
 まあ、相手が悪いっていうのもあると思うんですよ。たとえば、チームKⅡとか、全グループの中で選挙最多ランクイン。キャラも濃い人ばかりですしね。
 じゃあ、本当にそうそうか、というと否定はしきれないですよ。
 今の時点では。
 つまり、チームSは伸びしろの塊のような面があるんですね。
 確かにバランスが悪いというのはあると思うんですね。若手の方が多いので。
 まあ、ちょっと下の数字をみてくださいな。
 1期 1名
 4期 1名
 6期 1名
 Ⅾ1 1名
 7期 2名
 D2  1名
 8期 6名
 D3 1名(2019年1月22日現在)
 ね、7期からの人数の方が多いんですね。
 また、チームの顔である珠理奈も不在が多かったというのもありましたし。
 ただね、知れば知るほど、これからに期待できるのもチームSなわけです。
 1年後、2年後には、上記に書いたマイナス面がひっくり返る可能性が十分あるわけです。

 そんなチームSの2019年1月時点での最新曲「凍える前に」について今日は考えていきましょう。
 まずは、楽曲の映像から。
https://youtu.be/VvU7NS57O7o

 うーん、綺麗な縁取りが印象的な映像でしたね。
 じゃあ、まずは歌詞から見ていきましょう。
灯りがあやとりみたいなあのブリッジ
 みなさん、想像できましたか?
 想像できない人は、検索してみると、おおこれか、という画像が出てきますよ。

こんがらがった 週末のTraffic jam
 「こんがらがった」と「あやとり」の連想がつながってますね。
 「Traffic jam」というのは「交通渋滞」という意味です。
 週末の予定がこんがらがって、君に渋滞中なわけですね。

この後はどうするつもりなの? ただ黙ってベンチに座ってたって…
 曲の主人公の彼女としては、次のアクションが欲しいわけですね。

付き合ってからそれなりに経ったし もうそろそろかなって 緊張しながら待ってるのに Not…Yet?
 まだかよ、と待っているわけですね。
 じれったい思いが出てますね。

軽いなんて思われたくないけど 堅すぎたら進展しない まっすぐ前みてちゃよそよそしい
 うーん、アンビバレントですね。
 なんとなく「狼とプライド」を思い出します。

 で、ここからこれをしないの例をガンガン出していくわけですね。
 肩を抱き寄せない。手を握らない。ジャケットを掛けてくれない。いらない持たない夢は見ないとかね(一部嘘あり)。
 こいつ、何もしてないじゃん、まさかもう死んでるんじゃ…(考えすぎ)
 行動してよ、というわけです。

凍える前にキスくらいちょうだい 愛されたような気がしたいのよ 生きてるうちに恋の実感ちょうだい そばにいるだけじゃピンとこないから
 うーん、彼女からしたら、こっちにもちょうだいよ、というわけなんですね。
 二人はどんなきっかけで付き合い始めて今にいたるんですかね。

それなりの(それなりの)感触を(感触を)今すぐにここで確かめたいの あやふやな(あやふやな)関係じゃ(関係けいじゃ)木枯らしが吹いて凍死しちゃうよ
 なにか自分の身体を暖めるもの、さらには心も暖めるものを求めているわけですよね。

真冬のプラネタリウムはMidnight 降って来たよ 流星のピンキーリング 門限は過ぎちゃった まだ 遅くなった言い訳が思いつかない
 いつまで居るんだよ、というツッコミは置いといて、彼とのことで頭がいっぱいなんですね。

私のことは全然わかってないし わかろうとしてない? あなたのことだってわかってない Maybe…
 お互いのことをわかっていない状況なんですね。付き合い始めですかね?でも相手が自分のこと分かろうとしてない、って結構マイペースな相手ですかね。

恋人って理解しあってるのか 思い込んでるだけなのか 結局 他人ならしょうがないか
 他人と自分は分かり合えるのか、自分の思っていることは相手にどこまで伝わるのか、理解してもらえるのか、という急に哲学的な側面が出てきましたね。他人でありながら、自分の考えが分かってもらえる、というのも恋人の良い面かもしれません。

 ずっと黙ってるだけで、イベントは起きない。
 過ちを犯しても良いと思うぐらい彼女の思いが強いわけです。

震えるようなキスとかしてちょうだい 世界一寒い大地の涯で 氷のようなその唇ちょうだい 絶対忘れない記憶を残して
 段々見えてきましたが、「キスとか」「キスくらい」と軽く表現してますが、「絶対忘れない記憶を残して」とあるので、大分相手からのキスを大事に思ってるのがわかりますね。

極端な(極端な)愛でなきゃ(愛でなきゃ)この命懸ける価値なんてない Only one(Only one)だからこそ(だからこそ)永遠の時間 凍らせたいの
 そうか、だから「氷のようなその唇なんですね」。
 よくあるような愛じゃなくて「極端な」愛じゃないと嫌なわけですね。

納得できる初めての体験 寒空の下は張り詰めてるよ 別れる前に思い出ちょうだい だからもう少しロマンティックに
 「初めての体験」「ロマンティック」というイベントを早くしてよ、と待ってるわけですね。これは何もせずに帰ったら大変なことになりますよ。かと言って思い出として、腕を折るとかしてもダメですけどね。

 最後に大サビとして1番のサビが来て終わります。
 うーん、なんともじれったい歌詞。
 自分が考えていることがここまで長々と書いているのに、相手にはどこまで伝わっているのか、という思いが描かれていますね。他者は自分の思いをどこまで分かってくれているのか、それとも分かっている上でしないのか。相手側の視点に立ってみると、この曲はさらに楽しめるかもしれませんね
 そして、この曲。
 なんとも大人なアレンジが良くてですね(音楽知識ゼロのコメント)。
 冬の朝とかに聴くと良い気分になれますよ。
 紅條は特に「付き合ってから~」の中華料理っぽいアレンジが好きですよ(バカの文章)
 作曲を担当された木下めろんさんとDr.Lilcomさんは素晴らしいですね。
 次回はどんな曲を出してくるか楽しみです。
 
 さて、次はMVですね。
 赤いなにかが壊れて行くのから始まります。

 そして、メンバーのソロショットが出てくるんですが、周りの縁取りがメンバーによって違うわけです。この演出すきだなあ。全メンバー作って欲しい。




 メンバーの衣装は黒が基調になっていて、赤と白が差し色になっていますね。曲に合わせてシックな感じの大人な衣装ですね。個人的には杉ちゃんが似合ってて好きですね。


 だんだん飛び散ってたのは、ハートだと分かりますよ。

 そして、このハートはいったいなんなんだろう、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、トランプもハートが中心に表されていて、曲中のイメージとの連想ですかね。
ストーリー性があるというよりは、ビジュアル重視のMVになっていますね。
 ただ、それで成立するぐらい今のチームSは魅力的なメンバーで溢れているわけです。

 去年の春ぐらいから出てきたチームS問題。
 色々なところで議論がされてきました。
 人数的な問題からひょっとしたら、組閣するんじゃない?という説もありますが、もう少し待ってくれ。
 何が成長を証明したことになるのか。
 数字なのか。
 何の数字なのか。
 握手?公演の動員数?選抜の数?選挙の人数?パフォーマンスの熱さ?熱さって滅茶苦茶主観的な物差しじゃない?それとも過去のメンバーが何年目の時はここまでできていたが、同じ年数で出来ていないってこと?ライブへの取り組み方ということが甘いということ?じゃあ、それを指摘できているのか、なあなあになってないのか?組織の問題じゃないのか?舞台監督とかちゃんとアドバイスしてんのか?全部、メンバーだけが背負うべき問題なのか?責任者でてこーい!
 少しムキになりましたが、問題を提起してくださってるということは、解決すべきだと考えてらっしゃるからで。公演だけに留まらず、これから外仕事をこなしながら、成長していくことを期待している次第ですよ。
 新しいSKE48を作るのは彼女たちなんですから。
 この中から次は誰が飛び出すのか。非常に楽しみなのがチームSだと思ってますよ。


(『Stand by you』収録「凍える前に」より引用)