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2019年3月5日火曜日

「SKEBINGO!  #7」の感想



歌と構成力


 今回はミュージカルの歌の練習!
 初登場メンバーも沢山です。
 鈴蘭とかバラエティ慣れしてるメンバーもいればいずりんのような初バラエティのメンバーもいます。
 果たして48グループ歌唱力ナンバー1の野島樺乃の実力やいかに。
 5位(SKEで2位)の鈴蘭の実力はいかに。

 紅條の注目メンバーとしては、前回の予告の時にチラッと出てたはたごんの謎の歌ですね。


 おしりんの歌が聞こえてこない、というところから始まるんですが、「これは(マイク)切られてますね」という小宮さんのツッコミ。

 指導してくださるのは、高畑充希主演「ピーターパン」の演出をし、文学座に所属している松本祐子先生と、元劇団四季「ライオンキング」オープニングキャストにして、歌唱指導のお仕事もしている鈴木結加里先生。今回も豪華。毎回、その道のプロの方に教わることでメンバーのスキルもアップしていくんじゃないでしょうか。

 松本先生からアイドルの歌と演劇の歌の違いが説明されます。
「演劇の歌は役のキャラクターを持った上で、芝居として歌う。単に歌を歌うというのではなくて、感情をのせて届ける必要がある」と説明されます。

 鈴木先生が挙げる違いとしては、「音域が違う」という点を挙げられまして、「ミュージカルの方が広い音域が必要。劇的なシチュエーションがあって歌になることが多いので音域が広いっていうのが特徴かと」。

 まず、発声練習から。
 SKE48は発生練習をしない、ということが明らかに。
 「どういうグループだよ!」という小宮さんのツッコミも確かに!
 ここで面白かったのが、相田さんが「井上さん発生練習してる?」とるーちゃんに質問するところ。
 「えっ、してると思いますか?」と逆に質問。
 小宮さんの「いまの感じだとしてると思いません」というツッコミ。
 「その通りです!」とるーちゃん。
 このやりとり、今後も続くとパターンになって面白そうです。

 さあ、「ピアノの音に合わせて、『ド』から高い『ミ』までの音域チェック」からです。まずは、カタンこと、浅井裕華たんから、音についていってますが、先生からは「複式呼吸が足りない。もっと楽に出るはず」というアドバイス。
 次はおしりん!
  途中で声が途切れて、また消音扱いされてしまう!
 「音声さん、マイク切りました?今?」という相田さんのツッコミもいい。
 頑張れ、おしりん!

 次は菅原!
 口を横に開く癖があるので、横に開くと良いというアドバイス。

 最後ははたごん!
 最初から、口を縦に開けるために指を口の両端に当ててるんですが、小宮さんの「もっと閉じて!」というアドバイスを聞きすぎてしまい、口を閉じてしまう、という結果に。
 「小宮が誘ったんだろ!」という相田さんのツッコミもナイス。

 ここからは腹式呼吸の練習へ。
 普段意識したことはないですが、お腹から声を出すことで印象が変わってくるんですね。

 そのトレーニング法とは、「指を一本立てて、指が年齢分のロウソクのつもりで消す」というものです。だーすーは、27本ということを突っ込まれてましたね。「消えてないよ」と言われるだーすーが大変そう。ほっぺたを膨らませずに普通に消すのがポイントだそうです。

 今度は「花びらを飛ばすイメージで腹式呼吸」です。
 うーむ、思わずテレビの前で一緒にしたくなる。
 この練習をすることで腹式呼吸の高音の『ミ』の音が出やすくなるそうです。
 
 さて、ここまでをふまえて、先生から気になる子がいると。
 悪い方で。
 それはどんちゃん!
 確かにやってるところが面白い!

 次は「腹式呼吸を使った自己紹介」です。
 まずはくまちゃんから!
「く」が奥に行くので、手を出しながらの方が良いとのアドバイス。
 完全にコーナー名みたいになっているので、「続きまして」も付けて、
「続きまして、熊崎晴香です!」という謎の自己紹介に。

 次はおーちゃん!
 声が引っ込むので、母音法をおすすめされます。
 名前を母音だけで言うことで、口が自然と大きく開き、声が出るようになるんですね。
 たとえば、「末永桜花」なら「うえああ おうあ」になるわけですね。
 いずりんも腹式呼吸を使うことで印象が変わりますよ。

 全員で言って腹式呼吸の成果を確認。
 でも、全員で言ってるから分からない。
 小宮さんも「あんまり得策じゃなかった」と反省。

 さあ、ここからはいよいよ応用編。
 「自分の人生」をテーマに自作ミュージカルに挑みます。
 まずは、日高優月・高畑結希コンビから。
 ポンコツとドラゴンズというタイトル。
 内容を本当に簡単に説明すると自分の悩みと思ってたことが、実は自分の個性であり武器であるという内容。
 ええ、こちらの予想を遥かに超えてくる内容でね、「やらかしすぎて、キャプテンについに絶交されちゃった」って大丈夫かはたごん。「ぽんこつ、ぽんこつ、ぽんこつ」が丁度良いリズムでおさまってるところも面白かったです。ぽんこつは愛嬌だったんですね。
 本番に強いと言い張るも実は弱い二人でした。

 次は野島樺乃。
 「憧れの場所」をテーマに次なるステージへの夢を歌にしました。
 最初はCDを街角で売るんですが、全く売れません。
 そこになぜか三四郎の相田さんが!
 エイベックスの社員だった相田さんが、スカウト。
 のじのじさんは、ついに夢のドームツアーへ。
 うーん、のじのじさんの歌声は素敵ですね。
「ありがとう」のところは、先生も更に伸びると高評価。
 なぜか相田さんのワンショットも映り込むところも面白かったです。

 最後は高木由麻奈!
 「マイドリーム」というタイトルでアイドル活動の先に夢見るものを歌います。
 作詞作曲も由麻奈が担当。凄いぜ!
 いやあ、これが本当に良くてですね。
 先生も「構成がしっかりしている、演劇的」とおっしゃってましたが、なんとなく「ラ・ラ・ランド」をイメージしましたよ。彼女の才能は、本当にSKE48で眠らせておくには勿体ないと思います。一度、彼女独自のアルバムであったりとか作ったら面白い気もします。もしくは、メンバー作詞、由麻奈作曲とかね。
 急にフラッシュモブみたいに登場するさきぽんとだーすーも面白かったです。
 依頼された時のさきぽんの「この人ヤバイ人だ」は、笑いましたが。
 だーすーの「面白い」と「すごい」が混在というのは、確かに。
 先生の「自分で計算して、ここはこういう風に見せたいという意図が伝わってきた。セルフプロデュース力がすごい」と高評価。

 次回もミュージカル!
 果たして、どんな歌になる?
 個人的にはみなるんと谷と鈴蘭の歌が気になります。
 あと、「重すぎる…」のゆうかたんも。

 ※楽屋ばなしの方は今日中にアップします。

「SKEBINGO!  #6」の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/skebingo_26.html




 
  
  

2019年3月4日月曜日

ペダルと車輪と来た道と①



一人の少女からアイドルへ

※僕がSTU48に興味を持つきっかけになった「故郷に帰る」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_17.html

 おい、紅條、最近お前、STU48の曲を触り過ぎじゃない?
 そう思っているブログ読者の皆さん。
 すいません、SKE48が一番好きなんですが、今、STU48の曲もすごく興味があるんですね。例えば、これまでのMVを観てると、自分が抜け出したくて仕方なかった四国がとても美しく見えるんですね(紅條の故郷は愛媛県宇和島市。兵頭葵さんの故郷)。ロケーションは曇り空だったり夜の薄闇の中だったりなのに。
 とても新鮮だったわけです。
 それで、「風を待つ」を購入して、元を取るために収録されている曲をくまなく扱いましてね。1600円だから、ブログの広告クリック数何回で元取れるんだとか、下品なことを考えながらね。
 まあ、そんな下世話なことは置いておいて、SKE48を考える時とはまた違った思考が出来るんですね。場所のこととか、詞の中の言葉とかもね。
 それで、まあひと段落ついたわい、と思って家にあるCDをガサゴソしてたら、「ジャーバージャ」が出てきましてね。その中に「ペダルと車輪と来た道と」という「酒と泪と男と女と」みたいな曲名のSTU48の曲を発見しましてね。
 どうれ、一つ聴いてみるか、と役所広司みたいなことを言いながら聴いてみましたよ。
 皆さんもまずは聴いてみてください。

 なんとなく「ウルトラマンレオ」のブラック指令を思い出した人は、僕と特撮の話が出来ると思うので、どこかで会ったら是非!

 さて、まずは歌詞の世界を考えて行こうと思います。
 曲の主人公は、様々な疑問を抱きつつも進んでいる人です。
・ 誰の為に走っているのか。
・ どこへ向かっているのか。
 このことに関して既に答えが出ている人はいらっしゃるかもしれません。特にお年を召した方は。しかし、この曲の主人公は「ペダル」を漕ぐ、自転車で移動しているようなまだ若い人のような気がします。
 そして、サビ前に「風を味方にして」という表現が出てきます。
 この「風」は、何だろう、最初に聴いた時に感じました。
 自分の背中を押すということは、後で出てくる「夢」に近づくこと。
 周りの「支え」ではないかな、と思います。アイドルとしては、「ファンの後押し」かなと。
 サビで主人公は、自転車を漕ぐという隠喩が出てきます。
 ペダルを漕いだ分だけ、汗は出てくる。
 そして、主人公が走っているのは、平坦な道ではなく「坂道」であるということ。
 消して楽な道を進むわけじゃないぞ、ということです。
 「夢に近づけばいい」というアドバイスの形も気になりましてね。
 まるで、秋元康がこれから走り始めるSTU48へのメッセージにも聞こえましてね。

 2番では、立ち止まりたくなったり、自分が急いでいることに疑問を抱いたりします。目指すも場所もどこにあるのか、分かりません。
 止まったら、その分夢は遠ざかる。
 時間は過ぎてしまうけれど、「星」が自分の進む道を指し示すというのは、夜が自分の思考を進めさせるという「暗闇」にも通じるのかなあ、と感じます。
 
 そして、いよいよ大サビへ。
 「生きることは」から始まります。
 はい、SKEヲタだったら「走ること」ですよね。


 STU48の場合は、「ペダルを踏み続けること」なんですね。
 つまり、どちらも「進み続けること」なんです。
 そして、走っている理由は「自分のため」と答えを曲の中で見つけます。
 自分が進んできたどんな道も「人生」であると。

 大サビは、1番のサビで終わります。

 曲調は疾走感が続いていて、凄く好きなんですが、初期のAKB48を思い出させるのは野中さんのアレンジだからですかね。

 MVは、メンバー達が拾う謎の球体をメンバーが拾っていく。
 僕だったら、「ネオゼクトは俺が潰す」と嘯いて破壊すると思うんですが、どうやらメンバー達にとっては良いものみたいなんですね。映るのは瀬戸内の景色。





 後半のライブシーンでは、ファンの皆さんも持ってらっしゃいます。
 ファンの皆さんの持っている玉は青くなってる!

 ファンの皆さんは白い服を着てます。
 持っている青い球がアクセントに。
 STU48のメンバーの衣装は白と青のアクセント。
 どちらも同じ配色のバランス。
 メンバーとファンどちらも同じ夢を目指して走るように見えて、とても素敵なMVだと思います。余談になりますが、今、このブログの為にTwitterを始めて感じたことですが、STU48のファンの方々、SNS活動が凄い上手だなと思いましてね。この2週間で「勝手に四国親善大使」とか、船が出来るまでどんな活動をしているのか、とかを受動的に知っていくことが出来ましてね。中々自分から調べない人間に色々な情報が入って来ましてね。STUのことを色々知ることが出来ましてね。ファンとメンバーの両輪で進むという良質なコミュニティーを作っているなあ、と感じました。「風を味方」にしてるなあ、ともね。

 話を戻して、じゃあ、この曲はどんなことを表してるんだろうと考えてみると、これから始まるSTU48のメンバー達へのメッセージではないかなと思いましてね。アイドルをしてたら、立ち止まることや、他の同い年の子と比べて自分が進む道の苦しさを感じることもあるでしょう。でも、そこで止まったら、夢へのチャンスは遠ざかるわけです。自分が今までペダルを漕いできた道は、まだ平坦な道だったかも知れません。ただ、アイドルになると、それが坂道に変わるぞ、ということですね。
 この曲の新鮮なところとしては、「海」が出てこないんですね。
 リリース曲の順で言えば、「坂道」を越えたら「海」が待っていた感じでしょうか。
 乗る物も自転車から船へと変わっていく。
 これからも「ペダル」を漕ぎ続けるSTU48とファンの皆さんの活躍が楽しみです。


 なんとなくイメージしたザ・ピロウズの曲を貼っておきますね。



 SKE48の名曲「前のめり①」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/11/blog-post_29.html
 STU48の「風を待つ」の記事はこちら!
 https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_60.html
 自転車から船へ「出航」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_82.html
     
  

NO WAY MAN①



海の色が何色だろうが


 2018年11月28日に発売されたAKB48の54枚目のシングル「NO WAY MAN」。こちらの曲は「AKB史上最高難易度を更新した凶暴なダンス」と怖そうな紹介がされてましてね。SKE48からは須田亜香里菅原茉耶が選抜入りしています。菅原は画面の左端の隅を、だーすーは、右側の前から2列目の端の方にいますよ。
 まずは、聴いてみましょう。



 いやあ、なんというか、このMVを初めて観た時の感想としては、「なんかリクナビNEXTみたいなMVだなあ」という感じだったんですね。色合いの関連ですかね。


 で、僕の中でどんなひどい曲でも本店のシングルぐらいはダウンロードしておこうというルールがありましてね。正直、舌打ちしながらダウンロードしたんですね。SKEメン見つけるまでに3回再生したぞ、と思いながらね。その後、「それでも彼女は」の記事を書くために、結局、シングルも買ったんですけどね。
 
 でも、何度か聴いているうちに、この曲、凄くメッセージ性があるのでは!と思いましてね。
 ちょっと歌詞の世界を見ていきましょう。

 「絶対に無理だ」という言葉を世界中の人に言われて傷ついてきた人が主人公なんですね。他人事だからと簡単に言う人っていますよね。言われる度に主人公の「僕」は強くなっていきます。

 サビで連呼される「NO WAY MAN」とは、意訳すると「それは無理」とか「出来ない」とかいう意味と、「ありえない人」みたいな意味がありますが、前者の訳は「世界中の声」と考えられますし、後者の訳は「僕」みたいにも感じます。

 サビでは暗中模索の中で、根拠がなくても思い込みで走るという決意をします。「死んでもいいよ」なんて、捨て身すぎ!

 2番では自分の人生は自分で変えないとそのままダラダラ続いていきますよ、ということが語られます。言い訳せずに進めということです。投げ出さずに最後まで続けることで、「番狂わせ」だって起こると語っています。

 安寧とした生活より波乱を起こしていくべきだという考え方なんですね。
 2番のサビでもそういうことが語られています。


 そして、大サビ前が良くてね。
 「レッドオーシャン」は面白くない。

 「ブルーオーシャン」こそが目指す場所であると語ります。

 ビジネス用語で出てくる「ブルーオーシャン戦略」とかで出てくる用語ですね。
 競争が激しくうごめいている市場を「レッドオーシャン」、競争のないまだ未開拓の市場を「ブルーオーシャン」といいます。
 
 つまり、自分で切り拓いて、誰も行ってない場所に行け、ということですね。
 大サビは1番のサビで終わります。
 最後に「まさかそんなことが起こるなんて!」という「番狂わせ」が起こったらしいことが示されます。

 この曲、MVなしで聴いていると、凄く良いメッセージだらけじゃないか、と思いましてね。勿論、解釈によっては、韓国のアイズワンに行く宮脇咲良たちへの壮行曲とも取れるんですが、一旦、曲として考えるとゴリゴリの停滞状態の48グループにもう一度冒険精神を取り戻せと言っているようにも聞こえましてね。選挙したり、じゃんけんしたり、という色々なチャレンジしてたあのがむしゃらさはどこに行ったという風にも聞こえましてね。更に、僕のような明日どうなっているか分からない身の上の人間にはとても希望をもらえる曲です。あがき続ける勇気をもらえるというかね。

 SKE48視点で考えると、珠理奈の選抜落ちと菅原の選抜入りが印象的でしてね。
 普段なら普通に入るはずの珠理奈が休養期間中で、ひょっとしたら、その枠に菅原が入ったのか、元々菅原が入る予定だったのか、どちらかは分かりませんが、菅原の選抜入りは嬉しくてね。
 なんていうんでしょう。腐っても本店選抜なので、自分の応援しているJリーガーが日本代表に選ばれたような嬉しさがありましてね。端の方で頑張って踊っている菅原を観て、「頑張れ、頑張れ、頑張れ」と応援している僕がいましたよ。


 だーすーは、やはり安定した頼もしさがあります。

 二人とも笑顔になると、ほっこりした優しい顔になるんですが、今回の曲のような真顔で踊る姿は本当に美しくて、新しい一面を見ることが出来たなと思います。

 これから48グループが進むのがブルーオーシャンなのか、レッドオーシャンなのか分かりません。
 ただ、常に新しいチャレンジを続けているSKE48は海の色が何色だろうが、生き抜いてみせるだろうぜ、と感じている今日この頃です。

 僕はどちらかというと、カップリング曲の「それでも彼女は」の方が好きですよ。というわけで、「それでも彼女は」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/01/blog-post_65.html

 菅原がチャレンジした「枯葉のステーション②」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_85.html

 だーすーのソロ曲「今の私じゃダメなんだ」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_40.html


  
  

2019年3月3日日曜日

オードリーのオールナイトニッポン10周年全国ツアー日本武道館公演 ライブヴューイングの感想



全てが繋がっていく幸福


 皆さん、好きなラジオ番組ってありますかね。
 僕は「オードリーのオールナイトニッポン」が大好きでしてね。
 仕事をしてた頃から、楽しみによく聴いてたんですが、無職になってからは過去の回も遡って聴くようになりました。
 一番好きなコーナーは、「死んでもやめんじゃねーぞ!」です。

 さて、この日本武道館公演、発表された時は、「多分、この頃には就職してるから、遠征は無理だな」と思って、チケットは買わなかったんですね。次にライブビューイングの発表があった時に、「多分、3月には職が決まってるでしょ」とヘラヘラしながら申し込んだんですね。

 迎えた3月2日。
 かなり、震えながら京都へ旅立ちましてね。
 まさか、まだ決まっていないとは。
 ライブビューイングの会場は、MOVIX京都。

 映画館に着いたのは、14時頃だったんですが、既にグッズはほぼ売り切れで、唯一残っていたのが、ラスタカラーのリストバンド。買っておきましたよ。若林さん風にいうと、「あとで、『あんときの俺どうしたんだろう』と思うやつだな」というグッズです。

 ちなみにこのグッズ後日販売もあるので、転売で買わないで欲しいと、昨日の1時からの本放送の方で話してました。
 暫く近所をぶらついて、いよいよ公演開始。
 会場はほぼ満席でしたよ。

 オープニングトークから飛ばします。
 僕が印象に残ったのがリトルトゥースかどうか確認する為に「お弁当に」と言ったら、会場から「グー!」の声が。ライブビューイングを観ていた僕も思わず言ってましたよ。120000人のリトルトゥースに対して、「お前ら静かに生きろよ!」と世間から隠れて生きろ的な言い方が面白くてね。
 若林さんが着ているパーカーに、オードリーのお父さんの顔がプリントされてるんですが、「俺の親父の頭の上だけ天使のわっかがある」というお隠れになった親父さんの方を指さしてるんですね。「でも、春日の親父さんも死んだようなもんだもんな」というボケ。個人的に春日さんのお父さんをいじる回が好きだっただけに武道館で聴けて嬉しかったです。
 前日も変わらず自分磨きをした春日さんのストイックさもね。朝4時までやるとは。

 若林さんのトークブロックでは、親父さんの墓が決まらず、家族3人で意見が分かれたので、青森のイタコに聞きに行こうという話。
 一人目の若手40歳フリースイタコのトーク力の無さと3000円を要求してくるところで、若林さん達は終了後、暫く無言。全然、親父さんの情報と違うことを言うんですね。
 続いて、60歳ぐらいの小笠原イタコへ。
 先に若林さんが設定を細かくイタコさんに伝えたことによって、イタコもガンガン喋ってくれます。「エピソードトーク、まわしもできる」という若林さんからも高評価。最終的に若林さんも同行したサトミツさんも、案内したあどばるーん小野さんも号泣。何故か小笠原イタコも泣いている、という謎の空間に。「もう、親父じゃなくて、小笠原と話したかったもん」と若林さん。
 若林さんの描写説明が凄く詳しくて、フリースイタコの家にトランスフォーマーのおもちゃがあったことで「よせてんのかなあ」と思ったり、小笠原イタコの数珠の描写が面白かったり、とかね。

 春日さんのトークブロックでは、「フライデー」報道から狙ってる女こと「狙女」のご家族へのフォローから始まります。
 まず、狙女を泊りで温泉に連れて行って11万払った話。
 続いて、狙女のご家族にも挨拶しなければと春日さんのご家族を対面させるために場を設けるんですが、ちゃんとした場所じゃないとと指摘されましてね。用意したレストランは、レストラン内にある離れのようなところ。若林さんの「キン肉ハウスね」。これだけで18万。さらにお母さんが眼鏡を買い替えたいと言い出しましてね。ここでメガネのつるの話が出るかとワクワクしました。
 最終的に狙女のお父さんから「結局どうなの?」という真剣な問いに「付き合っています」と真剣に答えるしかなかった春日さん。すると酔っぱらった春日さんの親父さんが「そこはお笑い芸人だと、狙い合っていますだろ」という身もふたもないツッコミ。爆笑でした。

 「チェ・ひろし」のコーナーでは、春日さんが武道館のたまねぎになるというゲームだったんですね。若林さんが投げるボールを胸に当てられずに、乳首が見えなければ優勝なんですね。武道館を模したセットを玉ねぎの被り物を着て台車に乗せられる春日さん。何故か、「肩をやっている」という設定で最初は全然、ボールが届かない若林さん。次第にボールだけじゃなく青銅さんたちのパネルで攻撃する若林さん。
 次にはバレーボールを自動で飛ばすマシーンが!
 ここでも若林さんが容赦なく攻撃を加えていきます。
 さらに春日さんが狙ってる女「K美さん」が初めて登場。
 当日本放送の若林さんの「春日の好きそうな顔」と言われてましたが、美人でしたよ。
 最後はなぜか、若林さんが出てきたゴンさんとかにボコボコにされるというオチでした。
 ここで、15分の休憩へ。


 休憩明けはショーパブ祭り。
 一人目のバーモント秀樹さん。バー秀さんですね。
 バチバチにリハやったらしいですが、初めてのバー秀さん恐ろしいですね。
 二人目はビトたけしさん。
 アウトレイジ最終章モノマネから、「浅草キッド」。ちょっとうるっときましたよ。
 この後のMCは地獄でした。
 でも、昔の仲間を大事にしているところがオードリーの良さだと思いますね。

 三人目は松本明子さん。
 デビュー曲の「オス・メス・キッス」を熱唱。
 途中から登場した春日さんに「ヒルナンデス!」同様、キスをしましたよ。
 本放送での若林さん曰く「ヤバさが同じじゃないといけない」というヤバさの面で負けてないんでしょうね。
 シークレットゲストは梅沢富美男さん。
 夢芝居を唄っているとMC wakaが登場して、ラップをかぶせていきます。
 もう歌詞が面白くてね。
 これは是非映像化してほしい。
 最後はケツバットで盛り上がりました。
 お二人を挟んでのMCでも松本明子さんのヤバさが光りましてね。
 梅沢さんをなめるとことか最高でしたよ。

 ここで、死んでもやめんじゃねーぞのコーナー。
 武道館なのに、まさかの全部風俗ネタはすさまじかったですね。
 「おい、三四郎相田!『誰がいいと思う?』とデリヘルのサイトを母親に見せて相談すること、死んでもやめんじゃねーぞ!」と「おい、風俗の受付!何か睨んでくるなあ、と思ったら、爆笑問題の宣材写真だったこと、死んでもやめんじゃねーぞ」が面白かったですね。なんであるんだよ、と。

 ここでブリッジ映像。
 なんと、イタコのところに行った写真と録音した声が。
 次に春日さんが狙女の家族に挨拶に行った写真も。
 ここで、ライブビューイング会場は大うけでした。
 
 最後はオードリーの二人による漫才。
 暗闇にスポットライトが当たって、そこからマイクが上がってきて、アナログフィッシュの「SHOWがはじまるよ」が流れるのがカッコ良くてね。


 30分にも及ぶ漫才なんですが、死んだ若林さんのお父さんの魂を春日さんの身体に戻して話したいという内容。個人的には、春日さんが若林さんのお父さんを呼ぶときに「お父さーん」と地面に向かって叫んで「地獄じゃねえか!」というところが好きでしたよ。この漫才についての裏話は昨日の本放送でも語られてますよ。
 この漫才は、映画館でも大うけでした。
 特に魂を抜いているところとか、途中で笑ってしまうところとか、爆笑でしたよ。

 エンドロールではスタッフ一人一人の名前と顔が。
 カラーボトルの「10年、20年」が流れます。
 
 オードリー二人のこれまでの歴史。
 椅子をぶち壊したところまでやってるのは最高でしたね。

 最後のMCでは、「トゥースなんだよな」となんでも「トゥース」にする話でした。なんというか、中邑真輔の「イヤァオ!」みたいですね。至福感に包まれながら終演でした。

 いやあ、終わった時には頬が滅茶苦茶いたくなっていました。
 なんというか、オードリー好きでよかったなあ、という公演でした。
 これからも週に1回の楽しみがずっと続けばいいなあ、と思いますよ。
 それぞれのエピソードトークの写真が残ってたり、漫才にも若林さんの体験が反映されているというのもすべてが繋がっていく喜びを感じて、なんとも言えない幸福感を抱きました。

 若林さんの書籍を中心に紹介した「おすすめの本と映画 オードリー」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_27.html

 オードリーのキン肉マンたとえが炸裂した「ひらがな推し」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_11.html

  
 

2019年3月2日土曜日

お勧めのアニメソング① Memories



時間が経てば経つほど、薄れて美しくなるもの


※SKE48ファンがアニメソングについて書いたものです。勉強不足の点はご容赦ください。

 最初に書いておくと、アニメソングが凄く苦手でしてね。
 いや、「アニメソング」というと何か違うな。
 挿入歌というか、キャラソングが苦手なんです。
 なんでかというと、歌にストーリーだったりキャラクター性だったりが乗ってくることがあるでしょ?
 それがプラスに働くこともあれば、歌だけ取り出すと「なんじゃいこりゃ」ということも多くてね。勿論、ストーリーを楽しんだ上で歌を聴くと、感想は変わるので、「ストーリー見ろや、殺すぞ」という方の言い分も分かります。
 何より、僕のブログのコンセプト自体を自分で否定してる気もするんですよね。
 アイドルソングは自分が知ってるから良くて、キャラソンは自分が知らないからダメなのかと。山本周五郎の「ちくしょう谷」みたいになってきましたが。

 でもね、時々、ふっと流れてきて心が惹かれるキャラソンもあるわけです。
 今回紹介する「Memories」もそんな1曲です。
 まあ、聴いてみましょう。

 この曲は「アイドルマスター シンデレラガールズ」の挿入歌で、僕は基本的にアニメはほとんど観ないんですが、友人が「アイドルマスター」の大ファンでしてね。ゲームもしていて、水木聖來さんが推しなんですね。

 去年、職を失って、途方に暮れていた僕にご飯をおごってくれたのが、彼で、晩御飯の場でアイマスのゲームのガチャをまるで映画「クリード」最終ラウンドのように回し続ける姿は、僕がロッキーだったら間違いなく審判の示す指の数を教えず、タオルを投げていること間違いなしの苦行と喜びを乗り越える姿でした。
 「今も俺の血の中で戦えと叫んでいる」という感じでしたね。
https://youtu.be/bNVnX96TmJ8?t=30


 さて、お話を戻すとこの曲、アニメの中で流れるんですが、確か「LOVE LAIKA」「new genereations」結成じゃい、という回だったと思うんですね。よく分からんというSKE48ファンの君の為に言うと、「フルマリオン」「ラブクレッシェンド」みたいなもんだと思ってくれ。

 アイマスの特徴として、番組終わりにキャラソンがかかることが多いんですが、凄く雑な言い方をすると、なかなか長い期間覚えてられてないんですね。多分、好みの問題だと思うんですが。先週流れた歌はどんなだったっけ、と。まあ、「キャラソン出るぞ!」とCM流れてるんですが。
 ところが、この曲はCMで流れる度にああ、あの曲だわ、となってたんですね。
 
 そして、第13話ぐらい(多分、1期の終わり?)だったと思うんですが、「LOVE LAIKA」のメンバーである新田美波さんが、体調不良になって急遽、神崎蘭子さんが代役を務めて、また「Memories」を唄うんですが、おおっ!となりましてね。アニメのアイドルでもこういうスクランブルのがあるのか!と3次元のアイドルヲタとしては嬉しくなりましてね。

 番組が終わった後、僕はこの曲をダウンロードして、聴くことにしました。
 さて、全部聴いてみた最初の感想は、「時系列が分かりづらい」でした。その考えさせるところが、また魅力だったんですね。
 「たんけん ぼくのまち」の主題歌が流れてきたわけです。

 歌詞の世界を見ていくと、記憶の時間と現在の時間の交錯が美してね。
 初めて聴いた時は、「えっ、今雨に打たれてるの?」「えっ、星みてるの?」とか、1番だけでは分かりにくいんですが、全体を観ると、別れて時間が経った女性の心境の変化を1番と2番で時間を区切って断続的に語っている曲でしてね。
 「さよならだね」という言葉が、最初は「耳」に残って「痛い」状態だったのが、最後は「胸」に残って「今はもう 遠い日のメモリー」という時間の経過と、心境の変化を感じさせる内容になっています。また、視覚的に周りの環境が変わっても、心の中の風景は変わらないこととかね。

 1番で「光る星たち」を見ていて、最後に「空に光る消えそうな星たち」を自分に重ねているところが、リンクしているところが良くてね。「消えそうな」とあることから、夜明けが来てるとも、その決心が危ういということも考えられるなと思います。
 まあ、色々と能書きを垂れましたが、一番この曲の好きなポイントは、この女性の未練のような部分が書かれているところでしてね。
 「今も 愛しているから」とか「会いたい気持ち隠して」とか「小さく手をふったさよなら」とかね。
 昔の恋人がいつまでも忘れられない人には本当にお勧めの曲です。

 他にも「星」が自分で「雲」があなたで、「風」が優しいということから、「風」って何かな過ぎて行くから「時間」かなって、考えたりもできる楽しみがある曲です。

 曲調自体もうるさ過ぎないところが好きでね。
 上品な盛り上がりが凄く好きですよ。

 SKE48でやるなら、どんなコンビで聴きたいかなあと考えてしまいます。
 でね、迷って、その他の曲とかも先週から色々と調べてたんですが、曲のコール練習用動画を編集してる人達がいるのか!とか、様々な発見がありましたよ。

 他にもアイマスの構造自体が、アニメとゲームとライブという三極関係があるので、完璧にとらえきれてないところがあると思いますが、僕の感想はこんな感じです。

 あまり、アニメは強くないので、そこまで触れることは難しいかも知れませんが、SKE48の楽曲でやっていることを他の分野でも試してみたいという3月の目標があったので、チャレンジしました。また、反応が良ければチャレンジします。

 なんとなくイメージしたピロウズの「エネルギア」のリンクを貼っておきますよ。
https://youtu.be/uYXIYbC43Ug

 
 
    
 

2019年3月1日金曜日

愛の存在①



夢を諦めたくない、輝いている未来


 2014年のAKB48のドクメンタリー映画って、皆さんご覧になりましたかね。
 観てない方は是非。





 この映画を観た時の感想としては、「大組閣という自爆行為の愚かさ」と「それに振り回されるメンバー達」、そして「握手会襲撃事件」が印象に残りましてね。ちなみに、大組閣というのは、全グループのメンバー編成を一度考え直そうということで、AKBから各支店にメンバーを移籍させたり、支店の人気メンバーを他の支店と兼任させたり、と今考えても大失策だと思います。各グループの色を薄めてどうすると。SKEに移籍したメンバーは皆さん選挙も跳ねて結果を出すことが出来ましたが、果たして、大組閣で動いた人みんな本当にみんな幸せになったのか、それがなければ卒業しなくて良かったメンバーが居たんじゃないのかというのが僕の意見です。

 映画本編が終わった後に主題歌の「愛の存在」が流れます。
 予告編に入っているので、ちょっと聴いてみますか。


 うーむ、やっぱり秋元先生は、映画の主題歌になると、気合いの入った作品を作ってきますね。SKE48の「僕は知っている」しかり。イントロのギターが強烈でね。むちゃくちゃシリアスな曲が来たな、と最初は思いましたよ。

 この曲、いきなり「この世界は幸せなことばかりじゃなかった 時に悲しい出来事がある」から始まるところなんですね。ドキュメンタリー映画を観てると、2014年の48グループは、本当に呪われてるんじゃないかというぐらい不幸にみまわれています。

 曲中で「僕ら」「みんなの声」に励まされ、サビで変わらない「愛の存在」を感じます。この曲の印象的なフレーズとして大サビ前の「夢をあきらめたくない 輝いている未来 10年後の僕らへと 叫ぶ」の部分でしてね。様々な「悲しい出来事」に逢ってもそれでも夢を諦めないという姿勢。そして、未来の自分へ叫ぶ、というのがとても良くてね。

 今回、この記事のために改めて映画を最初から最後まで観たんですよ。
 まあ、まず感じたのが「いや、名古屋はそんな魔境じゃないぞ!」だったんですね。
 みんなそこまで嫌がらんでも、と思ったんですが、完全にそれって大人の目線ですよね。10代後半とか20代前半に「お前、今日から愛媛を離れて、1980年代の韓国行けや」という映画「タクシー運転手」も真っ青なこと言われたら、確かに「どうすれば!」となりますって、だから、生きるか死ぬかの場所じゃないですって。
 でも、家族と離れて、知らない人ばかりと0からのスタートというのは辛いもの。何より、「〇〇48」の自分が変わるというのは物凄い負担だと思います。

 もう「大組閣」の阿鼻叫喚を見てるだけで、辛くなります。

 本店の映画なので、玲奈ひょんも谷もあっさり目。
 



 でもね、佐藤すみれさんの一部始終を観ていると、凄く励まされましてね。最初は、もうどうしようという不安の渦中に突き落とされるわけですよ。



 
 そこから翌日、すみれさんの「今回はスタッフとか家族とかのこと、聞かなかった」という強い決意。

 なんとなく、この後の会話で名古屋に行くまでにご家族との話し合いもあったんでしょうね。まあ、家族の立場だったら行かせるのは辛いですよね。
 彼女の「研究生やドラフト生の子たちと同じ、未来は同じだけある」という言葉は、輝いている未来へ向かう人ならではの言葉だと思います。
 そして、残りの48人生をSKE48で頑張るという選択は、彼女に明るい未来をもたらします。
 シングル曲の選抜復帰、名古屋まで来てくれる前からのファン、新しい名古屋のファンの獲得。
 
 どこか、「愛の存在」と重なっていく気がするんですね。
 自分への試練を、勇気とみんなの声で乗り越えていく。
 そして、今、10年後の自分へと新しいフィールドで戦っている彼女。
 アイドルのセカンドキャリアについて、最近よく考えさせられるんですが、彼女も新しいモデルケースになって欲しいと思う次第です。オンラインサロンという人としての魅力や発想力が試される場は、アイドルとは相性が良いと思います。日本ではまだ理解されてない部分もあるかも知れませんが、成功例の一つになって欲しい次第です。
https://lounge.dmm.com/detail/963/

 話を映画に戻すと後半は、握手会襲撃事件に触れて、東北からの暖かい声が紹介されます。



 かつて震災の時に元気をくれたAKBを今度は僕らが守る番だ!と暖かい声が!襲撃事件からこの励ましまでを全部無音で流していくんですね。
 僕は劇場で観たんですが、あらゆる席からすすりなく声が!
 かくいう僕も最後の川栄の手で泣いてしまいましたよ。

 ちなみに劇場版かおたんも出てます。
 勿論、山田町にいるから美人度もアップ!
 



 高橋監督最後のAKBドキュメンタリー映画なので、まだ未見の方は是非!正直、精神的に来るものはありますが、我々SKEファンは、大組閣でメンバーが来た側ですが、行く側の視点が描かれている貴重な作品です。

 佐藤すみれさんのセンター曲「君の背中」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_15.html
 かおたんの成り上がり方について考えさせられる「ぐぐたすの空」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/02/blog-post_4.html
 
 
    
 

兆し①



現実と曲がリンクする瞬間


 SKE48のチームKⅡになかなか新公演「ラムネの飲み方」が来なかった、ということは、以前「お待たせSet list」の記事で書きました。この記事を読んでおくと、より今回の記事が分かりやすいかと思まいます。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/11/set-list.html


 今回、考えていきたいのは、この「ラムネの飲み方」公演の1曲目、「兆し」です。
 公式チャンネルに上がってないので、各自、自分で見つけてくんなんし。

 さて、この曲なんですが、歌詞の世界は夜明けなんですね。
 校舎の屋上に集まった「僕たち」「星もない暗闇」の中で「段ボールを敷いて 未来を語りあってた」ところから始まります。
 この時点で、ずっと公演が来なかったチームKⅡの境遇と重なります。

 「大きな悲しみ 途方に暮れた日々に」、「明日の光を探しに来たんだ 希望をください」
 まあ、作詞してる人間が途方に暮れさせてる、っていうシチュエーションがなんとも言えないですが。屋上に「明日の光」である朝日を待っているわけですね。

 「君がいて 僕がいて 彼がいて 彼女がいて 東の空が白んで 新しい朝が来る」という表現もみんながいて、新しい朝が迎えられる喜びを感じます。「新しい朝」というのは「新公演」をイメージさせますね。

 「涙して 抱き合って 肩組んで 前を向こう 兆しに照らされて 僕たちはもう一度強くなれるさ」
 悲しみを乗り越えて強くなるということで1番のサビは終わります。

 2番では、時間が経過し、視点も広がります。
「もう この街は目覚めて動き始めたんだ なくした時間を取り戻すように…」
「ほら 変わらない太陽 みんなで手を伸ばせば ぬくもり掴めるだろう」
 まず、夜明けが訪れ、「校舎の屋上」から「街」へと広がっていきます。

「見えない痛みにみんなで怯えないで どんな涙も乾くものさ 自分の心を信じてみようよ 力をください」
 「未来」という遠くのものから自分に接続する「力」に欲しいものが変わっています。ここから再び立ち上がるぞ、という感じでしょうか。

 「君のため 僕のため 彼のため 彼女のため やさしい風が吹き抜け 輝いた今日が来る 生きること 感謝して 巡り逢い 愛し合おう 兆しを感じたら 僕たちはいつだって一人じゃないさ」
 1番のサビとは対照的に今度は、「居る」から「ため」に変わります。
 自分ではなく誰かのため。
 そりゃ「優しい風」が吹きますよ。
 そして、誰かのために何かすることで、誰かに「一人じゃない」と感じさせることができます。

 大サビは少し1番サビが変わって、「涙して 抱き合って 肩組んで 前を向こう 兆しは地図になり 僕たちは夢の道 あきらめないよ」となります。

 最初に感じた希望の予感は「地図」になり「夢の道」が断たれていなかったことが示されます。

 苦悩の日々を超える「兆し」を感じさせる曲ですね。
 公演で有名なのは、この「兆し」はメロディに合わせて行進で入ってくるんですが、初日公演で小木曾汐莉が泣きながら出てきたところですね。もう、彼女たちの境遇を考えると、確かに涙せずにはいられません。確か、「ブブカ」の記事だと公演始まって2週間後とかも泣いてたとか。

 2018年の総選挙開票前ライブの「し、知らねえ」という曲だらけだったメンバー投票のリクアワ1票曲だらけのコンサートでも、この兆しが流れた時は、会場が盛り上がりましたもんね。ライブ始まる前にオープニングアクトとして、普通のリクアワやるなよ、普通逆だろ、とギリギリで会場入りする僕は思いましたけどね。

 僕はこの曲を聴く度に思い出す光景があります。 
 それはSKE48と離れた出来事。
 東日本大震災です。
 学校に避難した光景。
 死んでしまった街。
 なくしてしまった時間。
 大きな悲しみ。

 「兆し」が出来たのは、東日本大震災よりも前です。
 でも、僕はこの曲と「目撃者」の2曲はどうしても震災のことや避難所で過ごした方々のことを思い浮かべてしまいます(『目撃者』は天安門だと思いますが)。https://youtu.be/ulPhBNiEqGw

 抽象的な内容で、なんならKⅡのことを感じさせる曲に別の意味が加わるという現象は、とても興味深く、今回この曲のことを考えました。
 皆さんもこういう現象ってないですかね?
 問題提起というか、新しいアプローチとして今回は書いてみました。ただの深読みなんですが、ずっと胸の中にあったことなので、書きました。

 なんとなく、イメージしたスガシカオの「兆し」も貼っておきますね。
「死にたくても死にきれない君と 生きたくても生ききれない僕」どちらも同じ光を求めているのが興味深いです。
https://youtu.be/84uJBE5sCbQ