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2019年4月23日火曜日

ハングリーライオン①



大人になったら


 チームE公演を最近よくDMMでチームE公演を観ることが多いんですが、ユニット曲の中で「ハングリーライオン」が好きでしてね。
 先に公式動画を観てましょう。
 4分37秒ぐらいから聴けますよ。




 歌詞全体を見ていくと、大人だけが来られる秘密の場所に行くことを連想させるものになってましてね。
 多分、クラブ的な踊るところだと思うんですが、そこでライオンのように本能のままに、自分の愛を求めていきながら少しずつ、出会ったり、切磋琢磨して技術を向上させたりして、大人になっていく歌になっていると思います。

 歌っているメンバーは時の流れと共に変わって行くんですが、僕は浅井裕華・相川ほのか・深井ねがい・西満里奈の4人の並びが結構好きです。あえて、ちょっと子供っぽいメンバーが歌うことで(西くんは見た目が)、曲のメッセージ性とも合う気がしますしね。

 さて、2018年のリクエストアワーでは、この曲が最終日まで残りまして、23位にランクインしました。人気曲なんです。
 運が良いことに僕は参加することが出来まして、下手側の前から3列目ぐらいの席になったんですね。わーい。
 でもね。
 ライブがいよいよ始まろうとした時、僕はあることに気が付きます。
 サイリウムがない。
 どこにもない。
 忘れてきたんです。
 暫く途方に暮れました。
 僕の隣りの席は、奇しくも同じ岡田美紅推しの方でしたので良心の呵責が働き、映画「イコライザー」的に奪うこともできず、素手でコンサートに挑むことを決めました。


 まるで、そこにサイリウムが在るかのように虚空を掴んだ僕は、右手を顔の高さぐらいまで上げて、短く上下させていきました。しかも、サイリウムを右手の指の間に3本挟んでいることをイメージしながら。
 虚しいシェイクを行いながら、僕はあることを思いました。
 「格闘ゲームの背景にいるキャラって、こんな動きしてるな」と。アイツらはどんな気持ちで同じ動きを繰り返してるんだろう、とも。
 そして、このコンサートで僕が虚しく手を前後に動かしている間にも幾億もの命が生まれ、幾億もの命が消え、花は枯れ、鳥は空を捨て、人は微笑みなくすだろう(イェーイ!)と
「太陽戦隊サンバルカン」の歌みたいな気持ちになっていきました。



 やがて、曲は「ハングリーライオン」になりました。
 サビでひな壇1列目のメンバー達は、まるで、猫のように手で肉球を作り、「にゃんにゃん」的な動きをしていました。
 その時、目の前のひな壇に間違いなくだーすーこと須田亜香里とぴよすこと都築里佳が居たんですが、楽しくライオンみたいに腕を動かしてたんですね。
 そしたら、曲の終盤で、だーすーがこちらを指さして、手を振っているではないですか。
 なんだ、一体何があったんだ、と良く分からないまま曲は終わりました。

 暫くして、だーすー目線で考えてみました。
 客席でサイリウムじゃなくて、曲のフリを真似しているオッサンがいる。
 しかも、「ハングリーライオン」の方じゃなくて、ひな壇のメンバーの真似をしている。
 めちゃくちゃ痛いヲタじゃねえか!と思いましてね。
 恥ずかしくて、そこから暫くじっとしていましたよ。
 うん、色々あったけど、良いコンサートでした。

 ※全体的に曲のことを書いてないので、また、いつか。

 「ほっぺツネル」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_24.html


    

2019年4月22日月曜日

「日向坂で会いましょう#3」の感想



最高にトゥースなラジオ


 ※この記事はSKEファンのリトルトゥースが書いたものです。勉強不足の点はご容赦ください。
 
 オードリーが10年以上放送している「オードリーのオールナイトニッポン」が大好きでしてね。4月20日放送の回では、春日さんの婚約発表や「激レアさん」で共演中の弘中アナの毒舌が爆発してましたが、実は日向坂46のメンバーもひらがな時代に以前遊びに来たことがありますよね。井口さんの将来の構想が面白かった。キャプテンは出演した時を振り返って「ラジオとは思えないアクティブさ」と言っています。確かに。「ひろしのコーナー」とかも毎回アグレッシブですもんね。ラジオなのにすぐ裸になりますしね。

 さて、今日は「目指せ!人気番組出演!!カスカスラジオでお勉強しましょう」です。
 いやあ、まさか、日向坂の番組でラジオをするとは。
 しかも、カスミンから学ぶのね。若林さんじゃなくて。
 ただ、春日さんは「オールナイトニッポンゴールド」を一人でやった経験もある人ですからね。若林さんお休み回とかも凄かったなあ。

 今回初めて知ったんですが、日向坂46のメンバーもレギュラーでラジオをやってるんですね。
 齊藤京子とかとしが。
 齊藤京子の方はMBSだからタイミングあったら聴いてみようかな。
 こないだ放送された「オールナイトニッポンゴールド」も面白かったですね。
 
 さて「カスミンによる特別講義」です。
 果たして、ラジオには何が必要なのかを土曜の夜、カスミンが答えてくれますよ。
 
 ① 言葉だけで全て伝える描写力
 いきなり「我々苦手な部分でもある」というカスミン。確かに、名古屋の名物を持ってきていただいた時、「クチャクチャ好きー」とかでしたもんね。ただ、窓から顔をだして寝た話とか、めちゃリアルでしたけどね。
 若林さんからのパエリアの食レポの依頼にいきなり、パエリアがあるといきなり言う春日さん。「つまんねえ、ラジオだな」と若林さん。
 「丹生ちゃん随分自信のある顔してる」という若林さんのドSっぷりと、困った丹生ちゃんが面白いですねえ。「いーって顔してました」っていう発言も。味の感想の「ほろほろして」というのがツボでした。

 ② 急に振られてもすぐ答える瞬発力
 「これは春日さん凄いですもんね」と若林さん。もう、言いながら笑ってるじゃない。
 個人的には、よく歌ネタをふられて、「ふふふーん」「いや、知らねえんじゃねえか!」になるのが好きです。最近だと「B面の春日」も最高に面白かったですね。
 「瞬発力すごいのは誰なの?」という若林さんの問いに「渡邉美穂が早いです」とかとし。確かに若林さんの質問にテキパキ答えてますね。「なんか、早すぎてちょっと怒ってるのかな?って思った。お前当たり前のこと言ってくんなよみたいな間で返してくる」と大笑いでした。
 「東村とかも早そうだよね」と若林さんのドSっぷりというか、バラエティ猛者感が炸裂します。
 「そろそろ季節変わりますけど、衣替えの季節ですよね」
 「はい…」
 「放送事故だよ!」
 なんとなく展開は分かってたけど、通常営業で顔を赤くしているやんちゃる芽衣ちゃんが観られたので、良かったです。

 ③ ささいな事を大きくふくらませる発想力 
 確かに、二人ともトークゾーンで毎週話す話は大きく膨らませてますよね。持ってイキ方も凄いし。最近だとエミールのシュークリームを春日さんの実家に持って行った話が好きですよ。
 「嘘力ですよね」という春日さんに「俺はやったことないから分からない」という若林さん、散々膨らませてる人が言ってる!
 春日さんの嘘話をニヤニヤ聴いてる若林さんが面白い。
 井口さんの「ミックスナッツの中に石が入っていた」という剛速球の嘘も面白かったですね。
 「嘘のロケットスタートが凄かった」と若林さん。
 次はキャプテン。
 「肉に味がなくて、床にかけてる埃をかけたら美味しくなった」という話。
 「心配されるよ。疲れてんのかなって」と若林さん。

 今度は春日さんに質問しようということで、高瀬さんから「ラジオでNGなことってありますか?」という質問。「NGなことなんだろうねえ」という春日さんに「瞬発力ねえなあ!」という若林さんのツッコミ。普段から「死ぬ以外、NGがない」と言っている春日さん、流石です。

 今度は「投稿ネタを正しくチョイスしましょう!」!ということで、「カスカスラジオ」の名物コーナーのはがき選びをすることになります。「カスカスTV」じゃないんですね。
 パーソナリティである春日さんが、「カス」か「カスじゃないか」を選びます。
 まず、「週刊カスカスニュース」から。
 「Yahooトピックスに載ったのに誰もクリックしなかったカスカスなニュースを紹介するコーナー」なんですね。
 若林さんは構成作家役で入るんですが、ラジオ好きな方は分かると思うんですが、ちょいちょい入る笑い声も再現してくれています。面白くないことまで「は、はは」乾いた笑い声を挙げてましたね。
 てか、若林さんが構成作家って、「マジカルラジオ」じゃねえか!
 この番組の「トゥトゥトゥース!へッ!カス、カスカスカス、カスガ!アパー」というジャンクション、癖になるから欲しいです。
 アシスタントは齊藤京子と金村美玖と佐々木久美の3人。ここでも「はは!」と笑う若林さんが最高。
 投稿ネタはメンバーが考えたもの。
 「見る限り、沢山ありますけど」
 「はは!」
 もうおかしい。
 まず、お寿司が選んだ「エミールにハマール」さんの投稿。ここでは若林さん、本当に笑ってましたね。富田さんが子供の頃、ペンの持ち方がサルだと言われていたという投稿なんですが、「どう思いますか?サルについて?」というお寿司。「サルの方を広げる?」と戸惑う春日さん。見事「カス」に選ばれました。
 
 次はおでこまるさんから「上村ひなのの笑いが止まらなくなって涙が出る(週に1回レベル)」という投稿。
 「腹筋が結構鍛えられそう」とお寿司。
 「そっちに話が飛ぶんだね」と春日さん。
 「飛ばし屋」と認定されます。
金村さん面白いなあ、ただ、彼女も凄い良い子なので、こちらの公式の動画も時間があれば是非!ラジオの練習も前日にしてくる頑張り屋さん。
 


 書き忘れてましたが、齊藤京子さんは、笑っちゃいけない時に笑っちゃうそうです。

 次はるんちゃんさんから「丹生明里が『歯磨きをしてみたい』と言ったので、二人でみがきあいました」という投稿。

 教育番組でよくある「仕上げはお母さん」ですね。
 これを聴いてる時の丹生ちゃんの表情が面白い。
 ここでも金村さんからの「歯をお母さんに磨かれたことはありますか?」と変化球の質問。
 ここで、春日家の歯磨き粉の味がメロン味だったという新事実が。これも「カス」に選ばれます。

 次は春日LOVEさんからの「オードリーの春日さんにとても似ている人をyoutubeで見つけて、その方の動画を観るにはまっています」という投稿。

 古井ひでおじゃねえか!
 若林専用チャンネル古井ひでおじゃねえか!


   
 
 若林さんも「古井ひでお」の名前を聞いた瞬間、爆笑。
 「迷惑してる」ということで、「カスカスじゃない!」と決定。

 次は若林さんがそっとパスした6歳の子供がいんですさんの「ドッグカフェのクミさん。両国に2店舗目をオープン」という投稿。これ、サトミツの名言を使った若林さんじゃないんですか?
 春日さんは「フェイクニュース」と否定。
 婚約おめでとうございます!
 もう、あの時の若林さんの涙は凄い感動しました。

 今度はきりんのまつげさんの「舞台『マギアレコード』のオーディションで声がカスカスな状態で『永遠の白線』を歌ったら落ちました。これが本当のカスカスニュース」という投稿。面白いですね。
 齊藤京子から「聴いてられないぐらい。そりゃ落ちるだろという歌唱でした」という証言が。よっぽどカスカスだったんですね。
 
 今度はまたもや「エミールにハマール」さん。
 「松田好花さんとホテルで同室だったのだがオールナイトニッポン(オードリーさんの)を聴きながら爆睡。つまらなかったのだろうか?」という聞き捨てならぬ投稿が。
 でもね。これ、仕方ないと思うんですよ。土曜日の午前1時開始ですからね。しかも寝てたのが「チンのコーナー」のキン肉マンの超人を考えるところでしょ。もう2時30分過ぎてるぐらいでしょ。「ザ・カスミン」とかは最高に面白いですよ。
 若林さんのリアルな構成作家の電話繋ぎから本人に電話して確認のところが面白かったです。エミールにハマールさんは富田さんだったんですね。しかも「うるさいなと思って私も切ったんです」って面白過ぎる!

 次は「カスってるな我が地元」のコーナー。
 地元でしか流行っていないことライバル県には恥ずかしくて言えない風習を紹介するコーナーです。
 アシスタントは東村芽衣・佐々木美玲・小坂菜緒の3人。
 まずはペンネームおでこまるさんの「お隣に住んでいるおばあさんが毎日まんじゅうをくれる。しかも、毎日、味が変わっている」という投稿。こ、怖い。
 見事に「カス」に選ばれます。
 
 どんどん行きましょう。プリンセスフラワーさんの「中2の時、教室の飾りつけにハマり、授業に集中できないハデハデな空間を作ってしまった」という投稿。
 こさかなもやってたんかい!
 めちゃめちゃ反応する若林さんにメンバーから違和感が、そして、確信へ。最後はトークを回し始めるという。もうこさかな大好きは鉄板ネタですね。

 最後はまたエミールにハマールさん。「最寄り駅に帰ってこない夫の帰りをずっと待っている同じ服を着た人がいる」という投稿。これだけだと怖いんですが、井口さんへむちゃぶり!構成作家若林さんが電話をつなぎます。「もしもし!ヒロシさん?私、待ってるんだけど!」という井口さんに、すかさずガチャ切り!まさか、テレビでも電話のガチャ切りが観られるとは。

 来週もラジオ回とか最高じゃないですか。
 エミールを知らない人はこちらの動画で確認してください。
 来週も楽しみです。
 

 「日向坂で会いましょう#1~#2」の感想はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/04/blog-post_15.html  


 

 
 
 
 
 
 
 

2019年4月21日日曜日

「SKE48版 ハムレット」の感想



人が生きている限りどこにでもある出来事


 日テレで放送されていた「SKEBINGO!」で、お芝居について学んできたメンバー達がいよいよ、シェイクスピアの「ハムレット」にチャレンジしていきます。

 今回はいつもの感想と違って、個別に感想を書いて行きたいと思います。

演出とアレンジ

 シェイクスピアの原作を分かりやすくアレンジしてくれています。
 ありがたいことに、SKE48要素も入れてくれてます。
・デンマーク → サカエ国
・ノルウェイ → 岐阜国

 台詞は必要なセリフに抑えて、心情を表す言葉を足したり、歌を足したりもしてくれています。
 本来なら剣を抜き合うことのないハムレットとクローディアスが、第4幕第3場で刀を打ち合う演出が入っているのも良かったです。
 今回の作品は興味を引く、入口になるようなアレンジだと思います。
 ここから原作に入るとストーリーラインは分かっているので、読みやすくなると思います。

楽曲

 どれも素晴らしいんですよね。
 同じ言葉を別のアレンジで聞かせたり、違う人間の口に歌わせたりすることで、こんなにも違う意味を持つのかと思いました。
 個人的には「恋人はもういない」から始まる曲が好きですよ。
 「愛が消えた日 心の火が消えてしまった」という歌詞がなんとも切なくて。
 「生きるべきか?死ぬべきか?」という名台詞の方も歌にしていて、これがアレンジが変わっていくところが、この後の二人の運命を暗示しているようで、聞いていて不安になりました。

末永桜花&北川愛乃

 緊張感があるストーリーの中で、ほっとするような役割を担った二人。
 リアクションがとても良くって、突然、ヲタになるところも面白かったです。
 よくSNSに上がっている写真が最初のマーセラス・バーナードの写真が多かったので、ローゼンクランツとギルデンスターンの姿がコミカルで、こっちも素敵でした。
 珠理奈の「良心の呵責はない」的な発言に「ええっ!」と登場するのが面白い演出も良かった。
 コミカルでカワイイ役のふたりでした。

高柳明音

 ボローニアスもフォーティンブラスのどちらも説得力が必要な役でしたが、見事に演じきっていました。ボローニアスとしては、元々着る物にこだわる役柄なので、ファッションモンスターの鳥さんにぴったりなんですが、お金に関する教訓を言うところとかも、ビシッと決まっていました。お手紙を読む時に急にカワイイ声になったり、ヲタになった二人が当日券を買おうと退場していくと、「もう満員だったぞ~」と登場するところは笑いましたね。
 また、後半に登場するフォーティンブラスがとても彼女に似合っていて、彼女の眼差しの強さがぴったりでした。

鎌田菜月

 怯える演技が多かったんですが、目の動きに注目すると、その時に我慢しているのか、戸惑っているのか、怖いのかが見えてくるんじゃないか、と僕は思いました。最後の演技も悲しくて、毒が身体を蝕む中、息子を見る眼差しは心を動かされました。

佐藤佳穂

 一番ギャップに驚いた人です。
 普段、ニコニコしている彼女から、あんな表情が出てくるなんて。
 劇団しゃちほこの織田さんもびっくりしましたが、レアティーズの激情を表現しているところが本当に良くてですね。
 個人的に「オフィーリア、もう水は沢山だろう。涙は流すまい」というセリフを悲しみを抑えるように言っていたのが、印象的でした。


熊崎晴香

 めちゃくちゃ受けの芝居がよかったです。
 実は登場する場面が多い役柄なんですが、余計な動きをせずにちゃんと相手のセリフを受けてから芝居をしていて、凄いな、と思いました。
 手紙を珠理奈と読むシーンも息があっていて見事。
 最後はホレイショーがこの物語のテーマのようなことを言い、ハムレットの死体に跪いて終わるんですが、その悲しい背中をちゃんと背負っているのも良かったです。


野島樺乃

 はかないオフィーリアを見事に演じてましてね。
 「SKEBINGO!」のオーディション映像で散々観たはずの「これはローズマリー」のところで僕は思わず涙を流してしまいましたよ。悲劇のヒロインをこんなに儚く演じ切るとは。
 オズリックにも見事に変身してましたね。

古畑奈和

 「SKEBINGO!」を観ている限り、多分、一番ハードルを高く設定されていたと僕は思ってるんですが、見事に超えていきましたね。
 邪悪な表情、不安になる表情、全部、良かった。
 さらに、彼女の歌が活かされていたのも。
 「もっと広い世界を知れ!」や「あの世で罪滅ぼしを」というオリジナルのセリフも良かった。
 ちゅりの「ケッタ」の説明で一瞬、奈和ちゃんに戻ってたのも面白かったです。
 

松井珠理奈

 もうね、なんだかんだでうちの大将はやってくれましたよ。
 人間の中にある狂熱を見事に演じてくれました。
 特に赤い衣装を着た背中がカッコよくてね。
 復讐にとらわれて狂ったふりをする演技も良かったんですが、自分と同じように復讐にとらわれたレイアーティーズと対峙した時の表情が更に良かったです。
 一番好きなシーンはオフィーリアの頬に触ろうとした自分の手をもう片方の手で握って去っていくところが、彼の悲しさを物語っていて素敵でした。


全体を通して

 凄く面白い舞台でした。
 これは舞台に携わった先生方やスタッフの方々の力が大きいと思います。
 現在の公演・コンサート・握手に加えて、「SKE名作劇場」として、演劇の仕事を増やして、2か月に1回配信して行ったら女優志望のメンバーも更に活躍できるんじゃないでしょうか?今回参加できなかったメンバー達の演技も観てみたいですしね。
 次はシェイクスピアの「マクベス」とかどうでしょう?


 
 

おすすめの映画と本⑬「須田亜香里写真集 可愛くなる方法」

いい旅チャレンジ10万里


 2019年4月20日放送の「有吉反省会」を観ましてね。
 だーすーこと、須田亜香里が出ているということで、どんな内容かしら、と思ってたら、写真集が売り残ってるという内容でしてね。
 あんな良い内容の写真集があんまり売れてないというのは、一ファンとして悲しいので、微力ながらこのブログでも紹介したいと思いますよ。

 まず、須田亜香里と言えば、やっぱり握手、というイメージがあるかも知れませんが、実は物凄い努力の人でしてね。詳しくは『コンプレックス力』を読んでいただきたいんですが、SKE48に入る前にやっていたバレエでは日本2位(その年は1位なし)になるまで頑張ってますし、握手でも48グループナンバー1と言っても差し支えないほどの実力を持っています。それから、チームS時代の端っこから出てくる感が凄くてね。がむしゃらなところがいいなあ、と思っていました。

 そんな彼女が出したこの写真集。
 まず、ロケ地がキューバというのが素晴らしい。
 ロケ地を知ったのが、丁度、オードリーの若林さんが出した『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』を読んだ頃でしてね。キューバについてもっと知りたいな、というのが購入した理由の一つにありました。
 写真集の中で知ったアリシア・アロンソ劇場は、夜の表情が本当に素敵で、このページは写真集の中でも一番好きな1枚です。

 次に、一緒に旅している気分が味わえるというのが良くてね。
 だーすーがこっちを向いているショットが60カット以上もあるんですが、こっちを正面から観ていたり、振り向いていたり、遠くから眺めていたりと様々なんですが、まるで、彼女の言葉が聞こえてきそうでしてね。一緒にキューバの街や海を旅行している気分を味わえますよ。

 それから、インタビューも読みごたえがありましてね。
 特にバレエ撮影のことは、ずっとクラシックバレエをやってきた人だからこその重みのある言葉がありましてね。これは、是非、読んで確かめてほしいです。
 そうか、そんな思いを持って撮影してたのかあ、と思いまして。
 
 最後に全体的に明るいだーすーの笑顔が溢れていること。
 特に市場での写真はとても明るいムードに包まれていて、旅の楽しさが感じられるものになっています。元気が欲しい時なんかに読んでみるのも良いかと思います。

 個人的なこの写真集の思い出を話すと、丁度総選挙の時の握手会の時に、写真集がキューバで撮影されたことを知った僕は、「オードリーのオールナイトニッポン」で若林さんが、蟹を食べたという話をしに行ったんですね。結果から言うとだーすーは、蟹じゃなかったみたいです。オマールエビだったかな。逆だったかも知れない、この辺りは記憶が曖昧で申し訳ないです。

 showroomで各ページの解説をだーすがしてくれていることもあったので、是非、探して観てみてくださいませ。

 ちなみに、だーすーは、モバイルメールも凄くいいですよ。テレビナビでエッセイを書いてたこともあるだけに、凄く伝わる文章を書いてますよ。ブログやTwitterで気になった人は是非。

 テレビ番組の材料として写真集が爆死みたいに言われてますが、持ってる人は間違いなく誇っていいアイテムです。写真集の完成度が高いだけに次回作も出してほしいですね。その為にも、ちょっと気になってる方は是非読んでみてください。

※表紙が3種あるので、コレクションアイテムとしてもお勧めです。僕はAmazon版を買いました。特典のポストカードはちびっ子とだーすーでしたよ。


 時事通信さんのだーすーへのインタビューの動画も貼っておきますね。

 
 

2019年4月20日土曜日

おすすめのアニメソング⑤「Thanatos-if I Can‘t Be Yours」



終わりの無い地獄か天国の始まりか

※非常に個人的な内容で、あまり曲の内容を詳しく説明した記事ではありません。
 1997年7月19日。
 中学2年生で14歳だった僕は、映画館の暗闇の中に居ました。
 観ていた映画は「新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に」。
 その日、僕の学校は終業式でしたが、確か休んで観に行ったから、友達が僕の通知表をガンガンに観た後で自宅に持ってきてくれていたのを、その日の部活の練習で聞きました(学校は休んでも部活は出るタイプ)。

 僕が住んでいた地域は田舎だった為、「新世紀エヴァンゲリオン」の本放送には間に合わず、当時「ガンダムW」目当てで買っていた『アニメージュ』で、綾波レイが表紙になっていたことが「新世紀エヴァンゲリオン」を知ったきっかけでした。そこから、ビデオを借りたり、当時角川から出ていたフイルムブックを買ったりして情報を得ていました。特にこのフイルムブックの情報量の多さが、放送がされてない地域の人間には本当にありがたかったです。
 やがて、ケーブルテレビの関係で電波が入っていた大分放送で「新世紀エヴァンゲリオン」が土曜日の朝6時から放送されていることを知り、必死にビデオ録画して何度も観たのを覚えています。
 そこから世間のブームが徐々に追いついてきて、クラスの友人や部活の仲間とも「エヴァンゲリオンやばいよな」とか「初号機のプラモ買った?」みたいな会話をしたもんです。同じクラスでヤンキーをしていた女子の脇田さんが、綾波レイのイラストを描いてきて、「ねえ、似てる? 紅條くん、エヴァのことなら詳しいってホント?」と聞いてきた時は、ああ、大変なことが起こっているな、と思ったもんです。ちなみに脇田さんは、その後、ゴリゴリのアニメヲタクヤンキーになっていきます。
 
 そして、1997年3月15日。
 僕は、当時人気キャラクターであった渚カヲルを放送で観ないまま「新世紀エヴァンゲリオン劇場版シト新生」を観に行きます。
 ちょっと予告を観てましょう。

 

 最初の予告の「溶け合う心が私を壊す」は確か公開前に発売されたCDの予告の中にも入っていましたが、この一言だけで当時僕は、どういう意味でどういうシーンが待ってるんだろう、と想像を膨らませていました。
 また、公開の1か月前の2月21日に発売さてた「魂のルフラン」はパッケージを何度も食い入るように眺め、歌詞の意味をずっと考え続けたもんです。考えすぎて、放課後、教室の時間割を書く黒板の準備物欄に「散り急ぐ鮮やかな姿で」と書いてしまい、クラス全員に「何を準備してくればいいんだ」と困惑させたもんです。
  

 
 話を戻すと、めちゃくちゃ面白かったんですね。
 総集編的な「DEATH」は、本放送がしてなかった世代としては、このシーン初めて観た、というのが多くて。そして、「Rebirth」も最高に盛り上がりましてね。ネルフ本部に戦略自衛隊がガンガン攻めてくるわけですよ。そして、アスカの復活。「すげえ、すげえよ!」と思っていたら、エヴァ量産機が現れて、「わーたーしぃにー還りなさーい」ですよ。これは夏まで死ねない。そう思って劇場を後にしました。

 それから『アニメージュ』で当時やってた「エヴァンゲリオン補完計画」欄を毎月楽しみにし、春映画のサントラを聴きまくって、毎回13曲目「偽りの再生」でアスカごっこをしながら、公開当日を迎えましてね。
 「Air」に関しては、もうミサトさんとシンジ君の別れのシーンが良くてね。
 「いい?ここから先はもうあなた一人よ。全て一人で決めなさい」
 一回曲が終わったかと思ったら、また始まって盛り上がっていくところが最高です。


 さて、色々あって、アスカが死んで、シンジ君が聞いたこともないぐらい叫んで「Air」は終わります。
 そして、やっとこの曲が始まります。


 僕が観に行った劇場は緊張感の為、映画のエンドロール中に喋るような人間はおらず、くるくる回る文字を観ながら、ただ、次の話が始まるのを待ちました。ちなみに「新劇場版Q」の時は終わった瞬間、劇場でどよめきが起こっていましたよ。

 そして、始まった「まごころを、君に」。
 正直に言いましょう。
 14歳の僕には全部を理解するには、難しすぎた。
 35歳になった今でも、全部理解できるのか、というと全く自信がない。
 映画を観終わって、僕よりも年上の人達がみんな首をひねりながら出てくるのを見て、ああ、僕より大人の人も分かってないんだ、良かった、と思いました。帰り道でも全然、理解が出来ず、ただ「気持ち悪い」というアスカの最後の言葉だけが残りました。
 部活の仲間にも「エヴァの映画どうだった?どんな話?」と聞かれても、うまく説明が出来ず、「なんか、凄かったよ」としか言えませんでした。  

 そして、なんとか答えを見つけたくて、何度か友人と映画館に足を運んだあと、8月に出たこの曲の赤いクリアケースに入ったシングルと同じく赤いクリアケースに入ったサントラを聴き、頭の中で何度も映画を上映させたもんです。
 やがて、『アニメージュ』の巻頭数ページのB5サイズぐらいの袋とじみたいな記事を読んで、「現実に返れ」と言いたいのかな、と僕は思うことにしました。少なくとも、それが当時の自分が出した精いっぱいの答えでした。それから僕は暫くアニメにのめり込むことを止め、特撮への思いが過熱していきます。

 ただ、エヴァブームは頂点を迎え、僕の学校の掃除の時に流れる音楽がこれと「甘き死よ来たれ」だったんですね。
 

 毎日、掃除しながらエヴァのことを思い出すことになるわけです。
 で、「あの現実の描写が出るのは何でなんだろう」とか「青葉シゲルがかわいそう」とか、色んなことを毎日、考えることになります。「最後にゲンドウはリツコさんに何って言って『嘘つき』って言われたんだろう」とかね。
 今、考えると、当時はインターネット普及前夜だったので、情報が少なくて、限られた情報の中で、自分で考えるしかない時代だったのかも知れません。環境としては恵まれてなかった。ただ、考え続ける力はついたのかも知れません。

 それから、時は経ち、エヴァンゲリオンはリメイクされることになり、「新劇場版」が始まります。ただ、あんまり「新劇場版」には良い思い出がなくてですね。それは、ストーリーの方じゃなくて、僕個人の思い出なんですが。
 1作目の「序」を観に行った時は、「納期前の仕事をほったらかしてアニメ観に行ってんじゃねえ」と当時の上司に怒られ、「破」を観に行った時は「人の気持ちを考えて喋るようになれ」と一緒に観に行った友人に怒られ、「Q」を観に行った時は「自分の気持ちと同じぐらいの気持ちや見返りを相手に求めるな」と当時付き合っていた女性に言われ、もう、次の「シン」では、その辺の犬にまで怒られんじゃないか、と思ってます。

 ただ、旧・新劇場版ともに僕を「人間」にしてくれた作品であることは間違いないです。最初は「なんでミサトさんはエヴァのことを『エヴア』というだろう」みたいなしょうもないことを書こうと思ってたのに、昔のことを思い出し過ぎて曲の魅力を伝えらないに記事になってしまいました。



SINGULARITY①



刺激的な融合


 皆さん、仕事やバイトは好きですかね。
 僕も10年間とある企業に勤めていて、今度は6月から別の企業に勤めることになったんですが、働いていた当時は、「早く仕事に行きたいな、ルンルン」ということは1秒もなく、すれ違う人一人一人に呪詛の言葉をつぶやきながら歩くという毎日を送っていました。多分、SKE48が無かったら間違いなく、映画「葛城事件」みたいなことになっていたでしょう。今度行く、職場はどんな感じかしら、言葉が「ウガウ」とか「ウオウオ」しかない「スト2」のブランカみたいな人ばっかりだったらどうしよう、と不安で仕方ないんですが、そんな僕の不安を払拭するような、曲はないもんか、と探したところ、ありましたよ。

 WORLD ORDERの「SINGULARITY」が。
 えっ、お前、瀬戸内や日向坂に飽き足らず、ついに男性グループの曲まで取り扱い始めたか、と思ったアナタ、ちゃんとSKE48も出てるんで、まあ、観てみてください。



 ねっ、出てたでしょ。
 WORLD ORDERといえば、名古屋ドームの「Darkness」の時に出てきて、一緒に踊ってくれたり、「PERMANENT REVOLUTION」をメンバーと一緒に披露してましたね。



 正直、ドームで出てきた時は曲を知ってましたが、突然過ぎて目が点になりました。
 それから時は経ち、この「SINGULARITY」が発表された時、彼らの特徴的なダンスを踊るメンバーの姿が素晴らしくてですね。
 普段のダンススキルと違う、別のプロ集団と一緒に仕事をすることで、メンバー達の魅力がさらに発揮される仕上がりになってます。なんか、「忍者戦隊カクレンジャー」の28話「超大物・来日!」でケイン・コスギのお父さんのショー・コスギが出てきて、親子二人の場面だけアクションシーンのレベルが格段にアップしたエピソードを思い出しましたよ。
 さて、歌詞の世界は、「待ちに待った今日は月曜日」から始まりまして、職場にいる素敵な君への思いを歌った内容でしてね。ちょっとずつ距離が縮まって行く様子が歌われています。曲名を直訳すると「特異性」になるんですが、これは職場での「君」が特別に見えることにも見えますし、職場に対する意識の珍しさも表しているのかもしれません。もっと突き詰めれば、職場で「特異」な存在なのかもしれません。

 MVは、名古屋ロケ!
 SKE48のコンサート等で僕も名古屋に行くことが増えたんですが、名古屋の駅前や商店街が登場します。特に1番で出てくる場所はオフィス以外は、僕も一度は行ったことがあるところばかりです。なんというか、名古屋に来てくれてありがとう!という感じです。

 MVの見所は、SKE視点で言えば、普段はなかなか観られないメンバーのスーツ姿でしょうか。中でも僕は黒いパンツスーツの江籠さんが良くてですね。
 1分13秒頃の江籠さんの「何してんねん」という表情から、1分57秒ぐらいからの楽しそうに歩く素の江籠さんのギャップが特に素晴らしい。
 当時はまだ幼さが残っていた松本慈子が、スーツを着ると急に大人っぽく見えるのも発見でした。刀を持ってあんな非道なことをするとは(嘘)。
 2分50秒ぐらいからのダンスがカッコいい。こういう形でがっつりコラボしてくれるのが嬉しいですね。いつか、ライブで披露されたら嬉しいなあ、と思います。

 最後にワールドオーダーさんですが、とにかくみんなカッコいい。僕は内山隼人さんが一番好きです。
 スーツに眼鏡という典型的な日本のサラリーマンスタイルなのに、なんでこんなにカッコいいのかよ、と歌いだしたくなるぐらいカッコいいです。須藤元気さんに関しては、かつてパンクラスを観ていた人間からしたら、グラバカの須藤元気じゃん!という感じなんですが、格闘家のセカンドキャリアとしてここまで成功している人が珍しいんじゃないでしょうか。毎回発表する曲が知らない世界に連れて行ってくれる彼ら。まるで、映画を観ているかのようです。
 最新曲もめちゃくちゃカッコいいですよ。特に船とぼろいバイクで向かってるとこが好きです。


 ワールドオーダーの世界に見事に入ったSKE48のメンバー達。また、何かの曲でご一緒できれば、嬉しいな、と思います。それから、他のダンスパフォーマンスグループとのコラボも観てみたいなと思います。


 ちなみに僕はいつも、「宇宙刑事ギャバン」を聴きながら出勤してましたよ。

 

 ついでに、僕の尊敬するドレスコーズの志摩遼平の解説も合わせて貼っておきましょう。



  新社会人のみんな!
 5月病になる前に「SINGULARITY」だ!
  

2019年4月18日木曜日

思い出せてよかった①

特別な声

 皆さんは、今、故郷に居ますかね。
 それとも、故郷を遠く離れて別の地方にいますかね。

 僕は愛媛県宇和島市出身で、ひょんなことから(この表現使ってみたかったんですよね)STU48の兵頭葵さんと出身地が同じだということを知りましてね。これも何かの縁だと思い、STU48ではこの子を応援するか、と思って曲を聴いて、それを自分なりに解釈して、ブログの記事にしてたんですね。

 ほんとにね、ブログ始めて思ったんですけど、瀬戸内のファンの人がめちゃめちゃ親切でね。ブログで分からないことがあったら、その答えをTwitterに書いてくれたり、メンバーの名前やあだ名とかも教えてくださいましてね。ありがたい限りです。
 そんな中、STU48のメンバーがshowroom頑張ってるなあ、ということを感じましてね。もちろん、劇場がまだ完成してなくて、各地でのイベントと握手が中心ということもあったのかも知れませんが、積極的に配信しているメンバーが多いんですね。
 ただ、SKE48のメンバーの配信ですらあまり観てないので、どうしたもんかいのう、と思って観始めたんですね。一先ず、同郷の兵頭葵さんと中村舞さんの二人をとりあえず登録しまして。
 この3月から4月中旬までの間、時間があったら観ていくことにしたんですね。
 結果から言うと、非常に懐かしかった。
 最初は標準語で始まって、時々出てくる方言がどこか懐かしくてね。
 既に故郷を離れて関西に住んで15年以上経っているので、もう、伊予弁や宇和島弁よりも日向坂46の東村芽衣やSKE48の岡田美紅(ここまでただの推しメン)、元NMB48の渡辺美優紀みたいな、柔らかい関西弁の方が、しっくりくるんですね。全然実家とかも帰らなかったんで。
 ところが、久々にshowroomで彼女たちの言葉を聞いてると、なんとも言えない懐かしさを感じましてね。顔も声も違うけれど、聞いたことのある言葉。自分が居た街の言葉。懐かしいイントネーション。
 この感覚をなんと言えばいいんだろう、と思ってた時にSTU48の2周年コンサートで「思い出せてよかった」を聴きましてね。

 ああっ、これだ!と思いましてね。
 まずは、聴いてください。


 街の中で聴いた「懐かしい言葉」をきっかけに主人公が、何故この街に来たのかを思い出す歌詞になってましてね。

 1番では出逢いを思い出せていなかったのが、2番では花火大会で出会ったことを思い出します。 
 都会に一人でいる孤独を花火に喩えて、気付けば自分の夢を忘れてしまう。1番のサビ前の「見失う花」とかがまさにそうではないかと思います。
 「懐かしい言葉」を喋る人との出会い。つまり、自分と「原点」が同じ人と出会うことで、何故自分がこの街にきたのかを思い出し、思いは遠くにいる友に広がっていきます。これは、STU48のシングル曲が故郷の海がある街で、遠くにいる友への思いを語っていることと対照的ですね。
 肉体的に乖離した自分の原点、しかし、気付けば精神的にも乖離してしまっていた。忙しさにかまけて、夢はまるで、その日その日ですぐに消える花火のように消えていく。こんな感覚は、夢を求めて都会に出た人なら一度ぐらいは味わったことがある感覚じゃないでしょうか。
 「君」と出会うことで、夢を捨てずに頑張ることが出来たという終わり方も良くてね。
 たとえば、秋元康作詞でラストアイドルが歌う「バンドワゴン」と比較してみると、この曲に登場する「君」の存在感が出てくると思います。



 曲調もSTU48の世界観を感じさせる歌詞がゆっくりと入ってくるメロディでしてね。もう最近、ガンガンピコピコ系がしんどくなってんのよ。だから、丁度良いんですよね。散歩にも合っててね。
 話をshowroomに戻すと、兵頭葵さんのピアノ配信が良くてね。
 特に「暗闇」のピアノ演奏は、曲の世界を波のように広げていく演奏で、ああ、これはまた曲の世界が広がってる、と思いましてね。もちろん、歌詞が頭に入った上で聴くことで、より主人公の繊細さが際立ってるんだとは思うんですが。夜の海の風景が目に浮かんでくるような演奏でしてね。演奏という曲の解釈方法も面白いですね。あと、「風を待つ」とか「365日の紙飛行機」とかも素敵でしたね。
 博多の森保さんみたいに、ピアノのアルバムを出して欲しいなあ、と思いますよ。
 全体コンサートとかでも特技を活かした見せ場があればな、と思います。
 ただ、これってshowroomでピアノ演奏をしてるからこそ知ったことですから、ここから更に広がっていけばな、と思います。

 それはSTU48の船上公演も同じでしてね。
 まだセットリストしか観てないんでなんとも言えないですが、「あっ、これはひょっとして、本格的に観光にしようとしてるんじゃないか」と感じましたよ。
 48グループの曲だけでなく、「島唄」や「亜麻色の髪の乙女」や「め組の人」を中間に入れたセットリスト。
 内側で盛り上げつつ外側の人も楽しめるものをというのを意識してるんじゃないかと思いましてね。
 特に初見組を。
 皆さんが48のグループコンに行った時のことを思い出して欲しいんですね。たとえば、僕は去年、名古屋ドームでの総選挙の開票前ライブに行った時に、わりと知らない曲だらけだったんですね。成功か失敗かで言うと、体感としては流石にやりすぎで失敗だろ、と思ったんですけどね。その中で知っている曲が出てきた時の嬉しさ。あとは、このメンバーがこの曲にチャレンジするのね、という驚き。「誰を一番愛してる?」に岡田奈々さんがチャレンジした時は、「うわあ、相手が悪すぎる。センターの色が強すぎる」と思いつつも懸命に表現する姿は素晴らしかったですし、普段は聴かない博多の曲を初めて知ることが出来たという良い面もありましてね。
 知ってる曲と初めて聴く曲のバランスも大事だな、と思いましたね。
 たとえば、修学旅行生の団体が公演に入ったら?
 たとえば、地元の老人会が公演に入ったら?
 みたいなことを想定してるのかなあ、とも思いましてね。

 いや、公演入るなら予習してこいや、なんでセットリストをよそ行きにしなきゃいけないんだよと思う方もいらっしゃるかも知れませんが、そうなると、急に敷居が上がりますよね。あと、年齢層の広がりが難しくなると思うんですね。もちろん、youtubeなりで全曲、予習用に無料配信したら別かも知れませんが、少なくとも今は難しいと思います。

 話を戻すと、今回のセットリストは、上の年齢へのアプローチを感じますが、別に下へ広げる曲も入れていいんじゃない、とも思いますしね。なんとなく、ヲタだけで閉じるんじゃなくて、外の人が入ることができる隙間を作ろうとしてるのかな、とも。あくまでセットリストを見ただけの感想なので、悪しからず。まあ、まだ走りだしたばっかりです。
 個人的には「瀬戸の花嫁」の若林さんバージョンを入れて欲しいですね。


 真面目に考えると夏に「真夏のサウンドグッド」とか「Everydayカチューシャ」とかやったら盛り上がりそうです。48関係なしなら、吉田拓郎とか似合いそうですけどね。「落陽」とか「唇をかみしめて」とかね。

 
 
 と、まあ、これだけ色々な可能性を考えられるだけでもこの公演が通常の公演とは違う楽しみ方が出来るし、「公演」という名前だけど、「コンサート」的な要素もあるのかなと。あとは、メンバーの選出などは詳しくないので、なんとも言えませんが、実際に観てみてから書きたいと思います。

 まあ、難しいこと、色々書いたけど、甲斐心愛ちゃんって、カワイイよね。


 
「巌流島はそこ!」だって。可愛いよね。クフフ。
 船上公演も始まったし、僕も船に乗っちゃおうかなあ、クフフ。
 いや、待て!
 冷静になれ、仮にお前が船に乗ったとしよう。
 すると、どうだ、急に嵐がきて、こんな音楽が流れ始めて。
  


 神様の使いみたいな化け物が「お前たちもまた悪しき光を浴びた。あの男と同様、やがて人ではなくなる。だが、それまでは生きられるだろう。覚醒の前兆が訪れるまでは。ただし、このことは誰にも言ってはならない。決して。忘れるな。お前たちの時間は長くない。お前たちには未来はないのだ!」とか言われて、最終的に色々あって、こうなるぞ!



 ふう、今回も危なかったぜ。
 危うくアギトになって、人類の未来を背負うところだったぜ(水のエルはアギトシャイニングフォームに倒されたので、瀬戸内ファンの皆さんはご安心あれ)。
 まあ、推しが4月末に卒業するんで、先のことはゆっくり考えようじゃあないか、と思う次第ですよ。実は2周年コンサートで知ってまだ触ってない曲もありますし。

 話を戻すと、これからも「懐かしい声」と曲の違った側面を見せてくれる素敵な演奏を、showroomで聴けたらいいな、と思ってますよ。

 ※あっ、書き忘れたけど、中村舞さんの方はまだ、ちょっとしか観てなくて、配信で出てくる登場人物の名前が把握しきれてないので、また詳しくなったらいつか。沖さんは覚えました!
 「STU48 2周年公演」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/stu48.html

 「STU48関連の曲 まとめ」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/stu.html