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2019年1月2日水曜日

世界が泣いてるなら①

バッドエンドの誘惑

 ※今回はMVのネタバレ要素が含まれているので、そういうのは嫌という方は、映像を観てからどうぞ。

 世の中には、すっきりしない終わり方の映画ってありますよね。
 ネタバレになるので、よっぽど有名なバッドエンド映画しか書きませんが、「セブン」とかね。黒澤映画のあれとかね。
 
 SKE48でもサスペンススリラー的な作品があるんです。
 それがこの「世界が泣いてるなら」のMVです。
 ちょいと観てみましょう。
 https://youtu.be/tisSAJ4qx2w

 いやあ、のっけから死体と記念写真を撮るという、SNS世代の怖いとこ全開できてますよ。
 

 あれ、この顔見覚えが・・・。

 「女城主 直虎」の今川氏真じゃねえか!
 
初めましての方はこちらの記事をどうぞ。https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/12/tsutaya.html
 そりゃ殺されるわ。
 
 アホな話は置いといて、本編を観ていきましょう。
 刑事役の神尾佑さんが、教室に入ってくると死体と記念写真をする女子高生たちが!

 神尾佑さんといえば、仮面ライダーオーズのドクター真木!知らない人はカラオケで大黒摩季の「Anything Goes!」を入れてみよう。オーズをどついてる紫色のやつがドクター真木だ!(間違いだらけの説明)

 殺人は重罪ということで早速逮捕だ、ルパーン!と逮捕したわけです。
 そして、逮捕した後は、ベニチオ・デル・トロ風拷問(嘘をついたら、君の家族の家を米軍が容赦なく空爆するよ)・・・じゃなかった取り調べだ!
 ざっくり聞いていくと、殺された今川先生(勝手に命名)は、女子の人気者だったんですね。谷、なにやってんだ。

 階段の踊り場で今川先生に弁当を渡す綾巴。


 頭をなでなでされる綾巴。ああ、今川先生、こっち側の手は結城丈二みたいな目にあわせてえな(危険な発想)。

 同じように宮前もお弁当を渡しています。もちろん成功。
 で、なぜか留置所の廊下を裸足で歩く女性。
意味深な数字。

で、取り調べを進めていくんですが、まあ、分からなんわけですよ。みんな言ってることも分からないし、ちゅりは怖いしでね。




  
 で、さっきの踊り場で弁当を渡すシーンや、画像を張ってなかったけど同じく屋上で弁当を渡すシーンで、実は玲奈ひょんが遠くから見つめていることが分かるわけです。


 うーん、ドラマ「ニーチェ先生」とは比べものにならないぐらいの悲壮感。
 そして、今川先生、どうやら彼女がいるらしくてね。玲奈ひょんが渡した手紙も弁当も「こんなもん、いるかよ!コロスゾ!」はいい過ぎですが、「いや、僕は、いいです…」という感じで断るんですね。


 いやあ、今川先生も隅に置けないなあ、と思ってたら、玲奈の後ろにSKE48平成ジェネレーションズが集結!16人揃った!でも、珠理奈が注射針を玲奈ひょんに渡しますよ。ふ、不穏すぎる。


 ここらへんで留置場の謎も分かってきます。
 なぜか各番号ごとの独房に入れられてるメンバー、玲奈が珠理奈がいる部屋のドアをガチャガチャ回すとさっきの注射針のシーンへ。



 いやあ、ピンポンが鳴って、この顔の珠理奈が覗いてたらビビりますね。
 さてさて、ミステリーとか好きな方ならボチボチ謎が解けたかもしれませんが、もう少しお付き合いください。
 MVはもう一度最初のシーンに戻るんですが、な、なんと実は玲奈ひょんしかいなかった。
残りの15人はなんと、玲奈ひょんの別人格だったんです。
 この数字の意味もここで判明。

 そして、刑事とお医者さんもごっちゃになっていくんですが、最後は「じゃあ、罪を認めて償おう」的な感じで終わると思いきや、突如玲奈ひょんが消えます。
 

 で、映画の予告風に終わりというなんとも後味の悪い終わり方をします。

 この曲は、「世界が泣いてるなら」というタイトル通り、「世界で誰かが苦しんでたら、他人事と思っちゃダメ!」というマイケル・ムーアも笑顔で共感間違いなしのハートフルな歌詞なんですがね。
 しかし、このMVでは凄まじく禍々しい意味を持ってしまいます。
 だって、玲奈ひょんの15人の別人格にとっての「世界」とは何のことを差すんでしょう?それは主人格である玲奈ひょんの世界でしょう。「僕も号泣」するのは当たり前なんですよね。「無関心のままじゃ 僕は生きている価値がないよ」という歌詞も全然違った意味になります。

 皆さん、珠理奈が注射器を渡す時に言っていたセリフを思い出してください。
「僕は無力だ。何もできない。一緒に泣くことしかできない」玲奈ひょんの中にいる珠理奈は「無力」であり「一緒に泣くことしかできない」んです。ただ、殺すという決心の後押しはできたのかもしれません。MVでも歌詞の中の単語が一瞬フラッシュバックしていきますが、多重人格とのリンクかもしれません(といいつつ、歌詞と関係ない画像を張る)


 綾巴や宮前の人格は、玲奈ひょんに「こうしたらいいんじゃない?」というお手本を見せていたのかもしれません。

 この手のMVは、最近SKE48ではお目にかかっていませんが、また観てみたいですね。バッドエンドなだけに、暫く心の中に残るという。
 それにしても、今川先生。
 こんな平和主義者だったのに。

 この手のMVでの玲奈ひょんの狂気たるや。

 今のSKE48だと、あえて、佐藤佳穂とかで観てみたいですね。

 そして、笑顔から真顔になる珠理奈も怖い!


 バッドエンドドキュメンタリー映画はげんなりするので、もういいですが、バッドエンドMVはまた観たいですね。

2019年1月1日火曜日

オレトク①



みんな俺得だから


 「オレトク」という言葉は、調べてみると「そんなもの誰が得するんだよ」という意味のネットスラング「誰得」という言葉から発生した言葉で「俺が得する」、自分が好きという意味の言葉なんですね。

 皆さんにも周りには理解されないけど、自分だけが好きということってないですか?
 たとえば、僕の場合は、映画「ピープルVSジョージ・ルーカス」でスターウォーズエピソード1の予告を観た人のはしゃぎっぷりとか大好きなんですね。あと、さらに細かい話をしていくと、映画「魔界転生」の東映マークの後の謎の笛の音とか最高なんですがね。

 MVを先に観てみましょう。
https://youtu.be/uyGuBigXOdk

 うーん、みんなスタッフになってましたね。

 だーすー、それハートマン軍曹の前でやったら大変なことになるぞ。

 くまちゃんは大道具さん?

 楽々さんとすーちゃんはメイクさん。


  照明のなるちゃんとおーちゃん。
 衣装のはたごん。

 花音もたぶん、ADさん?

 どんちゃん、深作組みたいになってる。
なんというか、こういうスタッフ側になるMVもいいですねえ。映画のメイキングとか観るのが好きなんでワクワクします。
 メンバーの楽しそうな感じも良いですね。
 特にセンターのだーすーとキャプテンの真木子のはしゃぎっぷりが、チームの雰囲気の良さを感じさせます。

 別に2枚目の写真はだーすーが後ろから、ヒットマンに狙われた真木子を庇って撃たれているわけではありません。

ずっとTシャツにGパンばっかなので、アイドルっぽい画像も。


 さて、それじゃあ、歌詞の世界を見ていきましょう。
「くしゃみをされると好きになる」から始まるんですが、なかなか珍しいですね。くしゃみと言えば、シュークリームロケッツ?(数少ないラストアイドルの知識)。「クシュンと小さな声を出す」ところが、この歌の主人公には「可愛い」わけです。

「どうでもいい そんなことさえ この胸がキュンキュンして来るよ」
 確かに好きな人のことって、「どうでもいい」ようなことでもキュンキュンしますよね。僕も若山富三郎がミスタードーナッツ大好きということを知った時や、家族で賭けマリオをしていたと知った時はキュンキュンしましたよ。可愛すぎだろ。

「OH 恋とは発見なんだ 誰も知らない秘めた楽しみ そうさ 自分にとって 最高見つけること」
 これもわかりますね。自分だけの最高を見つける楽しみ。特に映像系は繰り返しみていくうちに、これだっていうのが見つかりますよね。この主人公は日常生活の中で「最高」を見つけて行ったんですね。

「他の人にはまるで 興味ないようなマニアックなことでも 僕だけが喜べば“俺得”でOK!」

 これって、趣味全般に言えるんですよね。
 たとえば、僕だったら、1993年に発売されたOVAアニメ「THE八犬伝 新章」の第4話「浜路再臨」を地球上で一番観ている自信があるんですね。ただ、この話題を話せる人にまだ会ったことがない。まさに「俺得」。みなさんもそういうものがあるんじゃないでしょうか。

 2番の歌詞を見て行くと、こんどは「くしゃみ」から「あくび」が登場します。
「あくびを見つけて好きになる」眠そうな子なんですね。握手会の最初の部に行くとそういうことありますよね。

 右手で隠しても「開けてる口がはみ出てる」
 うーん、なんかこのおっちょこちょいなとこが良いんでしょうね。
 
 「些細なこと 普通ならスルー でも 僕はときめいてしまうよ」
 もう、公演やライブを観ている時の我々ファンの心境のようです。
 
 「OH 恋とは十人十色 人の好みはバラバラ なんで それがいいのか 説明つかないんだ」
 なんで、今の推しが好きなのか、説明しても分かってもらえない時は分かってもらえないですよね。実恋愛でもなんで好きなのか、説明できないこともあります。映画「ロッキー」風に言うと「しっくりくる」んでしょうね。

 「君があきれるような 僕のリアクションにドン引きされたって そう三度の飯よりも“俺得”でサンキュー」
 なんかもう、自分のリアクションを見られて「ドン引き」って、わりと大変ですが、これって逆も言えますよね。なんで自分のことが好きなのか、えっ、そんなところが好きなの?というようなことがありますよね。

 大サビでは1番のサビをもう一度歌って終わります。
 詩人で評論家の吉本隆明の言葉で、もう十数年前の言葉なので、初出がどれだったか覚えていませんが、「本当に良い小説は、『この作品の良さは自分にしかわからないだろうな』と思わせるものだ」という言葉がありました。
 この子のこういう部分は自分にしか分からないだろうなあ、という気持ち。
 それは万人が持つ気持ちで、今の時代には「俺得」という言葉で表されているのかもしれません。

 このブログなんて、まさに「俺得」ブログですからね。
 どうか2019年もあなたの「俺得」を見つけに遊びにきてください。
  

12月25日から12月31日までの備忘録

12月25日から12月31日までの備忘録


12月25日 ブログ→クリスマスの梅田へ→映画「暁に祈れ」鑑賞
12月26日 ブログ→買い物→DVD「レザボアドッグス」鑑賞
12月27日 転職に関する打ち合わせ→DVD「TAG」鑑賞
12月28日 大掃除→ブログの下書き
12月29日 ブログ→買い物(主に買いだめ用)
12月30日 体調を崩して、一日中家。
12月31日 体調回復→DVD「クリード チャンプを継ぐ男」鑑賞→ブログ

 年末年始感が全くなくてですね。
 前職では年末の休暇が始まるのが12月30日からなので、休みが始まった時、超嬉しかったんですが、今年はね、全くありがたみがない。なんなら、11月からこの日は休み感あったなあ、という日は一日もないです。これはもう再就職決まるまで、ずっとこんな感じなんだろうな、と最近は思ってますよ。

 で、その転職についてはですね。
 毎日来るんですよ、色んなメールが。
「今すぐ、紅條さんを採用したいという企業があります!」
 おお、ありがたや、と思ってメールを開封したら、「石川県にインターン。君も農業しようぜ!」みたいなメールだったり、「東南アジアで3年間、日本のおもちゃを売りまくろうぜ」というものだったり、「ブレードランナーになってレプリカントを狩りまくろうぜ」とかね(嘘)。

 で、そんな僕を見かねて、今週、前職を先に辞めた先輩が別業界で活躍されてる方を紹介してくださるそうでね。かなり僕のことを売り込んでくれてるらしいんですよ。来週の日曜日に面談予定なので、まあ、まずは話を聞いてみようじゃないかと思ってますよ。僕をブレードランナーとして売り込んでなかったらいいんですが。

 で、今年のクリスマスは梅田のシネリーブルに「暁に祈れ」というタイの刑務所を舞台にした地獄映画を観に行ったんですが、映画館があるのが、空中庭園がある梅田のスカイビルなんですね。スカイビル自体も夜景目当てのカップルで行列ができてまして。ビルの周りも特別にメリーゴーランドとかこじゃれた屋台がいっぱい出てましてね。カップルに加えて「いいね」亡者共も集まってまして。陽のイベントならではのみんなの調子に乗りまくったオーラがガンガン出てましてね。しかも、道もなかなか進まないし。映画館に辿り着くまでに3回ぐらいカイロ・レンみたいな顔になってましたよ。

 で、映画自体は下に詳しく書きますが、凄まじいダメージを受ける映画でして。帰り道もカップルと「いいね」腐れ外道だらけでね(これGoogle翻訳で翻訳できるのか)。確実に僕は、家に帰るまでの間にダークサイドに落ちてましたよ。ただ、自分にもそんな時代もあったわね、そういうはしゃいだ季節もあったわと何故かお姉口調になって床につきましたよ。

 2018年の1年間は僕の一生で忘れられない人生のターニングポイントになりました。その時、SKE48があったのは、本当に救いでした。映画とラジオがあったのも。働いていた頃より、頭が少し柔らかくなって、毎日考えて、毎日色々な本を読んで。今まで検索しなかった言葉を検索するようになって。毎日、閲覧数を見て。閲覧数が少ない記事ほど、書いて良かったなと思って。特にそれが海外からの閲覧だったら、大丈夫、離れてるけど、君と同じでこの曲が僕も好きだよ、もっとこの曲の話したいよねと思ったりして。

 さあ、明日はどんな曲の話をしましょうか。

暁に祈れ



 タイの刑務所に白人のキックボクサーが入れられ、キックボクシングでのし上がっていく話なんですがね。実話をもとにしているだけあって容赦がない。はっきり言って相当覚悟を決めて観に行くことをおすすめします。

レザボアドッグス


 いやあ、色んな映画の元になるというか、真似したくなる演出だらけですね。タランティーノが後日、これもある作品のパクリと認めるんですが、タランティーノにパクられることによって有名になったそうです。出てくる会話がいちいち洒落てていいです。衣装も家にある喪服とかなんですよね。音楽もセンス良いので、お勧めですよ。 

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 鬼ごっこに命を懸けている大人たちの映画です。それ以上でもそれ以下でもないんですが、とにかくフォークアイことジェレミー・リー・レナーが我々の期待通りめちゃくちゃ強いんですね。生まれてこの方、鬼ごっこの鬼になったことがないという最強設定。そこまでせんでも、と言いたくなるぐらい鬼ごっこしてますよ。