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2020年1月21日火曜日

青春の宝石①

幸せの磁場



 2019年のSKE48の11周年公演前日のミッドナイト公演で、高柳明音の卒業宣言がありました。
 僕も完全に油断しきって生で配信を観ていたんですが、「まさか、このタイミングで」という感じでした。
 彼女のための卒業曲「青春の宝石」がまた名曲なんですよ。
 まあ、聴いてましょう。



 なんとも豪華なキャストと制作陣。
 特典映像で堤監督が語っているように、あえてフェイクドキュメンタリーで「女優 高柳明音」を描いています。
 違和感なく女優の付き人を演じているんですよね。メイキングを観るとアドリブでリアリティを上げるための工夫もしていたりね。
 周りの人からのコメントも高柳明音という人が浮き彫りになってくるんですが、山内鈴蘭がちゅりについて詳しく語ったのって、初めてじゃないでしょうか。
 初めて一緒に仕事をした「君の背中」についてのエピソードからは、ちゅりの真面目さが伝わってきます。今年のリクエストアワーでちゅり、みなるん、鈴蘭という組み合わせが実現して良かった。
 また、「ちゅり」というニックネームについても、真木子が語っていたシリアスな場面で言うと笑ってしまうというエピソードも良かったですね。
 ニックネームについてだけでなく、彼女の存在自体が周りを明るくしたり、プラスに作用したりすると僕は思います。
 僕はその最もたるものが、「チームC」だと思うんですよね。
 当時、シングルプレイヤーとして活躍していた須田亜香里や柴田阿弥に(将来的には惣田紗莉渚も)、チームとして進んでいくということを教えたのは彼女が作ったチームCだと思うんですよね。コンサートで「チームK2推し」が流れた時の幸福感。zeep nambaであった「未来とは?リリースイベント」でのこのまま終わらないで欲しい、ずっとみんなでバカやってて欲しいと思えるのは、彼女が空気を作ったチームだからこそだと思うんですよね。
 また、ドキュメンタリー映画「アイドルの涙」の中で、紅白のリハーサル中にくーみんがメンバーへ「頑張ってるっていうのは自分で決めることじゃない」と怒る場面で、張り詰めた空気を溶かして行くのは、ちゅりなんですよね。もちろん、くーみんが言うことは間違ってないですし、こういうことを言うのは凄く勇気がいることだというのも分かっています。ただ、先輩が作った張り詰めた空気を明るく変えられるというのは凄いと思うんですよね(しかも、当時のSKE48で)。彼女だからこそだと思います。
 かく言う僕も「SKE48のマジカルラジオ」シリーズで彼女の魅力に気づき、事実上の主役である(とくに2,3)彼女の活躍を観て、本当に仕事が嫌で嫌で仕方なかった時に、1日1時間のマジカルラジオで救われたんですよね。いっぱい失敗するけど、めげずに毎週ラジオブースに座る明音さんの姿に。だから、彼女がこれから演技をやっていくことに僕は凄く期待しています。
 それだけじゃないですね。「DADAマシンガン」のようなドラマ仕立てのMVでも続きが見たいなあと思わせる演技力を見せてくれてますもんね。

 時代背景もあるかもしれませんが、高柳明音のような存在がこれからのSKE48に果たして出てくるのかな、という不安があります。それだけ、存在の大きな人なので、この「青春の宝石」の歌詞も説得力があるんですよね。
 これから彼女が放つハッピーオーラがテレビや映画館、そして、ラジオから流れてくるのが楽しみです。それまでに特番で「マジカルラジオ」やりません?

※今回はふれていなかった「お待たせセットリスト」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/11/set-list.html
 
※「マジカルラジオ」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/05/blog-post_55.html

※ちゅりといえばこれ!「ヘビーローテーション」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/10/blog-post_52.html

※「DADAマシンガン」についての記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2018/11/dada.html