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2019年4月23日火曜日

ハングリーライオン①



大人になったら


 チームE公演を最近よくDMMでチームE公演を観ることが多いんですが、ユニット曲の中で「ハングリーライオン」が好きでしてね。
 先に公式動画を観てましょう。
 4分37秒ぐらいから聴けますよ。




 歌詞全体を見ていくと、大人だけが来られる秘密の場所に行くことを連想させるものになってましてね。
 多分、クラブ的な踊るところだと思うんですが、そこでライオンのように本能のままに、自分の愛を求めていきながら少しずつ、出会ったり、切磋琢磨して技術を向上させたりして、大人になっていく歌になっていると思います。

 歌っているメンバーは時の流れと共に変わって行くんですが、僕は浅井裕華・相川ほのか・深井ねがい・西満里奈の4人の並びが結構好きです。あえて、ちょっと子供っぽいメンバーが歌うことで(西くんは見た目が)、曲のメッセージ性とも合う気がしますしね。

 さて、2018年のリクエストアワーでは、この曲が最終日まで残りまして、23位にランクインしました。人気曲なんです。
 運が良いことに僕は参加することが出来まして、下手側の前から3列目ぐらいの席になったんですね。わーい。
 でもね。
 ライブがいよいよ始まろうとした時、僕はあることに気が付きます。
 サイリウムがない。
 どこにもない。
 忘れてきたんです。
 暫く途方に暮れました。
 僕の隣りの席は、奇しくも同じ岡田美紅推しの方でしたので良心の呵責が働き、映画「イコライザー」的に奪うこともできず、素手でコンサートに挑むことを決めました。


 まるで、そこにサイリウムが在るかのように虚空を掴んだ僕は、右手を顔の高さぐらいまで上げて、短く上下させていきました。しかも、サイリウムを右手の指の間に3本挟んでいることをイメージしながら。
 虚しいシェイクを行いながら、僕はあることを思いました。
 「格闘ゲームの背景にいるキャラって、こんな動きしてるな」と。アイツらはどんな気持ちで同じ動きを繰り返してるんだろう、とも。
 そして、このコンサートで僕が虚しく手を前後に動かしている間にも幾億もの命が生まれ、幾億もの命が消え、花は枯れ、鳥は空を捨て、人は微笑みなくすだろう(イェーイ!)と
「太戦隊サンバルカン」の歌みたいな気持ちになっていきました。



 やがて、曲は「ハングリーライオン」になりました。
 サビでひな壇1列目のメンバー達は、まるで、猫のように手で肉球を作り、「にゃんにゃん」的な動きをしていました。
 その時、目の前のひな壇に間違いなくだーすーこと須田亜香里とぴよすこと都築里佳が居たんですが、楽しくライオンみたいに腕を動かしてたんですね。
 そしたら、曲の終盤で、だーすーがこちらを指さして、手を振っているではないですか。
 なんだ、一体何があったんだ、と良く分からないまま曲は終わりました。

 暫くして、だーすー目線で考えてみました。
 客席でサイリウムじゃなくて、曲のフリを真似しているオッサンがいる。
 しかも、「ハングリーライオン」の方じゃなくて、ひな壇のメンバーの真似をしている。
 めちゃくちゃ痛いヲタじゃねえか!と思いましてね。
 恥ずかしくて、そこから暫くじっとしていましたよ。
 うん、色々あったけど、良いコンサートでした。

 ※全体的に曲のことを書いてないので、また、いつか。

 「ほっぺツネル」の記事はこちら!
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_24.html