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10期生 五十嵐早香のブログは何故面白いのか?
はじめに
前のめり①
FLASH BACK①
夢の階段を上れ!①
Is that your secret?
バナナ革命①
お待たせSet list①
DADAマシンガン①
スルー・ザ・ナイト①
仲間の歌①
ラジオ惑星開発委員会 松村香織
10クローネとパン①
誰かの耳①
枯葉のステーション①
赤いピンヒールとプロフェッサー①
完璧ぐーのね①
波が伝えるもの①
ラムネの飲み方①
あなたがいてくれたから①
誰にも言わないで①
ひと夏の出来事①
Stand by you①
ありがとうは言いたくない①
恋のお縄①
君はペガサス①
神々の領域①
大声ダイヤモンド①
片思いFinally①
無意識の色①
わがままな流れ星①
To be continued①
あなたとクリスマスイブ①
桜、覚えていてくれ①
ラジオ惑星開発委員会 青木詩織
いい人いい人詐欺①
誰のことを 一番愛してる?①
反射的スルー①
この涙を君に捧ぐ①
観覧車①
恋を語る詩人になれなくて①
オレトク①
世界が泣いてるなら①
イマパラ①
ギブアップはしない①
恋の傾向と対策①
触らぬロマンス
愛の色①
だらしない愛し方①
Darkeness
本性
センチメンタルトレイン①
センチメンタルトレイン②
2588日①
1月11日「坂本真凛 超高級焼肉を食す」
それを青春と呼ぶ日①
それを青春と呼ぶ日②
鷺とり①
君の嘘を知っていた①
マツムラブ!①
サンダルじゃできない恋①
それでも彼女は①
合格Kiss①
ラジオ惑星開発委員会 松本慈子
窓際LOVER①
凍える前に①
スクラップ&ビルド①
ごめんねSUMMER①
軽蔑していた愛情①
走れペンギン①
青春カレーライス①
2018年11月25日配信「SKE-1グランプリ 第1回クイズ女王決定戦」
「SKEBINGO! #1」の感想
「SKE48の楽屋話 第1回」の感想
「SKEBINGO! #2」の感想
「SKE48の楽屋話 第2回」の感想
「SKEBINGO! #3」の感想
「SKEBINGO! #4」の感想
「SKE48の楽屋話 第4話」の感想
「SKEBINGO! #5」の感想
「SKE48 楽屋ばなし 第5回」の感想
「SKEBINGO! #6」の感想
「SKE48の楽屋ばなし 第6回」の感想
「SKEBINGO! #7」の感想
「SKE48の楽屋話 第7回」の感想
「SKEBINGO! #8」の感想
「SKE48の楽屋話 第8回」の感想
「SKE48の楽屋話 第9回」の感想
「SKEBINGO! #9」の感想
「SKEBINGO! #10」の感想
「SKE48の楽屋話 第10回」の感想
「SKEBINGO! #11」の感想
「SKE48の楽屋話 第11回」の感想
前のめり②
JOKER①
花の香りのシンフォニー①
Spirit of SKE48①
君はラムネ①
ぐぐたすの空①
ここで一発①
プライオリティー①
SKE48 福士奈央「R-1ぐらんぷり2019に挑戦! #3」の感想
不協和音①
12月のカンガルー①
おすすめ映画と本① 市川崑編
バケット①
「ひらがな推し #43」の感想
今の私じゃダメなんだ①
「おすすめの映画と本② 特撮」
意外とマンゴー
僕の打ち上げ花火①
チョコの奴隷①
私だけに①
2019年2月16日「ラジオ惑星開発委員会 福士奈央編」
SKE48 福士奈央 R-1ぐらんぷりに挑戦! #4の感想
原点①
羽豆岬①
風を待つ①
キミが思ってるより①
おすすめの映画と本③ さだまさし編
夏よ、急げ!①
出航①
回遊魚のキャパシティ①
暗闇①
ミライクル①
「HANGOUT PLUS 柴田阿弥×宇野常寛 アナウンサー2.0」の感想
僕の打ち上げ花火①
枯葉のステーション②
1994年の雷鳴①
ウィンブルドンに連れてって①
兆し①
愛の存在①
おすすめのアニメソング「memories」
オードリーのオールナイトニッポン10周年武道館公演の感想
NO WAY MAN①
ペダルと車輪と来た道と①
おすすめの映画と本⑤ 中邑真輔
ホッペ、つねる①
僕たちは戦わない①
紅條の散歩で聴きたい名曲①
月の仮面①
おすすめの映画と本⑥ 薄桜鬼
紅條の帰り道で聴きたいSKE曲①
おすすめのアニメソング② 「Still Still Still」
明日は明日の君が生まれる①
愛すべき煽り動画の世界①
チキンLINE①
掌が語ること①
おすすめの映画と本⑦ 大河ドラマ 平清盛
ファンと作品の付き合い方について
2019年総選挙中止について
焦燥がこの僕をダメにする①
2018年総選挙関連曲まとめ
古畑奈和関連曲まとめ
猫の尻尾がピンと立っているように…①
おすすめのアニメソング③ らんま1/2
「SKE48福士奈央の芸人もういっちょ#1~#2」の感想
「ラジオ惑星開発委員会 小畑優奈」の感想
STU48愛媛ver①
誰かがいつか、好きだと言ってくれるまで①
舞台「猩獸」の感想
蹴飛ばした後で口づけを①
福士奈央R-1ぐらんぷりに挑戦#5の感想
舞台「猩獸」 千秋楽の感想
ひと夏の反抗期①
キュン①
岡田美紅卒業について
STU48関連曲まとめ
10年桜①
桜、覚えていてくれ②
STU48 2周年記念公演の感想
「ひらがな推し #50」の感想
「古川美鈴と古畑奈和のいにしえ乙女酒#1」の感想
「古川美鈴と古畑奈和のいにしえ乙女酒#2」の感想
おすすめの映画と本⑨「クリードⅡ 炎の宿敵」
「石榴の実は憂鬱が何粒詰まっている?①
おすすめの映画と本⑩「MIFUNE LAST SAMURAI」
4月5日はよこにゃんの日
奇跡の流星群①
おすすめの映画と本⑪「カモフラージュ」
「福士奈央の芸人もういっちょ#3」の感想
おすすめのアニメソング④「激!帝国華撃団」
「ラジオ惑星開発委員会 井上瑠夏」の感想
古畑奈和の輝けサクソフォン次世代エースへの道 第9回の感想
「日向坂で会いましょう#1~#2」の感想
福士奈央 R-1ぐらんぷりに挑戦#7の感想
おすすめの映画と本⑫ カラスヤサトシ
「古川未鈴と古畑奈和のいにしえ乙女酒#3」の感想
思い出せて良かった①
SINGULARITY
おすすめのアニメソング⑤「Thanatos-if I Can‘t Be Yours」
おすすめのアニメソング⑥「お願いシンデレラ」
「おすすめの映画と本 アベンジャーズ・エンドゲーム」
緊急提言!生写真どうする問題!
てもでもの涙①
日向坂で会いましょう#4の感想
オルフェス①
岡田美紅最終活動日・5月1日卒業へ
古川美鈴と古畑奈和のいにしえ乙女酒#5の感想
「おすすめの映画と本 きっと大丈夫~私の乳がんダイアリー」
4月12日から5月5日までの備忘録
クラシック大好きアイドル全員集合!
MAXとき315号①
古川未鈴と古畑奈和のいにしえ乙女酒 第6回の感想
2019年5月8日配信 野島樺乃 高級焼き肉を食すの感想
オキドキ①
おすすめの映画と本「映画極道」
おすすめの映画と本「シングストリート」
「こっちゃんねる スターバックストッピング対決」の感想
愛してるとか、愛してたとか①
完全に岡田美紅ロス
君が星になるまで①
女性目線のSKE48名曲選
緊急提言!非SKEヲタの人に貸すならどれ?
二人の関係が変わるSKE名曲集
日常生活が愛しくなるSKE名曲集
気づいたら片想い
古川美鈴と古畑奈和のいにしえ乙女酒#7の感想
ロマン企画 次のセンターは?2019春
野島樺乃ソロ公演の感想
2019年5月6日から5月17日までの備忘録
「太陽は何度でも公演」の感想
五色の虹
アレンジ版が欲しいSKE48名曲集
日向坂で会いましょう#8の感想
平民出馬宣言①
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蹴飛ばした後で口づけを①
愛という名の牢獄
「Stand by you」 が発売された時に、すぐに「Stand by you」と「ありがとうは言いたくない」 についての記事を書いたんですね。曲のストーリーと現実のリンクが書きやすかったので。それから暫くして「凍える前に」 について書いたんですが、今回紹介する「蹴とばした後で口づけを」は、最初に聴いた時は「誰かの耳」 の方が良かったかなあ、という感じだったんですね。ただ、この曲。聴けば聴くほど癖になる曲でしてね。最近になって、段々、こういう曲かも、というのが見えてきたので、書いてみたいと思います。
まあ、まずは聴いてみましょう。
初めて聴かれる方は、最初の歌詞 にも注目してくだいさい。
VIDEO
ね、衝撃的な歌詞でしょ。
本当は、もっと過激な歌詞だったそうです。
頭を絶対にかちわってやるって、普段の生活でなかなか言われませんよ。
どんな、悪いことしたんだ、というと、なんと曲の主人公の「私」 の友達に手を出したんですね。しかも、ここに辿り着くまで、この「あんた」 は何度も「私」を裏切ってるそうです。
で、怒りの感情が頭の中で駆け巡っていくんですが、サビ前に「捨てられてた子犬」 が登場するんですね。「捨てられた」とあるので、「私」かなと思うんですね。「背中向ける」 んですが、サビでは心情が逆転していきます。
自分でも理由が分からないけれど、嫌いになれない。
ダメな男だと分かってるけど、また戻ってしまう。
「あんた」を蹴とばした後に「キスをして」 とお願いしたいと思ってるわけです。
うーむ、これは賛否両論ある考え方なのは分かってるんですが、客観的に見たらイケないと分かっていても心惹かれる人って、いると思うんですね。 文学者で言えば、太宰治とか北原白秋とかね。芸術家だと竹久夢二とか。浮気とか散々するけど、めちゃくちゃ才能はあるとかね。本人たちは、それが普通、世間の常識とは違うと。逆に芥川とかは真面目過ぎたから、1回の浮気が響いてくるんですが。 「あんた」がどんな人なのかの情報が少ないので、ただのヒモとかなのか、想像してみるのも楽しいですね。
2番では、みんなに「私」が笑われています。みんなも子犬も、多分お日様も。
「あんた」のせいで、みんなから「色眼鏡」 で見られるようになります。かわいそう。
そして、この曲中で唯一の「あんた」の言葉が登場します。
「悪いのは俺だよ」
そんなの当たり前だろ。
なんか、「プライオリティ」 の2番を思い出しましたね。あの曲は男性目線でしたが。
VIDEO
心の中が揺らめく2番のサビ。
「このままじゃいけない」 とこの男のことを憎くんでいる、離れなければいけないという感情があっても、次第に力がぬけていく。2番のサビでは、蹴とばすものが「お尻」から「カルマ」 に変わっています。「カルマ」というのは、「業」のことですね。ただ、他にも訳をつけていくことが出来て、「行為」や「宿命」と訳することもあるそうです。
じゃあ、「業」ってなんじゃいと、「① 人間の身・口・意により行われる善悪の行為。② 前世の善悪の行為によって現世で受ける報い。③ 理性によって制御できない心の動き」の3つの意味があるんですね。この曲中だと、③が一番合いそうな気がします。
「あんた」の制御不能な心を蹴とばしたいんでしょうね。
そして、大サビ前にこの曲の本質が浮かび上がってきます。
この曲中では「愛」 というのは、なんでも「許せる心」 なんですね。
たとえ、それがどれだけ常識から外れていようとも。
ここが難しいところですね。
たとえば、恋人に対してどこまで我慢できるか、どこまで許せるか。
愛しているから許せるのか。
そもそも、この曲中の「愛」は正しいのか。
世間的にますますモラルが叫ばれる昨今、「あんた」に与える「罰」が、蹴るぐらいで良いのか。「私」は完全に「あんた」に依存してしまっているんじゃないのか。「罰」をコントロールすることで、コントロールしているつもりになってるんじゃないか。 色々と考えさせられる曲です。曲の要所に現れるバイオリンの音色は振り付けにも活かされていて、なんとも癖になるメロディです。まるで、悲劇を思わせるような。
この曲の独自の世界観はチームKⅡの「誰かの耳」に続く実験的な曲で、今回は大人の女性の曲だと思うので、大人メンが前列、若手メンが後列という配置も納得です。 特に、ここで奈和ちゃん をセンターに持ってきたのは、納得でしてね。多分、表現力勝負では、SKE48の中でもトップレベルの彼女。 アンビバレンスな感情を見事に表現しています。さらに、ちゅり、みなるん、さりー、江籠ちゃん という1列目の豪華さ。この辺のメンバーはアイドルの武器である笑顔を捨てて、真顔で勝負しても戦えるメンバーですね。ゆななの真顔も好きだったんですけどね…。
気が早いんですが、次のKⅡ曲のセンターは誰なのかも気になってきますね。
これだけ人材が豊富だと、次は誰をセンターに据えるのか、そろそろみなるんが来てもいいかな、と僕は思ってますよ。 みなるんの代表曲の記事も書きたいよ 。あと、さりーももう一曲ぐらいあっても良いんじゃないとも。
若手で行くなら、ここは一度、水野愛理を試してみるのはどうでしょう。 ゆななと組んでいた小野の一角ですし、十分、センター争いに混じれるポテンシャルの持ち主だと僕は思っています。
あと、この曲。もし、シャッフルでチームSだったら誰がセンターをやるか、チームEだったら、誰がセンターをやるのかを考えるのも楽しいかも知れませんね。
個人的には、「あんた」呼びの大人っぽい曲の奈和ちゃんもいいけど、「ミライクル」みたいな感じ「君」呼び の曲で奈和ちゃんセンターも欲しいなと思いますよ(贅沢?)。
奈和ちゃん関連曲を一つの記事にまとめたので、興味がある曲があれば、読んで行ってくださいな。
https://oboeteitekure.blogspot.com/2019/03/blog-post_80.html