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2020年12月2日水曜日

秦佐和子さんの動画からコミュニケーションについて考えよう!

想像力のアップデート


 ※今回の記事はいつも以上に私的な見解が多めなので、苦手な方はどうぞこの記事を閉じて、次の記事へジャンプ!


 「美しく年をとること」について皆さんは、考えたことがあるでしょうか?
 ただ、年をとるのではなく「美しく」です。
 僕が今回紹介したいのは、元SKE48の秦佐和子さんです。
 3期生として入ってきた彼女は、短い活動期間ながら数々のバラエティ番組で結果を残し、松井玲奈と並んでSKEに「知的で上品な美人がいる」という新しい入り口を生んでくれた人でした。現在は、声優としてバリバリ活躍している彼女ですが、アイドル時代に「結婚は人生の墓場」と言っていた彼女がブライダル関係の動画に出たという噂を旅の虚無僧から聴きましてね(大嘘)。
 前後編で30分ぐらいので、ちょっと見てみましょう。

前編



後編


 いやあ、素晴らしかった。思わず、「地球人よ、秦佐和子さんの着物姿を称えずして、何が人間か!」というタイトルをつけそうになりましたよ。
 どうでも良いけど、あの結婚式の時に流れる馴れ初めVTRって何なんですかね。羨ましい。
 もし、僕が結婚式をするなら、キャンドルサービスの時にこの音楽で登場して、式場に謎の緊張感を漂わせたいですね。



 話を戻すと、なかなか考えさせられる内容でしてね(勿論、ロメロ監督の『ゾンビ』も考えさせられる内容である)。
 特に後編のプロポーズについてですよ。
 「プロポーズされる側の気持ち」、さらに「予約した店員さんの視点」という、どこまでこの人は想像力のリーチが広いんだと思いましたよ。見方をひっくり返すと、「自意識過剰なのでは?」となりますが、僕が好きな人は自意識が過剰な人が多いです。歌人の穂村弘さんとか、オードリーの若林さんとか。
 そういえば、オードリーの春日さんがテレビ番組の中でだいだい的にプロポーズしたのに、対して若林さんが凄く控えめに帰り道かなんかにプロポーズしたのも思い出しましたよ。コンビでも対照的だなと。
 話を戻しましょう。
 SKE48ファンの方は年齢層も高めで、既婚の方も結構いらっしゃるんですが、皆さんのプロポーズはどんな感じだったんでしょう?
 僕自身は、誰かと付き合うとすぐにサプライズを考えたいタイプでしてね。
 諸葛孔明の八陣図とか、「絡新婦の理」の犯人とかレベルの緻密な計画ではないんですが、ワクワクしながらサプライズしていました。
 今、考えると、果たして急にどこかへ連れて行くとか、そういうのが相手にとって嬉しいことなのか、というのをふと秦さんの話を聞いていて考えましたよ。楽しいのは僕だけだったんじゃないか?
 映画「葛城事件」の親父のカラオケみたいになってないか、と心配になりましたよ。



 更に、秦さんの理想のタイプを聴きながら、自分の人と接する際の価値観もわりかし昔っぽい感じがしてきて、「もっと相手に寄り添える人間になりたい!」と思った次第です。
 ううむ、この反省を握手会などの短い時間でのコミュニケーションで、相手が何を言ったら喜ぶか、何を求めているのかを考え直す良い機会になりましたよ。
 それにしても、秦さん、ぶれてないなぁ。