過去の投稿

2020年5月20日水曜日

髙畑結希 「2020 たった一人の闘い」

バラバラなままでつながる


 はたごんこと、髙畑結希の持っている空気が好きです。
 「空気」というと抽象的ですが、公演のMCや各種配信などを観ていると、天性の空気の柔らかさが彼女にはあると思います。親近感という言葉だけでは言い切れない何かがあります。そして、元OLというキャリアもあって、「こちら側からあちら側に行った人」としても応援したくなります。




 
  僕だけでなく、多くの方やメンバーたちからも愛されているんじゃないでしょうか?
 しかも、ただの愛されキャラではなく、最新シングル「ソーユートコあるよね?」では選抜入りを果たしていますし、元々の握手人気もあり、総選挙でも2年連続でランクインもしています。最近だと、結婚相談所の「パートナーエージェント」の広告モデルにも選ばれています。
 つまり、「この子は脅威じゃないから、カワイイね」という愛されではなく、「不器用ながらもきちんとした実力を持っている」という愛され方をされているわけです。
 
 さて、2020年5月現在もCOVID-19の影響で、まだSKE48の活動は以前のように出来ていませんが、各メンバーがそれぞれの「お家時間」での過ごし方を各種SNSで紹介しています。料理を作るメンバーや物作りにいそしむメンバー、新しく趣味を始めたメンバーと様々です。
 そんな中、はたごんは、なんとギネス記録に毎週挑戦していました。
 詳しくは、こちらのアメブロをご確認あれ!
https://ameblo.jp/ske48official/entry-12596756734.html?frm=theme


 いやあ、よくぞ実行したな、と思いましてね。
 そりゃ、みんなテレビを観てて「楽しそう」とは思いますけど、それにチェレンジしていく精神が凄くてですね。
 ブログ中にもありますが、自分もやってみることで、世界の凄さを実感できるというのがいいですね。
 奇しくも、今年中止になったオリンピックでは、各国の代表たちが選ばれたスポーツの中でしのぎを削っていきますが、全部のスポーツを理解してその凄さを感じるのはなかなか大変です。
 しかし、このはたごんのアプローチなら、自分も気軽に参加できて、世界の凄さを知ることが出来るんですよね。
 
 ちなみに、僕は「30秒片足ホップ」にチャレンジしてみましてね。
 学生時代はバレーボールとラグビーでならした脚力を見せてやるぜ!とチャレンジしたんですがね。
 完全に足を撃たれた人みたいな動きで、85回でフィニッシュでした。
 しかも、50回を超えたぐらいからは、足がつりそうになって、準備運動をせずに挑んだ自分を呪いたくなりましたよ。

 なんと、このはたごんのチャレンジを「ギネス世界記録」公式さんが発見してくださいます。



 翌週のTシャツ10枚チャレンジでにも反応してくださっています。
 ちなみに、世界最速はこの人だ!




 

 このギネスチャレンジに限らず、落語にチャレンジしたり、「プレミアム髙畑デー」というあえて配信日を決めての配信をしたり、自分の生誕グッズと広告CMの表記をからめたトートバックを作ったりと(実は気になっています)、アイディアも豊富な彼女。
 このまま頑張って、ある日、SKE48のメンバーから世界ナンバー1が出てくる日が来たら面白いなあ、と最近は思っています。
 「そんなルートの勝ち方ある?」みたいな、選挙でもセンターでも握手でも外仕事でもない、別の価値機軸。
 影山ヒロノブさんの歌の中で「夢中になれるものが いつか君をスゲエやつにするんだ」とあったと思うんですが(うろ覚えでごめんなさい)、そんな時が来ても面白いなとふと思います。
 世界一は大袈裟かもしれませんが、既にはたごんは、一つ勝ちを掴んでいる気がします。

 それから、SKE48を卒業する時、はたごんは次に何を見ているんだろう、とも思いましてね。
 社会人からアイドルになった人が、再び社会人に戻るのか、それとも別の芸能の仕事につくのか。
 どちらにせよ、彼女が居るところは、柔らかい空気が流れるんだろうな、と羨ましくなります。
 そして、彼女だけが見つけた何かを掴んでいるんだろうな、と思います。