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2020年1月31日金曜日

君のいない世界①

運命が変わるのは一瞬だ



 皆さん、2019年12月30日に行われた「AYAKARNIVAL」はご覧になりましたかね。我らがSKE48からはカミングフレーバーが参加。
 他の2組がガンガンシングルとか出してライブ歴があるのに対して、カミングフレーバー単独でここまで大きな会場は未経験。順番はトリということで、いったいどうなる?という感じだったんですが、結果をから言うと見事に成功したのではと思います。
 ちゃんとSKE48の系譜を受け継ぎながら独自の色を見せられているというかね。
 だって、1曲目が「恋を語る詩人になれなくて」ですよ。
 対外試合で「恋を語る詩人になれなくて」のあのイントロのワクワク感と大ジャンプ。書きながら泣きそうになってきたので、本題に入りましょう。

 このライブに辿り着くまでのドラマは、本日発売の「BUBUKA」さんに書いてあるので、未読の方は是非是非チェックを!
 特にらぶりんこと、中野愛理さんのライブと当日までのドラマが凄く良くてですね。
 普段の公演でも、選抜メンバー超激戦区のチームK2に所属しているので、決して目立つポジションではないし、カミフレでも後輩が前に立っている、それでも諦めずに全てをかけて戦うという姿勢は、映画「ロッキー」大好きな人間にはたまりません。
 今の状況に甘んじずに、ひっくり返してやるという姿勢、見習いたい!
 全国ツアーのリハーサルと重なってしまっていたり、後輩の台頭があったりと追い詰められるところもきっとあったんでしょうけど、見事にそれを乗り越えってパフォーマンスをしたらぶりん。こういうドラマがあるから、SKE48は面白いんですよね。
 年明けは、TCG静岡でランウェイを歩き、「大富豪は終わらないライブ」では「ジッパー」で美しいウエストラインを披露していきます。「BUBUKA」さんのインタビューの中でTwitterのフォロワーが増えたことを語っていましたが、まだまだ外からのファンが増えてきそうな予感がしますね。
 


 さて、そんな可能性を感じさせられる中野愛理さん、そしてカミングフレーバーなんですが、ニューシングル「ソーユートコあるよね?」のカップリングに「君のいない世界」が収録されています。
 全タイプのカップリングとして入っているというところに運営の本気具合が感じられます。まあ、MVも入れてくれや、というのが本音なんですがね。
 ただ、凄く良い曲なんですよ。
 「せ~のでいおうぜ!」とは違ってしっとりとした感じの曲になってましてね。
 ざっくり説明すると、友達でも恋人でもない、特別な相手ともう会えない、そして、想像していたのとは違う未来を選んで生きている、というような感じの内容なんですね。
 この「あの時の選択は正しかったのか」と後悔する想いというのは、人生長いこと生きてればありますよね。僕もあの時、こう言っておけばとか、あの選択をしなければ、と対人関係においてはあるので、凄く歌詞の内容に共感しました。
 曲のメロディも、日常の中の「静かな悲しみ」を感じる爽やかで優しいメロディなんですよね。衝動的な悲しみじゃなくて、ずっと続く悲しみですね。
 MVを入れないことで、より歌詞に注目させられることになりますが、これは凄く良かったんじゃないかな、と僕は思っています。

 ちなみに、最新のサガミの公式チャンネルでも、メンバーがこの曲のお気に入りポイントを語っていますので、まだの人はチェック!ちょいちょい大谷さんが面白いですよ。





 2020年のらぶりん、カミフレの動きがSKE48にどんな反響を及ぼすのか、これから楽しみです。個人的には、今回のモデル仕事のようなアイドルファン以外の目につくようなところにどんどん出て行って欲しいメンバーの一人だと思っています。